「もう放っておいてください。みんな報告書にあること通り。死にぞこないの中毒者が僕です」 「我々が求めているのはあなたの実務能力でして。」 「リーダー曰くあなたの人格にも経歴にも気持ちにも。興味がないというか。どーでもよろしいそうですよ」 「……そーですか。」 「契約書にサインしていただけますね?ようこそ、研究部門第三班へ。歓迎いたします」 |
■現実の設定
名前:芥子雫(からしな しずく)
年齢:34
身長:171㎝
性別:男
瞳の色:黒
髪の色:茶髪
所属:特総医→奇書院 第三班
キャラクター設定:元特総医最先任境界級ダイバー。現在は諸般の事情により奇書院研究部門の二等境界級ダイバーへと配属変更及び降格処分を受けている。担当科目は麻酔科だが、ダイバー入り後は弛まない勉学と実習によって外科を中心に様々な科目に造詣が深く、製薬に携わるようになった。
人命よりも目的の達成を重視する傾向にある三班の中では類稀な人道主義者で、放っておくと幾らでも過激な手段に出る同チームではナートと並んでブレーキ担当。特に彼女と違う点はいざというときは普通に暴力に訴え出る。このため自信家のきらいがあるボマーが「問題なく救える」と一般人の命を軽視した行動に出た時、大体鉄拳制裁が飛ぶ。
ぶっきらぼうで粗野な言動は加入後、手を焼くうちにどんどんキツくなっていたもの……と本人は言うが、周囲の評価は意見が分かれる。一応、人によっては丁寧で実直な青年だったともある。
28の時点で朧島の衛生兵に志願して参加したことがあり、当時の遠征メンバーの8割近くが死亡ないし未帰還となった悲惨な末路の生き証人でもある。『ウツロ』の離反およびローグダイバー化などの契機でもあり、本作戦は彼の心に大きく影を落とす事となり、ダイバーは続けていたものの、いつしか麻酔に使うモルヒネを横領して麻薬遊びするところまで落ちぶれた。
その後は言うまでもなく、医療ダイバーのライセンスを剥奪され、サナトリウムでの療養生活を送ることとなり、そのままダイバーを引退しようとしている検討している中で、ある日藍司の指示のもと来訪してきたボマーに引きずり出され奇書院に転属する形で復帰。現在に至る。
拗ねた態度は多少あるとはいえ、復帰後も性根のところは全く変わってないのはびっくりだったね。変わった子だよ‐藍司優
あなたがそれを言いますか。‐芥子雫
「医者的に殴る蹴るだけのダイバー体ってどうかと思いません?」 「骨が折れようが、顔が血で腫れようが、死んでなければ俺が治せる」 「聞く耳を持たないバカには、まず言って聞かせる手段が必要だからな」 「こわぁ……」 |
■夢の姿の設定
名前:テトラカイン
武器:杖・弓矢・コンバットナイフ
外見:蛇が絡みついた包帯男
根源:朧島での体験
夢の姿の設定:ダイバー体の姿の原型は蛇遣い座で知られる医神アスクレピオスより。彼の理想により模倣している。
主な攻撃手段として、野寺坊のように包帯を伸ばして攻撃……せず、杖からリソースを振りまくことで味方のダメージも治療……せず、蛇毒は……あるものの、原則味方への安楽死に使用し戦闘では使用しない。(固有性質はこの部分のみ)
ではどうするのかと言えば、麻酔シリンジを矢弾とした工房武器で相手の動きを制限し、そのあとは専ら徒手空拳(と時々杖を棍棒代わり)で殴り倒すのを旨とする。ナイフも必要とあればレバーにぶっ刺すが、殺傷すること自体を基本的には忌避しており、最優先は殴って無力化すること、それが叶わないと判断したときのみに持ち出す。
実働隊基準の過酷な訓練や、これまでの実戦経験によりチームの中では現実・ダイバー体ともに一番の暴力。
毒は朧島から四肢欠損や人型の喪失などにより脱出不可能になった味方から安楽死を求められたものの、投与する毒物がまるで足らず、阿鼻叫喚になった体験から生じたもの。
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