神羅パンゲア・ムーン

ページ名:神羅パンゲア_ムーン

登録日:2015/04/23 Thu 22:04:32
更新日:2024/01/12 Fri 11:03:16NEW!
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dm dm-33 dmx-19 デュエル・マスターズ 自然文明 神化編 究極進化 進化クリーチャー スーパーレア リクルート ルナティック・エンペラー ガイア・コマンド 自然文明のクリーチャー t・ブレイカー 神羅パンゲア・ムーン






遙かな古代、


大陸はたった1つの拳によって5つへと打ち砕かれた。





概要

《神羅パンゲア・ムーン》とは、デュエル・マスターズのクリーチャー。


DM-33「神化編 第2弾 太陽の龍王(ライジング・ドラゴン)」にて初収録。レアリティはスーパーレア。
DMX-19「スーパーレア100%パック」でも再録を果たしている。


豪快なリクルートを持つ究極進化クリーチャー。



スペック

神羅パンゲア・ムーン SR 自然文明 (8)
進化クリーチャー:ルナティック・エンペラー/ガイア・コマンド 14000
究極進化-自分の進化クリーチャー1体の上に置く。
T・ブレイカー
自分のターンに、進化ではないクリーチャーを召喚した時、自分の山札を見る。その中から、そのクリーチャーと同じ名前のカードを好きな枚数選び、バトルゾーンに出してもよい。その後、山札をシャッフルする。

究極進化の例に漏れず、このクリーチャーも豪快な性能を持つ。


自分のターンに進化ではないクリーチャーを召喚した時、山札からそれと同名のクリーチャーを好きなだけリクルートできる。
基本的に、DMにおいて同名カードをデッキに入れられる数は最大四枚(一部カードを除く)。
そのため、最大三体まで山札から踏み倒せると考えれば分かりやすいか。


このリクルートはなかなか派手で、ゲームの流れを一気に変える性能である。


クリーチャーを最大四体増やせるというだけでもゲームを一気に決着に持ち込める。
大型クリーチャーはもちろん、小型のcip持ちを二体以上出しただけでもゲームを有利に運べる状況を作れる。
特に相性が良いのは、デッキに投入枚数制限が無い遊撃師団やチョロチューなどの類のカード。
上手くやれば、場に十体以上も同じカードを踏み倒せるという状態もありえなくはない。


ところが、この能力……というかこのクリーチャー自体はかなり扱いにくい。


最初に問題になるのが、重量級の究極進化という非常に出しにくい面。
普通に召喚すると、召喚酔い無しでの攻撃は出来るが、能力を一度も発動できないまま返しの相手のターンに移ることが多い。
ただ単純に攻撃するならば他にもっと優れたフィニッシャーがいるので、能力を使う方を重視したいところだが……
そのため単純な召喚は止めて、少し応用した踏み倒しなどが重要となる。


このクリーチャーのリクルート自体も単純に使いにくい面もある。


コストが重いことや非進化のみの召喚に対応するリクルートということから、出したターンにすぐ起動できる可能性は薄い。
さらに言うと、あくまで『召喚』のみにリクルートは適用される。
なので、踏み倒しなどには反応してくれないという細かいところにも使い勝手の悪さが見える。


そもそも、重いコストと山札からのリクルートの噛みあわせが微妙に悪い。


このカードが出て能力を発動できる頃には、山札も残り少なくなっている可能性が高い。
それに仕方ないことではあるが、同名のカードがシールドに埋まっていることだってある。
これを考えてしまうと、上手く踏み倒せて2体程いけるかどうかというところ。
そしてここから想像つくが、終盤になればなるほどリクルートの威力が弱まる可能性があるという……


そんなことなので、このカードを最大限に使うには十分な補助が必要。


返霊・地獄返霊などの山札回復の手段を使えば、終盤でもリクルートを上手く生かせる。
自分のターン中にコスト踏み倒しできる可能性があるシノビともそこそこの相性。
忘れがちだが、ニンジャ・ストライクは召喚扱いなので条件を満たせちゃったりする。


とにかく強力ではあるが使いにくいリクルートなので、パンゲア・ムーンを使うならば専用デッキの構築が必要かと思われる。



相性の良いカード

四十日鼠 チョロチュー UC 火文明 (3)
クリーチャー:アウトレイジMAX 2000+
このカードは、4枚以上デッキに入れることができる。
バトルゾーンにある自分の他の《四十日鼠 チョロチュー》1体につき、このクリーチャーは「パワーアタッカー+2000」を得る。
このクリーチャーは、パワーが6000以上の時、「W・ブレイカー」を得る。

遊撃師団 プレプレ C 自然文明 (3)
クリーチャー:ビーストフォーク號 4000+
《遊撃師団 プレプレ》は、4枚より多くデッキに入れることができる。
自分の、名前に《遊撃師団》を持つクリーチャーが5体以上バトルゾーンにあれば、このクリーチャーのパワーは+5000され、「W・ブレイカー」を得る。

遊撃師団 ニッカ C 火文明 (2)
クリーチャー:ヒューマノイド爆 1000+
《遊撃師団 ニッカ》は、4枚より多くデッキに入れることができる。
パワーアタッカー+2000
自分の、名前に《遊撃師団》を持つクリーチャーが5体以上バトルゾーンにあれば、このクリーチャーのパワーは+5000され、「W・ブレイカー」を得る。

DM……というかTCGにおいて、デッキへの投入枚数制限が無いという異色的なカードたち。


パンゲア・ムーンの踏み倒しとは抜群の相性を持つ。
同名カードに関する制限が無いため、5体以上場に並べることが可能。
並べるほど強くなるチョロチューや遊撃師団の性質上、高い攻撃力と一定以上のパワーを持つクリーチャーの集団を作れる。


ただ《天使と悪魔の墳墓》一枚で殲滅させられる可能性があるので注意。



補足

名前とか

フレーバーテキストを見るとかなり豪快な文章が載っているが、これはこのクリーチャーの名前を考えれば意味が分かる。


名前のパンゲア(Pangaea)とは、約3億年前(ぺルム紀)に存在した超大陸の名前。フレーバーテキストもそれを意識している。
現在の地球における全ての大陸の元となった。
フレーバーテキストは、パンゲア大陸がやがていくつかの大陸に分かれたことを意味しているのだろう。


ちなみに、パンゲアの『ゲア(gaea)』はガイア……つまり大地を意味している。
こうなると種族にガイア・コマンドを持つというのはイメージ的はピッタリ。


DMX-19での再録

このカードの存在を忘れていた人が多い中、DMX-19のスーパーレア枠の一枚として再録された。


エピソードシリーズでは再録されなかったので、新枠での登場は初めて。
ちなみに、同じく再録された究極進化クリーチャーは他にも《白騎士の神羅エターナル・ムーン》がいる。


当初、このカードの再録はかなり疑問に思われた。


何故なら、最初期のSRでもなかったのでファンサービス的な意味合いは薄い。
能力的面で見ても強いとは言い難いが、完全なハズレアとは言い難い。
一応同じ究極進化のエターナル・ムーンは、ハズレア枠などや種族的な意味合いでは再録の理由は理解できる。
そのため、よりによってこのカードが再録された意図が今一つ見えなかったのである。


しかし、その理由はしばらくして判明する。


DMR-16極から、チョロチューと同じく同名カードを4枚以上デッキに投入できる遊撃師団が登場した。
当然、パンゲア・ムーンと遊撃師団の相性はかなり良い。


つまりパンゲア・ムーンの再録された理由は、遊撃師団の登場を予告する役割があったということになる。




遙かな古代、アニヲタWikiはたった1回の全消しによってネット上へと打ち砕かれた。


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  • レジギガスと呼んでました -- 名無しさん (2015-04-23 22:10:52)
  • パンゲアチョロチューはネタ的要素が強いがパンゲアブレブレはわるくないな -- 名無しさん (2015-04-24 09:45:10)

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