登録日:2016/04/23 (土) 21:32:52
更新日:2024/01/22 Mon 13:54:10NEW!
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アーマード・コア acff ac ブースター パーツ ジェネレーター ラジエーター ここでも光るキサラギのセンス 代用パーツ←というかこっちが主役? 何故本編に出なかったし 代用パーツ acパーツ項目
歴代シリーズとは異なり組み上げた機体に細かなAI調整を施し、オート操作でのバトルを主としたACシリーズの異色作であるフォーミュラフロント。
マニュアル操作の及ばない本作では意外なパーツが化け、本編でのセオリーパーツが低評価なんてことも少なくは無い。
ただ、一度に5体分のアセンが可能な本作では本編シリーズには無いある制約が課せられている。
それが「1チーム内で同種のパーツを2体以上に使用することが出来ない」というもの。
確かに従来通りのタイマン戦が主となるPSP版はともかく、5体総当たりのチーム戦が行われるPS2版においては、
パーツ被りが許されると似たり寄ったりな構成ばかりになってしまうことだろう。
そういった制約の下で5体分のACにどのような配分を行うのかも本作独自の要素と言えるかもしれない。
……ただ、種類が豊富に存在するフレームや武装パーツはともかくとしても、内装系のパーツにこの制約はなかなかに厳しかったりする。
特にFFが属するNシリーズにおいては熱管理がシビアになったこともあり、ジェネレーターやラジエーターの選択の重要度が増している。
そんな中でパーツ被りの制約があると、エース機意外の残りの機体に宛がえるのがどうしても性能が低い物になりがちである。
そうなるとフレームや武装の方にも影響が及びやすく、多大なリスクを背負うかどこかしらで妥協せざるを得なくなってしまう。
制作側も流石にその事態は予見済みだったのか、そんな中で登場したのが本項で紹介するフォーミュラフロントのみに登場する代用パーツの数々である。
前置きが長くなってしまったがフォーミュラフロントの代用パーツはブースター、ジェネレーター、ラジエーターの3種類に3つずつ存在している。
大抵は本編シリーズにおける優良パーツの後期型やマイナーチェンジという位置づけが多い。
というかこっちの方が優秀過ぎて逆に元のパーツの方が予備扱いとなってしまうことも。
まあ中には元がネタなのに更にネタになってしまったパーツなんてのもあるが。
とはいえ大抵のパーツがなかなかの性能を誇っており、フォーミュラフロント経験者の中にはこれを本編の方で使いたかったと嘆く者も少なくないとか。
●ブースター
- CR-B01TP
対人戦でのガチ装備でもお馴染、高負荷・高出力の極致であるクレストの傑作、CR-B83TPのマイナーチェンジモデル。
性能としては装備負荷や出力が若干下がっているものの、その他重量や消費ENといった部分に改良が施されている。
元があのTPというだけあって出力自体は最高クラスなものの、それでもオリジナルと比べるとどうしても劣る。
また、改良が施されたとはいっても高負荷なことには変わらないので性能的にはトントンといったところか。
TPをメインにした高機動機体を複数使いたいという人には打ってつけかもしれない。
- B07-GULL2
低負荷になかなかの出力、そして爆熱☆仕様で有名な◦B05-GULLの改良モデル。
消費ENこそ多少上がったものの、ネックだった発熱が抑えられ出力自体も向上している。
特に発熱はフルチューンでギリギリ5000を下回るのでオリジナルよりかは積みやすい。
低発熱のフレームやジェネレーターと組み合わせれば十分に使用可能な優秀なブースターである。
- B06-VULTURE3
迷ったらとりあえずこれを積んどけとも言われる、VULTUREシリーズの最新モデル。
燃費はいいが発熱がネックな1に、発熱は抑えられたが燃費が悪化した2、
そして最新モデルの3は1と2を足して割ったよりバランス型の性能に落ち着いている。
……つまるところ特化した性能の見られないかなーり中途半端な性能とも言えなくもない。
というか発熱も燃費も中途半端に高い所為で逆に2つの欠点がそのまま露呈してしまっているとも。
●ジェネレーター
- CR-G97
クレスト製のバランス型傑作機であるCR-G91の最新モデル。
容量が多少減ってしまったものの、それを補うように出力が高まり重量も減った。
しかも緊急容量の方は増加しているので総容量の低下は十分カバーされている。
強いて言うなら発熱量が上がっているのがネックだがそれも十分に許容範囲。
全体的にこれといった欠点の見当たらないかなり優秀なパーツに仕上がっている。
- GUNDARI
低発熱と大容量されど低出力、長所と短所がはっきりしていたFUDOHのマイナーチェンジモデル。
発熱が少々上がったがまだまだ低く、代わりに容量の更なる増加と出力の強化が施されている。
特に出力の方はFUDOHと違ってフルチューンでギリギリ5桁を超えてくれるのが嬉しい。
FUDOHと共にどっしり構える重装甲、ガチタン系の機体に引っ張りだことなるであろう。
- USUSAMA
出力に全てを懸けたキサラギ狂気の産物であるKONGOHのマイナーチェンジモデル。
制作側も何を思ってこれを代用パーツの対象としたかはわからないが、その変態性は更に突き抜けており、
出力が容量を上回っているというトンデモジェネレーターとなってしまった。
しかし元から高めだった発熱量も上がって4000台というKUJAKU並の数値になっているのが痛い。
元より特化機体向けジェネレーターだったこともあり、これもこれで並の機体には積めないことは確かである。
●ラジエーター
- CR-R02
バランス型の逆三角形高負荷ラジエーター、クレストのCR-R92のマイナーチェンジモデル。
負荷が更に増大してしまったものの、売りであった冷却性能に強化が施された。
が、代償として緊急冷却性能の方はダウンしてしまっている。
しかしそれでも全体的なバランスは優れているので、R92と同じ感覚で使っても問題は無いだろう。
- MOKUREN
キサラギの本気として名高い最優良ラジエーター、ANANDAの調整版。
ANANDAの長所と短所をそのまま伸ばしたかのような性能となっており、
負荷の低下と冷却性能についてはかなりのものだが、緊急冷却周りの性能は悪化している。
通常冷却の方が優秀なのでよほど極端な機体でなければまず熱暴走は起こさないだろうが、
逆を言うと一度暴走すればあっという間に機体が干上がってしまうのでそこに注意して機体を組み上げたいところ。
- KASYO
ANANDAとは別の意味でキサラギが本気すぎるEN馬鹿食いラジエーター、FURUNAの代用パーツ。
元より最重量、超高負荷、通常冷却に対して緊急冷却がイマイチ等々、長所より短所が上回っていて微妙扱いされがちなFURUNAであったが、
このパーツはそういった諸々の不満を解消…………できてないどころか余計に悪化している。
重量と負荷が下がってはいるが微々たるものであり、代償に唯一の取り柄であった冷却性能が駄々下がり。
オリジナルは冷却性能が高いが負荷が大きすぎるのに対し、こちらは大して冷却が高いわけでも無いのに負荷だけは大きいという有様。上記のR02と比べると、勝っているパラメーターが一つもなく、キサラギになぜ作ったと問い質したくなる悲しいパーツになってしまっている。
追記・修正はUSUSAMAやKASYOを使いこなせるアーキテクトの皆様がお願いします。
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▷ コメント欄
- やはりキサラギは変態だな -- 名無しさん (2016-04-24 13:33:06)
- KASYOの性能は冗談抜きにヒドイ。R02を選んだ後にこっちを選択すると、全数値が見事なまでに赤く染まる。何らかの隠しパラメータの存在を疑うレベル -- 名無しさん (2016-05-30 22:26:31)
- KASYOはR02の完全下位互換なんだよね。ほぼとかじゃなくて完全に、全てのパラメータが下なのだ -- 名無しさん (2017-06-10 18:45:17)
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