青魔道士(FINAL FANTASY XI)

ページ名:青魔道士_FINAL FANTASY XI_

登録日:2017/03/05 Sun 09:47:21
更新日:2024/02/06 Tue 10:31:27NEW!
所要時間:約 15 分で読めます



タグ一覧
ff ff11 青魔道士 青魔法 ジョブ mmorpg ヴァナ・ディール ラーニング おぼえたわざ キャスター 片手剣 改造人間 イカデビル 湾刀 アトルガン皇国 近東





赤魔道士や召喚士と並び、FINAL FANTASYシリーズ独自のジョブとして知られる青魔道士。11では3枚目の拡張ディスク「アトルガンの秘宝」で実装された。


黒魔法を使う黒魔道士、白魔法を使う白魔道士、その双方をバランスよく使う赤魔道士に対し、敵のモンスター専用の技を「ラーニング」することで我が物とし、「青魔法」として使いこなすトリッキーな魔法使い、それが青魔道士である。


FF11における青魔道士も基本的にはそれを踏襲しているが、FFTAの青魔道士やFF6ストラゴスのような杖・ローブ装備の魔法使いタイプではなく、どちらかと言えばFF5青魔道士に近い魔法剣士タイプになっている。


しかしビジュアル面ではVの「仮面の忍者青影」風スタイルともまた違い、ターバンと顔布、金銀で装飾されたシミターと、所謂「アラビア風」の剣士スタイルを取っている。
後述する様にこれは11における青魔道士の設定と深く関係しているのだが、青魔道士独特の怪しい雰囲気がうまく出ていて評価が高い。


また11の青魔道士は、シリーズ通しての疑問であった「なぜ敵の技を使うことができるの?」「そもそもなぜ『青』魔道士なの?」という点にゲーム内で触れた数少ない(唯一の?)存在でもある。




◆「どんなジョブなの?」

おおまかなロール(役割)としては、赤魔道士同様にメレー・ヌーカー・ヒーラー・バッファー・デバッファーを兼任するオールラウンダーとされている。
ただし赤魔道士に比べるとより攻撃面に傾斜しており、また射程の関係で交戦距離も短いため、どちらかというと近接アタッカーの一種という扱いをされることが多い


そのジョブとしての個性は、やはり何といっても「青魔法」の使い手であるということに尽きる。


総数200種近くに及ぶ青魔法は、物理攻撃・属性攻撃・ブレス攻撃・回復・バフ(強化)・デバフ(弱体)など多彩な分野にまたがっている。
しかし「敵の技をそのまま使う」という青魔法の特性上、体系化・段階化された黒魔法や白魔法に比べると非常にクセが強い。
属性攻撃をしようとすると広範囲・高威力・追加効果付きのものしかなかったり、白魔道士と同レベルの回復魔法があるが対象が自分限定だったり、デバフ魔法が視線判定(敵の真正面から向き合わないと効果がない)だったり。


またラーニングした青魔法は、全てをいつでも使えるというわけではない。
それぞれの青魔法には専用のコストポイント(青魔法ポイント、一般的にはBPと呼ぶ)が設定されていて、このポイントが一定内に収まるように「セット」したものだけを使うことができる。
このため「あらゆる青魔法を使い分ける完全無欠のジョブに!」ということはできず、薄く広くオールラウンダーに寄せるか、何か一点集中して専門家になるか……といった感じに限られたコスト内で取捨選択することが必要になってくる。


つまりやれること自体は非常に多彩、かつパワフルなのだが、反面繊細さがなく、微妙にかゆいところに手が届かないのが11の青魔道士なのである。
同じオールラウンダーである赤魔道士を「器用貧乏」とするなら、青魔道士はいわば「不器用万能」な存在とでもいうべきかもしれない。



◆「どんなところが優れてるの?」

最大の長所はやはり青魔法そのもの。青魔法には黒魔法や白魔法、召喚魔法にはない独特の効果を持つものが多く、他のジョブでは代替できない独自価値が非常に高い。


また前述の通り攻撃・回復・弱体/強化を同時にこなせるオールラウンダーなので、必要に応じてPT内での穴埋めとしても活躍できる。
普段は近接攻撃を取り混ぜて攻撃しつつ、PTが押され気味だと感じたら離れて支援や回復に徹するなど、状況に応じて柔軟な動きも可能とするポテンシャルがある。


そして11の青魔法には、魔法として使った時の効果に加えてステータスをいくつか変動させる「ステータスボーナス」*1と、
「追加特性」、即ちセットした時点で発揮されるパッシブ性の効果がある。
例えば

「モルトプルメイジ」
Lv99 BP6 MP146 詠唱時間1.0秒 再詠唱時間25秒
系統:魔法-攻撃 属性:風 追加特性二刀流
対象に向かって扇範囲の敵に風属性のダメージ。
ステータスボーナス:AGI+8

この魔法をセットすると、素早さのパラメータであるAGIが8上昇すると共に、本来は片手もちしかできない青魔道士も二刀流装備ができるようになるのである。
追加特性には他にも物理攻撃力アップ、魔法命中率アップ、ビーストキラー、ファストキャスト、オートリフレシュなど多彩なラインナップがある。
ただし青魔法一つで発動する事は基本的に無く、複数の青魔法をセットする事が必要になる。アドゥリンの魔境から追加されたものは一つでも発動するが


青魔道士自体の基礎性能は全ジョブ中屈指の貧弱さなのだが、このステータスボーナスと追加特性を上手く組み合わせることで、
前衛ジョブすら上回るムキムキ剣士にも、範囲火力に特化した魔法砲台にもなることができるのだ。



◆「んじゃ欠点は?」

青魔法が存在価値ということは、つまり「青魔法の効果がいらない=青魔道士がいらない」という事でもある。
そして実は青魔法独自の効果は、状況に対して必ずしも有用というわけではない……というかぶっちゃけた話キワモノの部類に入る珍妙な効果を持つものも多く*2、たまたまその時代の戦術にあった青魔法が脚光を浴びているだけに過ぎない。


またコストポイントのキャパシティは非常にタイトなバランスであり、状況にあわせた適切なセッティングを行うのは非常に難易度が高い。そして出来ることが多いという事は、即ちその分多くの装備が要求されるということでもある*3
プレイヤーの知識、スキル、判断力、そしてキャラクターの育成度や装備充実度によって戦力が別次元で違ってきてしまうジョブなので、戦力として非常に不安定という大きな欠点がある。


また、青魔法のセットは手動で変更しなければならず、変更が完了するとペナルティとして1分間青魔法が使えなくなるという重い足かせを付けられる。
変更は戦闘が一段落した時か、パーティを組んでいるならメンバーに一言断っておこう。



◆「世界観的には?」

「青とは魔物の血の色であり、我々の未来の血の色でもある。我らに明日があればの話だが…」


プレイヤーキャラの出身地である二大大陸から、ググリュー洋をへだてて近東に位置する超大国『アトルガン皇国』
この大国が国家事業として推進してきた「錬金術」によって生みだされた異形の魔道士、それが11における青魔道士である。


「虎狼の国」とも揶揄されるアトルガン皇国は、その武断的な姿勢ゆえに周辺国家との争いが絶えず、常に優れた軍備を求めていた。
当初錬金術師たちは、彼らが培ってきた生命創造技術を用いて「キメラ(合成獣)」を作り出すことでこれに答えた。竜と蟲との合成獣「プーク」、人と蛇との合成獣「ラミア」、そして禁断の複合生命体「ハイドラ」及び「キマイラ」……
これらの合成獣は人間の兵士に比べて圧倒的な戦闘力を持っていたが、しかし元がモンスターであるがゆえに制御の困難さという問題も常につきまとっていた。


そしてある時、大規模な反乱を起こした合成獣によって当時の皇太子が親衛隊諸共に殺害されるという事件が発生。合成獣の根本的な危険さが浮き彫りとなる。
しかし乱造された合成獣が既に敵に回っている以上、ただの人間の兵士達ではそれに対抗できないのも明らかであった。
そして対抗策の立案を命じられた錬金術師たちは苦慮した末、「力あるモンスターを作るのではなく、モンスターの力を人間に与えればよい」という結論にたどり着いた。これが青魔道士の原型である。


しかし当初はその手段として外科手術を主体に用いていたため、被験者は魔物の身体組織の拒絶反応や浸食効果によって異形の化け物になり果ててしまい、とても実用に耐えるレベルではなかった。
青魔道士の供給が安定するのは、魔法先進国であった『ウィンダス連邦』から輸入した魔法技術で「人間の魂にモンスターの魂を投射する」という手法が確立されてからのことになる。
これによって肉体にかかる負担は大きく軽減され、人としての性質を保ったままモンスターの力を使うことがある程度可能になった。


現在のアトルガン皇国は、青魔道士のみで構成された聖皇親衛隊『不滅隊』を編成できるほど青魔道士の安定供給に成功している。
一応彼らは志願した皇国の兵士の中から適性審査によって選ばれ、施術を受けて青魔道士となったとされているが、そのあたりにはいささかブラックな噂も囁かれている。


また青魔道士の製造技術が魔法技術によって進歩したとはいえ、肉体的な改造技術が不要になったわけではない。
人間をモンスターの魂を投射するに足る「器」にするためはある程度の外科手術が必要で、場合によっては強さを求めて更なる外科手術(かつて廃れたはずの組織移植も含め)を施す場合もある。


さらにモンスターの魂を投射する――不滅隊流に言えば「喰らう」ことで青魔道士の魂にかかる負担は凄まじいものがあり、青魔道士は魔物の魂からくる衝動と、自分の魂がそのように変わっていく恐怖に耐え続けねばならない。
そしてこの魂の浸食に青魔道士の心が耐えきれなくなった場合、その人としての魂と共に、肉体さえもが完全な魔物に変容してしまう
所謂ソウルフレア族と呼ばれるこのモンスターは魂が完全に浸食された青魔道士の成れの果てである。ちなみにプレイヤーはある理由で変容する事はない。


不滅隊の青魔道士はその強靭な精神力と忠誠心、そして専用の特殊戦衣「メガス装束」をまとうことでこの変異を抑え込んでいるが、それにも限界はある。
長い歴史を誇る不滅隊において、無事に天寿を全うした隊員はいまだに一人としていないのである。




◆「プレイヤー的な意味での青魔道士の歴史」

 ※ここからはややディープな用語が登場します。


1 「ヘッドバット」「メッタ打ち」時代

「ヘッドバット」 ラーニング先:マンドラゴラ族
Lv12 BP3 MP12 詠唱時間0.5秒 再詠唱時間10秒
系統:物理-近接 (衝撃) 属性:打 追加特性:なし
TP:ダメージ修正。追加効果:スタン。
ステータスボーナス:DEX+2


「メッタ打ち」 ラーニング先:カーディアン族
Lv18 BP2 MP16 詠唱時間0.5秒 再詠唱時間11.75秒
系統:物理-近接 (溶解) 属性:打 追加特性:アンデッドキラー(4)
3回攻撃。TP:命中率修正。
ステータスボーナス:STR+1


だいたい初登場のジョブは低空飛行から始まるのが11の常だが、青魔道士は珍しく順調なスタートを切っている。
特に敵の特殊技をスタン*4によって阻害できるヘッドバット、強烈な破壊力を誇るメッタ打ちは青魔道士の代名詞となった。


大威力の技を使うために通常攻撃によってTPと呼ばれるゲージをためなければならない他のジョブと違い、MPさえあれば大威力の物理技を連発できる瞬発力も高く評価され、レベル上げパーティではかなりの人気を誇った。



2 「コクーン」「キャノンボール」時代

「コクーン」 ラーニング先:クロウラー族
Lv8 BP1 MP10 詠唱時間1.75秒 再詠唱時間60秒
系統:魔法-強化 属性:土 追加特性:なし
自身の防御力をアップする。
ステータスボーナス:VIT+3


「キャノンボール」 ラーニング先:ワモーラ族(幼体)
Lv70 BP3 MP66 詠唱時間0.5秒 再詠唱時間28.5秒
系統:物理-近接 (核熱) 属性:格闘 追加特性:なし
TP:ダメージ修正。
ステータスボーナス:STR+1 DEX+1


レベル上げパーティがひと段落して所謂「エンドコンテンツ」に突入しても、青魔道士は比較的出番があるジョブとして認められていた。
ジョブの選択肢が一気に絞られるHNM(超つよいモンスター)戦においても割と価値を認められていたのだが、その強さを支えていたのがこれらの魔法。


キャノンボールは「遠距離」「物理属性」「与TP*5が少ない」というHNM戦向きの特徴を網羅しており、装備と戦術を極めた青魔道士が使えば凄まじいダメージをたたき出すことができた。


またキャノンボールは「こちらの防御力が高いほどダメージが上がる」という特性があり、防御力をアップさせる青魔法コクーンとの合わせ技で火力を大きく増強できたのである。



3 「ゴブリンラッシュ」「チャージドホイスカー」時代

「ゴブリンラッシュ」 ラーニング先:ゴブリン族
Lv81 BP3 MP76 詠唱時間0.5秒 再詠唱時間25.5秒
系統:物理-近接 (核熱/衝撃) 属性:打 追加特性:連携ボーナス(6)
3回攻撃。TP:命中率修正。
ステータスボーナス:HP+10 DEX+2 MND-3


「チャージドホイスカー」 ラーニング先:クァール族
Lv88 BP4 MP183 詠唱時間6秒 再詠唱時間90秒
系統:魔法-攻撃 属性:雷 追加特性:ギルスティール(6)
自身の周囲の敵に雷属性のダメージ。
ステータスボーナス:HP-10 DEX+2 INT+2


アビセア3部作において所謂「アビセア乱獲」という経験値稼ぎスタイルが確立されると、それまではどちらかというと「通」のジョブとされていた青魔道士がにわかに脚光を浴びた。
アビセア乱獲では「敵にどんな攻撃でとどめを刺すか」というのが極めて重要であり、物理攻撃、魔法攻撃、属性WS*6の3種類を自在に使いこなせる青魔道士がまさにぴったりの存在だったのである。
またアビセアエリアではMPの心配がほとんどなくなったため、高威力・大消費MPの青魔法を乱射することが可能になり、乱獲においてはどんなジョブでも及ばない凄まじい火力を発揮できた。


こうして一躍メジャーな存在となった青魔道士だが、一方で「青魔道士=物理青魔法連射マシーン」という短絡的理解をしたニワカ青魔道士を大量生産することにもなった。
「え、青とかつまりゴブリンラッシュと四連突と鯨波だけ覚えてればいいんでしょww」と言ってはばからぬ脳筋な彼らは、古参の青魔道士から「サムライブルー*7」と呼ばれて眉をしかめられることにもなった。
しかしこれによって青魔道士に触れ、その魅力に取りつかれたというプレイヤーもまた多い。



4 「サブダックション」時代

「サブダックション」 ラーニング先:マロリス族
Lv99 BP6 MP27 詠唱時間1.0秒 再詠唱時間5.0秒
系統:魔法-攻撃 属性:風 追加特性:魔法攻撃力アップ(8)
自身の周囲の敵に風属性のダメージ。追加効果:強ヘヴィ
ステータスボーナス:MP+25 VIT+6 INT+6


最後の大規模追加ディスク『アドゥリンの魔境』の実装によってジョブバランスは大きな変動を見せたが、青魔道士にとっては苦難の再出発となってしまった。
当時の戦闘バランスはナイトと殴り火力特化の重前衛アタッカー、その支援ジョブ以外は完全に空気」というバランスになっており、単純な物理DPS*8で見劣りする青魔道士は全く出番が無かったのである。


忍者同様に環境から脱落してしまった青魔道士であったが、この時期に前後して追加されたアドゥリンエリアの新青魔法は非常に強力だった。
特にそれまでの「青魔道士の主力技は物理系青魔法」という認識を改めさせる強力な属性魔法系青魔法が次々に追加され、これらをラーニングした青魔道士はその秘めたる威力に目を見張ることになった。


そして新コンテンツ「アルビオン・スカーム」の実装と共に青魔道士も復権する。
このコンテンツでの主要な敵は属性攻撃に弱いエレメンタル族であり、しかも大集団を同時に相手取る戦闘スタイルが求められていた。
青魔道士の広範囲属性魔法は、黒魔道士のそれとちがって巻き込んだ敵の数で威力が減少しないという特徴があり、集団に対する火力としては黒魔道士を越えるものがあったのである。
特に風属性の新青魔法サブダックションは、高威力で連射できる上に追加効果でヘヴィ(移動速度が遅くなるデバフ効果)が発生するという至れりつくせりの性能で、青魔道士の新たな代名詞として知られることになった。



5 「N.メディテイト」「マイティガード」時代

「N.メディテイト」 ラーニング先:チャプリ族
Lv99 BP6 MP38 詠唱時間1.0秒 再詠唱時間60秒
系統:魔法-強化 属性:火 追加特性:物理命中率アップ(8)
自身の攻撃力を20%アップする。
ステータスボーナス:DEX+6


「マイティガード」 ラーニング先:神竜
Lv99 MP299 詠唱時間3.0秒 再詠唱時間30.0秒
系統:魔法-強化 属性:光
自身の防御力、魔法防御力をアップし、攻撃間隔を短くする。さらに、HPを徐々に回復する。


そして現在の青魔道士は、なんと「火力特化の前衛アタッカーを超える、超火力近接アタッカー」というとてつもない認識をされている。
これは青魔道士の主要武器である片手剣がテコ入れされて強力になったことに加え、青魔道士本体の殴り火力をさらに強化する青魔法が続々と登場してきたため。


特に防御力アップ・魔法防御力アップ・リジェネ・ヘイスト*9の複合バフ効果を付与するマイティガードはソロプレイでもPTプレイでも強力無比で、殴りジョブに最も重視されるヘイストを大きく増強できる。
バッファージョブを多数そろえた大人数プレイなら流石に重前衛アタッカーも躍進してくるが、1PT(6人)が上限のコンテンツが多くなってきた現在では、一人でも十分な火力を発揮できる青魔道士の人気は極めて高い。



◆「有名人」

「ラウバーン」Rubahn

ヒューム♂。通称ハゲ。もしくは邪気眼割とどうしようもねぇなオイ!前述した「不滅隊」の隊長にして、皇国宰相ラズファードの腹心。
その立場にも関わらずフットワークが軽く、あちらこちらで顔を出してプレイヤーにも深く関わってくることになる。青魔道士としての実力はまさしく不滅隊の長に相応しいレベルで、アトルガンミッションでもその強さをいかんなく発揮する。
そしてどうやら「アーリマンの瞳」をはじめとしたモンスターの組織移植もかなり重度に施しているようで、その作用で「死ねない身体」になっているらしい。


「リシュフィー」Rishfee

ヒューム♂。不滅隊の一員で、ラウバーンの側近くに仕えていることが多い若い青魔道士。幼い頃に不滅隊に拾われ、そのまま青魔道士になったという経歴を持つ。
秘密警察の役割も兼ねている不滅隊の一員であるにも関わらず、性格はわりと気さくで明るく、価値観も常識的。「青魔道士にしては優しすぎる」とも言わているが、皇国に対する忠誠心は本物である。
アトルガンミッションで任務に殉じて悲劇的な最期を迎えることになり、某ヒロインの人気を大きく下げた。


「アミナフ」Amnaf

ヒューム♀。リシュフィー同様ラウバーンの側近で、彼とは幼なじみでもある。
相方のリシュフィーが比較的常識人なのに対して、彼女は感情の起伏に乏しく冷徹な「青魔道士らしい青魔道士」と言える。しかし皇国とラウバーンへの忠誠は厚く、不滅隊隊員に総じて言えるが自らを犠牲にすることも全くいとわない。
アトルガンミッションではリシュフィーの死に対して少し感情をのぞかせてヒロイン度を上げたが、さらに衝撃的な結末を迎えることになる


「ナリーマ」Nareema

ヒューム♀。モブ的存在のNPCだったが、そのあからさまに病んだ言動で一部の人に局所的な人気を博し、その人気を受けて出番も少し増えた。
ほとんどモブキャラなのに、全盛期には多数の薄い本まで出ていた人気っぷり。



Raubahn : ……任務遂行、ご苦労。 皇国軍より追記:修正の報、先ほど受信した。 貴様の青魔道士としての活躍、見事といえよう。

Raubahn : その功績を称え、 貴様に我ら不滅隊の象徴である 蒼黒の戦衣「メガス装束」の着用を許可する。



(他ジョブの項目へ)


【スタンドードジョブ】
戦士モンク白魔道士黒魔道士赤魔道士シーフ
【エキストラジョブ】
ナイト暗黒騎士・獣使い・吟遊詩人・狩人
【ジラートジョブ】
忍者竜騎士召喚士
【アトルガンジョブ】
青魔道士コルセアからくり士
【アルタナジョブ】
踊り子・学者
【アドゥリンジョブ】
風水士魔導剣士


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,1)

[#include(name=テンプレ3)]


  • Nディメイトの解説がサブダックションになってるな -- 名無しさん (2017-03-05 13:39:58)
  • あ、Nメディテイトか -- 名無しさん (2017-03-05 13:41:06)
  • 欠点というか壁としてラーニングはある。FF5だと敵の技を食らえばラーニング成功だけど、FF11では技を使った敵を倒した時に、確率で成功だから。 -- 名無しさん (2017-12-16 09:13:55)
  • アムナフじゃなくてアミナフだった気がする -- 名無しさん (2017-12-29 19:06:14)
  • 修正しました、ありがとう! -- 名無しさん (2017-12-31 17:36:37)
  • 11の青魔は暗黒騎士以上に厨二心を刺激するジョブだよな 改造人間万歳 -- 名無しさん (2018-01-18 23:56:51)
  • 単体火力はネイグリングでのサベッジブレード次第(これは青魔に限らず多くのジョブが装備できるので青魔が特段強い訳ではない)ので、近接火力は両手前衛には及ばない。しかし、青魔法は範囲攻撃が滅茶苦茶な威力かつ、敵を行動不能にできるものが複数あるので一対多数の戦闘ではまさに戦国無双状態。サブダックション、エントゥーム、スペクトラルフロウなど威力増強が極まった青魔は、支援が不十分な状況での1人〜少人数の範囲狩りにおいて、他ジョブの追随を許さない。あの黒魔よりも強いと言えば、FF11既プレイの諸氏なら分かってもらえるだろう。 -- 名無しさん (2023-05-07 02:38:14)

#comment

*1 プラスとマイナスどちらもあり。中にはマイナスしかない場合もある
*2 歴代の作品にもある「自爆」はその典型。FF11においては「自身の周囲の敵に火属性ダメージ+使用者はHP1になり衰弱する」というなんともアレな効果である。しかし、ステータスボーナスはSTR+2と優秀な上、追加特性はオートリフレシュ。それの発動キーの一つとなるので使わなくても入れる価値がある
*3 FF11はいつでもどこでも装備変更が可能なので、通常攻撃の時は通常攻撃用、魔法攻撃時には魔法攻撃用などと適時着替えながら戦闘を行う
*4 一時的に動けなくなる状態異常。技の発動の瞬間にスタン状態になった敵は、発動がキャンセルされてしまい技が不発になる
*5 敵モンスターも技ゲージであるTPを溜めて技を使う。敵が攻撃を当てるorこちらの攻撃が当たるたびに少しづつ溜まる。余談だが青魔法による与TPは100だが、上記のメッタ打ちのような複数回当たるものだと{当たった回数×100}もの与TPを与えてしまう
*6 WS=TPを消費して使う大技。属性WSとは属性ダメージのWS
*7 物理アタッカージョブ「侍」のような青魔道士という意味。勿論サッカー日本代表とかけている
*8 Damage per Second。時間単位火力の意
*9 攻撃間隔短縮

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧