帰路にこそ気を引き締めなければ。-叉島 仁 私の教えをよく守っていますね。-叉島 弾譽 |
-関連Tale
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■現実の設定
名前:叉島 弾譽
年齢:享年72
身長:163cm(全盛期から-3cm)
性別:女性
瞳の色:灰
髪の色:黒
所属:ゼロメア株式会社
階級:なし(元最高位深層潜夢士)
-現役時代の設定
ゼロメア株式会社の先代筆頭ダイバーであり前CEOでもある女性。現在時点では故人。
かつて日本で傭兵というダイバーのカテゴリが確立する以前には主要な傭兵ダイバーの象徴として君臨した。当時の特心対が傭兵という存在を味方だと認識する前の彼女に対するコードは「女帝」だった。
日本のダイバー界隈に傭兵という概念を定着させたのも黎明期の彼女らの働きによるものが大きく、小派閥ごとに細分化された傭兵市場の土台を作り上げたのも黎明期の傭兵たちであり、日本の傭兵ダイバーの歴史を語る上で欠かせない偉人の一人である。
いつからダイバーをしていたか正確な記録は不明だが、彼女がゼロメア株式会社(旧:ゼロ・ナイトメア傭兵団)を率いてかつての日本のダイバー界隈に参入したところから特心対での彼女の記録が開始されている。
傭兵という選択肢が、道を外さざるを得ない者の受け皿となるのです。-叉島 弾譽
そしてある日の任務で赴いた夢現領域で独りきりの仁と出会い、彼を養子として迎え入れた。
おっとりとした優しい性格で、味方なら誰に対しても人懐こく分け隔てなく接する。養子である仁の事は実の息子のように溺愛する一方で、強い子にするためにと訓練の手を抜く事はなかった。
趣味映画鑑賞と裁縫。前者は仁と共によく映画館に赴き、いろいろな映画を観ていた。後者はとても洗練されているとは言い難かったが、仁の服やぬいぐるみを縫う事を楽しみにしていた。
料理は仁と生活するようになってから覚えた。それまではからっきしで、まず炊飯器の使い方を部下に教えてもらうところから始めた。最終的に仁が料理の腕を上回るまでは、毎日三食の食事を用意していた。
正式な養子は仁のみだが、のちに派閥に合流したブラッドフォートを始めとする仁と同世代のダイバーたちとも、実の子のように接していた。
夢現領域での負傷が原因で療養時、精密検査で癌が発覚した彼女は、ダイバーの引退を余儀なくされる。入院後も病気が快方に向かう兆しはなく、現役時代の無理も祟り、身体機能も衰えていった。仁は休日は必ず見舞いに訪れ、彼女と筆談をした。看護師からは、眠っている彼女の夢界に仁が訪れる姿も報告されている。
入院から184日後の午前2時43分に呼吸が死前喘鳴に変化した事で、仁に病院から連絡が入る。彼は病室に急行する傍ら、親しい人物全員に招集を行った。それにより特に親子のような関係だった十人が駆け付け、最期を看取った。
■夢の姿の設定
名前:ラストエンプレス
武器:ギロチン銃
外見:重装騎士
-設定:
右が短く左が長いアシンメトリな二対の角が生えた黒い重装騎士の姿をしている。
ダイバーネームは「錆の女帝」を意味する。
無骨な重装甲の甲冑と圧迫感のある風貌は後任の仁にも引き継がれているが、彼女の存在は戦場において一際絶大な存在感を放った。彼女は指揮官でありながら、仁や部下たちの手本となるべく常に最前線に立つことを好んだ。
普段こそ穏やかな彼女が戦場で見せる冷酷な一面から、彼女が持つ散弾銃が内蔵された大斧は「ギロチン銃」の名で広まり、敵味方の双方に恐れられた。
敵の指揮官を斃しました。体勢を立て直される前に畳み掛けてしまいなさい。-叉島 弾譽
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