福腹人形コダマンマ

ページ名:福腹人形コダマンマ

登録日:2015/12/09 Wed 00:08:50
更新日:2024/01/16 Tue 13:17:56NEW!
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dm-30 シールド回収 デュエル・マスターズ スーサイド デスパペット dm 闇文明 闇文明のクリーチャー デュエマ 福腹人形コダマンマ




小傘をかぶって、パクパクパク。
夜中に出てきて、わいわいわい。
転ぶと泣くぞ、怒ると怖いぞ、笑うとかわいいコダマンマ。


おにぎりかじって、パクパクパク。
おなかがふくれてプクプクプク。
ほんとは泣いてて、怒ってても、笑って許すコダマンマ。


我慢できずに、パクパクパク。
食べてもいいのかパクパクパク。
泣かれていても、怒られていても、ただただ笑うコダマンマ。





《福腹人形コダマンマ》はデュエル・マスターズのクリーチャー。



概要

DM-30で登場したデスパペット


福腹人形コダマンマ C 闇文明 (2)
クリーチャー:デスパペット 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをひとつ手札に戻す。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

場に出た時に一枚シールドを回収するクリーチャー。似たようなことをするクリーチャーに《暴発秘宝ベンゾ》がいるが、
あちらと違って手に加えた札のトリガーは使うことが出来ない。その代わりと言っていいのか、コストは低く抑えられている。
簡単に言えば、《エメラル》と《マーシャル・クイーン》《音感の精霊龍 エメラルーダ》の関係である。


同じ効果を持つ上位種には《邪剣バラガ》などが存在するが、こちらは軽さこそが魅力となる。
シールドを減らしてしまうのはデメリットにもみえるが、そのシールドを手札に加えることから、2コストの《アクア・ハルカス》と捉えることが可能である。


ゲーム性能

なんといっても、速度を重視するデッキでは八面六臂の活躍を見せるカードである。
基本的に【闇単速攻】ではこのクリーチャーを入れることで次のターン以降の手札を増やせるという強みがあり、
さながらMtGの【スーサイドブラック】に近い動きが可能となる。


トリガーは使えないがS・バックは使用可能であることから、
他文明との混淆デッキではそちらを狙うパターンが多い。
よくある例が【赤黒】の《デュアルショック・ドラゴン》や《爆襲 アイラ・ホップ》、【黒緑】の《天真妖精オチャッピィ》などであろう。
特に《デュアルショック・ドラゴン》との組み合わせは【マンマショック】とも呼称される。
最近【闇単ビートダウン】でも《暗黒鎧 ディオデスター》というクリーチャーも獲得した。
呪文のS・バックなら《ファンタズム・クラッチ》なんかもある。


このように便利なカードではあるが、やはりシールドを持っていくカードであるため、考えなしにデッキに投入すると、
容赦なく相手の《父なる大地》の被害に遭う。このカードを使う場合はある程度リスクを背負っていることを理解しよう。
まあ、それでも先に殴りきれば問題は全くないのだが。


上位種・下位種・類似カード

邪剣バラガ UC 闇文明 (4)
クリーチャー:ダークロード 4000
このクリーチャーがバトルゾーンに出たとき、自分のシールドが1枚でもあれば、その中から1枚を裏向きのまま選び、自分の手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

DM-03で登場したクリーチャー。4コストになると流石に重すぎると言わざるを得ない。
…というより、この当時は闇はほかよりバニラのパワーのコスト査定が低かったため、シールドを犠牲にしてバニラ並みのパワーを維持しているだけである。
確かにスーサイドしているといえばスーサイドなのだが。
同型再販にヘドリアンの《750男》とデビルマスクの《三面怪人アシュラファング》がいる。


デビル・ドレーン R 闇文明 (3)
呪文
自分のシールドを好きな数、自分の手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

呪文版。シールド回収出来る枚数が任意になっている。
同じエキスパンションの《逆転のオーロラ》の手札版とも言える。


ただしあちらがマナを増やすためそこから展開も容易なのに対して、こちらはトリガーすら使えないまま手札なので、
手札を処理する方法を別途用意しておかないと自滅にしかならない。
《憎悪と怒りの獄門》《邪眼M・ロマノフ》とあわせた【マッドロマノフワンショット】では活躍した。
その後マイナーカードに成り下がっていたが《光姫聖霊ガブリエラ》との相性を買われ、【ヒラメキドレーン】のキーカードになったことで殿堂入り。


現在では革命軍との相性の良さから殿堂入り解除は絶望的になってしまっている。


黒神龍ブライゼナーガ SR 闇文明 (6)
クリーチャー:ドラゴン・ゾンビ 9000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをすべて自分の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)
W・ブレイカー

全部持っていくという豪快さが売りのドラゴン。基本的に普通に出すと死ぬしかないじゃない、という感じなので、
加えたシールドのS・トリガーを使うことができる点を利用し、《星龍の記憶》などを併用して全部暴発させたいところ(【ブライゼシュート】)。



妖舞皇女ユリア 闇文明 R (6)
クリーチャー:ダークロード 5000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚選び、自分の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)

ブライゼナーガの下位種。割れる枚数が下がりゃいいってものではなくちょい厳しい。


邪帝右神 ブロック・パーティー R 闇文明 (6)
クリーチャー:ゴッド・ノヴァOMG/エンジェル・コマンド 9000+
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーは自分のシールドを1枚ブレイクする。
W・ブレイカー
右G・リンク

ユリアの種族を除いた上位互換。何気に手札に加えるというより「ブレイクする」なのでそちらに関係のあるカードも反応する。
当然ブレイクしたシールドがS・トリガーであればそれを使うことができるわけで…
ユリア涙拭けよ。


神滅恐皇グールギヌス 闇文明 R (7)
クリーチャー:ダークロード/ドラゴン・ゾンビ 6000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分の他のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうした場合、相手は自分自身のシールドを1枚選ぶ。このクリーチャーはそのシールドをブレイクする。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚手札に加えてもよい。そうした場合、相手のクリーチャーを1体破壊する。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
W・ブレイカー

バラガやユリアの《大邪眼バルクライ王》デッキですら需要をなくす原因。
汎用性がより高くなっており、闇でリアニメイトとなるとコストを問わないことから、【バルクライリアニメイト】でのバラガの価値は急落した。
ユリアの価値はもともとなかった。


暴発秘宝ベンゾ C 闇文明 (4)
クリーチャー:パンドラボックス 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドを1枚選び、自分の手札に加える。(その「S・トリガー」を使ってもよい)

【暴発ミルザム】でかつて活躍していた名クリーチャー。言うまでもなくバラガより強い。
何気にブライゼナーガやユリアと同じエキスパンション出身。闇はシールド回収に並々ならぬ情熱があるのだろうか。
なお最近《音感の精霊龍 エメラルーダ》のおかげで居場所がなくなってしまった。光にシールド回収自信ニキが登場するのはなかなか闇としては辛い。


暗黒鎧 ソノマンマ UC 闇文明 (3)
クリーチャー:ダーク・ナイトメア/革命軍 2000
シールド・セイバー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、自分のシールドをひとつ、手札に加える。(ただし、その「S・トリガー」は使えない)

革命編にて登場したコダマンマの転生版ともいえるクリーチャー。
シールド回収で薄くなった守りを補うシールド・セイバーを手に入れ、ついでに種族も本シリーズの主要種族の一つであるダーク・ナイトメア革命軍になった。
ただ、単純にシールド・セイバーで守りを固めたいだけならば同じ種族かつ優秀な除去能力を兼ね備える《暗黒鎧 ヘルミッション》が大きな壁となり、
ビートダウンでの手札補充カードとして運用するならばそれこそコダマンマで十分なので、革命を能動的に使うデッキでの運用が中心になるだろう。


ちなみに、後述しているがコダマンマ本人も革命編にて再録されている。


背景ストーリーでの扱いと関連カード

基本的にコモンなのでそこまで語られるわけではないのだが、
どうやらいつも笑っている人形であり、食いしん坊のようだ。


そのため、物を食ってさえいれば本当の感情に関係なく許してくれる。
逆に言うと食ってる時は相手の感情にすら無頓着のようだ。闇文明らしいといえば闇文明らしい。


そんなコダマンマだがエピソード1でエイリアンの影響を受けると、火文明に転向した。


斬斬(ギルギル)人形コダマンマ 火文明 (2)
クリーチャー:デスパペット/エイリアン 2000
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、自分のシールドをひとつ手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。

《斬斬人形コダマンマ》は火版のコダマンマといえる…というかそのまんまコダマンマであり、
以後元祖コダマンマをプレイヤーの間では「黒マンマ」、エイリアン版を「赤マンマ」と呼称するのが通例。
《デュアルショック・ドラゴン》都の相性は赤マンマのほうが当然優れているが、両方入れることで8枚体制になるため【赤黒】では両方入る。
凶戦士ブレイズ・クロー》も同じタイミングでエイリアンになり(サイクル)《闇戦士ザビ・クロー》となったことで、
【赤黒】は尋常じゃない攻め速さと、尋常じゃない自分のシールドの減りの早さを手に入れた。
MtGでいえば【スーサイドブラック】と【スーサイドレッド】をくっつけたようなもんである。
そもそも《デュアルショック・ドラゴン》自体、出るとシールド一枚を犠牲にするので、もう何がなんだか。


だが、エイリアンになったことで、


コダマンマは笑うことすらできなくなった。かわいいのに残念。


どうやら、笑顔まで失ったようだ。


コダマンマのかわいい笑顔を、誰が取り戻してくれるのか……


そんなコダマンマを慰めるために川柳大会も行われたようだ。


ためらうな! つかえばわかる その強さ!――コダマンマを喜ばせる川柳大賞入賞作


実際、初心者にはこのカードの強みは理解しにくいかもしれない。MtGや遊戯王でもそうだが、自分のライフを削る「だけの」カードは初心者には使い所が難しい。
ただしデュエル・マスターズは前2つとも違いシールドが手札になるため強みを理解しやすい側面もある。


さて、その後エピソードシリーズが終わり、ドラゴン・サーガ、そして革命編と時は流れる。
そして、革命編においては革命軍という「自分のシールドが少ないほど有利になる」主役種族が登場し、
そこでコダマンマも再登場したが…


シャ!シュ!ショ!影から革命軍をグッとサポート!見よ、これぞ、コダマ神拳!


うん、そうだった。
エピソード3までの超獣世界とドラゴン・サーガ以降の超獣世界はパラレルワールドであるため、性格も異なる。
簡単に言えば、「見た目と名前が同じだけの別人」である。
こちらはコダマ神拳なる拳法で闘う人形のようだ。


ヘイヨー!盆踊りはもう古い!コダマダンスが猛威ふるい、成し遂げるぜ革命を!みんなで一緒に、セイ!ヘイヨー!


コダマダンス・チャージャー 闇文明 (3)
呪文
自分のシールドをひとつ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
チャージャー

コダマンマのコダマ神拳はコダマダンスと呼ばれる踊りを基本の型とするようだ。
何気に《ボーンおどり・チャージャー》に喧嘩を売っている。


さて、黒マンマが革命軍の味方をしていた頃…


侵略者はシールドを手札にしてくれるコダマンマが大好き!


…まさかの赤マンマは侵略者の仲間になっていた。
黒マンマ同様、同文明の革命軍と相性は当然良いのだが、それ以上に早さを追求するため手札が足らない侵略者との相性はより良かったようだ。
一応、収録デッキでは共通パーツ部分なので革命軍ユーザーも安心してください、入ってますよ!
(まあ組み直せばいいとか言わない)





追記・修正は笑顔を忘れた人形の方がお願いします。


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  • ユリアにはイラストアドという利点があるからなにも問題ない -- 名無しさん (2015-12-09 02:16:46)
  • 名カードの1つやね コダマンマの強さを理解できたなら初心者は卒業だな -- 名無しさん (2015-12-09 14:07:35)

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