左メニュー
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
☆第十六幕:奇襲
スレイプニールの艦橋は突然の奇襲報告に慌てふためいていた。
「艦内にコンディションレッド!!ゴランボイ周辺、ならびにメディクス基地周辺に展開する全友軍に第一戦闘体制を発令!CIC(情報管制室)は近郊の全友軍との連絡システムを構築!ハンガーにある機動兵器は全て発進できるようにしろ!」
スレイプニール艦長ヨアヒム=ラドルが矢継ぎ早に戦闘準備の指示を出してゆく。
「艦長!敵編隊はユーゴーセチア(現グルジア共和国北部にある自治共和国の地域)境を通過!このまま進めば1隊とはは8分後に会敵します!」
「敵はやはりピースガーディアンなのか!」
「バトゥーミ沖にてアークエンジェル級に似た航空巡洋艦が浮上したとの情報を得ています!確認できた機影も含めフリーダムブリンガーでほぼ間違いありません!」
「ならば腹を括るしかあるまい!対空モビルスーツ戦闘用意!ラインハルト(対空ミサイル)装填!イーゲルシュテルン起動!抜かるなよ!」
そう強気の指示を出し続けるラドルではあったがそれでもやはり内心ではフリーダムブリンガーに恐れを抱いていた。
(一機落とすに際してあれほどの物量を要したフリーダム。それが6機、やはり頼みは精鋭のモビルスーツだが、果たしてどれだけ戦えるか。)
一方のスレイプニールのハンガーでは機動部隊が発艦準備を整えていた。準備しているのはシンのダスト、大尉とシホのシグナス、ユーコとシェリーのエゼキエル、そして急遽取り揃えた中尉と少尉のダガーコンシューマ、合計7機であり、現在ゴランボイ近郊にて揃えられる最強戦力である。出撃に際して機動部隊の前線指揮官である大尉が全機に向かって通信でブリーフィングをしていた。
『敵は6機、恐らくフリーダムブリンガーだ。3機編隊で2個小隊、内1個小隊がゴランボイに、もう1個はメディクスへと向かっている。メディクスは元が防御用の軍事基地だ。しばらくは持つだろうから、俺達はこっちに来る3機を袋叩きにしてその後にメディクスへの増援に向かう事とする。
俺と中尉と少尉、シンとシェリーとユーコ、そしてシン。以上の3チームで敵の1機を叩く。特にシン、お前には一人で1機を受け持ってもらう事になる。頼むぞ。』
画面の向こうでシンが頷く。大尉とシン以外の5人も作戦を理解したという合図で頷きを返してきた。
『大尉、カタパルト準備完了しました。いつでも発艦可能です。』
「了解した!こちら大尉、準備完了!発射頼む!」
急激な横向きの重力が大尉の全身を襲うと共にシグナスは揚力を得るほどの速力を得て空へと飛び立って行く。
『こちら中尉。ダガーコンシューマ中尉機発艦準備完了しました。発射をお願いします。』
『少尉だ!ダガー行くぜ!』
大尉から遅れて2機のダガーコンシューマが同じくスレイプニールより飛び上がる。2機と大尉のシグナスは編隊を組み1つのチームとなる。
『シホ=ハーネンフース、シグナス出ます!』
『シェリー=マドリガル。エゼキエル、発艦!』
『ユーコ=ゲーベル!エゼキエル行くよー!』
続いて飛び上がったのは1機のシグナスと2機のエゼキエル、シホ以下の旧紅組三人衆である。
『シン=アスカ!ダスト、行きます!!』
最後に飛び上がったのはリヴァイブのエース、シン=アスカのダストガンダム。そして、スレイプニールを発った7機の機体は真っ直ぐ敵のいる方向へと向かっていった。
シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。
左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...
包囲された――そう思った瞬間、シンは動いていた。それは、戦士としての本能がそうさせたのか。(……抜けるっ!)包囲陣の突破は至難の業だ。正面、側面だけでは無い――背面にも注意を配らなければならない。 そ...
オーブ内閣府直轄の治安警察省。名の通り治安警察の総本部である。単なる刑事犯罪は取り扱わない。思想犯、および政治犯を取り締まる部局だ。テロリスト対策も重要な任務の一つで、治安維持用のモビルスーツも多数配...
窓の外はすっかり夜。見慣れた南十字星も今日はなんだかちょっと寂しげ。私……なんでこんなところにいるんだろう?なんだか爆発があって、モビルスーツが壊れちゃって、気がついたらこの船に乗ってる。さっきもらっ...
執筆の途中ですこの項目「食料省」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。食料省のデータ国旗等拠点オーブ連合首長国、首都オロ...
ぼんやりと椅子に座って天井を眺めている。何をするわけでもなく。そして時折、小声で何かをつぶやく。言葉に意味はない。自分でも何を言っているか分かっていないのかもしれない。そうかと思えば、いつの間にかベッ...
旅立ちの朝は晴天とは行かず、少し雲のある日だった。車で何時間も揺られて、着いた先は平原が広がる土地。一本の滑走路があることからかろうじて空港と分かるが、ほかには倉庫のような古い建物があるだけだ。管制塔...
――シン、シン……。遠くで、自分を呼ぶ声がする。か細く、消え入りそうな声。だけど、何処か懐かしい声。何時だったろう、その声を最後に聞いたのは。“あんた、馬鹿じゃない?”そう、その子は屈託無く笑って俺に...
暗闇の中、青白く周囲をディスプレイの明かりが照らしていた。何かの演算処理の途中経過がつぶさにモニタリングされている。PPARデルタによる運動能力の向上。テロメアの操作による延命処置。免疫細胞に対して意...
シンやシホが交戦している頃、スレイプニールはコニールの案内により一足先にリヴァイブ本部に到着していた。「ローエングリンゲート跡地に作るとは……灯台下暗しってやつだな」 《外は残骸がそのままになってる上...
表面上は冷静に全速で階段を駆け下りるシンだったが、体の芯から立ち上る怒りは一向に収まらない。あとコンマ1秒、引き金を早く引けば。あとコンマ1秒、奴が気づくのが遅れればー……(遅れればなんだというのだろ...
古いびた部屋の中、男は待ちくたびれていた。それもひどく。持ってきた煙草は残りあと二本。灰皿には三箱分の吸殻がうず高く積もっている。換気扇は一応回っているが充満する灰色の霞をかき回すだけで、まるで用を足...
夕暮れに霞むオロファトの街中を一台の車が走り抜ける。ジェスの車だ。車中から男が二人、周囲をキョロキョロ見回しながら、人を探していた。TV局から逃げ出した一人の少女、ソラを。しかし歩道には大勢の人々が前...
執筆の途中ですこの項目「近衛監査局」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。近衛監査局のデータ国旗等拠点オーブ連合首長国、...
この世の中で誰にでも平等なものを二つ挙げよ――そう問われれば、ソラ=ヒダカはこう答えるだろう。“時と自然”と。今、ソラの頬を風がそよいでいく。それは心地良いもので、そうしたものを感じる時、ソラは思う。...
執筆の途中ですこの項目「赤道連合」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。赤道連合のデータ地図ファイル:No map.jp...
執筆の途中ですこの項目「赤道内戦」は、調べものの参考にはなる可能性がありますが、まだ書きかけの項目です。加筆、訂正などをして下さる協力者を求めています。この項目「赤道内戦」は、現在査読依頼中です。この...
「ストライクブレード、ねえ?」ディアッカ=エルスマンの視線の先には真新しいモビルスーツが搬入されている。「おうよ、量産機でありながらフリーダムブリンガーに匹敵する性能。フェイズシフト装甲をオミットした...
査読依頼中ですこの項目「赤い三日月」は、現在査読依頼中です。この項目のノートで広く意見を募集しています。赤い三日月のデータ国旗等拠点イラン高原規模不明代表ユセフ=ムサフィ関連組織サハラ解放の虎目次1 ...
目次1 概要1.1 賢者とは?1.2 愚者とは?1.3 賢者と愚者の対比2 テーマの表現方法2.1 状況2.2 人物3 テーマの核心4 関連するテーマ概要[]今作のメインテーマに位置づけられるテーマで...