「009」を含むwiki一覧 - 9ページ

狂歌百物語(飛龍) - いにしえwiki

し湖の 鯉や化す 雲の浪をも くゞる飛龍は(京 楳の門花兄)008.終つひに雨 よぶ力をや 得しならん 飛龍の登る 霧降きりふりの瀧(跡頼)009.氏なくて 龍の鰓の 玉の輿 乗りてや雲の 上へ登れり(紫の綾人)010.湖の 鯉も出世を 駿河なる 富士の嶺ねをこす 龍となりけり(

狂歌百物語(逆幽霊) - いにしえwiki

に出流いづるの 観音寺 空おそろしき 天井のあと(肖雅亭得意)008.逆さ子を 産みたる母も 果てにけん その形にぞ 出づる幽霊(藤園高見)009.振り乱す 髪下げ虫も 成敗の 札はる門の 逆さ幽霊(守文亭)010.気味悪き 恨みこちらで 言ふべきを 逆さに出づる 女幽霊(望止庵

狂歌百物語(大座頭) - いにしえwiki

びて杖の 長縄手 松の瘤こぶある 大坐頭の坊(四耕園茂躬)008.大坐頭 見て逃げるとて 挫くじきたる 腰を我が手に 揉むもをかしや(雨守)009.門口に 立ちて怖ろし 大坐頭 過ぎし年忌を 数へてや来し(槙住)010.耳のある 壁に塗り込む 大坐頭 出ては恨むる 声聞ゆなり(南

狂歌百物語(立山) - いにしえwiki

らす 鉦かね次第にて 立山の 地獄の沙汰を 語る修行者(宝遊子升友)008.下満の かりやす坂も うちすぎて 紺屋地獄も 廻る旅人(弓のや)009.立山の 地獄を廻る 案内者あないしやに 酒代をやれば 地蔵顔せり(神風や青則)010.染賃そめちんを 取れば紺屋の 地獄にて 誂あつ

狂歌百物語(玉藻前) - いにしえwiki

玉藻の前の 光こそ 星の林と 見せて飛びけれ(芝口や)008.ひとり寐の 哥うたに藻屑は 愛でられて 君の玉藻の 前と召さるゝ(語吉窓喜樽)009.雲井なる 星の位の その中を 落ちて那須野の 石となりけり(松蔭)010.毒石と 終つひにはならん 飛ぶ鳥の 落つる愛をば 得たる玉

狂歌百物語(古寺) - いにしえwiki

寺に さとす姿の 土ど饅頭 一皮剝きし 人の亡き跡(香以山人)008.倒れたる 仁王の肩を 草鞋虫 這ふはいぶせく 見ゆる荒寺(語安台有恒)009.七堂は 伽藍堂にて 古寺に 仏の坐をば 草に見るのみ(宝市亭)010.釈迦達磨 尻もうなじも 腐れつゝ 羅漢槙らかんまきのみ 茂る荒

狂歌百物語(小幡小平治) - いにしえwiki

の 沼に果て 水くさしとや 妻を恨むる(語志庵跡頼)008.いく嶋の いくたび施餓鬼せがき しつれども 沼の深くも 祟る小平治(都月庵駒綱)009.化かすかと 江戸前でなき 旅役者 骨に応へて 恐きこはだぞ(五葉園松蔭)010.小平治が 凄き話を 聞きおちて 脱ぎし小肌も 入れて

狂歌百物語(犬神) - いにしえwiki

首を出いだして 喰くらはんと 犬骨折りて 高盛の飯(語龍軒足兼)008.修験者の かみつくやうに 祈るなり 病の憑きし 犬神の術(紫の染芳)009.執念も 首に凝りたる 犬神は 聞くほど怖く 思ほゆるかな(芝口屋)010.願かけの 奇特きどく不思議も 怖ろしき 身の毛もよだつ 犬

狂歌百物語(小坂部姫) - いにしえwiki

黛の 星をならべて 永久とこしへに 姿老いせぬ 花の姫菊(弥生庵)008.地網なる 播磨さらしは 小坂部の 赤手拭に 織り出だしけん(梅屋)009.石垣は 亀のかたちの 高櫓たかやぐら 小坂部姫や 万年新造(文昌堂尚丸)010.天守には 日ごと化粧けはひの 小坂部の 姫が向かへる

狂歌百物語(後髪) - いにしえwiki

は からかさの紙 後髪 左右の手にて 引くにやあるらん(南雲舎雨守)008.払ひても 又払ひても 蜘の巣の からまるやうに 引く後髪(升丸)009.うしろ髪 引かれて傘も 桜姫 やぶれかぶれの 清玄の霊(小倉庵金鍔)010.魂を 奪はれ帰る 衣紋坂 後髪をも 誰たれか引くらん(馬

狂歌百物語(家鳴) - いにしえwiki

山の一つ家や(下総古河 紀長居きの ながゐ)008.一軒の あるじの楔くさび ゆるむより 家鳴りするのも 地震なゐに等しき(江戸崎 緑樹園)009.地震なゐにあらず 風にもあらず 六つ八つの 夜半に騒げる 家鳴する音(京 牡丹園獅々丸)010.転こけ出でて あるじも恐れ なしにけ

狂歌百物語(化地蔵) - いにしえwiki

御代の御影の 石地蔵 閼伽あかの水のみ 化ける大いそ(紫の織人)008.草深き 野島に化ける 地蔵見て 狐狸も おそれなしけり(三輪園甘喜)009.打ちあてゝ 怪しき火もや 放ちけん 石の地蔵に 石の礫つぶてを(尚丸)010.化地蔵 石も御影の 星あかり 袈裟に掛けたる 闇の太刀

狂歌百物語(金玉) - いにしえwiki

.万燈の やうに見えねど いにしへの 長者が跡に 光る金玉(藤紫園友成)008.銭でさへ 阿弥陀と光る 諺に 百はい光る 夜半の金玉(升友)009.物言はぬ 山吹色の 金だまの 主ぬしは誰たれとも わからざりけり(駿府 松径舎)010.瑠璃色を 帯びて光れる 魂たまはしも お歯黒

狂歌百物語(化鳥) - いにしえwiki

暗き夜に 声は雲井へ ひゞく鵺鳥(幸亭)008.見世物に 出さば黄金こがねの 花咲かん そのみちのくの 善知鳥うとうどりかも(長門 清香)009.村雲の 中に声のみ 紫宸殿ししんでん 鳥に蟇目ひきめの 弓張の月(鶯声堂春道)010.化鳥をも 茶にして射たる 武士もののふの 其の

狂歌百物語(蝮蝎) - いにしえwiki

薬持 なせる深山路 中々に 毒気を吹いて 掛くる蝮蝎(弓の屋)008.蝮蝎の 呑まんと咽を 楢柴の こりこりせしと 咄す山賤やまがつ(足兼)009.踏み初めし をろちの姿 偲ぶなり 深谷に掛けし 山菅の橋(槙のや)010.うはゞみの 丈も長夜の 物語り 秋の彼岸も 穴に籠もらで(

狂歌百物語(貂) - いにしえwiki

くとせ野にや 棲める物 のぼりて是も 貂となるらん(日年庵)008.干しておく 鑓の柄末に 絡まりて 伝はる貂も 投鞘の如(下総恩名 弓雄)009.掻かい撫なづる 猿を友なる 貂はしも 笛を吹いたる 鼬なるらん(草加 四角園)タグ一覧: カウンターページ全体:今日:昨日:

狂歌百物語(古椿) - いにしえwiki

やま椿 絵ならねど 夜な夜な抜けて 出づる妖怪(江戸崎 緑樹園)008.化物の 枝葉なるらん 深山木みやまぎの 中に幾世を 古き椿は(槙住)009.幾年を 経る脇差しの 椿さへ 魂抜けて 人おどすかも(鴈のや朋文)010.風凄き 夜半に小雨の 経る椿 火ともす花は 実に油あり(升

鶴の見た夢 - 鮭茶漬けまとめ

ン……[15-Nov-20 07:57 PM] 剣ヶ丘つるぎ頑健どうぞ。[15-Nov-20 07:57 PM] 易唱京:d493976ab009cd44: :65cdd5a5fd4abce7: :fdd1bff1dd2c012a: :dc604cf9d6071d4e:[15-N

狂歌百物語(疱瘡神) - いにしえwiki

葛籠つづらの 荷を背負しよはす むかし語りの 婆々様の神(枇杷の屋夏繁)008.荷の軽き 疱瘡神の 棚替へは 一つ長屋を 早く廻れり(坂槻)009.もがさ神 三日三日と 峠ある 酒湯さかゆの尾なる 杓子定規に(守文亭)010.手向けぬる̪ 幣しでさへ赤き 神棚へ 祈る疱瘡もがさの

狂歌百物語(土蜘) - いにしえwiki

引き出す 糸が山 夜を経る穴に 住める土蜘(大内亭参台)008.土蜘は 宿直とのゐの人に 眠気ねぶけをも 引き出ださせんと 繰る糸車(友成)009.化け出でて 気も荒木田の 土蜘は 人さへ壁に さげすみてゐる(銭のや)010.あらがねの 土蜘洞を 出づる時 砂いさごを飛ばす 汝う

狂歌百物語(縁切榎) - いにしえwiki

ちて夜寒の 絵馬さへも 背中合せの 縁切り榎(江戸崎 広丸)008.悪縁の 縁切り榎 生木なまきをも 裂くは御神の 刀なりけり(和風亭国吉)009.出雲へと 立ちぬる神は 板橋の 縁切榎 わき目してゆく(織人)010.削られて さぞ板橋に 幾世経る 縁切榎 名を嘆くらん(有恒)0

狂歌百物語(鎌鼬) - いにしえwiki

道あぜみちを 横に切れ行く 鎌鼬 臑に疵持つ 人や落ちけん(国吉)008.つむじ風 巻く三日月の 鎌鼬 顔はさやかに 見えぬなりけり(有恒)009.つむじ風 逆立つなかに 三日月の 鎌鼬見る 潦にはたづみかな(下総恩名 明石屋明信)010.旋風つむじ巻く 三日の月の 鎌いたち 見

狂歌百物語(蜃気楼) - いにしえwiki

りの 蜃気楼 けしき色どる ところてん草(陽月舎網成)008.高楼たかどのを 吹いてぞ見する 蛤は 太しき柱 持てばなるべし(草加 四角園)009.日の本の 造りと見えぬ 蜃気楼 から蛤の 柱建てかも(甘艸庵甘記)010.蛤が 息を吹きしか 床の海 心づくしを 見る蜃気楼(団子)

狂歌百物語(あやかし) - いにしえwiki

7.珠数すりて 影弁慶や 祈るらん 義経ならぬ 船のあやかし(花垣真咲)008.あやかしに 逢うたる灘は 遠江 地獄は近き 船板の下(道艸)009.吹き荒るゝ 雨夜の浪の あやかしに 影弁慶も ひそむ船底(江戸崎 緑樹園)010.ゆくりなく 通りし関の 藤川に 舟足止むる あやか

狂歌百物語(海坊主) - いにしえwiki

に 沖も暗げの 海坊主 見る目荒目の 衣着にけん(朝霞亭)008.海士小舟あまをぶね 後を慕ひて 海坊主 おそろしき手と 見ゆる高浪(船唄)009.睨みぬる 目は鏡鯛 取り喰くらふ 身は鮫肌の 海坊主かな(春道)010.経陀羅尼きやうだらに 知らぬながらも 海坊主 荒布あらめの衣

重武器 - Kenshi 日本語 wiki

g20,3615,090Mk III1.061.441.00x-628kg27,6106,9021.061.441.00x-628kg23,0095,752Edge Type 11.311.681.00x-633kg37,9799,4941.191.681.00x-633kg27

ポータル - ブルーライトルーム

はじめにブルーライトルームとは部屋番号1F住人の部屋番号001+-002003004005006007008009010更新履歴最近のコメントカウンターサイト全体:今日:昨日:その他 トップページ ページの編集の仕方はこちら ここを編集する

土御門院御百首 - いにしえwiki

)007.梅か香も たか袂をか 契るらん おなし軒端の はるの夕風(梅)008.鶯の よるといふなる 岩はしの かつらき山に 靡く青柳(柳)009.朝みとり 苔のうへなる 早蕨の もゆる春日を 野邊にくらしつ(早蕨)010.み渡せは 松もまはらに なりにけり 遠山さくら 咲にけら

狂歌百物語(大鵬) - いにしえwiki

海老にしも 腰折こしをれ伸のして 戻る大鵬(馬遊亭喜楽)008.井の内の 蛙かはづにひとし 涯はて見んと 南の海に 飛べる大鵬(語吉窓喜樽)009.一飛びに 蝦夷が都と 石文いしぶみの 何万里去る 大鵬の羽根(花前亭)010.大鵬の 羽根に追はるゝ 日の鼠 昼夜をかけて 逃げ廻り

狂歌百物語(おいてけ堀) - いにしえwiki

は残らず 置いてけと 釣師はあとを 釣針の鍵(装師坐浜松)008.抜かれたる おいてけ堀に 釣る魚を 底気味悪く 覗く空魚籠からびく(尚丸)009.燭もつ 御用も恐れ 逃げにけり おいてけ堀の 恐き鳴声(楽亭西馬)010.よそで釣る 魚まで爰ここに おいてけと いふのはあまり 欲

狂歌百物語(不知火) - いにしえwiki

海松布みるめ刈る 蜑あまに問へども 訳わけは不知火(花林堂糸道)008.物問へば 知らぬ人まで 知り顔に ほどよく嘘を 言ひ筑紫潟(参台)009.誰たがなくに 何を種とて 筑紫潟 浪のうねうね 燃ゆる不知火(綾のや)010.八汐路やしほぢの 道しるべとも なりぬるを 誰たが不知

狂歌百物語(化物屋敷) - いにしえwiki

踊り出す 家の畳や 八つ八通り(弥生庵)008.お茶煙草 ぼんぼりまでも 働けば 人はいらずの 化物屋敷(上毛かみつけ板鼻 六源園寿々雄)009.骨ばかり 見る化屋敷 襖さへ 破やれて引手の あな怖ろしき(文語楼青梅)010.三つ足の 顰しかみ火鉢も 掛けてある 薬鑵やくわんも

狂歌百物語(女首) - いにしえwiki

でて 笑ふなり 客をころりと させし遊びか(優々閑徳也)008.転げ出る 女の首は 悪足わるあしを 切りて己も 切られたりけん(語志庵跡頼)009.襟元の ぞつとするほど 物凄き 女の首の 揺るぎ出でては(江戸崎 緑泉園嶺門)010.黒髪に 燃えたつ布きれの 緋縮緬ひぢりめん 女

狂歌百物語(山鳥) - いにしえwiki

も 谷をへだてゝ 行く道を 踏み迷はせる 山の山鳥(琴通舎)008.鏡なす 月に淋しく 声立つる 山鳥の尾の 長々し夜を(遠江見附 草の舎)009.清き目も 闇となりしは 山鳥の 尾ろの鏡に 曇りあるらん(讃岐黒渕 玉露園秋光)010.谷へだて 寐れども恋の 山鳥や われても末は

狂歌百物語(八幡不知) - いにしえwiki

幡しらずの 藪の中 深さの丈ぞ 計りかねける(出久の坊画安)008.八幡にて 八幡の事は 白真弓しらまゆみ いで見た者も 無き藪の内(浜松)009.尺八も 切れぬ八幡の 竹藪は 一夜のふしも 出来ぬなりけり(松月亭繁成)010.弓になる 竹もあるらん 如何いかなれば 八幡の藪に

狂歌百物語(川獺) - いにしえwiki

川獺は 岸を徘徊 しては飛びこむ(語愛窓笑顔ごあいさう ゑがほ)008.魂も 一月ひとつき足らぬ 川獺は とられし時に 潰したりけん(得意)009.正直の 頭かうべに宿る かみや川 獺てふものや 潜み居るらん(菱持)010.川に住む ゆゑにや火にも 焼けざるは 宜むべも火水に 強

狂歌百物語(さとり) - いにしえwiki

に 当たるさとりや 肝を消すらん(雛室正女)008.達磨柿 あるは九年母くねんぼ 取り喰くらふ ゆゑにさとりの 名をや負ひけん(檮の門久根)009.里近き 所は嫌ひ 山深く さとりは世をも 悟りたりけん(語同堂春道)010.人里を さるの切るべし 穴住居ずまゐ これも浮世を さと

狂歌百物語(羅生門) - いにしえwiki

切られけり 死なぬ命の 綱が手練に(仙台松山 錦著翁)008.羅生門 手を替へ品を 替へ玉と 綱の母にも 化けし茨木いばらき(月豊堂水穂)009.渡辺に 腕を切られて 茨木は てもなく逃げて 何地いづちゆきけむ(駿府 望月楼)010.片腕は 綱に切られて 取り返す 手蔓いかにと

狂歌百物語(橋姫) - いにしえwiki

妬みつゝ 水や差すらん 宇治の橋姫(松の門鶴子)008.橋姫の あらはれ出いでて 宇治川の 霧より息の たえだえとなる(江戸崎 緑亀園広丸)009.狹筵さむしろに 衣かたしき 人までか 心もさぞな 宇治の橋姫(千住 茂躬)010.川水に 身はひたせども 橋姫の 胸の火群ほむらや

狂歌百物語(大入道) - いにしえwiki

の 遊行ゆぎやうするのか(江戸崎 緑樹園)008.入日をも 招く薄すすきの穂 手のべて 入道たてる 紅葉もみぢばのもと(江戸崎 緑裘園邦彦)009.濡れ仏 とも見えにけり 入道に 惣身へ流す 己が冷や汗(仙台松山 錦著翁)010.入道も 人を甘くや 見るならん 塩をつけても 喰は

狂歌百物語(のつぺらぼう) - いにしえwiki

は言はず 玉子ぞと のつぺらぼうの 子を褒むる母(画安)008.生れつき のつぺらぼうは 濃餅のつぺいの 身も定まらぬ 種かはり腹(楽月庵)009.涎のみ 垂らすのつぺらぼうの子は 女に目なき 人の種かも(三輪園甘喜)010.施しに 目鼻の開あかぬ 報いにや のつぺらぼうの 子は

狂歌百物語(札へがし) - いにしえwiki

し たべと二八にはちの 優やさ娘 風鈴蕎麦屋 頼む幽霊(菊園歌居)008.門の札 へがすと言ひし 俤の 目にさへつきて 離れざりけり(貞丸)009.物の怪けも へがし兼ねけり 門の札 名僧書きし 法のりの徳には(下毛葉鹿 壺蝶庵花好)010.剝へがさんと 寄れば御札の 仁王尊 こ

狂歌百物語(生霊) - いにしえwiki

き 鬼となりて 鼎かなへの角を 見する生霊(花垣真咲)008.生霊の 繁き恨みの 重りてや 葛湯ばかりを 好む煩わづらひ(千住 紫竹園茂群)009.中々に 我が身なやます 生霊は 胸の檜に 釘や打ちけん(喜樽)010.葛の葉の 露とは消えぬ 生御霊なまみたま 憑きし恨みは 人の秋

狂歌百物語(鬼女) - いにしえwiki

語りし 清姫の 裂けし顎あぎとは 塞ふさぐよしなし(槙の屋)008.鬼むすめ 金にもならぬ 顔かたち 地獄の沙汰も なき噂なり(語吉窓喜樽)009.煮え返る 心も溶くる 角叉つのまたの 法のりの道をも 知る鬼娘(蓬洲楼惟孝)010.二親の ために稼ぐや 鬼娘 夜は地獄に 昼は見世

狂歌百物語(四谷於岩) - いにしえwiki

帳伝ふ 岩がとりつく 釣手にも 血潮を流す 紅麻の縁(弓の屋)008.釘打ちて 戸棚はしらに 引張つた 蚊帳の釣手の 四つや怪談(東風の屋)009.鬼あざみ 咲き乱れつゝ 汝が家に 草を生やせし 岩が怨念(花前亭)010.軒先の 四谷丸太に 樋とひ竹の 青くて凄き 岩が面ざし(五

狂歌百物語(夜鳴石) - いにしえwiki

これが 夜鳴石かと 人問はゞ 小夜と答へよ 中山の者(花月庵重成)008.夜鳴石 今は音無し かたはらに 子育地蔵 飴の餅見世(裏のや宿守)009.鳴くと聞く 石は埋うづみて 雪折ゆきをれの 松に声ある 小夜の中山(有恒)010.脇差しの 鞘にも見しか けゝれなく 殺せし跡に 夜

盾 - Outward(アウトワード)攻略wiki

左手に装備する防御用の装備。このゲームの盾は『防御中、盾の衝撃抵抗力ぶんだけ衝撃抵抗力が増加する』だけの効果だが、それに加えて防御中にいくつかの特殊な強化がされる。盾の大きな特徴として、『武器を振っている途中からガードが可能になる』という点がある。通常、武器でガードする場合は振り