登録日:2015/01/12 (月) 20:40:20
更新日:2024/01/12 Fri 10:20:18NEW!
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銃 拳銃 自動拳銃 マグナム 三日天下 発売時期悪すぎ マグナム・オート ウィルディ・ピストル スーパー・マグナム
ウィルディ・ピストルとは、44オートマグに端を発するマグナム・オートの一種である。
俗にウィルディ・マグナムと呼ばれることも。
性能
種別:半自動拳銃
製造国:アメリカ合衆国
設計者:ウィルディ・ムーア
口径:0.38~0.475インチ(9~12.065mm)
銃身長:5インチ~8インチ(127~203mm)、10インチ(254mm)、12インチ(305mm)、14インチ(356mm)、18インチ(457mm)
使用弾薬:.9mmウィンチェスター・マグナム
.41ウィルディ・マグナム
.44AMP
.44ウィルディ・マグナム
.45ウィルディ・マグナム
.45ウィンチェスター・マグナム
.475ウィルディ・マグナム
装弾数:7or8+1(事前装填分)
概要
1970年台初期にウィルディ・ムーアが開発、販売したセミオート・ハンドガン。
発売開始は44オートマグの直後で、それより大威力な.45口径マグナム弾対応をセールスポイントにしていた。
大威力な代わりに強烈な負荷を本体(とガンナー)にダイレクトに跳ね返すマグナム弾を確実に発射し、かつ使用者の負担を抑えるため、
自動小銃でもあるまいにロータリーボルトとガスオペレーションを採用している。
このせいでウィルディ・ガスオートという愛称もある。
また、その動作機構の関係上、銃身付け根と下部フレームの隙間から細いガイドロックが露出している。
なんか構造上の欠陥に見えなくもないのだが、この方式のおかげでバレル交換が容易というメリットも。
さらにパーツ換装で7種の弾薬に対応させられ、この辺は専用弾の供給遅れでずっこけたオートマグよりも上等。
また、バレルも銃身長と用途に応じて豊富に取り揃えられており、5~8、10、12、14、18インチと多彩。
てか最長の18インチバレル、下手なフルサイズのアサルトライフルより長いんですけど……
バレル基部にはダイヤル式ガスレギュレータが鎮座しており、これを回してガスポートへのガス供給量を調節できる。
ジャム防止用で、SG550や89式小銃なんかに採用されてるシステムだが、例によって自動拳銃にぶっこむようなもんではない。
特に意味はないが、ガス圧をゼロ供給にセットして、1発ごとにボルトとスライドを手動操作することも可能。
わかりきったこととは思うが、正直言ってカッコつけ以上の意味はない。
外観は、44オートの銃身をガバメントのトリガーガード以降に接続したような感じ。
まあ、要は珍妙かつ骨董品めいた見た目ということである。パッと見、ネタ系カスタムガンにしか見えん(偏見)。
見た目は美麗だが中身が(ネタ的な意味で)お察しなオートマグよりは、実用性がある分何ぼかマシか?
なお、外装マテリアルはステンレス製のシルバーモデル一択。先輩とお揃い。
対応弾は.475ウィルディ・マグナム(≒12.07mm)を筆頭に4種(.41、.44、.45、.475マグナム)が自社製で、販売当初は
「ウチのピストルが世界最強やで!力こそパゥアーならぜひ見てってや!」と宣伝してたわけだが、
直後に「.475程度で最強とは片腹痛いわ!」と片手で撃ったら肩がイカれると噂のハンドキャノンがリリースされてしまい、
某金柑頭真っ青な三日天下で世界最強の自動拳銃の座から引きずり降ろされてしまった。
ちなみに、弾薬供給が遅れてずっこけたオートマグとは対照的に、「初のダブルアクション・マグナム・オート」だったり、
「初のダブルカラムマガジン仕様マグナム・オート(9mmウィンチェスター・マグナムモデル)」だったり、
無駄に独創的なシステムのせいで本体の開発が難航しているという割と本末転倒なヤツ。
最終的には弾が先に販売されるわ、お高いのでセールスも伸び悩むわで今ひとつ知名度に欠ける。
知名度の高い産廃先輩とチート後輩(44と鷹)に挟まれてるせいで影が薄いが、現在も生産・販売が継続中だったり、
2003年以降はオートマグ専用の.44AMP対応モデルがリリースされるなど、どっこいしぶとく生きている。
何だかんだでニッチ大好きなマニア垂涎の品と化していたり、これはこれで美味しい役どころと言えるんじゃないかな……たぶんきっとめいびー。
マグナム弾ってなんですか?
事ここに至ってアニヲタwikiにマグナム弾についての項目がないので簡単に説明すると、強装弾のことである。
じゃあ強装弾って何ぞやっちゅー話なのだが、要は薬莢伸ばしたりして装薬マシマシにした弾丸のこと。
なんでも、酒瓶の増量モデルが語源なんだとか。銃といえばライフルだった頃の名残だな。
※ライフル弾は今も昔もボトルネック型です
こと大口径バカの多いアメリカでは『マグナム≒力こそパゥアーなマニアと兄貴向け』という見方が多いが、これはある意味では正しい。
しかしもう一方から見ると、ライフルみたいな大型銃器をハンドガンで代用できるため、実用品としても結構需要は大きいんである。
例えばクマー生息域での護身用とか。ハンドガンだからいくら重いっつってもライフルよかマシだし、めったに撃たんから多少の反動は問題外。
何よりきちんと当てればグリズリーを殺れる。こういう用途での最適解は.44マグナム以上のリボルバーだそうで。
ツェリスカ?さすがにあそこまでのキチガイ仕様は観賞用じゃないかなぁ……そもそも人類に撃てるのか、アレ。
火薬量だけならホットロードと似たようなものだが、ホットロードが規格外レベルの火薬マシマシ安全基準外仕様なのに対し、
こっちはあくまでファクトリーロード……つまり当初からそれに耐えられるよう規格化されている点で異なる。
とゆーか、犯罪者御用達のホットロードと比べるのはちとおこがましいような気も……
なお、ときたまガンスミスがマグナム弾をホットロード化させたキチガイ弾を作ることがある模様。
そりゃあ元々強度が高いから装薬も増やしやすいだろうけど、無茶するなー……
バリエーション
○ウィルディ・サバイバー
サテンフィニッシュモデル。各種銃身長&口径の他に、トリガーガードが角形丸形を選択可能。
○ウィルディ・ハンター
マットフィニッシュモデル。選択可能なオプションはサバイバーと一緒。
つーか仕上げしか差がありません。
○ウィルディ・カービン
18インチバレルモデルにフォアグリップとスケルトンストックを装着した、セミオートライフル仕様。
ここまでくると、法執行機関向けのライフルと何も変わらんな……
その他のオプションは問題なく選択可能。
映画とかアニメとかゲームとか漫画とかその辺への露出
『天使ノ二挺拳銃』でジェイが二丁拳銃の右手用に使っている。銃身長や口径は筆者未プレイにつきわからないので加筆よろしく。
他の有名どころとしては、『デスペラード』の主人公とか『the EDGE』の御子神鋭士とか。
あと、さりげなく『ロボコップ3』でリハップ隊員が持ってるシーンがあったり。支給品であろうベレッタの代わりに持ち歩くあたり、筋金入りだな。
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▷ コメント欄
- ウィルディピストルといったらブロンソン主演のスーパー・マグナムしか思いつかんなぁ てかコレ以上にウィルディが活躍する映画は無いと思う -- 名無しさん (2015-01-27 18:38:18)
- スーパーマグナムの故ブロンソン氏の吹き替えは故大塚周夫氏、そしてデスペラードのバンデラス氏の吹き替えはソフト版では大塚明夫氏、親子そろって吹き替えた俳優が使ってるのにはびっくりした -- 名無しさん (2016-01-27 12:17:01)
- ガングレイブでもブランドンが使ってたな。確か11話でネクロライズ対策に -- 名無しさん (2016-07-06 21:45:54)
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