山汰野 薪夫/ブラストデーモン

 

■現実の設定

名前：山汰野 薪夫

年齢：35

身長：179

性別：男

瞳の色：黒

髪の色：黒

所属：リングホルダー

階級：二等境界級潜夢士

キャラクター設定：
リングホルダーに所属する境界級潜夢士。

性格は基本的に温厚だが、無感情さが対面には冷酷な印象を与える。ダイバーとしての経験は浅いが、保険営業の仕事をしていた経験からか肝が据わっており、実戦でも物怖じすることはない。保険の営業時代から職務態度は概ね良好であり、ダイバーとなった現在も必要な知識・技術の取得に励んでいる。

私生活では妻と4年前に離婚しているため、五歳の息子、功樹と二人で生活している。

潜夢士となる前には一般企業で営業の職務に就いており、平均的な成績を収めていた。その他には地元の消防団へ人数合わせの為に名前だけ貸しており、その事から息子には消防士だと誤解されていたが、彼をがっかりさせない為に本当の事は話せずにいた。潜夢士となってからはある意味で胸を張って「消防士と似た仕事」と説明していた。

保険営業の一環でリングホルダーの名家フーゴ家当主であるグリド・フーゴの邸宅に訪れた際、既に薪夫のダイバーとしての素養の一端を見抜いたグリドに名前を覚えられる。その後、親子で親戚である灯基夫婦の通夜に赴く最中に火基家の一人娘である乃子と、その悪夢と遭遇した。身寄りのない乃子を押し付け合う親戚たちに呆れた薪夫は、自分が引き取る同じく通夜に来ていた兄と交代で乃子の面倒を見る事になった。
その翌日、息子の功樹と乃子を連れてショッピングモールを訪れた際に、ローグダイバーであるネクロマンサーが引き起こした災害に巻き込まれる。その際に自身も重傷を負うが、功樹と乃子を救い出すために火炎に突入しようとしたところを偶然居合わせたグリドに制止される。しかし頑なに折れない薪夫に対し、グリドは所蔵する指輪の一つを手渡した。その指輪を装着したことで、薪夫は完全に覚醒しダイバーの世界に身を投じる事となった。

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■夢の姿の設定

名前：ブラストデーモン

武器：ナパーム火炎放射器

外見：耐火防護服

夢の姿の設定：
物々しい耐火防護服に身を包んだ姿をしている。シュタールヘルムと酸素マスクを兼用したガスマスクで頭部を守り、耐火繊維のコートの下に厚手の服を重ね着しているため、とても着ぶくれしている。

主兵装はナパームを混ぜた火炎放射器を使用し、射程は約30mと潜夢士としては接近戦距離に分類されている。燃料は背負い式のタンクから供給されているが、現実の火炎放射器と違い被弾したとしても爆発する危険性はない。
この火炎の源は敵対者に対する無意識の憎悪であり、炎は心中に憤りを強く意識するほど苛烈さを増す。しかし共闘者に対しては全くの無害であり、火炎は彼らの身体を傷つける事なく貫通する。このような仕様ではあるが、戦闘時には薪夫が味方と射線が交わらないように留意しているため、知る者は多くない。

野外での戦闘では遠距離から攻撃する事ができる銃火器や魔法などに優位性がないが、ナパームの燃焼には大量の酸素が必要になるため、閉所に対しては酸欠を引き起こし敵を窒息死させることができるほか、火炎によって修復困難な火傷を負わせる事ができる。

ダイバー体がこのような姿になったのは、カウンセリングによれば彼自身の炎に対する畏れと、それを克服しようとする意志の表れであったとされている。

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■人物相関

• 山汰野 功樹
  薪夫の実の息子。離婚した妻との間に設けた子であり、薪夫が親権を持っている。五歳児であるため性格はまだまだ幼いが、肝心なところでは取り乱さない肝の据わった一面を持つ。かつては薪夫の言葉を信じて父の仕事は消防士だと信じていたが、現在ではダイバーという職業の内容を濁す為に"消防士と同じくらい凄い仕事"とざっくり解説された言葉を信じている。誰とでも仲良くなれる性質で、乃子ともすぐに打ち解けた。
• 岩月 剛志/アイスゴーレム
  自分から見て甥に当たる親戚の青年。自身と同時期にダイバー化したため仕事でも関わる事が多い。剛志の心優しい面を知っているため、不良然として振る舞おうと努力する彼を微笑ましく思っている。
• 灯基乃子
  薪夫の遠い親戚である灯基家の一人娘。彼女の両親が亡くなったため薪夫が養子として迎え入れている。しっかり者な性格だが、様々な不幸が重なった事で精神的にやや参っている。功樹は既に家族の一員で姉のように接しているほか、薪夫も本当の家族と同じように暮らせていけたらと考えている。

【接近戦攻撃】
【浄化の光】
【ディフュージョン】
【契約締結】
【黒曜石の心臓】(異形)
【幻撃】