「『枕で数字を取ってる』って言われるけど違うもんね。僻んでるヤツらと違ってマオ仕事できるもん」 「そんなことする前にちゃんと終わらせて、そっから趣味でするんだもんね。……ノーさんとはまだだけど」 「飽きられない為に僕も頑張ってるんだよ。そっちの方が君は燃えるだろう?」 「さっすがノーさん、マオのことわかってるぅ!」 |
■現実の設定
名前:猫猫(マオマオ)、羅港野々(らこうのの)、鈴木花果(すずきはなか)、猫奕辰(マオ・イーチェン)
年齢:19~23
身長:155㎝
性別:女性
瞳の色:カラコン
髪の色:気分次第
所属:ローグダイバー‐オリジナル・シン→特心対‐不知火機関
キャラクター設定:外部協力者に当たるため階級無しだが、相当階級は3等深層。『死後生』に取り込まれた深層級戦力であるシャオを回収するため情報目的でプロミスノートに任務で接触するが、自分の頭越しにオリジナルシンとの協働を取り決められたことを切欠に出向ダイバーとして転属した。
性格は一言で言えば毒婦。男女を問わず淫蕩を好み、特に権力者や自分を無碍にするような堅物を誑かすことを至上の趣味にしている。アホな喋り方をするし、実際それが素ではあるのだが(石投げるし)、『攻略』に必要であれば立ち振る舞いを無限に変え、相手の趣味嗜好を覚える暗記力や、話題に対応する教養の深さなど、ダイバーというよりキャバ嬢だとか花魁あたりへの適性だと言える。
刹那主義な快楽主義で今を謳歌しており、自身を含めた物事全てに割り切りがいい。ともすれば、いつか耐えられなくなる日が来れば自殺すればいいやとさえ考えているし、実際そうしてみせるだけの胆力は備えている。そのほか、その立ち振る舞いから言うまでもなく僻みの類を受けることはあるが、殆ど気に留めておらず、いざ度が過ぎるとなればどこからともなく握って来た弱みで報復しに来るのであまり刺激はしないほうがいい。そうでなくともそういう人間が彼女の毒牙に掛かるのだから。
あいつは……猫は口止めをしない。だのに男から噂が立った試しがないのは…俺達自身忘れてしまいたいからなんだ。
お前がまだ分別が付くなら、絶対に止しておいた方がいい。何か、心に孔を開けられてしまうから。‐匿名ダイバー
ハニートラップにはこれ以上ない人材ではあるため、オリジナルシンでの立ち位置は高く一~二等深層級相当のシャオの直々の部下の1人だった。親しくなった人物に教えるための『本名』の一つに彼の姓が入ったものがあり、また成り行きとは言え敵地の頭領に飛び込んだ理由でもあるため相当気に入ってる節は見られる。
頭の中に情報が流れ込んで来る。彼女の『君にね、マオのこと、知って欲しいんだ』甘い匂い、触れる柔らかさ、声 何をしようとしてたんだっけ。何でこん『マオのことしか考えられなくなって欲しいの』なもの持ってるんだろう? いや、僕は一体どうしちゃったんだ。そ『もっと、もぉ~っと夢中になって?』んなことはどうでもいいじゃないか 何にも不安がない。何にも飢えてない。何にももう『あは』しなくていい。何にも考えなくていい。何にももうない。 なにもこわくない。なにもいいらない。こころが『かぁわいい。』まるい。みたされてる。うれしい。たのしい。 すっごく、きれい……。 |
■夢の姿の設定
名前:ハニードロップ
武器:体液
外見:現実体と大差なし
夢の姿の設定:何をされると嬉しい、何をされると悲しい、何をされると気持ちよくて何は不快か、過去の経験、記憶、感情、触覚、嗅覚、味覚、聴覚etc彼女の人格の構成要件である情報を全て圧縮したものを、DNAという媒体に書き出したというイメージによって、摂取者に直接植え付けるという能力。本来は伝達系能力者でしかないが、その特異な手法により人間の脳を組み合わせ爆発した情報量を以て捩じ伏せ冒す洗脳系能力の類として開花している。
手っ取り早く他人を無力化するのには便利だが、それ以外、例えば駆け引きの一環でこの能力を使うことは禁じ手としている。まあ当然と言えば当然である。
能力適用中は他のことを考えられなくなるため廃人同様になり、思考を必要とするような行動、つまり『夢』をイメージするダイバー能力の類は一発通ればほぼ停止する。ただし、性質上血液や肉片が最も適性で、体細胞数が減る他の体液は効果が下がる他、侵蝕性は乏しいので抵抗する余力があると殆ど通用しない。(一時的にダイバー能力の集中を乱すことはできる。)
戦意のみならず不安や恐怖もまとめて拭い去ってしまうことから、ごく少量を兵士の向精神に当てられることもあり、ダイバーネームである『蜜の雫』の意はその運用に由来する。
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