登録日:2018/03/03 Sat 13:17:16
更新日:2024/02/19 Mon 11:52:25NEW!
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dm デュエル・マスターズ dm種族項目 サイバー サイバー・クラスター 水生生物 改造生物 甲殻類 不遇種族 デュエマ 水文明 水文明の種族
敵装甲を解析し、偽装兵団が秘密裏に作成された。
サイバー・クラスターとは、デュエル・マスターズの種族である。
概要
基本セットのDM-03から登場している古参の水文明の種族で、サイバーカテゴリにも所属する。
命名法則はカタカナで「〇〇〇・クラスター」となるのが基本。
多色及び他種族持ちは存在せず、進化クリーチャーも1体しかいないためにその辺の命名ルールは不明*1。
イラストは「メカニカルな甲殻類生物」というイメージで描かれている。
後述する背景ストーリーでの設定もあってか、戦闘兵器らしい雰囲気が出ている。
背景ストーリーでは、サイバーロードによって改造された水生生物という経歴を持つ。
その事情に合わせてか、サイバーロードと同伴している姿が描かれたクリーチャーも確認されている
他のDM初期の水文明種族にも同様の経緯を持つ種族がいるが、違う点は生みの親と同じ種族カテゴリにされたという点である。
生みの親と一番近い性質を持つように作られたのだろうか……?カテゴリという概念のない時代の種族だからそこまで深く考えてないネーミングなだけとか言うなや
全体的には軽量級~中量級のコスト設定のクリーチャーが殆どで、重量級は存在しない。
ブロッカーとかバウンスと言ったシンプルな効果持ちが多い。
水文明デッキでの縁の下の力持ちとなるように種族デザインが設計されたと推測できる。
種族的な扱いは結構悪く、サイバーカテゴリの種族としては一番の不遇種族と言える。
元々サポート的運用を前提とした所謂「脇役」的な種族設計だったためか、地味なカードが多かった。
初登場一発目に出した《アングラー・クラスター》で力尽きた感がある。
背景ストーリーでの設定もあってか、プッシュを受ける可能性はまず薄かったと言ってよい。
出番自体は少ない訳ではなかったが、高レアが存在しないというのがこの種族への軽視っぷりが透けて見える。
そして不死鳥編での旧種族絶滅の煽りを受けてから一旦姿を消した。
やがて神化編において、シリーズの古参種族復活の波に乗って一応復活する。
神化編ではサイバープッシュの恩恵を受けて種族全体は多少強化されたが、あくまでもおこぼれに近い。
以降のシリーズでは一応は忘れ去られない程度に姿を見せるが、新規の殆どはバニラ級のスペックである。
このように扱い自体は良くないが、一応はコストが軽い+腐ってもサイバーなので、サイバーデッキに入れられなくもない。
優秀なカード自体はない訳ではないし、サイバーカテゴリのシナジー効果を発揮をする機会は少なくないと考えられる。
とは言っても長らく出番がなかったせいで種族全体がインフレに置いて行かれてる感は否定できず、他の軽量サイバークリーチャーが優先されてしまうだろう。
そのせいか、DMWikiでは「戦略的な価値はほとんど望めない」といった記述までされてしまっている……なんだよ…結構辛辣じゃねえか…
とは言っても《アングラー・クラスター》がゲーム環境で成果を残した実績があるため、初期のゲーム環境を語る上では忘れてはいけない種族でもある。
主なカード
アングラー・クラスター C 水文明 (3) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 3000+ |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
自分のマナゾーンにあるカードがすべて水のカードなら、このクリーチャーのパワーは+3000される。 |
単色マナでパワーを向上させる軽量ブロッカーで、サイバー・クラスター最強の性能と知名度を持つ。
単色デッキなら「3マナ・パワー6000・ブロッカー」という性能になり、インフレのなかった当時としては驚異的な壁となった。
速攻やビートダウンデッキには対処法が少なく、DM初期環境で青単デッキが躍進するのに貢献した。
とは言っても、以降の青単が攻撃性を強めていく中で攻撃できないこのクリーチャーの出番は減った。
現在ではブロッカー自体の選択肢が増えたために出番は少ないが、今の環境でもそのパワーは無視できない。
サイバーデッキへの投入も検討する価値は十分あるので、完全に出番が消滅するのはまだ先の話になりそうだ。
スチールアーム・クラスター C 水文明 (5) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 3000 |
このクリーチャーは、火または自然のクリーチャーから攻撃されない。 |
敵対色相手に攻撃されなくなるサイバー・クラスター。
コストの割にはパワーが低めな設定なので、殴られない所で火力で消されるだろ…というのがオチとして見える。
特に火文明的には3000程度なら火力除去する手段が豊富なので痛い。
そもそも敵対色アンチカード全般に言えるのだが、相手が敵対色を採用しなければ弱体化してしまう(と言っても後に多色が登場したのでその可能性は少し減っているが)。
スカウト・クラスター C 水文明 (3) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 4000 |
ブロッカー |
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、自分の他のクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、このクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻す。 |
他のクリーチャーの登場に応じて引っ込んでしまうデメリットを持つクリーチャー。
コンボ要員としての採用が考えられていたが、今ではこの手のクリーチャーが多いのでその可能性も厳しい。
デメリットに応じてややパワーが高めで殴れるブロッカーという点はあるが、インフレの進んだ現在では魅力になれない。
フォート・メガクラスター R 水文明 (5) |
進化クリーチャー:サイバー・クラスター 5000 |
進化-自分のサイバー・クラスター1体の上に置く。 |
このクリーチャーがバトルゾーンにある間、バトルゾーンにある自分の水のクリーチャーをタップし、攻撃する代わりに次のTT能力を使ってもよい。 |
TT-カードを1枚引く。 |
唯一の進化サイバー・クラスターで、DM-06のタップ能力所持進化クリーチャーサイクルの1枚。
味方の水クリーチャーを自身含めて全てタップ能力でのドロー効果を発動できるようにする。
弱い訳ではないが、攻撃動作時でのドローというのは手札を増やす恩恵が薄くなってしまう。
進化クリーチャーなので最低1枚は引ける設計になっているが、進化クリーチャーとしてはパワーが高い訳でもないので殴り返される危険性がある。
更に言ってしまえばサイバー・クラスターの進化クリーチャーという時点で厳しすぎる。
ならサイバー進化や他のメジャー種族なら採用率は上がりましたかと言われても難しいところだが。
サイバー・クラスターの専用デッキを作るなら(そんな強者がいるかは不明だが)何となく入れておきたいか。
トーピード・クラスター C 水文明 (3) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 3000 |
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のマナゾーンにあるカードを1枚自分の手札に戻す。 |
cipで1枚強制でマナ回収を行う。
マナ回収では他にもライバルカードが多いが、コストが軽くパワーも標準的なので使えないことはない。
サイバーであるのが強みで、神化編から増えたサイバー進化の軽量クリーチャーとは効果も含めて相性が良い。
ハンマーヘッド・クラスター C 水文明 (5) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 1000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
このクリーチャーが破壊された時、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。 |
pigで敵味方問わないバウンスを行えるブロッカー。
破壊されやすいようにパワー設定が低めになっており、バウンス自体は発動しやすい。
だが、当時からコストの重さが難点として指摘されており、ブロッカーのインフレが進む現在では完全に厳しい。
こいつを最後にサイバー・クラスターは一旦死に絶える。
ジョーズ・クラスター C 水文明 (5) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 7000 |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
コスト設定に反してパワーがやや高い水文明特有の大型ブロッカー。
スペック的には神化編時期のブロッカーと考えると少し高いパワーだけでは物足りなく、久々に登場したけど登場する時期を間違えたなというスペック。
実は《ルナ・スターベース》の同型再販だが、同じサイバーカテゴリなので実質的に何も変わっていない。
《ルナ・スターベース》を2枚以上積みたいなら《天使と悪魔の墳墓》避けにはなるだろう。
このカードの最大の見せ場はフレーバーテキストにある。
サイバー・クラスターへの皮肉と悪意に満ち溢れたテキストであり、不遇種族ならでばの一発ネタと言える。
ギャルボ・クラスター C 水文明 (2) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 3000 |
M・ソウル |
K・ソウル |
ブロッカー |
このクリーチャーは攻撃することができない。 |
2つのソウルを持つ軽量ブロッカー。
種族からソウルから能力まで進化の種として使える器用な1枚。
実質的な相互互換である《ワンダリング・スフィア》とは使い分け……というか同じサイバーなので共存も可能。
ランボー・マンボー C 水文明 (3) |
クリーチャー:サイバー・クラスター/ハンター 3000 |
登場当時の主役種族であるハンターを手に入れたサイバー・クラスター。
スペックは語ることのない標準的なバニラなので、バニラデッキに入れる際にはお好みで。
命名ルールを破ったサイバー・クラスターという肩書を持つが、ハンターなので珍しい事ではない。
メジャー・クラスター C 水文明 (2) |
クリーチャー:サイバー・クラスター 2000 |
新章デュエル・マスターズに現れたサイバー・クラスター…だが、単純なバニラ。
名カード《アングラー・クラスター》の名前に対する一発ネタをやりたかったのではと噂される。
しかし、種族がマイナーすぎるし《マイナー・クラスター》の方が似合う。
更に言えば、多分アングラーなクラスターの方が余程メジャーだと思うぞ。
誰もがWiki篭り的な力を持っていて、追記と修正で手に入れることができる。
だが編集しなければ、良項目という名の進化は遂げられないのだ。
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▷ コメント欄
- アングラーはまさに守護神だったな。コイツでやり過ごしてる隙にストリーミング・シェイパーで手札補充してランサー辺りを出せばあっさり勝てるのが当時の水単だったんだよなぁ。 -- 名無しさん (2018-03-03 19:53:22)
- この種族も、他の記事のコメントにあった様に不死鳥編で新種族ではなく他の不遇種族共々、フィーチャーされてたらなあ・・・。 -- 名無しさん (2018-03-03 20:49:38)
- 優秀な種族カテゴリには種族しているがそれなら同カテゴリの他の種族の方がいい、不遇種族にしてはそこそこ数はいて、中には優秀な奴もいるがパッとしない奴が大半、というあたりはボルケーノ・ドラゴンとちょっと立場が似てる気がする -- 名無しさん (2018-03-04 02:07:33)
- アングラーのサイクルって光と闇が酷かったのは覚えてる -- 名無しさん (2018-03-04 02:31:56)
- ↑光は一応当時最軽量のメカサンダーって個性はあったし… -- 名無しさん (2018-03-04 09:05:28)
- 火炎流星弾って正直アングラー・クラスターへの対策のために生まれてるよね…… -- 名無しさん (2021-08-26 14:09:09)
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