ちょっと待ってくださいね。久しぶりに生きてる人と話すので……んん”っ(咳払い) |
■現実の設定
名前:開弔 綴(かいちょう つづり)
年齢:24
身長:169㎝
性別:女性
瞳の色:茶
髪の色:茶
所属:特心対-奇書院-最先任境界級
キャラクター設定:奇書院研究部門3班に所属するダイバーの一人。担当分野は法科学、特に司法解剖に関連する法医学と法毒性学を主眼に置く。3班としては相対的にまともなので外部協力にもよく駆り出される。見目がいいのもある。
ダイバーに就任してから2年という短い期間としては異例ともいえる最先任境界級への昇進を果たしているが、これは監察医や検視官という合計しても500人程度しか有資格者の居ない稀少な技術者であるため、その優遇措置と職務上高度機密に接触することが多いからだ。ダイバーに絞ると10人居るか居ないかの次元であるためその仕事量は甚大で、繁忙期には1か月丸々人と会話することなく働き続けることもある。
そうなってくると喋り方を忘れそうになるので、ご遺体に話しかけてリハビリしたりします。-開弔綴
さすがに見てらんなくなるから、3班のみんなでたまに差し入れ片手に遊びに行くのが恒例行事なんだよね。‐藍司優
彼女の気質は従順かつ内向的。鈍く人との距離感を掴むことが苦手で、何かと遠慮がち。また一見して無表情なことが多く、時としてこちらから心情を汲み取ることが難しいことがしばしばある。
これは幼稚園から大学に至るまでの全てを指定して受験させるほど教育熱心だった母親の育児方針に根差した問題で、幼少期からの塾や家庭教師による拘束時間に占められる時間があまりにも多く対人関係の構築という経験が希薄だったこと、また常に母の顔色を窺わねばならないような抑圧的な環境が長期的に続いたことの結果と言えるかもしれない。
では一方の父親はというと、国立大学の医学部教授の傍ら監察医を兼業していたため忙殺されており触れ合う時間は短く、またその優秀さが母親が教育に執心する要因の一つでもあったが、それでもたまの休日には必ず連れ出すなど彼女の数少ない安らぎの相手であった。道を同じくする志を得たのも憧れの念だけでなくそういった側面もあるだろう。
このように自尊心などに関しては問題が残る反面、職務には誇りと矜持があり強い拘りを見せる。取り逃しのないよう入念な検死を行うことはもちろん、その後に正式な葬儀を行えるように高度なエンバーミングも施し、集積した知見を積極的に論文に起こすなど、人並外れて精力的。それゆえにそれらの同業者の仕事が粗末だと強い嫌悪を示す。
当たり前のことですよ。考えてもみてください、私達の仕事の後にはもう火葬場が控えてるんですよ?-開弔綴
・3班メンバーとの関係性について
若く仕事熱心で聞き分けがよいことから、これでもかというくらいに可愛がられ気に掛けられている。みんなの銘。
また、これは他のメンバーにも共通して言えることだが、部分的には専攻分野に重複するところはあれども、突き詰めればやはり互いに着いていけないほど高度な知識を持つことを熟知しており、畏敬の念を以て尊重し合っている。
とはいえ本音では互いに少しずつ自分以外のことをヤベーやつ少し風変りな人物とも思っている節もある。
■夢の姿の設定
名前:ナート
武器:縫合糸と針、メス、ボーンソー
外見:追加で上半身2つを縫い合わせた人型
根源:抑圧意識の表出、幼年期から現在に掛けてまで見て来た死体の記憶
夢の姿の設定:阿修羅像を死体を縫い合わせて作ろうとしたようなかなり醜悪な夢の姿を備える。それぞれの頭部には目、口、耳が縫合されたり摘出されていて、実質2頭部分の知覚しか持たない。その他、6本ある腕はもつれることなく高度な操作が可能だがその反面多大な集中力を要するようで、ダイバー体による執刀後は決まって頭痛を訴える。
この姿は前述した彼女の原体験に根差したものであり、願望というよりはトラウマの反映に近いと言える。とはいえ、ダイバー体はあくまで道具として割り切っているのか、あまり気にしている様子はないようだ。
そしてトラウマの反映という文言からもホルダー体に近いことが伺えると思うが、やはり例に漏れず軽度の精神汚染の兆候として、解剖やローグの解体と言った作業に興奮に近い高揚を見せる。これは嗜虐や倒錯性癖のそれらとは異なり純粋な衝動であるのだが、まあ理解されるはずもなく彼女が3班へと編入される理由になってしまった。
結腸・直腸ともに大腸内壁の粘膜に炎症なし、大網膜にも病変なし……。
いや~~こんなに綺麗な消化管はめったに見ませんよ!食生活にさぞかし気を遣ってらしたんでしょうね!-ナート
ダイバーネームは「(医療的な)縫合する」の意より。
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