暁奕辰/杠房

ページ名:シャオ

 

 

「ここに来るまでずっと仮面に隠し続けてた。晒すことなんて到底考えられなかったくらい」

「初めて人を殺したその日から、俺は、世界に顔向けできなくなったから。」

 

■現実の設定

名前:暁奕辰(シャオ・イーチェン)

年齢:31

身長:177cm

性別:男

瞳の色:黒

髪の色:黒髪

所属:オリジナル・シン→『思い出の博物館』

キャラクター設定:一級夢現災害『思い出の博物館』内部にて使用人として働くダイバーの一人。

結構な皮肉屋で軽口混じりの冗談を吐く度に短気なオーナーに折檻として四肢を両断されている可哀想な人。また女性と酒に弱く、ついつい対処を緩めてはその叱責でもまた四肢を両断される。

暴君だなんてとんでもない!オーナー様は聡明賢慮であられるし、これは単に私めの不と……あ痛ってぇ!!‐シャオ

皮肉を叩きたくなるくらいなら最初から愚行に走らないで頂戴。‐レーテー

気質としてはやや苦労人寄りで、アウレリオらの後始末を溜息混じりにしていることが多いが、それでもやはりサボるときはサボる男。人付き合いは苦手だとよく語るが、博物館の眷属達と良好な関係を築いたり本人の自称ほどではない。

無制限に夢界へ他者を引き摺り込み、彼らの内面を啜り吐き捨てる最悪の災害だった『思い出の博物館』を、ある程度の公平性が担保されたカジノ遊戯場の形式を持たせ縛り付け、その他のカードも逐次切りながら特心対との停戦協定に漕ぎつける交渉の手腕も一定の評価を受けて然るべきだろう。

 

ちなみに緩和したとは言え他者を食い散らかして拡大する博物館の在り方には表面上従うものの内心としては唾棄するほどに否定的。ある動機を達成した時点でレーテーを殺害することをアウレリオと協議で決定している。

結局のところ、俺も含めていつの世にも悪が栄えた試しはないんだよな。‐シャオ

・オリジナル・シン時代について

博物館に加入したのがほんの数か月前ということになるので、大半の期間はこの派閥のダイバーとして過ごしていたと言ってよい。出自は中国本土の貧しい村で、生活苦から日常的に犯罪行為に手を染めており、罪悪感の高まりに呼応してダイバーとしての才覚が発現していきいつしかオリジナル・シンに見初められるようになった。

これらは先ほどの内容からはやや乖離しているように思えるが、これまでに対峙し殺害した人々を決して忘れることができない、という非常にナイーブで繊細な側面を持つ男で、それに起因すると思われる『仕事中に素顔を晒すことができない』という強迫観念を持っていたほど。現在神経症が緩和しているのはそれらの体験を『思い出の博物館』の機能によって抽出分離しているから。

オリジナル・シンでは二等深層級相当ダイバーで担当分野は暗殺・奇襲。その階級からムスタファやデザートレイド、ファルシオンにシャマールといった著名ローグのことも少なくとも一方的には知っており、彼らの多くが捕虜になったり死亡したことを深く悼んでいる。

どんな理由で着飾っても俺たちは只の碌でなしだ。だけど、それでも一人くらい悼むやつが居たっていい。‐シャオ

なお一等深層級昇格も遠くはなかったのにも関わらず博物館に移動した理由は不明。(そもそもレーテーらと合流した付近1か月の記録が存在しない)或いは長期潜入扱いで現在も在籍中なのかもしれない。

 

■夢の姿の設定

名前:杠房(ピンイン)/カスケット・キャリア

武器:P226、大槌、長柄のナイフ

外見:棺桶を背負い、仮面を被った喪服の男

夢の姿の設定:仮面は黒い泥を固めたような凸凹が激しく、そして意匠というものが感じられない造形。また、棺桶には本人が記憶している今まで殺害した人間の遺影が詰まっており、その一枚一枚の裏面に彼の主観的な情報が記載されている。これを仮面に張り付けることをトリガーとして対象に擬態する。

彼の記憶の範囲でしか外見や声は再現されず、ダイバーログを模倣する機能はないため、長期間の潜伏には基本的に不向き。この擬態を使用する際は奇襲や暗殺など、一瞬の動揺を突ければそれで構わない任務を中心に従事していた。

最近はあまり振るわなくなったが、オリジナル・シン時代に最もよく使用していたのは大槌。それが人であると認識しなくて済むよう、敵が死亡しても尚原型を留めなくなるほど執拗に挽き潰す悪癖がある。

仕事は早く確実だが、片付けが必要なのはついぞ治らなかったな。‐ファルシオン

ダイバーネームは葬儀人/棺桶運びの意。

 

 

 

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