プレダキング(プライム)

ページ名:プレダキング_プライム_

登録日:2013/11/20 Wed 07:01:14
更新日:2023/12/05 Tue 11:04:53NEW!
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トランスフォーマー トランスフォーマープライム ディセプティコン プレダコン ハンター ビースト ドラゴン チート プレダキング



以下、日本未放送分(シーズン3)のネタバレ









「何あれドラゴン?!」

「「ドラゴン???」」

「飛んで火を吹くでっかいトカゲ!」


「キシャアアアアアアアアアアア!!!」




この項目では『トランスフォーマー』シリーズのひとつ、『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』に登場するリメイクキャラクターについて解説する。
元ネタは『トランスフォーマー2010』に登場するデストロンアニマトロン部隊による合体戦士プレダキング。


サイバトロンの古代生物プレダコンのクローン体。
ディセプティコンの科学参謀ショックウェーブが、サイバトロン星の地層で発見した化石から採取したCNA(DNA)を元に生み出した。
呼び名は「プレダコン」「アルティメットオートボットハンター」「アルティメットハンター」など。


日本における続編『参乗合体 トランスフォーマーGo!』では、別キャラクターの「悪鬼大帝 ドラゴトロン」、そしてパワーアップ形態の「究極悪鬼大帝 グレンドラゴトロン 」が登場している。



・種族について


プレダコンとは、プライム世界のサイバトロンにて、サイバトロニアン(現在のトランスフォーマー)が生まれる以前に生息していた生命体。
名前の元ネタは『ビーストウォーズ』に登場したデストロンの海外での軍団名兼種族名。
そのまた元ネタが前述の合体戦士プレダキングである。



・デザイン・能力


黒、オレンジ、銀で彩られた西洋風の巨大なドラゴン。口回りのデザインはプレデターに似ている。
ホイルジャックのスターハンマーより更に巨大なスペースシップと同等のサイズを誇る。
巨大な翼は伸縮可能で地上で歩行する場合は格納される。


武器は鋭い牙による噛み付き、鋭利な爪による引っかき、巨大な尻尾による叩きつけ、口から放つ火炎放射。
火力・防御力・速度全てにおいて優れており、口から放つ火炎でバルクヘッドを火だるまにし、エネルゴン鉱山の大爆発に無傷で耐え、スピードは空中ならスペースシップ、地上なら車TFのビークルモードと同等とまさにチート。
会話は出来ず、TFらしいギミックも翼の伸縮のみ。ロボットモードへのトランスフォーム能力も持たない。



・劇中の活躍


第3話(第55話)で離散したオートボットにあしらわれる状況を改善する為に、ショックウェーブによりディセプティコンに提供される。
最初の獲物は脱走したホイルジャック。合流したレッカーズの元に襲来し圧倒的な実力で3人を追い詰めるが
援護に駆け付けたウルトラマグナスの妨害を受け、熾烈なドッグファイトの末に岩壁に叩き付けられ取り逃がす。
第4話(第56話)でダークマウント要塞防衛戦でもレッカーズへの対抗策として繰り出されるが、またしてもウルトラマグナスの妨害を受ける。
グランドブリッジを利用した転送により吹雪の極地に飛ばされ、全身が凍結して機能停止する。


その後第5話(第57話)で気温の上昇と共に再起動し全身を覆った氷を砕いて復活。驚異的な帰巣本能で敗走するネメシスに帰艦する。
帰還後はプレダコンの大量量産を目的としたプレダコン計画に参加し、かつて地球に飛来した同族の化石探しを手伝う。



・他キャラクターとの関係


産みの親であるショックウェーブには忠実で、当初は彼を通してメガトロンの指令を受け取り行動していた。
復活後は戦闘部隊の指揮を担当するスタースクリームの預かりになるが、憎い◎の功績そのものであるプレダコンをスタースクリームは度々貶め、
プレダコンも犬のように扱うスタースクリームを軽んじている。
一方、ショックウェーブが忠誠を誓うメガトロンに対してはペット扱いも許容し穏やかに振る舞っている。


・性格


獣の本能が全面に押し出されており、顔を撫でられて目を細める、物を加えて投げ回す、火を吹きかけてみる等、幼稚な行動が多い。
戦闘でも弱点として狙われ、攻撃を放った相手を追いかけ続けてまんまとグランドブリッジまで誘導された。
一方で、雲に隠れて先回りして不意討ちする、自分を馬鹿にするスタースクリーム睨みつける、プレダコンの化石を見て過去の情景がフラッシュバックする等
知性を感じさせる描写も存在し、通信アンテナ破壊事件では修復現場を横目で見つめ、後に同様に機器を操作してDBにアクセスする決定的なシーンが描かれた。




以下、更なるネタバレ









「同族の指揮は任せて頂きたい。このプレダキングにな。」


声優:ピーター・メンサー



第9話(第61話)でクローンプレダコン軍団の育成が順調に進み、ショックウェーブの研究所で行われていた幹部会議に乱入、無礼なビーストと貶し、木の棒で追い払おうとするスタースクリームの態度に憤り突如トランスフォーム。
ロボットモードへの変形と流暢な会話能力でメガトロンを含めた首脳陣の土肝を抜く。
(ビースト→ロボットのトランスフォームは変形というより圧縮で、スペースシップサイズからオプティマスサイズに一気に縮小する。)


警戒するメガトロンの尋問に対して、


  • 誕生当初は本能のまま獲物を狩ることだけが目的だった
  • スタースクリームからの扱いが気に入らなかった
  • 任務をこなし周囲の様子を観察するうちに知性に目覚めた
  • プレダコンの化石に触れたことで自分のルーツを知りたくなり独自に探っていた
  • その行動に他意はなく進化した今でもディセプティコンに忠誠を誓う

と正直に告白。



・劇中の活躍(トランスフォーム披露後)


晴れて幹部として迎えられてからは、プレダキングを名乗り、
獰猛な同胞達の管理を請け負うことを進言、メガトロンも素晴らしい考えだと同意する。


クローン達の誕生を待ちかねていた矢先に、巧妙に隠ぺいしていた研究所がオートボットの襲撃を受ける。
仲間の危機を察したプレダキングはメガトロンに出撃の許可を要請、単独でグランドブリッジで駆け付けるも間に合わず、目の前で研究所は爆散、誕生間近のプレダコンクローン(すでに意識があり動いていた)は全員死亡。
得るはずだった家族を殺害されたプレダキングはオートボットへの復讐を誓う。
メガトロンは理解を示し必ず報いを受けさせると励ますが、スタースクリームは笑い、ショックウェーブは淡々と被害を報告していた。


研究所が爆発した際にプレダコンのCNA×合成エネルゴンで純度の高いサイバー物質が生成できることが判明。
プレダコン計画は凍結されオメガロック再建計画が立ち上がる。以降は会議に参加することは減り、一戦士として任務を受け、前線で戦うことになる。
計画達成後はプレダコン計画を再始動するように進言するが何故かメガトロンの反応は薄く、オプティマスとの戦いを望んだ時には進化しても思考回路は獣のままかと徹底的に罵られてしまう。
思うようにオートボットと戦えない状況と突然の冷遇に対しプレダキングは不満を募らせていく。







「貴様が私の仲間を殺させたのか!!」

「その通り…我の唯一の失敗は貴様を殺せなかったことだ!」



不満を感じるプレダキングに対し、オメガロック再建の協力者として捕らえていたラチェットが生贄に差し出される。
ロボットモードとビーストモードをフル活用して怒りをぶつけるプレダキングだが、瀕死の重傷の標的に「プレダコン殺害はメガトロンの差し金であり、奴への復讐も忘れるな」と告げられる。
見苦しい嘘だと憤るプレダキングだが、冷静に状況を振り返るよう諭され最重要拠点であったはずの研究所がエネルゴン反応を垂れ流していたことに疑問を持つ。
それでも自分達が迫害される理由が分からないプレダキングだったが、ラチェットの「恐れているのはお前の力だ」の一言でこれまで感じていた違和感が噛み合う。
プレダキングの「進化」を目の当たりにしたメガトロンは、将来プレダコンが自分達の優位を脅かす存在になるのではと考え、オートボットを利用して研究所ごと抹殺を企てたのが真相だったのだ。


ディセプティコンを真の敵と認識したプレダキングは遭遇するビーコンを血祭りにあげながらネメシスを闊歩、遂にメガトロンにたどり着く。
殺意をむき出しにした問いかけに対しメガトロンは挑発的に同意、ビーストハンターズ最終決戦の先駆けとなる戦いが開始される。
一方的にメガトロンを圧倒するが、スタースクリームの援護と艦内システムを利用した策で動きを封じられ、
至近距離で砲撃を受けて空中に排出、飛行不能のロボットモードのままネメシスの主翼に直撃して沈黙する。


自らの手で復讐を果たせなかったプレダキングだが、ラチェットを見逃しネメシスを混乱に陥れたことがオートボットの活路を開き、最終決戦となるネメシス攻防戦に発展する。戦後は再生したサイバトロンの夜明けの空を1人孤独に飛び去っていった。



・性格(トランスフォーム披露後)


完全に獣だったビースト時代から一転、知的で種族の誇りを重んじるカリスマ性のある性格となる。
その振る舞いは好戦的になったオプティマスといった雰囲気で、提案には筋が通っており、理性で感情を抑えて見せる。


同族たるプレダコンへの愛情も深く、それゆえに強い復讐心に囚われたが、真実を気づかせてくれたラチェットを見逃すなど王としての風格は健在。
会話不能のビーストモードに変形しても以前のように幼稚な振る舞いをすることは無くなり、ロボットモードと同等の人格を有しているように描かれている。



・他キャラクターとの関係(トランスフォーム披露後)


主であるメガトロンには依然忠誠を誓っており、良かれと思ってロボットモードを披露したことが悲劇を生む。
同じく1種族のリーダーを務めるオプティマスにはシンパシーを感じており、誇り高き決闘を望んでいる。
ビースト時代から因縁のあるレッカーズも意識しており、同胞を殺されたことで強い憎しみを持つ。



・能力(ロボットモード)


卓越した身体能力をフル活用した徒種格闘と両腕に装備したブラスター、その辺にあるものを武器に戦う。
拳の一撃でウルトラマグナスを吹き飛ばし、自分より何倍も大きい岩石を持ち上げ、ビーコンを粉々になる勢いで振り回すなどダイナミックな戦いを披露する。
レッカーズとの決戦では熟練の連携に苦戦したが、最後には能力差を見せつけ完勝。しかし、オプティマスの援護で取り逃がす。
オプティマスとの決闘では知性を得たビーストモードとロボットモードを使い分け、一進一退の攻防になるもメガトロンの指令が入り決着はつかず。
メガトロンとの決戦は終始圧倒する展開となったが、横やりをきっかけに強制退場させられる。


ビースト時代の隙が消えユニクロンを覗けば最強のTFと断言できるだけの戦闘力を有するが
たった1人の種族、本当の味方は誰もいないという状況から勝ち星に恵まれない状態である。



・完結編では


「あんたがボスだってのかい」

「ボスではない。お前達の王(キング)だ」


プレダコンライジングと名付けられた完結編では、サイバトロンにて先祖達の墓場の墓守りをしていた。
訪ねてきたバンブルビーに、新しく現れたプレダコンを一緒に探さないかと持ちかけられるが、拭えぬ怒りと不信感からこれを拒否。殺す気はないから出ていけと恫喝する。


市街へプレダコンの捜索に出掛けた際にメガトロンに憑依したユニクロンと遭遇。
メガトロンと勘違いして襲い掛かるも返り討ちに合い敗北。記憶を読み取られ、テラーコンプレダコン軍団が生まれるきっかけとなってしまう。


先祖達の墓場に駆け付けた所で同族のダークスティールとスカイリンクスに遭遇。
種族の誇りを守りたいプレダキングは、自分を侮る二人を肉体言語で納得させ、ショックウェーブの助言を受けてユニクロンに立ち向かうことを決意する。


そして、ユニクロン率いるテラーコンプレダコン軍団に苦戦するオートボットの前にプレダコンを率いて駆け付け、共闘を開始。
テラーコン全軍の対処を引き受け、プレダコン軍団として圧倒的な物量を誇る先祖の亡霊に立ち向かう。
ユニクロン撃破後は逃亡したスタースクリームの前に現れ、これまでの非礼に対するお返しをした。



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  • 本人の安否も不明だしとことん扱い悪いキャラだなあ。曲がりなりにも新シーズンの看板キャラだったとは思えない -- 名無しさん (2017-10-17 01:18:03)
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  • 脳内吹き替え 中村浩太郎さん -- 名無しさん (2018-10-31 00:07:25)
  • プライムビーストハンターズの国内放送(吹き替え版)があったらプレダキングの声を佐々木誠二さんに演じてほしいです -- 名無しさん (2020-09-20 14:30:50)
  • 中田 譲治さんに演じて欲しいな。 -- キャプテンレインボー (2020-12-18 21:45:19)

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