オキとシャーリィ

「はぁ……ここで一休みしよ……」

カントー内の小さな公園、その木陰のベンチで休んでいたシャーリィ

「風が気持ちいいですね……」

そんな時、誰かが飛んできた

「ふぅ、ここで休もう！」

「ん？あなたは？」

「あーはじめまして！私はオキノタユウ、皆からオキって呼ばれてるの！」

（アホウドリさんですね…）

「私はシャーリィ、よろしくおねがいします」

「よろしくなの！」

「可愛い名前ですね、誰につけてもらったんですか？」

「ええっとね、しょくいんさんたちにつけてもらったの！」

「へー」

「うん！」

（元気で良い子ですね……ハミィとも違う感じ…）

「そうだ、一緒に飛ぶなの！」

「え？良いんですか？」

「うん！」

「じゃ、じゃあ……」

「しっかり捕まるのね！」

・・・・・・・・・・・・・

ﾊﾞｻﾊﾞｻ

「うわー、すごいです！」

「えへへ、これくらい楽ちんなの！」

「もっともっと高く飛ぶことも出来るの！」

「へー……」

（あんなに小さい……あ、研究所も見える）

「あ、そうだ……あっちのほうで下ろしてもらえますか」

「任せるの！」

ﾊﾞｻﾊﾞｻ

・・・・・・・・・・・・・

「ふぁああああっ……暇だな……シャーリィはいつ戻ってくるんだか」

「し～つ～ちょ～さ～ん～」

「ん？空から……？」

「わーい！なの」

「うわっ…シャーリィとアホウドリか…？」

ﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻﾊﾞｻ

ﾀﾀｯ

「まさか空から本当に女の子が降ってくるとはな……」

「えへへへ……」

「あなたがみやもとしつちょうさんなの？よろしくなの！私はオキノタユウなの！」

「はは、よろしく……」

「楽しかったー」

「しつちょうさんも空に上げるの！」

「いやいや、俺は遠慮しておく……俺は重いし」

「残念なの……でも、いつでも待ってるの！」

「はははは」

「じゃあそろそろ帰らないといけないのね……またなの！」

飛び立つオキ

「ふふふ～ん～♪」

（綺麗なフレンズさんだったな～また会えるといい…なの）

「なんてね」

「？」

終わり

作・「シャーリィ・K・クラーク」「宮本総悟」キャラクター設定・・・ダイヤモンド
「アホウドリ「オキ」」キャラクターデザイン・設定・監修・・・Fu_sutu

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^Tale