ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア

ページ名:ポケットモンスター オメガルビー_アルファサファイア

登録日:2014/11/24 (月) 20:21:08
更新日:2023/12/21 Thu 13:40:07NEW!
所要時間:約 7 分で読めます



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出典:ポケットモンスターXY、56話『カラマネロ対マーイーカ!絆は世界を救う!!』、2013年10月17日~2015年10月29日まで放送。
OLM Team Kato、テレビ東京、MEDIANET、ShoPro、
©Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku ©Pokémon




ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(Pokémon Omega Ruby / Alpha Sapphire)とは、『ポケットモンスター』シリーズの一つ、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』のリメイク作。
2014年11月21日発売。
ニンテンドー3DSに対応している。



原作のミナモシティの看板にはこのように書かれていた。


「ここは ミナモ シティ りくちの さいはて うみの はじまり」



◆概要


シリーズのリメイク作品としては『FRLG』、『HGSS』に次いで3作目。
ストーリー、舞台、登場人物は原作の『ルビー・サファイア』と同じだが、設定の変更やシナリオの追加など、原作からのアレンジ色がかなり強いのが特徴。


テーマは「豊かさ」「共存」。
豊かな自然の中で人やポケモンが共存するホウエン地方を象徴している。


パッケージを飾るのは伝説のポケモングラードンカイオーガが新要素「ゲンシカイキ」によってパワーアップした姿。
この「ゲンシカイキ」の謎に迫ることがストーリーの主軸となる。


グラフィックやゲームシステムは前作『XY』をベースにしている。
前作に引き続き「メガシンカ」を前面に押し出した内容となっており、新たなメガシンカポケモンも多数登場する。
ポケモンコンテストやひみつきちといった第3世代独自の要素も、第6世代の環境に合わせパワーアップした。
前作に登場したポケパルレとスパトレも続投している。



2014年10月頃に『オメガルビー・アルファサファイア 特別体験版』が配信された。
シナリオはここでしか体験できない正に特別仕様で、メガストーン持ちのハガネール(海外版ではオニゴーリ)を捕獲して製品版に送ることができる。


原作と同様に「むげんのチケット」も配信され、すれちがい通信を利用しておすそ分けも可能になった。ちなみにすれちがい通信している限り永遠に配り続ける。
まさに「無限のチケット」。



購入・予約特典は店舗ごとに様々なアイテムが用意されている。
海洋堂製のオリジナルフィギュアは『DPt』・『HGSS』以来となる。
ポケモンセンター限定特典は『XY』の「ワールドアートブック」と同種の「ニューホウエンアートブック」やクリアポスター。


そしてメガストーンを持った色違いダンバルがインターネットを通してプレゼントされる。



TVアニメ版では『最強メガシンカシリーズ』において一足先にホウエン地方を舞台とした話が展開されている。


メガシンカポケモンが集合する短編アニメ『メガスペシャルアニメーション』も制作され、11月16日にBSジャパンにて『裂空の訪問者デオキシス』の後にテレビ放送された。
BW2スペシャルムービー』や『ポケットモンスター THE ORIGIN』と同様にTVアニメ版とは世界観や声優が異なる。



なお、本編の時間軸上は、『XY』や『BW』、『BW2』よりも過去のエピソードとなっており、『DPt』よりも前である可能性もある。
ただし、『BW2』のモブの台詞や『XY』の[[プラターヌ博士>プラターヌ博士(ポケモン)]]の台詞などと若干ズレが生じてしまっている。
(プラターヌ博士の台詞は今後『XY』のマイナーチェンジ版にて修正されるものと思われる。)


また、リメイク前の世界観はパラレルワールドとして扱われている。
おそらく今後は『ORAS』のほうが正史になるものと思われる(主人公の冒険と行く先々で起こるイベントが12年後にシフトした世界と考えれば良い)。
『RSE』という作品の世界観そのものが抹消された訳ではないので、そこは安心してほしい。
実際に後の作品では『RSE』の世界出身と思われる人物や、『ORAS』ではなく『RSE』の姿をした人物が登場している。


ポケモンシリーズの時系列に関しては『RSE』の項目を参照。



リメイク作品である事を強くプッシュしているせいもあってか、劇中でもリメイク前を意識したメタ発言が多い。
ちなみにゲームコーナー客が来なくなって潰れた



◆新要素


  • ゲンシカイキ

超古代ポケモングラードンカイオーガに見られる新たなフォルムチェンジ
メガシンカとは異なるシステムで発動する。



  • ポケモンコンテストライブ!

ポケモンコンテストの発展型。
本作ではエキサイト時に特殊な技が披露される。


ポロック作りがまさかの自動化を果たし、格段にやりやすくなった。
きのみの色に応じて様々なものが作成可能。
更にあげられるポロックの上限がなくなっている。
それを悲しむRSE当時のファンもいるが…。



  • スーパーひみつきち

ひみつきちの発展型。
リメイク前とぱっと見の変化は少ないが、各通信機能に対応しより多くのプレイヤーと交流可能。



今までに訪れた街のみならず、道路やダンジョンの入口にも飛べるようになった。



  • ずかんサーチ

草むらに潜むポケモンをエンカウント前から発見、スライドパッドを少し倒しながら近づくことでバトルできる。
この方法で捕まえると珍しい技や道具を持ったポケモンになる。
そのポケモンを見た回数に応じ、色違いなど特別なポケモンをサーチできる確率が高くなる。
普段はその地域に生息するポケモンのシルエットが表示される。


アニメ版の「あのポケモンは……(ポケモン図鑑起動)」実装化といったところか。
ちなみにフィールド上で話しかけられるポケモンや、背景を通るだけのポケモンにも反応する。



  • エピソードデルタ

殿堂入り後の新たな冒険。


この星に隕石が落下することが判明し対策を講じるトクサネ宇宙センターの面々。
一方、主人公はミシロタウンで謎の少女ヒガナと出会う。
意味深な問いかけを繰り返す彼女の狙いとは?
またメガシンカの秘密とは何なのだろうか?
並行してキーストーンを狙うマグマ団/アクア団も再びホウエン地方に牙を向け始める。


鍵を握るポケモンは『裂空の訪問者デオキシス』と同様にレックウザデオキシス


▲余談

  • デオキシスが初お披露目になった『ファイアレッド・リーフグリーン』のたんじょうのしまでは、瞬間移動する三角形の石板(=デルタ?)を追いかけ続けるとデオキシスが空から降臨する。
  • 「隕石」「レックウザ」「塔の上」という意味で、どこかしらポケダンの『救助隊』と共通点がある。


◆登場人物


ジョウト地方から母親と共に引っ越してきた。
引っ越し直後にオダマキ博士のピンチを救った縁からポケモントレーナーとしての道を歩む。


オダマキ博士の娘/息子。
父親の手伝いのためあちこちを巡っている。


トウカシティに住む病弱な少年。
主人公に見守られながらラルトスを捕まえたことがきっかけでたくましく成長する。
公開直後からイベント時の上目遣いで全国の紳士淑女を悶えさせた。
3Dグラフィックの恩恵を大いに受けており、戦う度に目付きが力強い雰囲気になって行く。


人々の発展のため大地を拡大させる/ポケモン達の故郷となる海を取り戻すため暗躍する謎の組織。
全体的にイロモノ&ネタキャラ集団化団員の個性がはっきりするようになった。


みんな大好き大誤算25歳。
メガシンカの秘密を追い旅をしている。


ポケモンコンテストライブが大好きなアイドル。
パートナーのチルタリスと共に新たなポケモンコーディネーターとして主人公をスカウトする。
どことなくミクリに似ているが…?
そう、実は彼女はミクリの姪だったのだ!!(ミクリの姉の子)
年齢は、秘密なのだが見た目から推定すると13歳~14歳前後。


  • ギリー

スーパーひみつきちを愛する青年。イッシュ地方出身。
パートナーはフライゴン


エピソードデルタに登場する少女。
パートナーはゴニョニョボーマンダ
隕石落下に察し、何らかの思惑を抱え行動する。
雑誌公開された際は「かなた(彼方のルビ)」というテキストがスクリーンショットの真下に来たため「かなたって誰だ」と一部でネタにされた。




ポケモントレーナーに関しては、『XY』とほぼ似たような肩書きのトレーナーが登場する。
『XY』で初登場した「メルヘンしょうじょ」や、本作初登場のチョイ悪系トレーナー「こわいおじさん」「こわいおねえさん」など、
オリジナル版にいなかった種類のモブトレーナーも増えている。
やまおとこ、バックパッカーなど一部は『XY』のグラフィックをそのまま流用している。


一方で、本作には女性トライアスリート各種と女性サイキッカーが登場しない。



また、着替えシステムはないが、『XY』の全衣装データやサナ、ティエルノ、トロバのグラフィックも内部には収録されている。
衣装データは『XY』との対戦時に、友達3人組のグラフィックはバトルハウスのマルチバトルのバトルビデオ再生時に確認できる。
ついでに戦闘画面のカメラアングルも微妙に変更されたので、『XY』では分かりにくかった相手のボトムス衣装までしっかり確認できる。
これを機に『XY』時代のバトルビデオを『ORAS』で見返してみたり、『XY』勢と対戦してみると面白いかもしれない。


更に余談だが、『ORAS』は『XY』と違う形で楽しむものとして製作されている。
着せ替え、ローラースケート、写真看板、トレーナープロモなど『XY』で登場した新要素の多くが『ORAS』に引き継がれなかったのはこのためである。
『XY』はトレーナー自身も色々なことをして楽しむソフト、『ORAS』はポケモンと一緒に遊び尽くすソフトと言ったところか。






追記・修正はゲンシカイキしながらお願いします。


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  • リセットしました -- 名無しさん (2016-03-28 00:18:55)
  • なんでヒガナの記事は嘔吐関連記事みたいに凍結されないんだろうね -- 名無しさん (2016-05-12 22:04:31)
  • 海外の反応でORASがラテン語で海岸を意味すると知った時は感心した -- 名無しさん (2016-05-29 00:07:11)
  • ラティ加入、メガシンカ、技マシン無限、学習装置… 小学生の時にした原作と比べて易しすぎる。小学生にもやりがいないんじゃない? -- 名無しさん (2016-08-10 16:58:07)
  • パラレル関係はリメイク前の世界とリメイク後の世界で別れてるんじゃないかな、なのでXYとORASは繋がらない -- 名無しさん (2016-08-27 14:09:55)
  • ↑そんな失敗作どうでもいいよ -- 名無しさん (2016-08-27 14:50:04)
  • ↑3難易度高ければ良いとは思えんな。 -- 名無しさん (2017-12-20 17:54:17)
  • 金銀以来久しぶりにやった復帰勢だが、これくらいのほうがリハビリにちょうどよかった -- 名無しさん (2019-04-11 13:58:34)
  • 登場人物のキャラデザにかなり賛否があったけど、そもそもポケモンはトレーナーよりもポケモンのほうが重要であり、FFやテイルズみたいに人間キャラの外見とか設定は必要なのか?と思ったな。 -- 名無しさん (2019-05-23 10:32:55)
  • やっぱり一番好きなシリーズだわ。サクサク進むストーリーに個性豊かなキャラやイベントで、ポケモンの世界を冒険するっていうワクワク感がどれだけプレイしても絶えない -- 名無しさん (2019-05-23 11:48:04)
  • モブトレーナーが削除されてるのがショック -- 名無しさん (2020-02-27 23:09:50)
  • タイトルにオメガとアルファをつけた意味が特性や敵組織の目的からちゃんと分かる流れはちょっと感心した -- 名無しさん (2020-06-24 15:57:36)

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