登録日:2012/11/15(木) 03:33:48
更新日:2023/08/07 Mon 13:53:36NEW!
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プロレス プロレスラー wwe wwe殿堂 d-x hbk ショーストッパー ショーの主役 ミスター・レッスルマニア モントリオール事件 草野仁 ショーン・マイケルズ
\I'm not your boy toy/
\boy toy/
\I'm just a sexy boy/
\sexy boy/
■“HBK”ショーン・マイケルズ
「HBK(ハート・ブレイク・キッド)ショーン・マイケルズ」は米国のプロレスラー、元WWEスーパースターで90年代から00年代にかけての米マット界の大スターであった。
97年に主に腰を中心にした深刻なダメージによる長期欠場を経て、02年に奇跡の復帰を果たす。
以降は2ブランド化されたWWEマットの主にRAWブランドの重鎮として活躍するも、10年のレッスルマニア26でアンダーテイカーに敗れ2度目の引退をする。
現在まで選手としては復帰していないが、WWEにはタレントとして登場し元気な姿を見せている。
11年にはWWE殿堂入り。
WWE史上、最もカリスマ性溢れるスーパースターと呼ばれており、バックステージでも大きな発言権を持つ事でも知られている。
【プロフィール】
■ショーン・マイケルズ(Shawn Michaels)
生年:1965年7月22日
出身:アメリカ合衆国
※アリゾナ州チャンドラー生まれ、テキサス州サンアントニオ出身
身長:186cm
体重:102kg。
左利き。
本名:マイケル・ショーン・ヒッケンボトム(Michael Shawn Hickenbottom)
※主な異名
ハート・ブレイク・キッド(The Heart Break Kid※略称HBK)、ショーストッパー=ショーの主役(The Showstopper)、ボーイ・トーイ(Boy Toy)、
セクシー・ボーイ(Sexy Boy)、アイコン(The Icon)、メイン・イベンター(The Main Eventer)、ミスター・レッスルマニア(Mr. WrestleMania)…etc.
【概要】
高校生の時にプロレスラーになる事を志し、ホセ・ロザリオのトレーニングを受けて1984年にデビュー。
若手時代はマーティ・ジャネッティ(フェイマサーの元祖)とのロッカーズ(ミッドナイトロッカーズ)として活躍。
「世界のプロレス」により日本でも名を知られるが、当時はキャラクター先行の下手くそと紹介されていた。
88年にWWF(現WWE)に移籍。
ロッカーズとして大いにタッグ戦線を盛り上げるが、91年にジャネッティと仲間割れ。
翌92年にセンセーショナル・シェリーをマネージャーに従えた軟弱系ヒール(チャラ男)の“HBK”に変身してシングルプレイヤーに転向を果たす。
シングルプレイヤーになって以降は、元々のルックスと身体能力の高さを発揮して大躍進。
WWE史上初のラダー(梯子)マッチに挑む等、チャラ男キャラとは真逆の危険も省みないファイトで観客を魅了。
ハルク・ホーガンが去った後のWWEを支える主力レスラーへと成長すると共に絶対的なカリスマ性を備える。
リング外でもディーゼル(ケビン・ナッシュ)、レイザーラモン(スコット・ホール)、123キッド(X-パック)、トリプルHらと親交を深めて、
彼ら「クリック」のリーダーとして多大な発言権を獲得……ビンスのお気に入りとして重用される事になる。
96年のレッスルマニア12には、当時のWWEの絶対王者であった“ヒットマン”ブレット・ハートに挑み勝利して、初の世界王者を獲得。
リング外の屋上から滑車で降りて来る演出も含めて、マイケルズ史上最高の試合とも讃えられている。
この試合では大技を出さずに60分以上を純粋なレスリング勝負で魅せたマイケルズだが、
普段の小さい身体を全力でぶつけて行く飛び技を中心としたファイトによるダメージの蓄積は深く、
因縁の「モントリオール事件(WWE王者ブレットがビンスの政治的配慮により王者を剥奪されたスキャンダル)」の主犯役を担った後に、
急速に台頭して来たストーン・コールド・スティーブ・オースチンに翌年のレッスルマニア13で敗れて長期欠場に入る。
この頃のダメージは本当に深刻だったようで、マイケルズは後進の育成に本腰を入れていた(有名な弟子にブライアン・ダニエルソンが居る)他、
友人のナッシュの紹介で結婚をしている。
またこの頃に若くして不本意な形で引退を余儀なくされたストレスでドラッグに手を出した事もあったが、子供の誕生と共にクリスチャンになりかつての性格を改めて更生をしたとの事。
因みに引退後もコミッショナー役とかスペシャルレフェリーといった役割でちょくちょくWWEの番組には登場しており、00年代に入りWWEに何度か顔を出したのを経て、02年にケビン・ナッシュの呼びかけに応じる形でnWoに加入するアングルをきっかけに5年振りに選手として名実共に団体の頂点に立った親友トリプルHと壮絶な流血戦を演じて奇跡的な復帰を遂げた。*1
若手時代の様な衝撃的な飛び技は控える様になったものの、
更に磨きをかけられたクラシックなレスリングスタイルと抜群の勝負勘を発揮して新世代やWCWから移籍して来た実力派のスーパースター達と渡り合い、喝采を浴びると共に、
再び世界ヘビー級王座も獲得している(ただし、王者としてよりも仕事人としての立場を選んだ為か在位期間は1か月弱と短かったが)。
WWEの誇る名勝負製造機の一人として、同じく名人と讃えられるクリス・ベノワやクリス・ジェリコ、カート・アングルらとのレッスルマニアでの対戦は、
いずれも名勝負として知られており、ファンを唸らせた。
基本的にベビーフェイス(善玉)として、トップヒール(悪玉)のトリプルHとは抗争を演じていたが、
トリプルHがベビーフェイスになると、嘗てのヒールユニットD-Xを再結成する。
ファンの絶対的な支持を得るもトリプルHの負傷欠場により活動停止。
それからは若手の有力選手の壁役として立ちふさがっていた他、08年には米マット史上の生きる伝説であるリック・フレアーのレッスルマニア24に於ける引退試合の相手を務める。
そして、翌09年のレッスルマニア25で自らも引退を掛けてジ・アンダーテイカーのレッスルマニア不敗記録に挑むも敗れる。
この09年には、トリプルHによるD-X復活に伴う一時的な復帰をしている。
しかし、翌10年に因縁の相手と言われていたブレット・ハートとの和解を公表した後、レッスルマニア26にて再びテイカーに敗れて今度こそ引退。
ファンの喝采と涙を誘った。
……引退はしたもののWWEの重鎮として今も番組やPPVには登場。
“HBK”の健在を見せつけている。
2011年には個人として、2019年にはユニット「DX」として2度目のWWE殿堂入りを果たした。
2018年にはPPV「クラウン・ジュエル」*2で一夜限りの復帰を果たし、トリプルHと共にDXを再結成し、アンダーテイカー&ケインのブラザーズ・オブ・デストラクションと対戦した。
【得意技】
■スイート・チン・ミュージック
快音と共に炸裂させる、走り込んでのトラース・キック(サイドキック)。
単なる繋ぎ技を至高のフィニッシュムーブへと昇華させた、HBKの代名詞である。
冗談抜きで相手の首がもげると思う様なスピードと威力を誇り、王者時代は自分の倍は体重がありそうなベイダーをも一撃で仕留めていた。
基本形は足を大きく踏み鳴らしてリズムを取る「チューニング」と呼ばれる動作の後、対角線を走ってから決めるが、同格以上の相手には大抵回避されてしまう。
その場合は隙を突いて近距離からノーモーションで放つ。
■ダイビング・エルボー・ドロップ
歴史に残る使い手。左右どちらでも繰り出せる。
■ムーンサルトアタック
飛び技を控えるようになったベテラン時代になってからも使い続けた技。場外にも余裕で飛ぶ。
■フライング・フォアアーム
主にロープに振られて帰って来る時に使うジャンピング・エルボーバット。
直後にネックスプリングで素早く起き上がるのが定番ムーヴであり、ここから一連のコンビネーションでスイート・チン・ミュージックまで持っていくことも多い。
■マンハッタンドロップ
逆アトミックドロップ(尾てい骨割)とも呼ばれる、古典的な反則技。
正面から相手をタイミングよく持ち上げて股間を立て膝に打ち付ける。
フィニッシュまでのパターンに組み込まれていた。
■変形足4の字固め
見た目の華やかさに反してこの手のクラシカルな技も得意としている。
■クイック(丸め込み)
試合を決める事も多い。
対ジェリコ戦の決着となった後方回転エビ固めを見ていたTAJIRI曰わく「全く別の技に見えた、神に選ばれた人間は違う」との事。
■D-Xポーズ
股間を両手で指差し「Suck it!(しゃ○れ!)」
……下品過ぎたので、現在は若干の修正と和訳が甘くなっている。
※この他、90年代にはパックドロップ・ホールド等も得意としていたが、
スイート・チン・ミュージックのフィニッシュ化と飛び技の増加やレスリング技術の向上に伴い、使用さる技が減っていった。
【余談】
※所謂スター人格の持ち主として知られており、素の時とレスラーとしての性格、キャラクターが一緒らしい。
※プロレス界屈指の美形であり、ロッカーズ時代はそれはもうファンをとっかえひっかえしていたらしい。
※ロイヤルランブル二連覇の他、当時のWWFタイトルを全て獲得した経験を持ち、初のグランドスラムを成し遂げている。
※新日本プロレスのエースである棚橋弘至がやるリング外に落ちかけた状態から腕の力だけで帰ってくるムーヴや、
リングの半分を跳躍して決めるフォアアーム(エルボー)はマイケルズに由来したムーヴと思われる。
※現在では敬虔なクリスチャンになり性格も穏やかになったらしく、ブレットとの和解のきっかけにもなったと語っていた。
※現役復帰後は上記の様に丸くなったのか、自身の後退した髪の生え際すらもネタにする事もあった。
※趣味はハンティングでハンティング番組にも何回か出演している。
追記・修正のミュージックを奏で始めたぞ!
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▷ コメント欄
- DX復活時、クリスチャンになっていたのでDXでお色気系のスキットがあると画面から消えていた -- 名無しさん (2014-06-12 11:29:40)
- 大型選手が好きなビンスに、最高のレスラーって言わせたな。 -- 愛なんかねぇよ (2016-01-05 13:14:59)
- 復活したDXの時は熱心なキリスト教徒になった後だったので下ネタはなるべくやりたくなかったらしい -- 名無しさん (2023-08-06 10:01:42)
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*2 サウジアラビアのスポーツ庁と10年間のパートナーシップ契約を結んだ事で開催されたPPV
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