仮想第26話:ガルナハンの春(後編):第二十二幕A

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☆第二十二幕:休息、そして衝撃



ピースガーディアン12機の移動はすぐさま支配地域を横切られたリヴァイブの知るところとなった。しかし、リヴァイブはこれに対して何の行動も起こせなかった。先の戦闘の復旧作業が次の戦闘を行える次元にまで追い付いていなかったのだ。

リヴァイブの面々は手出しできない上空の天使達に歯噛みしながらも、何か途轍(とてつ)もない事が起きようとしている事だけは理解した。問題は、その『途轍もない事』とは何なのかを理解する手掛かりをリヴァイブの面々は何一つ有していなかった事である。

そうなれば、圧倒的に不足している情報を土台とした生産性の薄い思考に時間を割り当てられるほどリヴァイブの面々は暇ではなかった。ピースガーディアンの事はひとまず思考空間より掃き出して、先の戦闘の戦後処理に黙々と打ち込むのみであった。


 コニールもまた、現状に立ち向かうその面々の一人であった。今回の戦後処理については特に仕事が無く、手持ち無沙汰な彼女ではあったが人手の必要そうな部署に積極的に乗り込み手伝いを買って出ていたのだ。

しかし、被害を受けたとはいっても今回の戦闘における被害は精々機動兵器大破程度のものであり、そうなってくるとコニールもさすがに割って入って手伝う余地も無かったのである。

結局、またしても手持ち無沙汰にぶらぶらとスレイプニール艦内をうろつき回る事となったコニール。図らずもつかの間の平和の余韻を満喫する事となったコニールはふと、とある場所にて足を止める事になった。


「そういえばシン、あなたは彼女が医務室に運ばれてからずっと見守っていますね。知り合いですか?」


 その場所とは医務室、言葉の主は中尉である。コニールも今の今まで気付かなかった事なのだが、先の奇襲以来スレイプニール艦内のどこにも見かける事の無かったシンが何と捕虜の容態を気にしてずっとこの医務室に詰めていたのである。興味を持ったコニールはこっそりと中の様子を観察する事にした。

中尉は捕虜、すなわちナツメの横たわるベッドから少し遠巻きに突っ立っている。何故、少し遠巻きからかといえば先客がそのベッドの隣に陣取っていたからだ。

先客とはシンである。ベッドの隣に陣取って何ともなしにぼんやりとベッドを見守っているさまは確かに知り合いのようでもあった。そのシンは、その質問でようやく中尉の存在に気付いて中尉の方に振り返った。


「いえ。いくら昔オーブにいたからってこんなところで顔見知りに出会う確率なんてまず無いですから。ただ………」


「ただ?」


「ただ、何となくなんですけれども、どうも何か懐かしいような何というか。おかしいですね。オーブにいた時の知り合いで懐かしい感じを覚える奴がいたら、名前を思い出せないまでもどこで出会ったかぐらいは思い出せそうなはずなのに。」


 それを聞いてから中尉はしばらく考え込み、そしてシンに言った。


「そんなに不思議な事でもないのではないかな、シン。私が考え付くだけでも君と彼女を結びそうな線は少なくない。」


「えっ?」


「まず、君が君の妹さんの面影を彼女に見ている可能性。私は又聞きだから詳しくは良く分からないけれど、年齢的にはほぼ同じ世代じゃないかな?」


「まあ、確かに。………って、『又聞き』って、誰から聞いたんですか?」


「リーダーですよ。トランプ賭博の勝ち分3000アードと交換であなたの話を聞かせてもらいました。」


「………今度あの軽薄リーダーに会ったら一発殴ってやる。」


「まあ、3000アードと交換で君の過去を話してほしいと提案したのは私の方ですけどね。命を預ける仲間として、君の性格の形成には何が関与していたのかを知って起きたかったので。」


 ギロリ。シンが半ば殺気を孕んだような視線を中尉に向ける。コニールは悟った。賭博には注意すべし、軽薄にはもっと注意すべし、シンの過去には一番注意すべし。


「ま………まあ、そんなわけで君が彼女に妹さんの面影を見ている可能性がその1。で、その2はこういう子が君の好みであるという可能性ですね。」


「………どういう意味ですか。」


「ソラ君もシンは嫌いではなかったですよね?ソラ君や彼女みたいな雰囲気の子が君の好みだとしたら、昔好きになった子の面影を彼女に見たという可能性も考えられますね。ひょっとしたら、君の妹さんも同じ雰囲気かもしれませんね。」


「一体いつから中尉は少尉の役回りを奪うようになったんですか。後、それじゃ俺がまるでシスコンみたいじゃないですか。俺はシスコンじゃ………シスコンじゃ………シスコン………シスコン………」


「(自分で思い当たる節(ふし)があるならもう確定ですけどね。)そして、その3はズバリ君自身に似ている可能性。」


「俺自身に?」


「通信のやり取りを聞いている限り、彼女は君にとても似ていますよ。意地っ張りで、強い力に対しては反発する。君がわざわざサーベルでコックピットを紙一重で切り裂くような芸当をしてまで彼女に降伏を迫ったのも、自分と似ていて放っておけない思いがあったのではないですか?」


「うーん………そんなつもりは無かったんですけど。俺はただ―――――」


「―――――うっ―――――うぐっ―――――」


 と、2人が話している間に遂にナツメが目を覚ました。コニールも含めた3人共に視線をナツメの方に向ける。


「―――――うっんっ………ここは………」


「ここはリヴァイブの地上戦艦スレイプニールの医務室です。あなたは嫌がっていたようですが、気絶してしまったようなので我々がモビルスーツごと回収しました。今のあなたの扱いは捕虜という事になります。」


 意識を取り戻したナツメに対して中尉が現状の説明を始めた。ナツメの方は状況を把握し切れないなりに中尉の言葉に耳を傾ける。


「………捕虜、ですって?………」


「ええ。捕虜としての然るべき行動を遵守されるのなら我々も法規に則(のっと)った然るべき待遇をするつもりです。医療主任の話ではあなたの身体に外傷は無く、内臓や脳にもダメージは無いとの事。しかし、戦闘での疲労からかあなたは実に気絶してから丸16時間も眠ったままでした。ここで軽く名前などを聞いてから、一食を摂って、それから尋問を行います。よろしいですね。」


「………断ったら?」


「法規には鹵獲側に尋問する権利を認めています。無論、拷問に至るほどのそれは認めてはいませんが、逆を言えば法規に則った範囲内での尋問は認められるという事です。素直に尋問に応じていただければ、我々もあなたにでき得る限りの便宜を図るつもりです。

ちなみに、ご存知でしょうが名前、及び所属部隊、後は階級については捕虜側は必ず答えなくてはなりません。これを答えない場合、最悪捕虜として認められない事になります。脅すわけではありませんが、捕虜として認められないという事はつまり法規に認められた権利を請求できないという事になります。

そういうわけですので、始めにお聞きします。あなたの名前、及び所属部隊、そして階級を教えてください。」


「ナツメ=トダカ。所属部隊はピースガーディアンのソロネ中隊所属第13小隊パイロット。階級は少尉。」


 その何気ない自己紹介にも似た台詞にシンが驚いた事にコニールは気付いた。


「ナツメ、トダカ………まさか、あのトダカ二佐の?」


「今はトダカ”将補”よ。父の知り合い?珍しいのね。こんな片田舎で父と知り合いだなんて。」


「ああ。昔、色々と厄介になった事があって。俺の恩人さ。」


 どうやらコニールの知らないシンの過去の話らしく、コニールにはしばらく分からない2人の関係を理解しようと頭を悩ます。と、シンがそこまで言ったところでナツメの顔付きが険しくなった。そして。


「………何ですって。じゃあ、あんたがシン=アスカなの?」


「えっ?ああ、そうだけど。それが?」


 その一言によって崩れずとも許された皮肉の均衡は、明確な破綻を当事者達に見せ付けたのだ。


「フン!さすがは裏切り蝙蝠のシン=アスカ、よくもまあぬけぬけと素知らぬ顔で私の目の前に顔を出せたわ!面の皮の厚さは折り紙付きってところね!この恥知らずが!!」


「えっ?………」


 いきなりの罵倒。コニールや中尉は当然の事、罵倒されたシンすらその意味を把握できない。


「オーブからプラントに所替えして今度はテロリストに宗旨替え、よくもそうあくどい勢力ばかりに肩入れできるもんね!ZAFTで散々オーブを破壊しただけではまだ飽き足らず、今度はここの人々を混乱の坩堝に叩き込むってわけ!その反社会根性、腹立たしいを通り越して父を語る事さえ烏滸(おこ)がましい!!」


「な………何であんたにそんな風に言われなくちゃならないんだよ!何が『あくどい勢力』だ!オーブの方が、ZAFTや俺達の何万倍もあくどいじゃないか!!奴らの気まぐれで、今この世界がどれだけひどい事になっているか分かってるのかよ!そのせいで、死なずに済んだ人達が死んでいるんだぞ!!何も知らないくせに!」


「フン!言うに事欠いて今度は逆切れ!性格が腐ってるとは思ってたけどここまで腐ってるなんて!!『死なずに済んだ人達が死ん』だですって!あんたにだけは言われたくないわ!父を、あんたにとっても恩人のはずの人を殺した恩知らずになんかね!!」


 そのナツメの言葉に、戸惑いつつも一方的な罵倒に対して果敢に反論していたシンが明らかに揺らいだ。そして。


「なっ!………ど、どういう事だよ!?俺があんたの父親を、トダカ二佐を殺したってのは!?!」


「しらばっくれるのもいい加減にしろ!あんたが下手人だって事はもう知っているんだ!ダーダネルスで、あんたの機体が父の乗っていた艦のブリッジを切り裂いたのを!!あんたは自分の恩人をその手にかけたんだ!!」


 ナツメの更なる追撃となる衝撃の事実の暴露によって、恩人を手にかけたかもしれないというシンの一抹の、されど重すぎる不安は変え得ない過去となり、シンの心を瞬く間に茨の鞭でズタボロにした。


「そ………そんな、う………嘘―――――」


「嘘じゃないわ!父と同じ艦に乗っていた生き残りの人達が口を揃えて言っていたわ!

あんたは殺したのよ!!私の父を!!!

あんたを助けて、世話までして、プラント行きの船にまで見送ってくれた、一生ものの大恩人を、何の躊躇もなく斬り捨てたのよ!!!

この恥も知らない鉄面皮!!人の心も無い冷血漢!!あんたになんか、例えテロリスト共のど真ん中にいようとも、一片たりとも安穏としていられる権利なんかないんだ!!」


 シンは崩れた。自らの傲慢を裁く神の天雷によって崩れ落ちた混沌の塔の如く。裁きの稲妻は崩れ果てた塔に対してさえ更なる雷撃をぶつける。これが己の罪なのだ、これが己の罰なのだ、そう喚きながら。果て無く響く雷鳴、恒河沙に割れ裂ける瓦礫、雷雲は未だ足りぬと瓦礫が粉と化し無に至るまでなお雷を放たんとする。


「いい加減にしなさい!黙っていれば好き放題言い立てて!!」


 その断罪の雷槌に楔(くさび)を入れたのはコニールだった。シンという人を形作っていたはずの心という塔は崩れ去った。もういかなる罰でさえこの心を打ち据える事はあたわぬほどにその残骸さえ粉微塵に砕かれている。されどもなお、それでもなお、その粉と塵にさえ鞭打つ痛々しい光景に耐えられなかったのだ。


「確かにあんたの父親をシンが殺したって事は事実かもしれないけど、けれど仕方ないでしょう!あんたの父親だって軍人だったわけだし、シンだって―――――」


「うるさい!!部外者は黙っていろ!!」


 怒りに任せた軽率な一言。コニールの忍耐の水際を超えたその一喝を吠えたか吠えぬかの内にコニールの左手はナツメを中へと引きずり上げた。


「何を、この小生意気な餓鬼が!!」


 忍耐から溢れ出した怒りの奔流はコニールの残った右手を拳へと変貌させてナツメの左頬を深く抉(えぐ)ろうとする。


「やめろ。コニール。」


 も、シンの弱々しい一声でかろうじてそれを避けた。収まらなかったのはコニールだ。


「はっ!?何言ってるのよシン!!何でこの何も分かってない糞餓鬼を、よりにもよって散々罵倒され抜いたあんたが擁護するのさ!?こいつの言っているのは甘ったれた餓鬼の言い訳よ!

父親が殺された?今のご時世そんな事で復讐ばっかやってたら1年もしない内に人類は絶滅よ!腹の立つ事、涙を絶やせない事、そこいら全部できる範囲で耐えて人ってのは生きてるんでしょうが!

こいつの言葉なんか気にしちゃ!―――――」


「いや、いいよ。」


 なおも続くコニールの反発をシンはこれも生気すら感じられない声で止めると、ナツメに向きなおって最後の気力を振り絞って呟いた。


「本当に………本当に、ごめんなさい………」


「ふざけるな!そんな軽々しい謝罪で、父を殺した罪が償えると思うな!!あんたなんか、二度と許してやるもんか!!きっと父だって、薄情なあんたなんか二度と許さないんだから!!一生、ここみたいな世界のどん底で這いずり回って苦しみ抜いた揚句死んでしまえ!!!」


「こんっのっ!!」


 再び激昂したコニールは再び拳を振るい今度はナツメの左頬を確実に打ち抜くと、ナツメを押し倒して更なる殴打を与えようとするも、今度は中尉が腕ずくでコニールの行動を止めた。


「やめなさいコニール!!ここはあなたが暴力を揮(ふる)って問題が解決する場所ではない!分かるでしょう!」


「つっ!でも、じゃあ中尉はあいつの言葉に納得できるの!?あいつの言葉でシンがこんなに苦しんでいるのに妥協できるの!?」


「それを決めれるのは私達ではありません!例え傍(はた)から見てどれだけ理不尽であろうとも、彼らの間に横たわる悔いと恨みの関係は彼ら2人にしか動かせないのですから!」


 コニールにもそれは分かる。だが、だからといって、ここまで至るほどに責めるナツメが許せなかったのだ。


「そう………だよな。………俺だって………許せないんだから………」




  • 第二十三幕へ続く


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