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本作品の趣旨はSEEDシリーズに登場するラクス=クライン、カガリ=ユラ=アスハ、キラ=ヤマト、アスラン=ザラへの怒りを抱く視聴者とそれに共感した者達が集まって作ったガンダムSEEDアンチ小説です。
第三者視点のソラを主人公として、シンを我々の代弁者として描き、戦い抜く作品です。
同時にソラという普通の少女に、種世界を見つめさせて、種持ちでもコーディでもない立場からの想いを描きます。ラクシズを絶対悪とし、キラ・ラクス・アスラン・カガリ達にも彼らなりの正義を真に作品の良し悪しを理解する我々が彼らの真の醜い姿を暴きます。
妄想だと言いたければ好きにしろキラクス信者共。
「機動戦士GUNDAM SEED」、「機動戦士GUNDAM SEED DESTINY」へのアンチとして始まった本作のテーマは、『賢者の絶対正義VS愚者たちの試行錯誤 』にあります。
上記のテーマで作られた本作でしたが、主役4人を貶める為に最終回のみに留まらずありとあらゆる設定を弄り倒し、酷いページだと一般の掲示板でのアンチ活動でファンに論破された腹いせに特定のキャラへの誹謗中傷で埋めるなどの問題が発生。
ストーリーも、「キラやラクスが悪でそれに反発する側が無条件に正義」という前提をゴリ押し正当化しする為のご都合主義的な物語や描写が目立つ様になり、末期には大昔の「革マル」や「中核派」が描いた様な反権力賛美の物語に変貌。閲覧注意というレベルにまで落ちぶれ、批判が殺到した事で主要製作陣が逃亡、放置され今に至る。
そういった末期的状況で放置された現在を憂いた有志により、近年では物語が徐々に真っ当な形に再生されている。
改訂後は『賢者の絶対正義VS愚者たちの試行錯誤 』を1から見直し、本来のSEED世界の史実を基にしたIFストーリーとして作り直されています。
根幹となっている設定は変えず、「いやそうはならんやろ」状態の旧作部分を修正・再構築、序中盤のリヴァイヴという架空のレジスタンス視点はそのままに描かれなかった終盤を、「間違いに気づいたシン」がキラやラクスたちとの確執を乗り越え、共闘し暴走したリヴァイヴとユウナを打倒し世界を守るというSEEDの外伝としては適切なストーリーへと徐々に改良されています。
その活動は今も続いており、新たなる有志にご協力を募っています。
本作品は上記に書かれている通りの人達が集まり、当時の2chのスレッドを中心に製作されたものです。
更新自体は数年で止まりましたが、この作品ページを本編の「機動戦士GUNDAM SEED」、「機動戦士GUNDAM SEED DESTINY」の公式設定と混同する者が各所で問題になった為、有志により注意書きの追記とあからさまに本編の内容を事実誤認させるページ等を再構成しました。
その後は本作品の改良も進んでおり、問題点も改善しつつあります。
また、管理者が不在ということもあり、問題のあるページ内容全ての改善は行えていません。もっとも、この惨状を作った張本人たちである旧製作陣が改善に協力的態度を示すとは思えませんが……
その為、一般のSEEDファンが閲覧すると不快になる記述や間違いだらけの内容が数多く残っているので閲覧の際は注意。
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包囲された――そう思った瞬間、シンは動いていた。それは、戦士としての本能がそうさせたのか。(……抜けるっ!)包囲陣の突破は至難の業だ。正面、側面だけでは無い――背面にも注意を配らなければならない。 そ...
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古いびた部屋の中、男は待ちくたびれていた。それもひどく。持ってきた煙草は残りあと二本。灰皿には三箱分の吸殻がうず高く積もっている。換気扇は一応回っているが充満する灰色の霞をかき回すだけで、まるで用を足...
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この世の中で誰にでも平等なものを二つ挙げよ――そう問われれば、ソラ=ヒダカはこう答えるだろう。“時と自然”と。今、ソラの頬を風がそよいでいく。それは心地良いもので、そうしたものを感じる時、ソラは思う。...
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