イザーク=ジュール

ページ名:イザーク=ジュール
執筆の途中ですこの項目「イザーク=ジュール」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。
イザーク=ジュールのデータ
肖像
性別
年齢(CE78当時)24歳
生年月日CE54 8月8日
所属統一地球圏連合
階級・肩書き不明
愛機ストライクブレード

マスターデュエルガンダム

二つ名なし
登場作品「SEED」「Destiny」「Revival」

目次

概略[]

ザフト軍の指揮官でありアスラン=ザラディアッカ=エルスマンとは同期。母親にプラント最高評議会議員エザリア=ジュールを持つためか、かつてはエリート意識が強くナチュラルを見下す典型的なエリートコーディネーターであったが、様々な戦場を戦い抜き現実の世界を見て来たことで人間的に成長した。指揮官としてもパイロットとしても優秀。自分に厳しく感情的で、時折冷静さを失うこともあるが、情に厚く公平な視点を持つ人物。(声:関智一)


メサイア攻防戦においてイザークは、ラクス=クラインの声を聞きザフトの将官であるにもかかわらずエターナルを援護し、友軍に対し銃口を向ける。正義はプラントにあると信じるが、それでも祖国に大量虐殺という屈辱的な行為を犯して欲しくない。それは彼なりの愛国心の表れでもあったのだろう。

結果、デュランダルは死亡し現在に至る。彼自身は勝ち馬に乗るといった気持ちは一切持っていなかったがそのような見方をする者も当然多かった。それは誇り高いイザークにとって許容できるものではなかったが、戦時反逆罪で戦場で落とされるよりも軍法会議で正式に裁かれることによって、自らの行動そのものを理解した形で責任を取りたいという気持ちから、あえてエターナルに合流する。

しかしメサイア攻防戦が終結して間もなく、クライン派クーデター勃発。カガリ=ユラ=アスハによる併合演説の後に、プラント併合が実現してしまい、彼は正当に自らの行動を裁かれる場を失ってしまう。自らの想いとは反対に起きた祖国の消滅。これは彼の心に大きな傷を残した。

その後、統一地球圏連合軍に参加。ラクス=クラインの理想はコーディネイターの理想であると自分に言い聞かせながら、精鋭部隊を率い最新鋭機ストライクブレードを駆る。


物語における役割[]

中盤におけるリヴァイブの敵になる。また後半にかけても活躍。シホ=ハーネンフースとの因縁などが、ひとつのドラマとなる。

遍歴[]

アスラン脱走の件を知って、何かの間違いじゃないか、どうも発表の内容がうそ臭い、あいつは何考えているんだと思っていればオーブ戦で正義がいる。戦友であるアスランを信頼しているからイザークは、彼らは捕えようとするも、ジブリールを取り逃がしたんだろうと考える。(全てを完璧にこなす事なんて出来ない、イザークも失敗を糧に成長してきた)

そして、デュランダル議長がレクイエムを修理して、月基地を撃ち、それを使用する意思がある事を知る。 そんな物を使用しなくとも自分達の戦力で戦えると思っていた。

プラントを撃たれた痛み。その痛みをもたらしたレクイエム。その銃を持っているという事は、使い方を間違えれば自分の抱いた痛みを他者に与える事になる。

自分達が『撃ち返す』側になってしまった時に、その銃を取り上げようとした人間達がいた。 『その人間は、かつて銃で自分達を撃った人間を取り逃がしていた』という問題は、銃を捨てたい(だけどもうすぐ引き金に指がかかる)人間にとって、その場では直接関係ない。

過去に関しては多々言いたい事もある、彼らが本当の味方だとも正しいとも思っていないけれど、この場で祖国『プラント』が『大量破壊兵器』で『民間人』を虐殺することは止めたい。

自分達の決断が『絶対的に正しいもの』ではないから、艦を下げて(見ようによってはシホに押しつけて)自分とディアッカだけで向かう。

彼としては、『大量破壊兵器を壊す』ことでだけラクス達と共闘する。

その後は戦闘終了後に正式にプラントに裁かれる気だった。エターナルでアスランと顔を合わせた時、ディセンベル・ヤヌアリウス関連を責め、アスランを一発ぶん殴る。

『今回このレイクイエムの発射を止めてくれた事には、礼を言うがな』という捨て台詞つきで。

しかし、その後沙汰を待っている間にクライン派による軍事クーデターによりプラントの政権がラクスに渡る。続いて行われたプラント併合宣言、慌てて状況を確かめるべく情報を集めるとオーブでのAAの行動、続いてのレクイエムによるプラント崩壊これらがリンクしている事に気づく。

自分がメサイア攻防戦でとった行動は、自国を滅ぼす事に手を貸しただけだったのではと、イザークは自問自答を繰り返す。罪の償いとして自決も考えた。しかしそれは逃げにしか思えなかった。今更自分ひとり死んだところで何の償いにもならない、何も変わらない。戦場を生き抜いてきた彼にとって、"死の軽さ"は骨の髄までしみついていたのだ。

死ぬことも出来ず、やり直すことも出来ない。自分のしでかした事の罪の重さに耐えきれず、イザークは発狂寸前にまで追い込まれた。見るに見かねたディアッカアスランに相談する。そこでアスランはイザークとラクスを会わせる事にした。プラントの理想は失われていない事を、彼に伝えるために。

そして運命の瞬間、彼はこう認識した。ラクスこそが唯一正しい存在であり、自分はそれに手を貸したのだと。それは自己正当化に過ぎないだろう。裏切った同胞に罪の意識が今だ苛むこともある。

しかしそう考えることでイザークはやっと前に一歩進む事ができたのだった。

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特記事項[]



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