単色構築(デュエル・マスターズ)

ページ名:単色構築_デュエル_マスターズ_

登録日:2015/03/07 Sat 22:06:18
更新日:2024/01/12 Fri 10:44:55NEW!
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単色 デュエル・マスターズ dm デュエマ 白単 青単 赤単 緑単 デュエマ用語項目 dmデッキタイプ項目 黒単





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ここではデュエル・マスターズにおける単色デッキ構築について述べる。



単色デッキとは

デュエル・マスターズにはまず5つの文明が存在している。
5つの文明は初期には争い合ったり、後期には特殊種族のメイン文明としていくつかが設定されたり…
というフレーバーがあるものの、デッキ構築は大概の場合背景ストーリーをそうも重視していられないこともある。
まあ他のTCGもそんなもんだが。


デュエル・マスターズの場合、兄貴分のMagic the Gatheringと比較しても、
そのマナゾーンのルールと多色クリーチャーの扱いから多色化が容易であるため、
「事故を回避する」目的で色を減らす、という発想があまりなく、むしろ「事故を回避する」ために色を追加するパターンのほうが多い。
(手札が欲しいなら青、マナが欲しいなら緑、呪文回収したいなら白、などのように)


そのため、「単色」で構築する場合は、むしろなんで単色であえて構築するのか、という理由付けをMTG以上に強く求められたりする。
あとMTGは《死儀礼のシャーマン》のような混色クリーチャーだっているし、エターナルやモダン環境なら色の役割の変更などの影響で
同じ色のやれることが広かったりするのも大きい。
(デュエマで色の役割が最近大きく動いたのは呪文の墓地からの回収またはプレイくらいだろうか?
前者は光、後者は闇の領分だったがいずれも水に移行し始めている。)


単色の歴史

黎明期は作中の登場デュエリストも単色デッキを使う者の方が多かったこともあり、
単色のデッキは多かった。だが《アクアン》などの友好色サポートなどが登場し始めるにつれ、
2色のデッキも増え始めていき、聖拳編多色カードが増えると
3〜4色のデッキが環境に登るようになる。


一方でDM-03やDM-14で単色であること自体をフィーチャーするサイクルも登場していたため、
どちらかといえばそれらのカードを使うタイプのデッキで単色は見られた。
だがいずれも低コストなカードが多く、それ故基本的には「速攻」のデッキタイプとして組まれるようになる。


エピソード2でもDMX-13で単色(&おまけで無色)フィーチャーサイクルが登場したが、
それでも単色で組む意義は小さいものであった。基本的には速攻、速攻であるがゆえに低コストなクリーチャーを積んだ、
リアルのコストも安い(カードの値段的な意味で)デッキとして広まる。
だが速攻自体、2色でもテンポが乱れず、より安定するようになっていたのでそれらのサイクルを使わない
(あるいは、多色カードを使うことでサイクルを利用しながら)タイプの多色速攻のほうに分があった部分も大きい。


だが単色フィーチャーとなったドラゴン・サーガでは単色であればあるほど発動しやすい
マナ武装の登場もあって、一転単色デッキに強みが出始め、
単色で大型を目指すのも難しくはなくなってきた。
現在は単色コントロールや単色ファッティビートにも光が当たり始めている。


文明ごとの単色事情

黎明期は《陽光の求道者ル・パーレ》《線光花》《宣凶師パルシア》が登場していたものの、
光ウィニーは大概が攻撃ができないブロッカーであったこともあって、速攻というものは組まれておらず、
初期は白単コントロールが単色として存在していた。ただし白単で組むよりコントロールは多色であったほうが
相手により脅威を与えられたりもしたため、光の単色というのは基本的にはあまり考えられてこなかった。
ヘブンズ・ゲート】も光単色では組まれないデッキタイプである。


だがエピソード2、エピソード3のイニシエートフィーチャーにともない、
白単色で優秀なウィニーとして活躍できる《幻盾の使徒ノートルダム》、トリガー呪文を封じる《瞬封の使徒サグラダ・ファミリア》、
呪文コストを上昇させる《剛厳の使徒シュライバー》の登場から、白ウィニーにも分が登場しはじめ、特にノートルダムの存在は、
白ウィニーを使う際にサブで水文明を使うデッキから、光単色にシフトする流れも生まれつつあり、
そこに光文明のコストを軽減する《一撃奪取 アクロアイト》とイニシエートを進化元にする進化アウトレイジの《サイレンス トパーズ》が登場したことで
白単イニシエート】が登場する。


ドラゴン・サーガでは《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》の登場から、光3コストウィニーに次々に光があたり、
《剛力の使徒ムルムル》や《曙の守護者パラ・オーレシス》で味方をガチガチに強くして、
《時空の守護者ジル・ワーカ》や《ピース・ルピア》、《純白の翼 キグナシオン》で相手を牽制しつつ
《支配の精霊龍 ヴァルハラナイツ》の効果でフリーズを叩き込んでいく【ヴァルハラナイツ】の誕生につながる。


ヴァルハラナイツの効果自体は白青軸でも発動できたものの、その後《共鳴の精霊龍 サザン・ルネッサンス》や
《救護の翼 サスペーガ》の登場でドローを水に頼る理由が薄れ、《トロワ・チャージャー》でマナ加速しつつ、
《超過の翼 デネブモンゴ》などで展開することで《アクア・ジェスタールーペ》も必要としなくなり、
《記憶の精霊龍 ソウルガルド》の効果なども活かすために最終的に光だけで構築する【白単ジャスティス・ウイング】を組めるようになった。
《堅牢の翼 アリシオン》から《パニッシュ・ホールド》が撃てるのも大きい。
ただしジャスティス・ウイングである必要はあまりなく、どちらかといえば
光3コスト以下の優秀なウィニーや、それらのサポート要員がジャスティス・ウイングが多いというのが理由。
今後ジャスティス・オーブの登場で「ジャスティス」が種族カテゴリ化し、
ジャスティスであることが意味を持つようになるのか注目されている。


黎明期には、《アストラル・リーフ》の存在や、《ストリーミング・シェイパー》といったぶっ壊れドローソースもあり、
また《アクア・サーファー》《アクア・ガード》《アクア・ハルカス》《クリスタル・ランサー》《クリスタル・パラディン》などの存在から
【第1世代青単】は環境の中心にいた。だが流石に強すぎたためリーフやシェイパー、《エメラル》《スパイラル・ゲート》などが続々と規制。


その後は水だけSR枠がハズレアで埋め尽くされる(《ゼータ・トゥレイト》《アストラル・メデューサ》《アクア・マスター》《エンペラー・アクア》)
など不遇の時代も続いたものの、《パシフィック・チャンピオン》の登場で《フィスト・ブレーダー》を進化元にしたマーフォーク主軸の
【第2世代青単】が登場する。《パシフィック・チャンピオン》の「非進化に攻撃もブロックもされない」特性が強すぎたのか、規制される。


その後は《エンペラー・マルコ》の登場でサイバーロード主軸の【第3世代青単】が登場したが、速攻性で【マルコビート】に勝つものの、
同じマルコなら多色で組まれたマルコビートのほうが明らかに優位であったためトップメタにはならなかった。
だがこのサイバーロードを中心にしたデッキタイプは、やがて「サイバー」というカテゴリ単位で強化された神化編
【青単サイバー】として結実する。このデッキの登場によって《パラダイス・アロマ》が新たに殿堂入りしてしまったが。
…青単は活躍するたびになにかしら規制を出している気がする。


その後はエピソードシリーズでサイバー及びリキッド・ピープルのフィーチャーは地味に続いたが、
いずれも単色デッキにばかり投入されるタイプではなかった(【青単サイバー】自体は已然強さを保ってはいたが)。
一部では光なんていなかったかのように水だけのグレートメカオーデッキが誕生、
【青単グレートメカオー】はそれなりに人気を得た。この【青単グレートメカオー】、ビートダウンもコントロールも、そして
《偽りの名 iFormulaX》の存在とメカオーお得意の種族サポートドローでエクストラウィンのコンボデッキも構築できる。
不死鳥編からのドリームメイトとの因縁は形を変えて続いているといえる。


と一部を除きぱっとしなかったが、ドラゴン・サーガリキッド・ピープル閃クリスタル・コマンド・ドラゴンが登場、
超閃機 ジャバジャック》《超閃機 ヴィルヴィスヴィード》《龍素記号iQ サイクロペディア》などの登場と、
《クリスタル・スーパーパラディン》《アクア・ティーチャー》の再評価、
またリキッド・ピープルでないものの《時間停止/Time Stop》のデュエマ版ともいえる《終末の時計 ザ・クロック》の登場から、
【青単リキッド・ピープル】がファンデッキからガチデッキに上り詰める。
その後も《アクア操縦士 ニュートン》《龍脈術 水霊の計》《龍脈術 落城の計》《龍覇 メタルアベンジャー》《龍波動空母 エビデゴラス》などが登場し、
青単には現在風が吹いている。なんといっても「フォートレス除去に一番長けてるのに自分たちはフォートレスが強い」という
ドラゴン・サーガ環境での強みを活かしている文明でもある。


黎明期はパラサイトワームやゴーストのデッキなども登場はしていたものの、純粋な黒単色で組む意義はあまり存在しなかった。
ただし初期の頃から《悪魔神バロム》の存在と、闇の相手を妨害する呪文の多さから、ファンデッキとしての【黒単コントロール】は長らく存在しており、
コントロールでは歴史が非常に長いデッキタイプと言える。なんと言っても初期から色褪せない強さを誇る《デーモン・ハンド》、
相手の手札をすべて闇に葬る《ロスト・ソウル》、ピーピングハンデスする《解体人形ジェニー》や擬似ランデス《魔天光臨》が強力でもある。
更に後には《超次元バイス・ホール》《地獄門デス・ゲート》の登場なども追い風になったが、バイス・ホールは現在プレミアム殿堂である。


一方ビートダウンとしての黒単は黎明期から【青黒】に立場を奪われるところがあり、《暗黒秘宝ザマル》の登場で一時期は組まれたものの、
殿堂入りしたとはいえ《アクアン》が使える上に《腐敗電脳メルニア》も存在するため【準黒単】(【ザマルビート】とも)に移行する。
その後も墓地進化や軽量除去の拡充、《闇戦士ザビ・クロー》の登場やアクアンの商売専念による引退などいいことも続いたものの、現時点ではこれらのカードは
【黒緑墓地進化速攻】(【6パン】とも)や【赤黒速攻】【青黒墓地退化】【白黒オール・イエス】などやたら多色のデッキに使用されることが多い。


ドラゴン・サーガ以降、ファンキー・ナイトメアデーモン・コマンド・ドラゴンの登場、
《魔狼月下城の咆哮》《ミラー怪人 ドテラバラ》《ハサミ怪人 チョキラビ》《爆霊魔 タイガニトロ》などの登場で強化され、《滅殺刃 ゴー・トゥ・ヘル》の効果対象にもなりうる
ファンキー・ナイトメアを軸にしたスーサイド系ビートダウン【黒単ファンキー・ナイトメア】や、《永遠の悪魔龍 デッド・リュウセイ》《凶英雄 ツミトバツ》を採用し、
《魔壊王 デスシラズ》《絡繰の悪魔龍 ウツセミヘンゲ》などでしぶとく戦線を維持しながら相手を苦しめる【黒単コントロール】なども分が出てきた。
ただ、カード指定除去が唯一配られなかったため、「フォートレスやクロスギアに触れない」というどこぞの色みたいな弱点が存在しており、
《龍波動空母 エビデゴラス》や《爆熱天守 バトライ閣》などが存在する環境下では力を発揮できないこともままある。
今後ダーク・ナイトメアとともに、カードパワーはますます高くなっていくことは期待されるが、
「置物にさわれる」日は来るのだろうか?


……とまぁ、置物に触れないことをディスってはみたものの、裏を返せば弱点はそれくらいしかない。というか、この弱点が無かったらゲームバランスが大いに崩壊していた可能性もある。
特に、《極龍覇 ヘルボロフ》登場以降の黒単の主流【黒単ヘルボロフ】は顕著であり、《特攻人形ジェニー》や《西部人形 サビ・バレル》で手札を削り、《停滞の影 タイムトリッパー》や《魔天降臨》でマナを縛ったうえで、自分はドラグハートや、《リュウセイ・イン・ザ・ダーク》などのフィニッシャーで攻め立てる、という実に隙の無いとなっている。
革命編以降は《復讐 ブラック・サイコ》、《超復讐 ギャロウィン》のような凶悪な侵略者や《暗黒鎧 ヴェイダー》という強い置きドローも出ており、これらに素早く繋げながらヘルボロフまでカーブしていくために《一撃奪取 ブラッドレイン》を用いる型(ブラッドレイン→ヴェイダー→サイコ→ニンジャリバン等→ヘルボロフのカーブ)や、手札アドに比重を置いて水を少しだけ混ぜた【準黒単ヘルボロフ】なんかも登場している。
ともあれ、【黒単ヘルボロフ】はDS環境終盤から革命編環境に至るまで常にトップメタに君臨しており、その強さたるや公式が「最強」と認めるほどのものである。


初期はなにしろ勝ちゃんが使うのが赤単色だったので、そらあもう人気ではあったものの、どうみても黎明期の環境では赤単は無理があるデッキタイプだった。
ウィニーは強くファッティも強いかもしれないが間がなかったのである。そら無理だわ。赤単色で6マナまで繋ぐことすら初期は厳しかったんだし。


当たり前だが赤単では今でも、「コントロールは組めない」。一応赤主軸のコントロールなら【ボルメテウスコントロール】はあるが、
あれは光と水と闇をぶち込んで(時には自然も)作るものである。


一方で「スピードアタッカー」の登場から、《襲撃者エグゼドライブ》《解体屋ピーカプ》《タイラーのライター》などで【赤単速攻】はトップメタに上り詰め、
今でも《タイラーのライター》や《鬼切丸》の存在は、「赤単色で組む意義」とすら言われている。
何しろ第1次ボルバルマスターズをボルバルなしで切り抜けた数少ないデッキなので(赤しか無いのにボルバルを入れようがないという理由もあるが)


エピソードシリーズではガンガン強化され、《凶戦士ブレイズ・クロー》を1t目に繰り出し、《斬斬人形コダマンマ》から《デュアルショック・ドラゴン》に繋いで、
3t目に《鬼切丸》や《タイラーのライター》《襲撃者エグゼドライブ》《ブーストグレンオー・マックス》で理論上3tキルが可能という恐ろしい速度、
《禍々しい取引 パルサー》《ライラ・アイニー》《ピーカプのドライバー》などの安定要員、
《一撃奪取 トップギア》のおかげで4コストSAも無理なく投入でき、《早撃人形マグナム》《その子供、凶暴につき》《突撃奪取 ファルコン・ボンバー》を入れられること、
2コストでも条件付きSAもいることなどから現在でも魅力を持ち、優勝することも時にある。弱点は1コストのまともなアタッカーがブレイズ・クローしかいないこと。
《螺神兵ボロック》《ブルース・ガー》《勇気の爪 コルナゴ》はいずれも癖が強すぎる…


一方で大型はステロイドやシータ、クローシスにせざるを得ない状況が続いていたが、ドラゴン・サーガではただでさえ多かった赤い3コストチャージャーが
《メテオ・チャージャー》《ネクスト・チャージャー》と2種類新たに追加されたり、どんな劣勢も切り札出せばひっくり返せるという主人公補正
(特にグレンモルトシリーズの無印、「爆」、「覇」、「王」、「刃」、NEXTとガイギンガ、バトライ閣、ガイオウバーン、オウギンガなどの存在)
「今引きに強い」「トリガー運に強い」というデッキ構築とは関係ない強み、《英雄奥義 バーニング銀河》《熱血龍 メッタギルス》などのカード指定除去、
《熱血龍 バトクロス・バトル》《熱血提督 ザーク・タイザー》《天守閣 龍王武陣》といった汎用性の高いカードを豊富に取り揃え、DS後期にはメタに登る。
しかし、一方でそれらの手をもいでしまえば瞬間のパワーに頼るため、安定はしないのも特徴。《爆砕面 ジョニーウォーカー》や《フェアリーの火の子祭》の存在から
【準赤単】も人気を集めているため、純粋な【赤単ヒューマノイド】【赤単連ドラ】として活躍する日は果たして来るのだろうか?
今後も目が離せない。


革命編では自分のクリーチャーが殴った際に条件を満たしていればノーコストで進化してそのまま殴れるという新たなキーワード能力『侵略』を持つ侵略者が登場。
その中でも3ターンキルが可能な《音速 ガトリング》や《轟く侵略 レッドゾーン》は恐ろしい強さを発揮し、侵略者の速度が如何にトチ狂っているかをプレイヤー達に叩き込んだ。
火単では数少ない手札補充が可能な《超音速 ターボ3》や6000割り振り火力を内蔵したSトリガーの《破壊者 シュトルム》、革命編の主人公で敗北回避能力と無限攻撃能力を併せ持つ《燃える革命 ドギラゴン》が登場した事で、以前に比べて格段に隙が少なくなった。
更には、《禁断~封印されしX~/伝説の禁断 ドキンダムX》が登場したことにより、火のコマンドデッキが大幅に躍進を遂げることとなる。



自然

マナ加速に優れ、大型にも自身のある緑だけに、安定した戦略は取れるものの、自然単色で組む意義はかなり少ないとも言われており、
「緑?ああ、マナブーストね」と言われるのはお約束であった。


だが黎明期から【緑単ビーストフォーク】【緑単スノーフェアリー】は存在した他、
《クラウド・メイフライ》《レベリオン・クワキリ》の存在と《フェアリー・ギフト》による早期踏み倒しから【ギフトメイフライ】、
あるいは上記の2体や《寝ぼけまなこのたぬ吉さん》を、《シビレアシダケ》《幻想の双月》などによるブーストからつないだり、
《一撃奪取 ケラサス》で軽減しながら運用し、《密林の提督ハックル・キリンソーヤ》で擬似アンブロッカブルを付与しつつ殴る
【緑単速攻】は組まれていた。


だがどちらかといえば「組めるといえば組める」という感じだったのは否めない。


その後、ビーストフォークスノーフェアリー、そしてドリームメイトと自然の主要種族はフィーチャーがなされ、
ビーストフォークはガードマンの中心種族となったことで、【緑単ガードマン】(火を入れたほうが安定はするが)や
ぶっちゃけよろしく【ハンター軸ビーストフォーク】などを構築することができるようになり、
スノーフェアリーは《霞み妖精ジャスミン》《天真妖精オチャッピィ》を運用し、《妖精のイザナイ オーロラ》で展開補助するところに、
《呪紋のカルマ インカ》という踏み倒しメタが登場して運用しやすくなり、
ドリームメイトは火なんてなかったと言わんばかりに《眠りの森のメイ様》《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》で仲間をぽこじゃかふやしていく
【緑単ドリームメイト】が登場。このドリームメイトだが、組み合わせるカード次第ではビートダウンでもコントロールでもできてしまい、
更には《お目覚めメイ様》がいるためになんとエクストラウィンのコンボデッキまで構築可能。
不死鳥編からのグレートメカオーとの因縁は形を変えて続いているといえる。


《純白設計図》や《野生設計図》の存在から《アクア・ティーチャー》に頼らず、《ナメナメ・ナメコー》の登場で自然単独でも打点を稼げるようになったことで
【緑単バニラビート】なんてデッキも存在する。自然はバニラがとかく優秀なので一考の余地はあるだろう。


ドラゴン・サーガではビーストフォーク號ジュラシック・コマンド・ドラゴンの登場から、
一躍緑単色で組む意義も増え始めた。
【緑単ジュラシック・コマンド・ドラゴン】は、とにかくバカみたいにマナを貯めつつ、そこから連鎖類
《始原魂 ジュダイナ》《邪帝斧 ボアロアックス》《成長類石塊目 ジュランクルーガ》などでほいほい出すスタイルを取る。
もはや「マナが手札」という感じであり、自然文明の「マナブーストしかできない」という難点を、むしろ「マナブーストができてしまう」という強みに変換してしまった感がある。
《古代王 ザウルピオ》や《恐・古代王 サウザールピオ》などで封殺も可能。


ただしドラゴン・サーガの自然は、どこぞの慢心しない慢心マンによって、むしろ【薫風武装】や【パラス】といった
5色をふんだんに使い倒すタイプも存在するため、ここでどこまで「緑単色」として登れるかは注目したいところ。
一応、あちらと違って明確なキーカードが「これ」というものがないためいくらでも立て直しがきくというメリットはある。


革命編に入ると自然にも《超獣軍隊 ゲリランチャー》(通称下痢)や《革命類突進目 トリケラX》などの侵略者・革命軍のクリーチャーが登場したが、どれもイマイチパッとせずあまり注目はされなかった。
そんな中、革命2弾で《超獣軍隊 ベアフガン》なる侵略者が登場。同弾で収録された《獣軍隊 ベアッサー》を使う事で最速にして僅か2ターン目でパワー21000・Qブレイカーの超巨大獣が飛んでくるという異次元っぷりで一気に注目と期待と恐怖を集め、その期待通りにベアフガンを核とした《緑単ベアフガン》は各地の大きな大会で結果を残し続け、現環境のトップメタとなった。




追記・修正は無色単でCS優勝を遂げた人がお願いします。


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  • DSの緑単は【緑単】と言う名の5cデッキだからなぁ…… -- 名無しさん (2015-03-08 02:34:42)
  • ぽこじゃかって表現はじめてみたどこの生まれの人? -- 名無しさん (2015-03-08 03:04:09)
  • どこでもいいだろw言語学者なのかよwあと一部ミス修正した -- 名無しさん (2015-03-08 10:43:57)
  • MtGの場合、強力な多色対策(というか特殊地形対策)があるのも色減らしが進みやすい理由。不毛の大地とかBtBとか蒼ざめた月とか。…デュエマにはそういうカードってないのかな? -- 名無しさん (2015-03-08 14:11:20)
  • ↑多分ディアボロス ZZ位、DMは基本光文明以外の~とかむしろ特定色を持ってないカードを封じるほうが圧倒的に多いね、後は多色のデメリットであるマナ置かれる時にタップされるから速攻相手にも潜在的な脆さがあるな -- 名無しさん (2015-03-08 15:33:44)
  • ヘブンズ・ゲートも光単で組まれること増えてるよね。純よりt水って構成も多いが -- 名無しさん (2015-03-08 20:25:23)
  • マナ武装のおかげで大分組みやすくなったね -- 名無しさん (2015-03-08 21:17:37)
  • ↑4で言われてた多色対策、メガ・マナロック・ドラゴンが登場した事で相対的に単色のメリットが増えた。 -- 名無しさん (2015-10-06 15:39:50)
  • なんで侵略者まで追記されてるのに同じくトップメタの黒単がこんな微妙な書き方されてるんだ書き方 -- 名無しさん (2015-10-14 13:43:15)
  • ↑ここではリントの言葉で話せ -- 名無しさん (2015-10-14 13:58:35)
  • いつか相手のマナに全文明を与えるカードを出してマナロックとステルスを強化する日がやってくるんだろうな・・・その時の裁定変更を楽しみにしているぞ -- 名無しさん (2016-02-02 00:39:32)
  • ↑の裁定変更の意味が分からない人は「ステルス」のコメント欄を見ることを勧める -- 名無しさん (2016-02-02 20:45:41)
  • GBA一作目の透の水単がとてつもなく強かった記憶 -- 名無しさん (2017-10-16 13:46:43)
  • 流石に記事が古すぎるな…。無色単が言及されてないし。しかもまるまるジョー編が抜けてるから編集も難しい… -- 名無しさん (2022-07-26 05:18:29)
  • 我我我いなくてそりゃないだろと思ってしっかり読んでみたらそれどころじゃなかった件 -- 名無しさん (2022-07-26 11:21:57)

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