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はじめに今までに作った、創作物を載せていくサイトです。ちょっとした読み物や、読み応えのありそうな小説、創作物の設定などを記載します。興味のある方は、右側のメニューから選んで適当に見てあげてください。誰...
時計の街
- 街の呼び名：時計の街
- 正式名称：ジューニー
- 人口：中規模
街の特性
- 針が時を刻む音が聞こえる、時計だらけの街。
- ベージュやレモンイエローの壁色の建物が並ぶ街並み。屋根は黒が多め。
- 街の地面は、花崗岩っぽい石床。石材には幾何学的な文様が彫られている。
- 地面がガラスになっていて、どこかの時計の歯車が回転しているのが透けて見えたりもする。
- 街の中の時計はどれも寸分たがわず同じ時を刻んでいる。
- どの建物の壁面にも、時計が埋め込まれている。建物内部にも、ひと棟につき少なくとも20個以上時計があるらしい。
- 街中に立っているガス灯と時計が一緒になっていて、道を歩くだけでも時計がたくさん目に入る。
- 街の人々は、時計のように規則正しく時間を守ってきっちり生活している。
- 一日のスケジュールが綿密に組まれており、子どもの頃からそれが当たり前の生活。
- 始業時間はばらばらだが、18時になると、ほとんどの店が一斉に仕事を終える。
- 18時は街が決めた、通常業務終了時刻。定時。
- 大抵の店が営業を終えるので、用事がある場合はそれまでに終えておくこと。
- 料理店などの夜間が働きどきのお店などは、既定の時刻よりも遅くまで開いている。
- 街が運営している病院等一部施設はその限りではなく、早くから遅くまで営業している。
- 時計工が多く住み、時計屋もたくさん。いたるところから秒針の音が聞こえる。
- 街に住まうのは、一流の時計技師たち。もっぱらの商売相手は街外からやって来た金持ちたち。
- 時計の街で作り出された時計は、値こそ張るが、通行者には大変な人気がある。
- 頑丈で便利だが、あまりに精密なため、壊れてしまうとこの街でしか直せない。
- 時計公
- 街庁舎で働く役職で、街長に次ぐ実権を持っている者。
- どんな時計を作るか・作っているかを全て把握しており、街の時計の生産は時計公の裁量により左右される。
- 街には十二の通りがある。
- 中心から伸びる十二本の通りには、それぞれ少し違う特色がある。
- 一番の賑わいを見せるのは、テナ・ストリート。ブランドの時計ショップが多数立ち並ぶ。
- ジューニーの大時計塔：街の中心にそびえたつ、大きく立派な時計塔。
- 他のどんな街にある時計塔よりも、精密精巧な作りで、何より大きいらしい。
- 他の建物よりも一回りも二回りも大きいので、街のどこにいても、見ることができる、街のシンボル。
- 昼夜関係なく、一時間ごとに街中に鐘が鳴る。6時と18時に鳴る鐘の音は、他の時刻の音よりも大きく荘厳。
- 鐘つき：大時計塔を管理し、日々時計塔を最善の状態に保つ者たち。
- 大きな時計塔なので、複数の鐘つきが働いている。毎時の鐘を鳴らしているのも彼ら。
- 街の地下には巨大な時計工場がある。
- 街が運営する巨大な時計工場。工場で生産された時計は、職人が作るものよりも安価だが、質もそこそこ。
- 時計以外にも時計の部品も多数生産。街の時計工たちに優待価格で卸されている。
- 時計の部品は街外へも出荷されており、他の街の時計工たちの助けになっている。
- 時計美術館
- 時計を使った美術品を貯蔵。数々の名品が収められている。
- 時計博物館
- 様々な歴史的価値を持つ時計を貯蔵。世界変の際から止まったままのとある時計が有名。
- 時間の量り売り
- 街の片隅にひっそり居を構える“何でも屋”。時計の音を聞くのが嫌いな変わり者が営んでいるらしい。
歴史
- 古くに、とある手品師が作ったとされる街で、百年以上前から存在している。
- 中央のジューニー大時計塔は、街の創立二十周年に建てられたもの。
- 街中の時計工の技術を結集したもの。これを超える時計は今後作られないだろうと言われている。
- 地下の巨大な時計工場は八十年前から稼働。街の産業を大きく活性化させた。
- 設計に携わった当時の街長は、人格者として今も街民たちから親しまれている。
- 百年前の世界変の際、街の時計すべてが正確な時を指し示さなくなった。
- 時計の時刻通りの生活を送っていた当時の人々は、とんでもない混乱に陥り、多数の事故や事件が起きた。
街が抱える問題
- 時計の針を狂わせる、はた迷惑な超能力者が街にいるらしい。
- ジューニー警察は行方を追っているが、犯人はいまだ逃走を続けており、しばらく捕まりそうにはない。
噂
- 全ての時計が全く同じ時を刻んでいるが、街中には一つだけ大きく時間のずれた時計があるらしい。
- 街をつくったのは手品師とされるが、街の中には発見されていないいろんな“しかけ”があるという。
- 鍵は時計が握る。謎を解いたらご褒美がある…という話は、昔から街で語り継がれている。
特産品
- 置時計、柱時計などのインテリア時計
- 目覚まし時計（爆）
- 歯車のペンダント
- 懐中時計灯
- ロクオン貝「時を刻む音」
- スケジュールタイマー
名所
- ジューニーの大時計塔
- 地下の時計工場
- 時計美術館、時計博物館
- 万事屋『量り売り』
- スイーツカフェ『三時のおやつ』
- 乳蜜屋『ウシミツ』
- ホテル『ナクカラス』
宗教
- ククロ教
- 時間に神を見出す信仰。
“外”の世界について
- 通行証など仕組みへ世界の仕組みつについて、街民の理解は薄い。
- 誰もかれもがスケジュール通りに行動をしているため、計算街な存在であるよそ者は、多少壁を感じることも。
