ジェネレータ解体新書 Reg: 1.04.1
目次
PARTS SPEC
EN容量
使用できるENの総量
この値が大きいほどEN消費アクションを多用できる
ENの最大値であり、ELDENRINGなどのSoulslikeシリーズで言うところのスタミナ最大値である。
PvE、PvPともに突き詰めれば、相手より被弾が少ない(APの減少割合が低い)方が勝つゲームであるため、
戦闘において、回避は攻撃以上に非常に重要な意味を持つ。
高機動戦にしろ、持久戦にしろ、最終的には回避アクションのリソースであるEN容量の優劣が勝敗を決す
といっても過言ではなく、非常に重要なステータスである。
EN容量が小さいジェネレーターは、EN消費アクションを使う、使わないの適切な状況判断がシビアに求められる。
ゲームに慣れないうちは、EN容量が大きいジェネレータを選択するのが良いだろう。
回避、間合い調整はもちろん、ABや近接攻撃など強力な攻撃手段に豊富なENを活用できる。
コア部によって補正されないパラメータであるため、よく吟味したい。
EN補充性能
ジェネレータがEN補充を開始する立ち上がりの良さ
この値が大きいほどEN消費アクション後の回復再開が早くなる
EN補充遅延の計算に用いられる主なステータスであり、EN消費アクション後にENが回復するまでの遅延時間に影響する。
詳細はEN補充遅延の項にて解説する。
コア部のジェネレータ供給補正によって補正される。
ジェネレータ供給補正は多くとも10%前後の補正に留まるが、
EN補充遅延は0.1違うだけでも大きく使用感が変わるため、軽視すべきではない。
供給復元性能
ジェネレータのEN供給が停止した際の復元性能
この値が大きいほどEN全消費からの回復再開が早くなる
EN復元遅延の計算に用いられる主なステータスであり、EN全消費からの回復再開までの遅延時間に影響する。
詳細はEN復元遅延の項にて解説する。
コア部のジェネレータ供給補正によって補正される。
EN全消費を前提に設計されたコーラル内燃型のジェネレータを採用する場合は、補正も考慮したい。
復元時補充EN
ジェネレータのEN供給が復元した際に補充されるEN
この値が大きいほどEN全消費からの回復再開で多くのENが補充され
直後からEN消費アクションを多用できる
EN全消費からの回復再開時に、瞬時に一定量に補充されるEN量
このステータスが高いジェネレータはEN全消費からの立て直しがある程度容易になる。
しかし、EN全消費を前提に設計されたコーラル内燃型のジェネレータまだしも、それ以外のジェネレータでは、
供給復元性能は低いものもあるので、お守り程度に考えたい。
こちらは、コア部のジェネレータ供給補正によって補正されない。
EN射撃武器適性
EN属性射撃武器への出力伝達効率
この値が大きいほど対象となる武器の攻撃力が向上し
チャージ完了までにかかる時間も短くなる近接武器やプラズマミサイルなど 出力系統が独立している武器には反映されない
腕、肩武器問わず、EN射撃武器に対して、攻撃力、チャージ時間、リロード時間に補正がかかる。
このステータスが高いことで、攻撃力はより高く、チャージ、リロード時間はより短く補正される。
チャージ、リロード時間に比べ、攻撃力への補正は低めとなっている。
補正150のVE-20Bとそれ以外では、チャージの使用感が大きく変わってくる。
リロード時間について説明に記載がないが、1.03.1アップデートによって光波キャノンIA-C01W3: AURORAに
EN射撃武器適性が乗るようになったためである。(リロード:単発の武器はIA-C01W3: AURORAのみ)
なお、パルスシールドランチャーEULE/60Dや、EN属性の誘導兵器3種には補正がかからない。
実際のEN射撃武器への補正は以下の計算式の通り
ダメージ = EN射撃武器攻撃力 * ((EN射撃武器適性 - 100) / 200 + 1)
●計算式 チャージ時間、リロード時間への影響
チャージ、リロード時間 = チャージ、リロード時間 * ((100 - EN射撃武器適性) / 100 )
EN出力
機体のEN出力
この値が大きいほど高負荷パーツを多数搭載でき 余裕があるほどEN回復が速くなる
ジェネレータのEN出力と コアの出力補正が高いほど性能は向上する
機体のEN出力のベースとなるステータスであり、EN負荷の高いPARTSを装備できるようになるほか、
余剰ENはEN供給効率に影響し、ENの回復速度が向上する。
機体の操作性に直接関わるステータスなので、特に重要なステータス。
コア部のジェネレータ出力補正によって補正される。
コア部の選択によっても大きく性能が変化するため、機体のコンセプトによって様々な組み合わせを試したい。
炎色 / 稼働音 / コア拡張機能への影響
搭載したジェネレータの種類によって、ブースタから出る噴射炎の色が変わる。
内燃型は橙色、還流型は青色、コーラル内燃型は赤色に変化する。
また、稼働音もそれぞれ違いがある。
さらに、コーラル内燃型のジェネレータを搭載した場合、コア拡張機能のエフェクトも変化する。
それぞれ、パルスの水色からコーラルの赤色へと変化する。
PULSE ARMOR、PULSE PROTECTION、TERMINAL ARMORによる防壁はエフェクト色のみの変化だが、
ASSAULT ARMORによる爆発はEN属性からコーラル属性へと変化し、威力も上昇する。
AC SPEC
EN供給効率
ENが機体に供給される際の速度効率
この値が大きいほどEN回復が速くなる
ジェネレータのEN出力が高く 機体のEN負荷合計が低いほど効率は向上する
1秒間に供給されるEN量。
ELDENRINGなどのSoulslikeシリーズで言うところのスタミナ回復速度である。
EN容量と並んでジェネレータ選定時に重要視すべきステータスである。
他のステータス以上に、EN管理のしやすさが変わってくる。
立ち回りでカバーできないこともないが、確実に取れる動きの幅は狭くなる。
このステータスを捨てる場合は、ダメージレースで勝てるだけの火力を搭載するなどでしっかり補いたい。
PvE(特にストーリーミッション)では、ミッションの成否に大きく貢献する。
ジェネレータ単体ではなくコア部のステータスも参照するため、アセンブリの際はコア部の選定にも気をつけたい。
幸い、重要視すべきEN容量が高いジェネレータはEN出力も高いものが多いため、そちらを基準に選定していれば、
不足することは少ないが、EN射撃武器適性を重視し、アーキバス先進開発局のVEシリーズのジェネレータを選定した場合などは
どちらを優先すべきか非常に悩むことになる。
また、EN負荷1につき4程度EN供給効率が低下するため、同じ中距離向けFCSのIB-C03F: WLT 001とFCS-G2/P05では
EN負荷の差は254、およそ1016程度EN供給効率が低下することになり、無視できない負荷であることがわかる。
チュートリアルにて、"ENは接地状態で急速に回復する"との説明があるが、
正しくは、"接地以外及び特定のアクション時には効率が低下する"である。
表記上は接地状態を100%としており、以下のアクション中は効率が低下する。
+ ジャンプ中など、接地状態ではない場合、効率が10%(-90%)に減少
+ さらに、空中ブースト移動中は、効率が5%(-95%)に減少
+ チャージ攻撃や、重火器による「構え」発生時は、効率が1%(-99%)に減少する。
EN供給効率の算出方法は以下の通り。
EN出力(最終) = EN出力 x ジェネレータ出力補正 / 100
●計算式 EN出力(最終)とEN負荷合計から、余剰ENをを求める
余剰EN = EN出力(最終) - EN負荷合計
●計算式 余剰ENから、EN供給効率を求める。
※余剰EN ≧ 1800
EN供給効率 = 余剰EN x 25 / 6 + 1500
※余剰EN < 1800
EN供給効率 = ( 余剰EN - 1800 ) x 75 / 17 + 9000
出撃可能な状態(余剰ENが0の状態)のEN供給効率の最低保証値は1500であるが、
戦闘中にEN属性のチャージ武器によるチャージEN負荷の影響でEN出力不足の状態に陥った場合、
一時的にEN供給効率は100となってしまう。(アセンブリ中にEN出力不足にすることで、詳細ステータス表示で確認可能)
上限は余剰EN3500時のEN供給効率16500であり、これ以上は効率は上昇しない。
EN補充遅延
ENの補充に伴う遅延時間
この値が小さいほどEN消費アクション後の回復遅延が短くなる
ジェネレータのEN補充性能とコアの供給補正が高いほど性能は向上する
EN消費アクション後、EN供給が開始されるまでの時間。
単位は秒であり、文字通りEN消費アクションの動作後からスタートする。
このステータスを重視する場合は、EN供給効率とのバランスに気をつけたい。
EN補充性能が高い大豊製のジェネレータはEN出力がそれほど高くないため、EN供給効率が低水準となりやすく、
結果として消費したENを回復するのに時間がかかることが多い。
十分に性能を引き出すためには、ほぼ専用構成となる。
DF-GN-02 LING-TAIあるいはDF-GN-06 MING-TANGのどちらかに、
ジェネレータ供給補正、ジェネレータ出力補正が高水準のIB-C03C: HAL 826はほぼ固定となり、
さらにEN負荷の低いパーツを選定する必要がある。
この専用構成では移動の大部分がQBになるため、速度変化が大きく回避力が向上する。
相手の照準追従性能が低かったり、FCSが苦手とするレンジでは特に大きな効果が期待できる。
近距離の高機動戦に適しているように思えるが、どちらかと言うと中~遠距離での射撃、誘導兵器による
牽制力に秀でた構成である。
EN補充遅延の算出方法は以下の通り。
EN補充遅延 = 1000 / EN補充性能 / ( ジェネレータ供給補正 / 100 )
EN供給復元
EN供給の復元に伴う遅延時間
この値が小さいほどEN全消費からの回復再開までの時間が短くなる
ジェネレータの供給復元性能とコアの供給補正が高いほど性能は向上する
EN全消費後、EN供給が復元するまでの時間。
単位は秒であり、EN全消費後に行った最後のEN消費アクションの動作後からスタートする。
近接攻撃、コア拡張機能はEN全消費状態でも使用可能であり、動作修了後から再度スタートする。
基本的に、内燃型、還流型のジェネレータは供給復元性能<EN補充性能となっているため、
全消費しない方がEN供給効率が良いが、コーラル内燃型や、状況次第では供給復元の方が効率が良くなる場合もある。
特筆して復元時補充ENが高い場合を除いては、EN全消費は避けるべきであるので、立ち回りでカバーしたい。
1でもENが残っていればQBは使用できるため、DF-GN-02 LING-TAIにジェネレータ供給補正の高いコアを使用し、
QB噴射時間、QBリロード時間が長いBC-0600 12345などを装備することで、ENを踏み倒し続けることが可能。
強いかどうかはともかく、EN管理が不要なので楽ではある。
EN補充遅延の算出方法はEN補充遅延と同じ計算式を用いる。
また、ステータス画面上には表示されない。
EN供給復元 = 1000 / 供給復元性能 / ( ジェネレータ供給補正 / 100 )
コメント
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>> 返信元
ご報告ありがとうございます。
画像の差替えをしておきます。
EN射撃適正のグラフとEN出力のグラフ間違ってませんか?
>> 返信元
ジェネレータ効率補正!?
ご指摘の通り、こちらは誤りですね。正しくはジェネレータ出力補正になります。
ご報告ありがとうございます。
>> 返信元
EN出力と取り違えていました。あちらはコアの補正を受けるので。
容量の方は私の知る限りでも影響するほかパーツはないです。
勘違い、失礼しました。
して、この返信をするのに解体新書を読み直して気づきましたが、
「ジェネレータのEN出力とコア部のジェネレータ効率補正から、EN出力(最終)を求める」
こちらコア部のジェネレータ出力補正の誤記でしょうか?
>> 返信元
コメントありがとうございます……!!
コアのジェネレータ出力補正が"EN容量"に及ぼす影響ですが、
私の方でも、容量とQB消費EN、ジェネレータ出力補正をそれぞれ調整して再度検証したところ、
最新の1.04.1環境では、影響が無いことが確認できました。
記事の執筆が1.04時のものなので、少なくともそこまでのレギュレーションでは影響が無いということで良さそうです。
コア部の変更に伴うということでしたので、やはりブースタ効率補正が変わったことにより
相対的にEN容量の変化を感じたという線が濃そうです。
>> 返信元
ガレージでの数値は変わりませんでした。
ACテストでABを使用できる長さを検証しましたが、COREパーツによってEN容量が増減している様子もありませんでした。
確認なのですが、ブースタ効率補正と勘違いしていませんか?
これによってQBの消費ENが変化するため、同じ容量でもQBを連続使用できる回数が変わります。
Discordから来ました。
EN容量ですが、コアのジェネレータ出力補正の影響を受けたような…
同じジェネレータでもコアによって容量が異なった記憶があります。
(特に出力補正最高のエフェメラコア)
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