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釜戸の街

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• 街の呼び名：釜戸の街
• 正式名称：アウダス
• 人口：小～中規模

街の特性

• 鉄を打つ甲高い音が響き、ぐらぐらした熱気が足元から伝わってくる街。湯気も立っている。
  • 建物は石造りが主で、一部には木材が使用されている。
• 休火山の麓だが、地熱が伝わって来る。街の周りの植物は乾いている。
• たくさんの武器や防具の鍛治生産が行われている。
  • 製造される武器は剣が主。
    • 一程度の品質とそれなりの生産量で、堅実に出荷。
      • どこぞの街の警備隊の常用武器であったり、反抗組織の下級兵士の武器であったり。
    • もちろん高級な剣を造る職人もいる。こちらは生産数が非常に少ないが、品質もその分高い。
    • 最近は、鉄砲や大砲の製造にも手を出し始めている。包丁や農具漁具なんかも、ちょっとだけ。
  • 造ったものは商人によって各地へ売り込まれる。
  • 武器の製造は厳しく管理されていて、値段や売却相手は街が決める。
• 暑いし熱いので、防暑防熱対策をしていないと大変。地面は素手で触れたらヤケドしそうなほど。
  • 地から伝わる熱は、普通の靴では熱さを防ぎきれない。街で売っている「トーシン草履」を履けば防げる。
  • トーシン草と呼ばれる草を編んで作ったもので、高い防熱性を持っている。
  • トーシン草
    • 街の周囲に生える野草。生命力が非常に強く、水気の少ない場所でもすくすく育つ。
    • トゲトゲした針のような葉が束になって生えている。
• 街は鍛治区と居住区、宿泊区に分かれている。
  • 居住区は街民の住居が並ぶ。三区の比率は5：3：2ぐらい。
  • 宿泊区には、温泉宿が並ぶ。街の一部には温泉が湧き出している。
    • 温泉目的の通行者も多いが、温泉以外に楽しめるところは少ない。
• ピザが美味しい。専用の釜戸を使ったもので、店は宿泊区にたくさんある。
  • 街民が昔外の街で見たピザを、自分たちの街の特産の食材で再現したもの。
• 気温が下がると、街には時々雪が降る。
  • 地熱の伝わらない場所には雪が積もる、
    • 熱いのに冷たいあべこべな光景。雪が積もった風景を見ながら温泉に入るのがオツ。
• 職人は黒っぽいオーバーオールを着ている。火を扱って暑いので、素肌に着てる人もいる。
• 街民は暑さを避ける格好。雪が降る時は体が雪に触れないようなものを羽織る。
• 武器出荷で街の財政は年々潤ってきており、街庁はその資源を街民に還元している。
  • 最近は、食物を長期の間保存しておける冷蔵機械が街民たちに配布されたという。

歴史

• 古くは活発に活動していたカルマ火山。
  • その麓に街民たちが住み着いたのは、すでにカルマ火山が休火山となってからのこと。
  • 街が出来たのは百年よりも昔だが、街の人々は一度も火山の噴火を味わっていない。
  • 街を訪れた地質学者の見立てによると、今後数千年噴火することはない見込み。
• 温泉街が出来たのは最近のこと。通行者たちの間でじわじわと評判が広がってるとか。
  • 情報通の通行者たちにとってアウダスは、戦いに利用される武器を造る街というイメージが強い。
  • 通行者たちに抱かれているのは、少なくとも善良なイメージではない。
    • そういった悪い印象を払拭することも狙っているともいえる。
• 百年前の世界変の直前に、一流の鍛治職人が一本の剣を完成させた。
  • 詳細は不明だが、世界変の際、その剣が街民を虐殺したという記録がある。
  • 鍛治職人とその家族や、近隣の住民など多くの人が「剣に殺された」という記録しか残っていない。
  • その剣は、今街には存在しておらず、所在も不明。そもそも本当に起こった出来事なのかも怪しい。

街が抱える問題

• 地熱エネルギーを持て余し気味。
  • なんらかのエネルギーに変換できないかと考えられている。
• ピザばっかり食べてる。

特産品

• テツノソード  
• ミカタノツルギ  
• アイロンアーマー  
• モノキリナイフ
• アウダスピッツァ  
• カルマ乳牛のミルク&チーズ  
• グリーンウリ  
• メオトメト  
• トーシン草履

名所

• カルマ火山  
• アウダス鍛治区  
• アウダス温泉  
• ピザ店『アーノルド』  
• カルマ牛牧場  
•  ウリ農場  
• カルマ山登山口

宗教

• 特になし

“外”の世界について

• 通行証など仕組みについては、街民の理解は一部にのみ。
• 通行者に対する考えは排他的なものだったが、最近は温泉街が出来て開放的なものに変わってきた。
• 様々な争いの道具を売りさばいてきた数多の武器商人たちと街との関わりは、古くから続いている。

 

 

 

 

 

 

 

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