この瓶詰がなければあたしは死んじゃうかもしれない、なのに譲ってくれなかったんだ。 見殺しにしようとするんだよ、酷いよね。そんなの殺人行為だよね。 だから殺人犯を殺して奪い取っても、それは正当防衛なんだよ。 ね、そう思わない? |
■現実の設定
名前:水奈月 海音(みなづき うみね)
年齢:22
身長:156㎝
性別:女性
瞳の色:黒
髪の色:金
所属:ヘクセンナハト→傭兵(フリー) 三等境界→イリーガル 三等深層相当
キャラクター設定:ヘクセンナハト上がりの傭兵……だった現イリーガル。
典型的快楽主義者かつ道徳観念希薄な狂人。倫理規範において、それを遵守することによる損得勘定は利かないこともないが、必要に応じて破ることに全くといっていいほどに呵責がない。獣のそれに近いと言えるだろう。また危機管理能力においても螺子が数本外れており、欲しいと感じたものには例え自身・他者が生命の危機に晒されようとも躊躇せず奪い取ろうとする。このためキャラバンのみならず夢語りにも幾度となく略奪行為に及び、敵対視されている。
正規ダイバー時代には作戦内容を無視した独断専行が多く、非戦闘員ローグダイバーなどの捕獲対象ごと区別なしに攻撃するなどといった凶行もしばしば見られた。実力に対しての正規ダイバー時代の階級の低さは非常に若年であったほかに、この素行の悪さが加味されている。このため長らく冷遇を受け、補給物資に乏しかったことに腹を立て、取引に訪れたキャラバンを殺害し強奪したことを理由にライセンスを剥奪を受けたのが概ねのローグダイバー転向への経緯である。
「欲しいなら奪えばいい、そのための力ならあるんだから」「使い潰される人生とかくだらなくない?楽しく生きて楽しく死のうよ」などと言った具合で(本人の意図でない形で)妙に扇動的な弁舌に長け、正規へと編入された元ローグやミスから降格処分を受けた不知火職員など、同じ冷遇された状況に居るダイバーが彼女の小派閥的な勢力の構成員として引き入れられている。
彼女が向ける彼等に対しての興味関心自体は薄いものの、彼等自身が自分の派閥に向ける怒りや憎悪、そして彼女への忠誠は根深い。要するところ、ある種の革命派の象徴化しているというわけである。
■夢の姿の設定
『シュガースポット』が使役する使い魔クラゲの『ヒドラポリプ』たち。
名前:シュガースポット
武器:発光体・触手・使い魔クラゲ
外見:海月モチーフのネグリジェを纏った半透明の少女
夢の姿の設定:発光体から生じる光に特殊な性質を持ち、浴びれば浴びるほど痛覚を喚起するほか、敵の変調を誘発する。また、この照射時間に対応する形で対象の体表に黒い斑点が発生し、これがおおよその効果量の目安になる。『シュガースポット』というダイバーネームもこの様子を形容し付けられたもの。
ただし、この能力は完全な無機質系の生ける夢・ダイバーには変調よりも脆弱化として発揮され、また鎧など金属表皮を持つ者・遮蔽物がある環境においては作用するまでの時間がかなり掛かる。これらの性質からなんとなく推察できるように、この光は恐らく放射線に類する何かである。
その他、本体の固有性質としては自身を対象とした特殊な斥力・透過体質を持ち、地中や空中を水の中を漂うように移動することができる。(なお「空中・地中を泳ぐ」というイメージによって成立しているため他の場面では使用できない)
名前:ヒドラポリプ
武器:発光体・触手
外見:ジェリーフィッシュなどに近いクラゲ
夢の姿の設定:無数の群体として夢の姿を取るクラゲ型の使い魔。自我はなく、宿主である『シュガースポット』の意志に追従する形で使役される。一つ一つが別個の使い魔でもあるため、分割して他者に「渡り」の契約を結ばせることもできる。
一体当たりの全長がおおよそ1~5㎝ほどと非常に小型だが、それでシュガースポットと同様の特殊な発光能力・移動能力を保有し、また集合することで囮の分身や防壁に転ずることも可能。ただし操縦に依存する性質上、宿主の視界外では殆ど無力化する。
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