ライガーゼロ(ビット・クラウド機)

ページ名:ライガーゼロ_ビット_クラウド機_

登録日:2009/08/20(木) 12:18:46
更新日:2023/08/09 Wed 11:05:05
所要時間:約 ? 分で読めます



タグ一覧
ゾイド zoids 金属生命体 ライガーゼロ ライガー ゼロ ライオン マルチロックオンシステム 換装機 zoids新世紀/0 スラッシュゼロ アルティメットx オーガノイドシステム cas ストライクレーザークロー バスタースラッシュ バーニングビッグバン




テレビアニメ『ZOIDS新世紀/0』他で主役を務めたライオン型ゾイド。ゲームでは他の媒体のゼロと区分するため、ライガーゼロBiS(ビットスペシャル)と呼ばれることもある。


アニメと本来の設定で差異があるため、本来の設定はライガーゼロの項目を参照のこと。


【概要】

「チーム・ブリッツ」のオーナーであるトロス博士が「白いライガーは珍しいから」と興味本位で買ったが、非常に気難しい性格で人が乗ると暴れるためパイロット不在の邪魔者と化していたゾイド。
だが、ブリッツに盗みに入って捕まったビット・クラウドの「お前って実は凄いゾイドなのかも知れないな」という言葉を聞いて意気投合。自らコックピットを開き、ビットを招きいれた。


非常にハイスペックなため、ビットが乗り始めた当初は乗せられてる状態だったが、バトルを重ねるに連れてビットも成長し、乗りこなすようになっていく。
ゾイドバトルで優勝しチームをSクラスへ導いた後、ビットとアテのない自由気ままな旅へと向かった。



【アルティメットX】

作中では〈オーガノイドシステム〉を持つゾイドの事とされ、ライガーゼロもその内の一機である。
「オーガノイドシステム」とは高度な学習機能であり、敗北・相討ち等を重ねる度に強くなっていくのが特徴。
ZOIDS本来の設定とは機能が違う上、本来ライガーゼロは積んでいない。



【チェンジングアーマーシステム】

略称は『CAS』。
ライガーゼロの武装換装機能である。これによりライガーゼロは様々な状況に対応出来る。
作中ではトロス博士が換装パーツと専用の換装設備をたった1日の徹夜で開発した。しかもビットのギャラを使って。無断使用はいつもの事


もともと付いてない素体と殆ど使用しないシュナイダー以外は、全タイプが備え付けのエネルギー砲を一種ずつ無視している。パンツァーはさらに、グレネードランチャーと尻尾の銃なども使用していない。
また、アニメのお約束で尻尾の武器も・・・(その意味でシャドーフォックスは頑張ったかもしれない。特殊兵装だったのもあるだろうが)。


因みにCASを装備して出撃する際は装備の名前でコールする。


「ライガー。インストレーションシステムコール、○○○(装備名)」


「Go! 〇〇〇」※パンツァーは後述の通り機体重量の理由で射出出撃せずにサイドパネルから出撃した為、この台詞もない



◆ライガーゼロ

白い装甲のライガーゼロ基本形態。この装備は「ゼロ」と呼称される。
ライガーゼロの運動性をフルに発揮できるが、最初は射撃武器を一切装備しておらず、接近戦しか出来なかった。アニメのお約束なのか、尻尾のハイデンシティビームガンはなかったことにされた…。
だが、対戦したセイバータイガーのショックカノンを使い(盗んだ?)、二連装ショックカノンに改造して装備した。以降この改造ショックカノンは全てのアーマーで使う基本武装になっている。
前作のアンチテーゼなのかは不明だがEシールドやEブレードの使用は殆ど無かった。


ショックカノンを手に入れる前に、ヘルディガンナーのビーム砲を装備したこともあったが、比較的軽い装備にも関わらずゼロが『重い』と嫌がり、弾を撃ち尽くすとあっさりパージされた。なおのこと、尻尾のハイデンシティビームガンを背中に持ってくれば…


アニメ最終回の朽ち果てたウルトラザウルスの上でのバーサークフューラーとの激戦は是非一度見てほしいところ。



◆ライガーゼロシュナイダー

オレンジ色主体の装甲に頭部に5本、機体サイドに2本のブレードを持つ近接戦闘仕様のアーマー。
装備すると座席の頭と腕の辺りにパーツがスライドして出てくる。必殺技使用時にはさらに、コックピットの頭上にブレードを思わせる板が出現。
使いこなすまでは、装備してもすぐにオーバーフローを起こしてライガーが停止してしまっていた。
Eシールドと高機動スラスターを装備しているため、格闘戦においては圧倒的な強さを発揮するが、射撃武器がショックカノンしかないのが苦しいところ。


なお、設定にはないブースターも装備している*1
他のタイプが、素体以外は軒並み何らかの武装や装備を省かれたのかまたは何かあった中では珍しい傾向。なお、Eシールドは、それだけで使った場面はなかった。


必殺技は頭部のブレード5本を前方に展開して突撃する「バスタースラッシュ」
終盤で側面のブレードも前に向け、シールドを展開して体当たりする「セブン・ブレード・アタック」を使用した(ちなみに、プラモでは側面ブレードは前に向けられない)。


ビットは強敵と戦うときにはシュナイダーを使うことが多かった*2



◆ライガーゼロイェーガー

深い青の装甲と、背中に備えた巨大なイオンブースターが目を引く高速戦闘仕様のアーマー。
装備すると座席が後ろへ倒れる。
CASで初めて使用した装備であり、唯一不具合がない装備でもある。


射撃武器は腹部のショックカノンと頭部の小型バルカンのみ
尻尾のエネルギーバルカン*3や飛行機能などは活かされていなかった。実質的な武装はストライクレーザークローだけで、装甲に至ってはゼロよりも脆いが、地上最速を誇るライトニングサイクスと同等かそれ以上のスピードを誇る。
スピードに目が行きがちだが、この装備の真価はフルスロットル状態でも他の高速ゾイドと比べてかなり小回りのきくという、恐るべき旋回性能だったりする。
ただし武装が少なく攻撃力も低いため、装甲の厚い敵*4とは相性が悪い。
ビットはこの装備を初見では地味だと言っていたが、一番最初に装備され、その後の使用頻度も高めだった。



◆ライガーゼロパンツァー

全身をミサイル内臓の重装甲とキャノン砲に包まれた砲戦仕様のアーマー。カラーリングは緑。
最後に登場したCAS。
通常時はコックピットに変化はないが、ハイブリッドキャノン使用時には専用ターゲットスコープが、必殺技使用時には多数のロックサイトが展開される。
また、他の形態がホバーカーゴ上部のカタパルトから射出されるのに対し、パンツァーはホバーカーゴのサイド部分を展開し、そこから滑り落ちるように発進する。


長距離狙撃可能な「ハイブリッドキャノン」や、全身のミサイルを一斉発射する必殺技「バーニングビッグバン」は無人ザバットの大集団を壊滅させたり、落下した衛星の多量の破片を消し飛ばすなど圧倒的な火力を誇る。
ハイブリッドキャノンは、何と直撃しなくても、エレファンターをEシールドごと吹き飛ばす事が可能。レールガンは使われていてもビームキャノンは省かれているように感じたが、後期の描写ではレールガンがエネルギー兵器っぽくも見えるエフェクトをしていた。
おまけに並大抵の攻撃では正面からいくら喰らってもビクともしないほど頑丈と、防御力は全アーマー中ダントツのトップ。


だがピーキーな装備ゆえ弱点も大きい。
まず異常な積載過多のため機動力は皆無でほとんど動けないどころか、装備しているだけで関節が異常発熱する*5しかも最悪ライガーゼロが二度と動けなくなるほど深刻な問題である。ヘルディガンナーのキャノンを嫌がってたライガーがよく装備を決心したものだ…。
そしてバーニングビッグバン使用後は間接の発熱と武装の使用熱でコクピット内温度が70℃を越える上に、放熱処理が完全ではない場合はシステムダウンやオーバーヒートを起こしたりもした。
そのため、バーニングビッグバン使用後はライガー及びビットへの熱量によるダメージを防ぐため、装甲を強制排除する。換装シーン以外でライガーゼロの素体が観られる数少ない機会である。


これらの問題点により、ライガーを気遣ったビットは使用を渋っていたが、ライガー自身が装備を望んだため使用した。
そのため登場したのはアニメ終盤であり、その欠点ゆえに使用回数はかなり少ない。
OPに登場していた茶色のライガーは設定が決まりきって居なかったこの装備のプロトタイプらしい。







「ライガー。インストレーションシステムコール、《追記・修正》!」
「Go! 追記・修正!」


[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,9)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 謎の白いライオンかな? -- 名無しさん (2014-05-08 19:54:57)
  • そもそもどこに売ってたんだ -- 名無しさん (2014-05-08 20:02:19)
  • ブキヤのシリーズの後付け設定だが、エルワチウム・ゼロっていう特殊金属をゼロのCAS装備にしようしていて、パンツァーの欠点はレプリカ品でエルワチウム・ゼロを使用しない装甲だったから -- 名無しさん (2014-05-08 20:14:46)
  • バトストだと高火力強襲機だったのにアニメでは超火力半固定砲台と化したパンツァーェ… -- 名無しさん (2015-04-08 07:26:29)
  • 後半はイェーガーが敵の装甲に苦戦→シュナイダーで逆転、というパターンが目立って、イェーガーが弱く感じられたのが残念だった。せっかく使い分けできるんだから、逆のパターンも見てみたかった -- 名無しさん (2015-04-08 11:07:57)
  • イェーガーの装甲が脆い設定って、アニメでも活きてたっけ -- 名無しさん (2015-06-16 23:24:29)
  • よくある学習型が自分には合わんかった。早い話、死なないバトルだからなんとか学べるってだけに感じた -- 名無しさん (2015-06-16 23:33:24)
  • ちなみにCAS最強のイクスも登場する予定だったが、新シリーズのウルトラマンの放送が決まったことで2クールで終了することになったため/0版のイクスは幻の存在になってしまった -- 名無しさん (2016-07-10 09:42:46)
  • 一応、コトブキヤ製のゼロは全アーマーの設定が生きているよな。シュナイダーは側面のブレードが180°動かすことが出来るようになり(トミー製は改造しないと再現できなかった)セブンソードアタックの完全再現化可能になり、パンツァーは各装甲のミサイルポッドのハッチを展開できるようになりバーニングビッグバンの完全再現が可能になりプラモの設定では(バトルストーリー時代)貴重な金属エルワチウム・ゼロ(軽量で頑丈、放熱も出来るレアメタル)を使用していた装備の為時速290㎞をたたき出したって解釈があったよな(トロス博士が作った奴は材料費をケチってエルワチウム・ゼロを使用しなかったのか、そもそもエルワチウム・ゼロが入手出来なくなっていたのか不明) -- 名無しさん (2016-07-10 09:52:18)
  • ↑2 ガセやぞ 当初よりウルトラマンへの繋ぎ作品だった -- 名無しさん (2016-09-23 22:38:06)
  • ・主人公がずっと探し続けていた最高の相棒 ・主人公以外誰もマトモに乗れず、主人公にのみ心を開き自ら乗せた ・よく着替える ・特別な力を持つことから悪の組織に狙われており、さらわれたこともある -- 名無しさん (2016-09-24 00:44:45)
  • つくづくヒロイン属性だよね -- 名無しさん (2016-09-24 00:45:51)
  • コトブキヤのゼロシュナイダーはセブンソードアタックが出来るんだよな。そして追加設定で耐久力が強く放熱性に優れたエルワチウム・ゼロっていう特殊金属が追加されたよな(その装備でゼロパンツァーが時速270㎞) -- 名無しさん (2017-02-04 13:42:54)
  • ついでに言うと当時の新作ウルトラマンに煽られた所為で登場予定だったイクスユニットは登場せずお蔵入りになったが・・・・・ -- 名無しさん (2017-02-04 13:44:54)
  • エルワチウム・ゼロは軽量でありながら耐久力と廃熱性能が高いレアメタルでゼロのCASはこの金属が使われているんだよね。実際「時速285kmはガセ」とボロクソ言われたゼロパンツァーもそのエルワチウム・ゼロを採用していてその数値をたたき出していたことになるんだよね(実際145t で285km出せる重砲撃型ってその存在自体が脅威だからね) -- 名無しさん (2018-03-01 11:02:46)
  • ↑2 だからガセだっつってんだろ。 そもそも、放送終了後に発表されたイクスをどうやって出すんだよ。 あれ、放送終了後から半年近く経ってから発表だったぞ。 -- 名無しさん (2018-03-02 01:06:11)
  • マリーチャンプ「まあ、着せ替えもできるのね!」貴様、当時玩具で遊んでた男児に言ってはならんことを……言ってはならんことを!! -- 名無しさん (2019-01-06 19:07:35)
  • ビット機は素体の頬部分が白いことにも触れてくれ… -- 名無しさん (2021-08-14 13:00:08)
  • オーガノイドシステムって何者かがジーク達(前作のオーガノイド)のデータを元に開発したのだろうか。 -- 名無しさん (2022-05-19 07:26:13)
  • ↑ /0ではオーガノイド自体がそのままコアの中で眠ってるっぽい描写があるが・・・ -- 名無しさん (2022-05-19 07:31:24)

#comment

*1 HMM版ではもっと増えてた
*2 ストラのエレファンダー、レオンのブレードライガーetc…
*3 HMM版の設定
*4 エレファンダー、アイアンコング等
*5 ダウンしたら立ち上がるのがやっとな程

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧