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はじめに今までに作った、創作物を載せていくサイトです。ちょっとした読み物や、読み応えのありそうな小説、創作物の設定などを記載します。興味のある方は、右側のメニューから選んで適当に見てあげてください。誰...
歌と踊りの街
- 街の呼び名：歌と踊りの街
- 正式名称：テンツェリン
- 人口：中〜大規模
街の特性
- 道には赤いカーペットが敷かれ、その両脇には黄味がかった街灯が灯る、落ち着きのある美しい街。
- 毎夜、街中では歌が煌めき、踊りが花咲く。拍手が重なり、歓声が沸き立つ。高級感に溢れる素敵なところ。
- お金持ちっぽさのある雰囲気だが、決して鼻につく煌びやかさではなく、むしろ気品のある豪華さ。
- 黒い壁と赤い屋根の建物が多い。建物の高さはほとんどが平らに統一されている。
- 建物同士の間や道の脇には、綺麗な水路が通っている。
- 水路の底には照明が設置されており、水がきらきら光っている。
- 空に向けられた大きなライトが、真っ黒な空の灰色の雲を照らしている。
- 道ではいろんなパフォーマーが各々の芸を披露している。
- そんなパフォーマンスをいちいち立ち止まって見ていると、道一本歩くのにもかなりの時間がかかってしまう。
- 街中の一番大きな野外会場では、月に一度街が最も盛り上がる「大公演」が行われる。
- 街一番の人気を誇る「歌姫」の歌や、踊り子たちのパフォーマンスが披露される。
- 街外からも高名な音楽団や劇団を呼び、いつも以上に街が盛り上る。街の人々が大好きなイベント。
- 「歌姫」と呼ばれる女性は、街の歌歌いの中から街民により選出される一番の歌い手。
- 歌姫はとにかく「何者にも負けない美しい歌声」を持つことが最も重要視される。
- 現在の歌姫は、街の四十年ほどの歴史の中で過去最高と名高い歌声の持ち主。
- 彼女の歌を聴いた者は、その洗練された美しさに必ず涙を流すという。
- 歌姫は街民たちに大変な人気があり、信奉に近い感情を抱いている者も少なくない。
- 街には有数のブティックがある。
- 他にもタキシードだとか、高級感のありそうな正装の服を作るお店も。
- 普段着には向かないようなオシャレさが突き抜けている衣装を販売する店も多い。
- 黒や赤を基調とした中に存在する真っ白な建材で出来た「テンツェリンドーム」。
- 一流の役者が披露する劇やオペラが毎晩公演されている。毎夜満席で、席を取るのは困難。
- 世界中の美酒を集めた「主演の館」。
- 観劇を終えたお金持ちたちが立ち寄る高級感漂うお酒をたしなむ場所。
- 世界中からお酒を集めているだけあって、街外から評判を聞きつけてやってくる者もある。
- パフォーマーを目指す者や、観劇に興味がある者なら、誰もが一度は訪れたいと願う街。
- 人々の沸き立つ夜間に比べ、昼間の街は大人しい。
- それでも歌や踊りが絶えることはない。本番のために練習する人も多くいる。
歴史
- 四十年ほど前に出来た、比較的新しい街。
- 最初から、パフォーマーがたくさん集まってくる街だった。
- 現在は退任して隠居している前街長が、人を喜ばせるものを好んでいたらしい。
- 街が出来た当時からテンツェリンドームは存在しており、「歌姫」と呼ばれる存在もその当時からいた。
- 世界変を味わっていないこともあって、それほど大きな厄災に巻き込まれることもなく、かなり平和な歴史。
- 住民は礼節をわきまえているし、治安部隊も機能している。
- 街の法も無茶苦茶ではなく、たくさんの通行者の来訪のおかげで、街中の施設の経営も滞りない。
街が抱える問題
- 街で活躍する踊り子や歌歌いたちの失踪事件が頻発している。
- 街の資産とも言えるパフォーマーたちが消えるのは大変なこと。
- 噂によると、厄介なひとさらいが街のパフォーマーたちに目をつけて、売りさばいているとかなんとか。
- 街の人々の支えでもある歌姫が狙われているという情報もある。もしも誘拐・失踪などが起これば大変。
- 街外にまで手を広げた入念な調査が進んでいるが、消えた踊り子たちの行方は未だに掴めずにいる。
特産品
- 煌々魚の鱗ドレス
- 黒蜘蛛糸のタキシード
- ウタモロコシ
- ウタモロコシのポップコエーン
名所
- テンツェリンドーム
- 主演の館
- 野外大会場
- カクテルハウス
- テンツェリンダンスホール
宗教
- 信仰の自由が認められている。
“外”の世界について
- 多数の通行者が訪れるため、「通行証」含め、世界の仕組みのことを理解している者は多い。
- 手品師、ダンサーや歌歌いなど、パフォーマーを街へ連れてくるために街を出て活動するスカウトマンも多くいる。
- 目利きのスカウトマンが連れてきたパフォーマーたちは街の第一線で活躍する表現者になっていく。
- 「主演の館」の関係者が、まだ見ぬ美酒を求めて街の外へ出たりすることも。
