【RP】昼下がりの公園で 2

ページ名:RP-昼下がりの公園で2

前日譚「昼下がりの公園で」はこちら

登場人物


幕原 徹
アホウドリ
兵頭博士
ザク少佐
人面犬「ジン」
雨宮 志乃
コハル
A.D.L.B警備員 ソリドス

 

前書き


実施日時:2017年9月19日

昼下がりの公園で」の続きにあたるロールです。

前回公開されないままだった雨宮の絵が発表されるほか、幕原による”実験”も行われるなど、前回関係を深めたメンバーによるさらなる展開が見られます。

 

本編


[14:30 パークセントラル某所の公園]
[あれからおよそ一週間、兵頭博士のもとに「絵が完成した」という旨のメールが届いた。職員にはメールが回り、アニマルガールには担当の職員を通して知らせが伝えられた。]
雨宮 志乃
集まってもらってすみません!


幕原 徹
いえいえ、とんでもない!
(実は実験放置してきたけど人入ってこないだろうし気にしない)
 


ザク少佐
楽しみだねえ。オキちゃん。
 


アホウドリ
うん!ごれんらくーが来てから、夜も眠れなかったの…!
 


兵頭博士
[若干息を切らせながら]
すみません、お待たせしましたか?
 


コハル
楽しみで楽しみで夜も眠れなかったッスよぉ!
 


ジン
…。
 


アホウドリ
こはるんもなの!?
えへへーいっしょなの♪
 


雨宮 志乃
ふっふっふ…
そこまで期待されるとプレッシャーがやばいです!
しかしまあ、勿体付けると余計にハードルが上がりますので、早速お見せしましょう!
[小脇に抱えていたスケッチブックをパラパラとめくり、目的のページを開く]
 

 


ザク少佐
おぉ すごい。
 


幕原 徹
おおおおお!これは…
思わず倒れそうでしたよ…
 


アホウドリ
うみゅう……!(キラキラキラキラ)
 


コハル
すごい、すごいッス!よくできてるッスね![興奮した様子でその場で飛び跳ねる]
 


アホウドリ
すっごいの!じょーずなの!!!!
 


兵頭博士
……。
[返す言葉が見つからないようで口元を抑えている]
 


アホウドリ
やっぱり絵がすっごい上手いフレンズなのー!!
 


雨宮 志乃
ふふーん![満足げに鼻を鳴らす]
 


ジン
…上手いな…。[心なしか微笑んでいるように感じる]
 


ザク少佐
四人とも綺麗に描けてますね。
流石です。
 


兵頭博士
ホームページの絵を拝見していましたが…。その、生で見るとまた違う驚きがあります。…新発見です。
 


雨宮 志乃
ホームページのはほとんど油絵やアクリルですからね
今回は珍しく水彩で仕上げて見ました!
 


幕原 徹
ああ、やっぱり書き心地とか違うんですかね、水彩、油彩、アクリルと。
 


雨宮 志乃
何となくこう…気分?みたいなものが違いますね
友人からも「水彩とデッサンはまともなのに、油絵とアクリルだと何でこうもやばくなるんだ」とよく言われます。
 


アホウドリ
…すごいの…何の話かさっぱりなの…!!!(ぐるぐる)
 


ザク少佐
俺もさっぱりだよ~。
[アホウドリの頭を撫でる]
 


アホウドリ
しょーささんもなの!?
ちょっと安心したの…(てれてれ)
 


兵頭博士
一人でジャパリまんを食べるよりみんなで食べたほうが美味しいでしょう? きっとそんな感じですよ。
 


アホウドリ
おー、確かに皆で食べるとおいしいのー!!
 


兵頭博士
[アホウドリの耳に顔を近づけて小さな声で]
実は私もよく分かってないんです。オキちゃんと私の秘密ですよ?
 


アホウドリ
うみゅ…えへへ♪ おそろいなの! うん、ひみつひみつー[小声でしーっというポーズをとる]
 


兵頭博士
ひみつひみつ、です。[微笑みながらしーっのポーズ]
 


ザク少佐
[楽しげな2人を見て一瞬、眉をひそめて笑う]
 


コハル
(仲いいッスねぇ)[笑顔で見守る]
 


幕原 徹
うーん、道具揃ってるよな…
[必死に箱を開けてはメモを見て何やら確認している]
ウヒー、これたぶん実験に保証人いるじゃん
[ブツブツ]
 


ジン
……フッ…。[2人を一瞥し、少し微笑する]
 


雨宮 志乃
あ、コピーしてきたので、良ければどうぞ![スケッチブックに挟み込んであった、先ほどの絵のコピーを渡す]
 


幕原 徹
あ、ありがとうございます!
いやー。これは一生ものだよ全く…
[箱とかは放り出されて放置されているようだ]
 


ザク少佐
あぁこれはどうもご丁寧に…。
[一瞥してコピーを受け取る]
 


アホウドリ
わーいなのー!
 


兵頭博士
ありがとうございます。その、大事にしますね。
[深々と礼をする]
 


ジン
…ありがとな…。[受け取る]
 


コハル
わぁい!ありがとッス!帰ったらさっそくトロピィに見せちゃうッスよ![鞄からファイルを取り出して丁寧にしまう]
 


ザク少佐
見せてやったら例の部下も喜びますよ。
 


雨宮 志乃
ああ、私のことをご存じだった部下さんですか!いつか会ってみたいものですね…
 


ザク少佐
多分…見た事あると思います。
ホッケーマスクを装備した2mくらいの大男です。ホートクエリア付近のゲートにいるかと。
 


雨宮 志乃
あぁ、そういえば見かけたかもしれませんね
 


アホウドリ
うみゅー…!にゅうふーん…![絵を眺めながらくるくると回っている]
 


幕原 徹
あ、そうだ
[明らかに緊張しているししらばっくれてる感じがする]
オキちゃん!先週の「はつめー」覚えてるかい?
[軽い緊張]
 


アホウドリ
はつめーなの!?[ばっと振り向く]
 


ザク少佐
[幕原を見る]
 


兵頭博士
(発明…。そういえばそんなことも言ってましたね…)
 


幕原 徹
ほら、
[明らかに緊張の色が濃くなる]
前に「スポーツドリンク」作ろうって話になった…気がするんだけど…
[実験道具をガラガラと落とす]
うおっ!やっちまった…
 


アホウドリ
できたのー!?
ってああああ!?
 


幕原 徹
あ、大丈夫…
[ものすごい勢いで拾う、どうやら触られたくないようだ]
大丈夫だから…
 


アホウドリ
そーなの? でも手伝うの…!
 


ザク少佐
オキちゃん、幕原おじちゃんがばっちいからって。[しゃがんでアホウドリに話す]
 


ジン
……?[幕原を少し怪しげに見る]
 


雨宮 志乃
[怪訝そうに様子を眺めている]
 


アホウドリ
えー!?
でもそれならなおさら手伝ってあげないとかわいそうなの…!
 


ザク少佐
[皮手袋をはめる]
オキちゃんの代わりに………俺がやろう。
 


兵頭博士
[騒がしい幕原に眉をひそめている]
 


幕原 徹
あー、ごめん、この機械、間違って動いちゃうと大変だから…
[口ごもっている]
 


ザク少佐
[怪しげな機器を持つ]
…これは?
 


幕原 徹
えーと。
それは
[メモをペラペラ]
…シートン・イプシロン型生体挙動センサですね。
これをつけると微細な動きまでキャッチして、運動量を正確に推測出来たり体調の大きな崩れや精神的緊張の有無などを調べられるんです。
これはサンドスターベースで計測するので、アニマルガール特有の動きにも反応できるんです
それから…
 


ザク少佐
それから?[しゃがんで幕原を見上げる]
 


アホウドリ
…? …? ????(ぽかーん)
 


幕原 徹
…裏側に特殊な基盤が入っていて…
っとこれは重大な機密だった。
どういう仕組みかは言えませんが…………
その…[威圧に気づいて萎縮しだす]
あの…
あれです。これが次の機械に通信を送ると同時にアニマルガールの体温を上げるんです。
これを使って、運動量と消費サンドスターの相関を第七定理で…[いよいよ早口で何も聞こえない]
 


コハル
……???[とりあえずメモを取っている]
 


アホウドリ
[くーらくーら]
 


雨宮 志乃
(…様子が怪しい…オキちゃんに何かする前に止めなければ)[幕原の後ろに静かに近づき、いつでも押さえられるように位置どる]
 


ザク少佐
つまり…
彼女達を使った実験に使う道具ということで?
[機器がミシミシと音を立てる]
 


兵頭博士
失礼。[ザク少佐の脇をすり抜けて幕原の近くに寄る]
今アニマルガールの体温を上げるとおっしゃいましたね? 安易にアニマルガールの体に手を加えることの危険性については考慮されているのですか?
[険しい表情で問い詰める]
 


幕原 徹
ええ、そういう事です。
一応全4種。+薬品1。

ってああ!!ひっ…
 


ジン
…。(警戒した方がいいな…)[幕原の言動に注意し、逃げられたりしないようにする]
 


アホウドリ
え!? あれ!? あえっと…みんなどーしたの!?
まくはらさんかわいそーなの!
 


幕原 徹
ええ、
「恒温動物、変温動物ともに外圧による体温変動に関する健康の影響の度合いは±0.8度以内であれば人体のそれと同様である。」
兵頭博士の論文が基となってこの実験は計画されました。
とりあえず全機器の開発者かつ「副所長」の許可証はここに。
[書類を出す]
おっと、少佐さん、失礼ながら、SXRESERCH-3権限に思い当たりは?
 


兵頭博士
[書類を受け取り]
確かに…副所長の許可証はありますね…。
(これじゃ私にこれ以上口出しはできない。何か企んでいることは分かるのに…。
これだから人間の世界というものは…!)

 


ザク少佐
それは今最も重要な質問ではない。
なぜこのような実験道具をあなたは持ち歩いているのですか?
 


幕原 徹
ええ、新しい製品を作るために、とりあえずはオキノタユウさんのサンドスターの消費具合を調べなきゃいけないので、これから計測したいなと。
後ほど博士に実験の安全性検証の結果を送付します。実に3回も差し戻されたんですよ。
 


ザク少佐
地面に落っことした道具で実験をして問題が生じないのであれば。
 


幕原 徹
とりあえずクリーニングと「動作確認」です!!
 


兵頭博士
3回、ですか。分かりました。決して誤字脱字、情報漏れの無いようお願いしますね。
[依然として警戒は解いていない]
 


アホウドリ
…よくわかんないけどー、わたしのきょーりょくがひつよーなのー?
 


幕原 徹
ええ、そういうことですね。お願いできますか?
 


アホウドリ
うん! いーよ!!
まくはらさんの「けんきゅー」のためになるんだね!
 


幕原 徹
ほんとにありがたいです。
ちょっと待っててくださいね…
[センサのボタンを押す 光る。]
よし、怪力で壊れてなかった…
じゃあ、これを首から下げてもらえるかな?
 


ザク少佐
オキちゃん。
[屈んでアホウドリの肩に手を置く]
少しでも具合が悪くなったり、不愉快な気分になったらこれを押すんだ。
[電子ホイッスルを渡す]
いいね。
 


アホウドリ
うにゅ…うんわかったの! でもだいじょーぶなの!
だってまくはらさんのけんきゅーなの!
 


ジン
…。[すぐに動けるように幕原たちの近くに移動する]
 


幕原 徹
よし、これで何があっても安心だね。
それじゃあちょっと向こうの方まで走ってくれないかな?
 


アホウドリ
[電子ホイッスルとまくはらの機材を首にかける]
走るだけなのー?
まかせてなのー!
たあああぁぁっ![たったったったった…]
 


幕原 徹
……
[トランシーバを取り出す]
よし、今度はこっちに飛んできてくれ!
[声はペンダントから聞こえる]
 


アホウドリ
おやすいごよーなの!
やああ![走った勢いをそのまま助走にして飛び上がる]
ふんふーんなーのー[翼を大きく広げて飛び上がり、滑空体制に入る]
 


幕原 徹
お疲れ!ちょっと次はこのサンドスターを飲んでみてくれ。
 


アホウドリ
よいしょっと(着陸)
うみゅ…[苦い薬を思い出しているようだ。スンスンとにおいを嗅いでいる]
 


幕原 徹
うーん。たぶん味はないはず
 


アホウドリ
むーん…うに"ゅ…![一気に飲む]
…味しないの。なんかちょっと変な感じなのー
 


幕原 徹
あーごめん、何か味付けた方がよかったかな?
 


アホウドリ
うーうん!へっちゃらなの!
 


幕原 徹
よし、今度は向こうまで飛んでみてくれ!
 


ザク少佐
[腕を組んで様子を見つめる]
 


アホウドリ
はーい![助走をつけて飛び立つ]
 


ジン
[黙って様子を窺っている]
 


コハル
……公園で実験するとこを見るのは初めてッス……[メモを取り続ける]
 


幕原 徹
シャトルランの原理です。
体温を上げたり、運動に波を付けたり…。
良かったらみんなで対照実験やりますか?8人分あるんですよね
 


兵頭博士
[公園の木に寄りかかって様子を見ている]
 


幕原 徹
よし、次は走ってここまで戻ってきてくれ!
 


アホウドリ
わかったのー[高いところから小さな声が聞こえる]
[空に浮かんだ彼女がすうっと地面に降りていき、そのまま地面に着地する]
 


幕原 徹
[ピ、ピピ、シーケンス80%。加温を中止します。終了までに体調の変動がないか留意してください。]
お、早い。こっちまで来たら実験終了だ!ありがとう!
 


アホウドリ
あれ、もーおわりなのー?[走りながら戻ってくる]
 


幕原 徹
うん、後半に一気に疲れが出なかったかい?
多分これで疲れている感じだと測定がうまくいってるハズ…
 


アホウドリ
んー…飛んでるときはそーでもなかったんだけど…
走り出したらなんか体熱くなってきたのー
あ、あれ…?なんか…
ふにゃあ~~
 


幕原 徹
ああ、走るのと飛ぶのじゃあ大違いだからね…
お疲れさま。ジャパリまんでも食べるかい?
 


アホウドリ
ううーん…ありがとなのー
えへへぇ…おいしーのー
 


ザク少佐
大丈夫かい?[アホウドリに駆け寄る]
 


兵頭博士
そのシャトルラン実験、私にやらせていただいてもよろしいですか?
 


幕原 徹
ええ、もちろん。ついでに私も走ります
間隔は向こうの木まで。60mです。
普通のシャトルランと違って、片道行ったら2秒ぐらいは必ず止まってください。
さあ、他の皆さんどうでしょう?
[ペンダント的な道具をもってきて]
 


兵頭博士
[ペンダント類を受け取り、身につける]
 


ザク少佐
よし、俺もやってみようか。
[グローブを脱ぐ]
 


雨宮 志乃
ふむふむ、では私も。
 


コハル
け、見学するッス……運動はちょっと……[困ったように笑って頭を掻く]
 


ジン
…遠慮しておく…[目を閉じて首を横に振る]
 


アホウドリ
みんながんばるのーぉ!
[へたり込みながら手を振る]
 


幕原 徹
よし、分かりました。皆さん、準備はいいですか?
 


兵頭博士
準備できています。
 


ザク少佐
いつでも。
 


雨宮 志乃
はーい。
 


幕原 徹
では。よーい、スタート!
 


兵頭博士
ふっ…!
[白衣をはためかせながら全力疾走。が、他の2名より遅れている]
 


ザク少佐
[一週間前にアホウドリと幕原狩りをした時とはまるで比べ物にならない瞬発力で駆け出す]
 


雨宮 志乃
[体格からすると割と速い速度で疾走する]
 


幕原 徹
えー…はいそっちで一旦皆さん止まってください!
 


兵頭博士
はっ…はっ…分かり、ました。
[既に疲労の兆候が出ている]
 


ザク少佐
[砂埃を上げて停止する]
 


雨宮 志乃
はーい![停止する]
 


アホウドリ
みんなすごいのすごいのーーー!!!
 


幕原 徹
じゃあこれを折り返して、もう一回同じことをやります!
[数分後…]
はい、お疲れ様でした。これで実験終了です。
 


ザク少佐
ふむ。鈍ったかもしれん。
 


兵頭博士
はーっ…! はーっ…!
[木を支えに立っているが、今にも座り込みそうなほど疲労している]
 


ジン
…大丈夫か…?[兵頭を気に掛ける]
 


ザク少佐
…大丈夫ですか?
[兵頭博士に近寄る]
 


コハル
お、お疲れ様ッス……大丈夫ッスか?[兵頭博士に駆け寄る]
 


兵頭博士
大丈、夫、です。け、研究室にこ、もってばかりじゃ、いけませんね。
[肩で息をしながらとぎれとぎれに答える]
 


アホウドリ
みんなおつかれさまーなのー!
お水買ってきたの!
 


幕原 徹
えーと、大丈夫でしょうか?
一応呼吸が整ったらこれを。
[生理食塩水だ]
じゃあペンダント回収して…と。
えーと。
こりゃ面白いな…
曲線がみんな違うタイプだ。
 


雨宮 志乃
へぇ、人間とアニマルガールで違うのは分かりますけど、人間でもそんなに差が出るんですか?
あ、ありがとー[オキから水を受け取り飲む]
 


ザク少佐
先生は思ったより俊足で驚きましたよ。
 


幕原 徹
かなり違ってきますね。やっぱり私が走るとまた違う感じになるでしょうし。
 


ザク少佐
ありがとーオキちゃん。
[水を受け取る]
 


雨宮 志乃
ふふ、芸術家は体力が無いと務まりませんからね[腕をブンブン回す]
 


アホウドリ
えへへー
 


幕原 徹
(でもそれにしても妙なんだよな…)
 


ジン
[幕原の肩越しから曲線を見ようとする]
 


幕原 徹
(特に少佐。)
 


兵頭博士
はー…っ…。すみま、せん、どなたか飲み物を…。
[最早自力で飲み物を取りに行く体力すら残っていないようだ]
 


ザク少佐
あ、よかったらどうぞ。
[床に置いたカバンから缶を出す]
 


兵頭博士
ありが、とうございます。
[プルトップを開け中身を一気に飲み干す]
っはー…。生き返った気分です…
 


ザク少佐
[野菜ジュースのようだがエナジードリンクと銘打ってある。無炭酸のようだ。]
物産店で見つけたもので。如何かなと。
 


兵頭博士
ありがとうございます。結構これ、美味しいですね。
[白衣の袖で口元を拭きながら]
 


ザク少佐
ははは。白衣が汚れますよ。
[兵頭博士にポケットティッシュを手渡す]
 


幕原 徹
…これでも最近は情報漏洩に気を遣うようになったんですよ?
[かすかな声は向けられた本人にしか伝わらないだろう]
 


ジン
[曲線を見ようとしたがその表示はいつの間にか関数表記に代わっていた。残念ながらその意味は分からなかった。]
…。[ジト目で幕原を見てから目線を外す]
 


ザク少佐
……………。
 


兵頭博士
何から何まですみません…。
[ティッシュを受け取り口元を拭う]
 


幕原 徹
じゃあこれで今日のところは…
[ジンに詰め寄る]
何か気になるか?
[やはり「君」にしか聞こえない。]
 


ジン
…まぁな…。[目線を外したまま小声で返事をする]
 


幕原 徹
ふん。じゃあいい。余計な事は考えない方がいい。特に君は昔の俺と似たような顔をしている。
[思わず普通の声で言ってしまった]
[口を押えるが遅きに失す。]
 


ジン
……。[幕原をチラッと見るがすぐにそっぽを向いた]
 


雨宮 志乃
…?(何の話だろうか)
 


ザク少佐
[幕原を一瞥する]
オキちゃんもジュース飲む?
[屈んで先ほどの缶をアホウドリに差し出す]
 


兵頭博士
コハルさん…。すみません、白衣と上着を預かってもらえますか。
[白衣と上着を脱ぎコハルに渡す]
 


アホウドリ
飲むの!
 


コハル
りょ、了解ッス![幕原の方をチラ見しながら]
 


アホウドリ
わーい!
 


兵頭博士
ありがとうございます。
[そう言うと木陰に座り込む。疲労しているわりには不思議と汗をかいていない]
 


幕原 徹
じゃあ今日は…
この後どっかでデザート食べますか?
最近臨時収入があったんで、今日は持ちますよ!
 


雨宮 志乃
お、いいんですか?[目を輝かせる]
 


コハル
(兵頭博士、あんまり汗かいてないッスね……あれ?最近どっかで……)え、デザートッスか!?[思考を放棄して話に食いつく]
 


幕原 徹
[ジンをやけに視界に入れていく]
 


ジン
…(アイツの違和感もそうだが…こいつも…だな…)[兵頭と幕原を一瞥する]
 


アホウドリ
まくはらさんさっきからどーしたのー?(幕原を覗き込む)
 


幕原 徹
いや、ちょっとね。考え事が多くてね。
「はつめー」真っ盛りだよ。
 


アホウドリ
そーなんだ…!(きらきら)
また何かあったら言ってね!
きょーりょくするの!
 


幕原 徹
ありがとう!優しいな…[ナデナデ]
 


兵頭博士
私もご相伴に預かりましょうか。コハルさん、服を預かっていただいてありがとうございます。
[頭を下げる]
 


ザク少佐
オキちゃん、幕原おじさんがデザート奢ってくれるって。
 


コハル
いえいえ、持ってただけでスし!頭を下げられても困るッスよぉ!
 


幕原 徹
少佐もどうですか?
 


アホウドリ
ほんとーなの!?
 


ザク少佐
私はじきに休憩が終了するので遠慮しておきます。
[会釈する]
 


幕原 徹
あ、どうも。
(ぶっちゃけほっとした)
 


ザク少佐
兵頭博士。
[周りに気を配りながら声をかける]
 


兵頭博士
あ、はい。なんでしょうか。
[きょとんとした顔でザクを見上げる]
 


ザク少佐
この前のお返しです。
[ショルダーバッグごと缶の箱を渡す]
私はこのまま職務に復帰しますので。
それでは、また。
 


雨宮 志乃
ではまたー!
 


幕原 徹
お疲れ様です。
 


兵頭博士
あ、はい、またご縁がありましたら。お疲れ様です。
[ショルダーバッグを受け取り肩に担ぐ]
 


コハル
お疲れ様ッスー!
 


ジン
…またな…
 


ザク少佐
少し重たいので私の代わりに彼が随伴します。
ではよろしく。少尉。
 


ソリドス
了解しました。ボス。
[仮面を装備した大男が現れる]
[少佐は足早に立ち去っていく]
 


ソリドス
では行きましょうか。
[ショルダーバッグを兵頭博士から受け取り、幕原の横につく]
 


コハル
(ま、またすごいヒトが来たッス……!?)
 


雨宮 志乃
(おや、あれはもしや、先ほど話題に出た彼では…)
(しかし、自分から言いに行くのは流石の私でも恥ずかしいものがあるな…とりあえず今はデザートに集中しよう…)
 


兵頭博士
あーええと、ソリドス、さん。荷物持ちみたいにしてしまってすみません。
 


ソリドス
とんでもないです。職務の一環ですから!
 


兵頭博士
……ふふっ、何だか楽しそうですね。
 


ソリドス
急いで駆け付ける代わりにあとで少佐に好きな画家の先生に合わせて頂く約束を先ほどメールでして頂きましたからね!
 


コハル
……それって……[雨宮の方を向く]
 


雨宮 志乃
もしかして、私のことですかね?[おずおず]
 


アホウドリ
きっとそうなの!!
 


幕原 徹
大当たり。
 


兵頭博士
この人、ええと、雨宮さんですよ。その画家の先生は。
 


雨宮 志乃
初めまして、雨宮と申しますー。[名刺をヒラヒラと示す]
 


ソリドス
えっ?貴女が雨宮先生!?
[中腰で名刺を受け取る]
 


ジン
…。(今のうち…だな…)[ソリドスたちが盛り上がっている間にこっそりと走り去っていく]
 


ソリドス
あの…この絵……作者の方で?
[絵が描かれたポストカードを取り出して見せる]
 


雨宮 志乃
そうそう、その雨宮です!
 


幕原 徹
じゃあまたどこかで!ジンさん!
[どうやら相当頭にきているようだ]
 


雨宮 志乃
まさかパークで、私の作品を知っている人に会えるなんて…感激です!
 


ソリドス
あっ!えっ!作者の!?
あっ!あの これ この 観んっ 観んっ
 


ジン
[ジンの姿はもう見えない]
 


アホウドリ
え!? ジンちゃん行っちゃったの!?(幕原の挨拶に反応してきょろきょろする)
 


ソリドス
[大男は興奮していて一人欠けた事に気が付かない]
 


幕原 徹
あーあ、行っちゃたね。
 


雨宮 志乃
あ、ジンさん、さようならー[ジンが行ったであろう方向に、一応軽く手を振る]
 


アホウドリ
ジンちゃん…あいさつしたかったのー
 


兵頭博士
[パンッと手を打ち]
お店まで行きませんか? 積もる話はそこでしましょう。ソリドスさんもそのほうがお話しやすいでしょう。
[ジンが居なくなっていることには気付いているがあえて触れない]
 


ソリドス
あっ!そのっ おんっ アッ おっ
応援してますぅ~
[雨宮の背丈まで屈んで拝む]
 


コハル
ッスね![同じく気付いたが触れないようにする]
 


幕原 徹
そうですね!さあ、おいてっちゃいますよ!!
 


雨宮 志乃
えっあっ、ありがとうございます!?[リアクションの大きさに困惑している]
 


兵頭博士
ほらソリドスさん、移動しますよ。雨宮さんもこんな道端じゃお話しにくいでしょうし、まずは移動しましょう。ね?
 


アホウドリ
そうなの!仲良くお話なの!
 


ソリドス
ひゃい!
[仮面を手で押さえているが涙を流している]
 


アホウドリ
うれしそーなの! 本当に良かったの!
 


幕原 徹
さ、何食べますかね~みんな好きなの言っていいですよ~!


[こうしてこの昼下がりの展覧会と実験教室は幕を閉じた。
かくして生まれた疑念。まさかアニマルガールを巻き込むとは誰も想像しなかっただろう。]
[fin.]

<<PPP予告!!>>
今回はモルモットについて予習するわよ!
モルモットは寝るとき目を開けたままのになってることがよくあるらしいわ!
イワビー「目を…!?」
コウテイ「寝れるのかそれ」
フルル「でもコウテイこの前目を開けたまま寝てたよー」
全員「えええええええええ」
コウテイ「う、嘘だ!」
フルル「ここにそのビデオが…」
コウテイ「何である!?や、や、やめろおおおおおおお」
[ビデオに群がるみんな]
ぱっぱぺぺっぺっぺっぽぺっぽ、ぱっぱっぺぱっぷ♪


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キャスト


幕原:冬桜こたつ

アホウドリ:Fu_sutu

兵頭博士:Neko3

ザク少佐/ソリドス:ZAKU

ジン:DerMaltu

雨宮:Nordic

コハル:キキリシュギ

編集・校正:Nordic

 

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