登場人物
飼育員 久代 七夜
前書き
実施日時: 2017年10月18日
普段の穏やかなロールとは一線を画す、ホラー風味漂うロールです。
本文
[キョウシュウエリア、町はずれの森、PM11:30]
[森の中にひっそりとたたずむ、古びてはいたが少し手を入れれば使えない事もなさそうな廃墟]
[そこにやってきたのは、今日の寝床を探していた一人のアニマルガールだった]
ファントム
(...いい感じの場所ね、ここにしようかしら)
ワタリガラス
[今夜の寝床を確保し、少し気が緩んだ彼女に姿無き声が語りかける。]
おやおやおやぁ?
こんなとこにお客さんだなんて、
珍しいこともあるもんだ。
ファントム
? ...誰。[声がしたと思しき方を向いて]
ワタリガラス
[彼女が振り向くと其処には誰もいない。]
そっちじゃないよ。
ファントム
...。[さらに振り向く]
ワタリガラス
ふふふ。
上だよ。
う・え。
ファントム
![真上を向く]
ワタリガラス
[アニマルガールと思しき黒装束の女性が柱の上に腰掛けている。]
やぁ。
こんな夜中に探し物かい?
ファントム
...いいえ、寝床を見つけたところよ。
ちょうど屋根のある場所が見つかって良かったと思ってたのよ。
ワタリガラス
へぇ、そりゃ重畳。
ゆっくりしていくといいさ。
ファントム
...と思ったんだけど。
さっきから中から視線を感じるのだけど...もう一人いるの?
ワタリガラス
[彼女の問いかけを鼻で笑う。]
久代 七夜
…フフフ…新しい子ね。いらっしゃい。
[部屋の隅の方に女が居るのが見える]
ファントム
...誰? こんな時間にこんなところにいるの、普通じゃないと思うんだけど。
ワタリガラス
自分を棚に上げて随分なご挨拶じゃないか。
ファントム
それはあなたもでしょ...
久代 七夜
…そうですね…ではまず自己紹介をしましょうか。
私は久代七夜です。よろしくお願いしますね。
ファントム
私はファントムよ。
ワタリガラス
ワタリガラスのレイだ。よろしくお客さん。
[前髪を弄る。]
ファントム
...それで、二人ともどうしてここに?
私はここで一晩寝ようと思ってるのだけど。
久代 七夜
私はこの子たちと一緒に遊んでいたのですよ…フフフ…
[何もない空間に微笑みかけながら]
ファントム
...この子たち?
久代 七夜
ええ…遊び盛りな子たちですから…
ファントム
...誰もいないけど。
久代 七夜
…いえ…たくさんいますよ…
ほら、あなたの後ろにも…
ファントム
...?[振り返るが当然誰もいない]
...あなた何言ってるの?
ワタリガラス
間に受けんなよ。ファントム。
"いかにも"って場所だから仕方ねぇかもしれないけどな。
ファントム
...ああ、『幽霊』?
悪いけど私、そういうの信じてないから。[やや呆れ顔で]
久代 七夜
…まぁ…普通は信じませんよね…
ですが、この子たちはあなたたちを歓迎しているようですよ…フフフ…
[何処からともなくパチッと音がする]
ワタリガラス
[音のした方向を一瞥する。]
そりゃありがたいこったね。
是非"ありがとう"って伝えといてくれ。
ファントム
...[音がした方を振り返るがまたしても何もない]
(...それっぽくして脅かしたつもりかしら。 まぁいいわ...)
歓迎、ね...ま、何でもいいわ。 とりあえず中に入りましょ。
久代 七夜
そうですね…玄関で立ち話するのもなんですし、奥に行きましょうか…
[奥への扉がひとりでに開く]
…他の子たちも待っているようですよ…フフフ…
ファントム
...(ええぇ...脅かす気満々? 仕掛けが想像つくんだけど...)
[表情には出さずに廃墟に入る]
ワタリガラス
[にやつきながら二人に続く。]
ファントム
[リビングルーム]
...それで、私を歓迎しようって輩はどこにいるの?
言っておくけど、「あなたの後ろ」って言われても信じないから。
久代 七夜
…いいえ…貴女の後ろには誰もいませんよ…
貴女の横ですよ…フフフ…
[ファントムの手が何者かに掴まれる]
ファントム
...っ!?[慌てて振りほどくが誰もいない]
ワタリガラス
なーにをびびってんのさ。
ファントム
...ちょっと、変な冗談はやめてほしいわね...。[少し苦笑いしながら]
久代 七夜
…フフフ…さぁ、どうでしょうか?
[ファントムに微笑みかける]
…あら?どうしたの?
[突然何もない空間に話しかける]
…新しい子が来た?フフフ…それは良かったわね…
ファントム
え?
???
[ガタンッ!と大きな物音がしたあと、みしり、みしりという足音が聞こえる]
ワタリガラス
[険しい顔つきでマチェーテの柄に手をかける。]
ファントム
っと...[警戒する]
久代 七夜
[ニコニコしながら扉を見やる]
???
[間も無くしてわずかに影が見える。酷く猫背で、しかしそれでも6尺はあろうものだ]
……えっ何でわかったの?こっわ……
[影の正体は、大柄なアニマルガールであった]
久代 七夜
フフフ…いらっしゃい。
[デマに向かって微笑みかける]
ワタリガラス
[柄から手を離す。]
???
うわっ!?なんか刃物?っぽいのもあるしほんと物騒ね!?
ファントム
[警戒を解く]
...あなたもフレンズ?
???
[若干身じろぎしながら、ゆっくりと近づいてはいく]
えーまあ、そうね。私もアニマルガールよ
ワタリガラス
…最近はデカいアニマルガールが流行りなのかね。
久代 七夜
…あら?貴女もしかしてゆめのさと女学院に居た子かしら?
デマ
あ゛-それは指摘しないで、気にしてるの。大体はファッキンアメリカンのせいみたいだけど[心底嫌そうな顔をする]
あ、よくわかったわね。そうよ、試験解放区のね。
久代 七夜
やはりでしたか…
あ、私はゆめのさと女学院で飼育員をしている久代七夜です。よろしくお願いしますね。
ファントム
私はファントム。ここにいる誰かさんに歓迎されてる真っ最中とかなんとか...
デマ
私も自己紹介するわね。名前はデマ。ギガントピテクスの……って言っても実質雪男のアニマルガールよ。
ワタリガラス
ワタリガラス…、レイだ。
よろしくデマ。
デマ
みんな自己紹介ありがとう。覚えたわ。
久代 七夜
この子たちもデマさんを歓迎していますよ…フフフ…
[またもやどこからともなくパキッと音がする]
ワタリガラス
…ちょっと電波なんだ。
[七夜を親指で指す。]
ファントム
[ピクッとしてその方を見るがやっぱり何もない]
久代 七夜
むー…電波じゃないですよー…
[不服そうにレイを見る]
ファントム
電波でしょ[ニヤッと笑って]
デマ
あーーうん、ちょっと変わってる感じなのはわかったわ。
久代 七夜
…なら、証拠を見せましょうか?
[少しイタズラっぽく笑う]
ファントム
あら、見せれるの?
久代 七夜
ええ…皆、協力してくれる?…ありがとう。
[何もない空間に話しかけ、微笑みかける]
[デマが入ってきた扉が勢いよくひとりでに閉まる]
この子たちはイタズラ好きなので気を付けてくださいね…フフフ…
ファントム
[ギョッとして扉を見る]
...。(い、いやいや...冗談でしょ...)
デマ
……かぇりたぃ[眼を疑い、少々涙目になる]
ワタリガラス
なら躾けておいてくれ。
[興味無さげに指を擦る。]
???
[リビングに置いてあった家具がカタカタと揺れ出す]
ファントム
......え、何あれ[ちょっとだけ不安げな顔で]
デマ
ねえ、そろそろ種明かししてくれると嬉しいんだけど・・・
久代 七夜
[本棚に入ってあった本が一斉に飛び出し地面に落ちる]
フフフ…
ファントム
え...えっ...?
あのさ、これどういうトリックなのか教えてくれたらいいかなって...
デマ
わかった、信じるから。信じるから今すぐピクリとも動くなって言って
ワタリガラス
なぁ。
幽霊のフレンズがいるくらいだから幽霊くらいいるだろ。
ファントム
...はっ!?
何よ幽霊のフレンズって...
久代 七夜
[ファントムの肩に何者かの手が置かれる]
ファントム
ひっ!?[慌てて振り払うが当然誰もいない]
久代 七夜
…ええ、幽霊のフレンズさんはいますよ。
…もちろん…この子たちも…フフフ…
ファントム
......[シャレにならない、という顔をしている]
デマ
大丈夫?[ファントムに小声で話しかける]
ワタリガラス
起きてるか?
ファントム
あんまり大丈夫じゃない[小さくかつ少し震えた声で]
久代 七夜
[デマだけに「たすけて」と女の子の声が小さく聞こえる]
デマ
……は?
[向き直って回りを見渡す、無論他に気づくものはなく、声の主もいない]
ファントム
わかった、わかったからとりあえずこういうのはやめましょ[若干動揺した声で七夜に言う]
久代 七夜
…フフフ…この子たちはまだ遊び足りないみたいですよ…
ワタリガラス
嫌がってるじゃないか。
その辺に…
???
[落ちていた本が宙に浮きあがり漂いだす]
ワタリガラス
聞け。
ファントム
冗談じゃないわ、とにかく他の部屋に行k...ヒエッ!?
デマ
(なんでこんな人が飼育員やってるのかしら……いろんな意味で)
久代 七夜
そうですね…って、あらあら…ファントムさんは随分気に入られたみたいですね…
[ファントムは金縛りに襲われている]
ファントム
......(もう勘弁して...)
[喋れなくなったまま固まっている]
デマ
はよ成仏して[真顔で]
ワタリガラス
[険しい表情で辺りを見回す。]
久代 七夜
…はいはい、皆その辺にしておいてあげましょうか。
[手をパンパンと叩いて促した直後、ファントムの金縛りが解ける]
ファントム
...っあ!? はぁ...はぁ...
[まるで強敵と戦った後のように息をついている]
久代 七夜
…すみませんねぇ…少し面白がってやり過ぎました…
[少し申し訳なさそうに頭を下げる]
ファントム
し、心臓に悪い...[疲れた声で]
久代 七夜
…それじゃあ、皆、後片付けをしましょうか。
[何もない空間に話しかけた直後浮いていた本が本棚に戻る]
デマ
[無言でファントムの背中をさすって落ち着かせるように促す]
[その手には温もりは一切無く、まるで氷や死体のように冷たい]
さっきの遊んでた子達が自分で片付けてくれないかしら……後始末だけって
ファントム
ぎゃああっ!?[驚いて手を振りほどく]
...あ、ごめんなさい。
デマ
えっ?今の私よ?どうしたの。[捻った手首を庇いながら尋ねる]
ワタリガラス
…なかなか愉快なホラーショーだったね。
[腕を組み上目遣いで七夜を見やる。]
アニマルガールをビビらせるのが趣味ってワケだ。なかなかいい趣味だね?
久代 七夜
すみません…でも、これで証明できましたでしょうか?
ワタリガラス
証明もクソも最初から言ってるじゃないか。
霊とやらはいるんだよ。
ファントム
......[黙っているが顔が青ざめている]
デマ
居たらなおのこと怖いじゃない!?
なんでそんな堂々としてんの!!?
久代 七夜
…大丈夫ですよ。この子たちは遊び盛りなだけですから。フフフ…
まぁ…たまに過激な子もいるんですけどね…
ファントム
その過激な子に寿命を削られそうで怖いわ。
デマ
というかもう削られたわ
ファントム
...一応聞くけど、この広間だけで何人いるのよ?
デマ
ええ、もうそんな薮蛇突くようなことは・・・
久代 七夜
そうですね…ざっと十数人はいますでしょうか。
ファントム
ひっ...勘弁してよ...[そそくさとレイの後ろに移動する]
ワタリガラス
[後ろに回るファントムを目で追い、呆れたように微笑む。]
デマ
[猫背がより酷くなった]
久代 七夜
フフフ…
[怖がるファントムを見て微笑ましそうに笑う]
ファントム
(ああぁもう...とりあえずこの場にシュウやライガーがいなくてよかった... こんなとこ見られたらもう面と向かって話せないわ...)
...と、とりあえず寝れそうな場所どこかに......ないの?
ワタリガラス
あんたこんだけビビっててここで寝るのかい。
存外に度胸があるじゃないか。
[背中のファントムの方を向いて話す。]
ファントム
ここしかないから仕方なくよ!
寝られるかわかったもんじゃないわ...
デマ
他探すのが絶対懸命だと私は思うよ…
ファントム
でも明日の明け方雨だから、屋根がないと困るのよ...
久代 七夜
そうですね…
ねぇ君、何処か寝られる場所はありますか?…ありがとう。
良かったですね。2階にベッドルームがあるみたいですよ。
[当然のように幽霊と話して聞き出す]
ワタリガラス
あんたは生きてる連中と積極的に会話していく努力をしようぜ…。
ファントム
はぁ...とりあえずそこで寝る......できれば部屋まで誰か来て...
デマ
あ、着いていくだけなら私もいくよ
唯一共感できるから…現時点で
ワタリガラス
仕方ないね。
[ファントムの前腕を掴んで引く。]
ファントム
ち、ちょっと...[口では抵抗しつつもそのまま引かれていく]
ワタリガラス
そこの階段から上がっていくんだろ?
久代 七夜
ええ…そのあとはあの子が案内してくれますよ…
[階段を上がった先に淡い光が現れ浮いている]
デマ
わっとっと、ちょっと!置いていくのは勘弁してよ!![追いかけだす]
ワタリガラス
ありがてえったらねえな。
[ファントムの腕を引きながら話す。]
ファントム
...ひゃっ!? 何よあれ!?
ワタリガラス
ガイドだよ。
デマ
あれは気化リン…あれは気化リン…南無妙法蓮華経
久代 七夜
[光はベットルームに向かってフワフワと動き出す]
ファントム
寝れる気がしない。
ワタリガラス
ここか。
[レイがドアノブを回すとノブだけがもげ落ちる。]
……。
ファントム
うわ...
デマ
腐ってる・・・
久代 七夜
…あら…
ワタリガラス
ふんっ
[ドアを蹴破る。]
ファントム
ちょ...
ワタリガラス
開いたよ。
ファントム
蹴破っちゃっていいの?
ワタリガラス
開かないんだから仕方ないだろ。
しかしカビ臭い部屋だな。
デマ
まあ廃墟だしね
ファントム
カビよりやばいのがいそう
久代 七夜
近々作り直す予定だったようですし大丈夫みたいですよ…
ファントム
...作り直すって、誰が?
久代 七夜
…さぁ…誰でしょうね…フフフ…
[からかうようにファントムに笑いかける]
ファントム
やめて
ワタリガラス
[無視してベッドのシーツと布団を叩くと粉が舞う。]
これ寝たら絶対肺やられるぞ。
デマ
掃除機かけたいわこれ・・・
ファントム
...ならそれは使わない方がいいわね。
最悪壁にでももたれて寝るわ...。
ワタリガラス
壁にもたれるならここまで来た意味ないじゃないか。
ファントム
あんな目に遭った下の階よりマシよ[真顔で]
ワタリガラス
まあこのカビパンみたいなマットとか下ろして上着敷けばなんとか寝れるんじゃないか?
ファントム
...まぁ、そう言うならそうするわ。 [レイとマットを下ろしにかかる]
ワタリガラス
ふむ。こんなもんか。
ファントム
[上着を脱いで敷こうとする、その時廊下の方から微かに音が聞こえた]
...ん?
デマ
まだなんかあるの・・・?
ファントム
[音はゆっくり部屋に近づいてきているように聞こえる]
......ヤバい。[再び青ざめる]
ワタリガラス
下がってろ。
[マチェーテの柄を握りドアの脇に背中を付ける。]
ファントム
...思ったんだけど幽霊に刃物は通用するの?
[なおも音は近づき]
ワタリガラス
…知るかよ。
???
[音は部屋の入口の隅まで近づき、ゆっくりと影が出てきた]
ワタリガラス
[マチェーテを振り抜き忍び寄る影の顎下で寸止めする。]
久代 七夜
きゃっ!
ファントム
......え
ワタリガラス
あんたか。いつの間に消えたんだ。
[マチェーテを鞘に納める。]
デマ
はーーーーーもうびっくりした……
ファントム
心臓止まるかと思った
久代 七夜
…びっくりしましたよ…
ワタリガラス
悪いな。だが驚かされるのは新鮮だろ?
[口角を上げる。]
久代 七夜
むー…確かに新鮮でしたけど…
[不満そうにレイを見る]
ファントム
ちょっと、そんなこと言って幽霊に反撃されたらあなたより先に私が落ちると思うんだけど
ワタリガラス
そんときゃそんときだ。
ファントム
勘弁して、というかそうなったら助けて
デマ
骨は拾うわ[肩に振れて哀れむように]
ファントム
笑えないわね...
...もうこれ以上何か起きる前に無理やりにでも寝るわ
[上着を敷いて寝る]
デマ
起こされる気がするけど、まあ、がんばって。
久代 七夜
フフフ…おやすみなさい
ワタリガラス
おやすみファントム。
ファントム
おやすみ...
久代 七夜
…さて、私はもう少しこの子たちと遊んでから帰るつもりなのですが…
お二人はどうしますか?[レイとデマに問いかける]
デマ
んんー……私はそろそろ限界だから素直に帰りたいかなあ
ワタリガラス
ここで寝ていくよ。
ファントムを置いていくのも気が引けるからね。
久代 七夜
そうですか…ではここで解散ですかね。
…あ、寝ている間はイタズラしないよう言っておくので安心してくださいね。
ワタリガラス
…ほうかい。ありがとよ。
[ベッドの横の壁際に座り込む。]
久代 七夜
ええ…それではおやすみなさい。
[レイたちに微笑みかけ部屋から出る]
デマ
無事を。[十字を切る]
ファントム
ーーーーーーーーーーーーーー
[翌日]
......ん...?(...なんか、寒い...)
ワタリガラス
起きたか。
[大木に寄りかかりながらレイが語り掛ける。]
ファントム
...うぁ...おはよう......って、え?
[周囲を見回すと、自分が大木の横の草地に上着を敷いて寝ていたらしい状況になっている]
...どういう事...?
ワタリガラス
おはよう。
起きたら外で寝てたんだ。
私もあんたも。
ファントム
...昨日は廃墟で寝たわよね?
あの埃っぽい布団は?
ガタガタしてた家具は?
ワタリガラス
わからん。
全部消えちまった。
ファントム
.........。
もう、この際考えない事にするわ。
...あ、私はもう行くけど、最後に一つだけ。
ワタリガラス
あん?
ファントム
正直言って、私は昨日のアレは人生で一番ビビったけど...
絶対にクライドやライガーにこの事言わないで。 私が顔出せなくなるから。
ついでにザク少佐にも。
ワタリガラス
…言わないよ。
誰だって怖いものはある。
誰だって、誰だってな。
ファントム
...ええ、頼むわね...。
ワタリガラス
ああ。
[当然、レイはこの事は口外しなかった]
[だがファントムは忘れていた。自分が寝た後に帰った、一人のフレンズと人間の事を]
[後にその事を後悔することになるが、それはまた別のお話]
-Fin-
キャスト
ファントム:Type-ZERO
久代 七夜 / 怪奇現象:DerMaltu
レイ:ZAKU
デマ: hag fish
編集・校正:Nordic
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