「ああ、マスターさん...♪」
動物名: ホンドギツネ
愛称: お三
所属: カントーエリア ドッグカフェ『ファミリアリス』
管理権限: 1
アニマルガール概要: 彼女はネコ目イヌ科アカギツネの亜種"ホンドギツネ"のアニマルガールです。しかし一般的なキツネのアニマルガールと異なり和服を着用している他、時折"キツネの耳や尻尾が消えていた"などといった目撃情報が寄せられるため、限定的ですが現在も調査が続いています。
性格は所謂"ヤンデレ"であり、その対象はドッグカフェ『ファミリアリス』のマスターです。彼女が他のイヌ科アニマルガールと楽しそうに話していたりすると、その様子を陰からじっと見つめていたり、そのアニマルガールに後で「マスターさんの一番は私ですからね...?」と釘をさしたりしているようです。(この場合、大抵相手が首を傾げつつ了承します)
しかしこれまでにマスター本人から迷惑行為に該当するような行為を受けた報告はなく、ファミリアリスを訪れた来園者などからの聞き取りでも上述の行動以外は特に目立ったものがない事から、創作物のキャラクターに匹敵するほどの激しい行動は行っていないか、逆にマスターが御していると推測されています。
また、火が大の苦手なようで、ファミリアリスの厨房にはあまり入りたがりません。
野生解放: 現時点では不明です。
交友関係
前述の通り彼女に執着しており、店舗の手伝いをしつつ彼女を自分のものにしようと日々奮闘しているようです。
とってもいい子で頼りにしてます。尻尾がモフモフしていてかわいいですよね......♪ ―マスター
マスターをめぐる恋のライバルと勝手に思っているようです。クルトーを追い出そうと画策する事もあるようですが、必ずマスターに咎められてしまい実行できません。
動物情報
動物名: ホンドギツネ(Japanese Red Fox)
学名: Vulpes vulpes japonica
分布: 日本列島(本州、四国、九州)
IUCNによる保全状況: ―(アカギツネ全体は軽度懸念(LC)とされる)
動物概要: ホンドギツネは北半球に広く生息するアカギツネの日本に分布する亜種です。頭胴長52~76cm、尾長26~42cm、体重4~7kgと、北海道に生息するキタキツネより一回り小さく、四肢の足首の部分が黒くなっていない、頭骨の形状が微妙に異なる、腹部の乳頭が2個多いなど、アカギツネとも差異が多く、新種ではないかとも言われています。 食性は季節や生息環境により変化し、全体では肉食傾向の強い雑食です。寿命は10年程ですが、野生個体は事故・病気・狩猟などによって多くが2~3年しか生きられません。
また、日本では古くから農耕の神「稲荷神」のシンボルとされていた他、農耕信仰の廃れた後の時代では不思議な力を持つという点は受け継がれたものの、狡猾者であり"化ける"、人を"化かす"とされました。化ける対象は非常にバリエーションが多く、"狐の嫁入り"のような自然現象を発生させるといった逸話も多く残っています。
動物名: おさん狐
愛称: お三
所属: カントーエリア ドッグカフェ『ファミリアリス』
アニマルガール概要: 調査の結果、彼女の元となった動物は普通のホンドギツネではなく、西日本、特に中国地方に多く伝わる妖狐"おさん狐"であることが判明しました。
- インタビュー記録
[前半はマスター自慢など関連性が低いので省略]
お三:まさか。私はここに来る前は広島に住んでいたんです。 ███:広島ですか?結構遠くからここに来たんですね...。 お三:ええ、あの頃も中々楽しかったんですよ?
お三:ええ、何ならあなたも化かしてみせましょうか? ███:え、遠慮しておきます...。 お三:そんなの、人間に化ければ簡単ですよ。ここに来てこの姿になったのには驚きましたけど、 ███:どうしてパークに来ようと? お三:最近は人間の方が高度になりすぎて、化かすのも難しくなったんです。だから新天地を探して
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ファミリアリスのマスターに惚れたのも、フレンズ化直後に来園者の男性を化かそうとした際に偶然通りかかった彼女に一瞬で見破られて軽く怒られた際の言動とその直後の笑顔からだったと語っています。
だってマスターさん、私がいくら化けても一瞬で見破るんですもの...いつか完璧に化かして、そして本当に私だけのものにするんです...♪ ―お三
野生解放: 自身や周囲のものの姿を変えたり、幻覚を見せるなど、"化かす"、"化ける"能力を持ちます。しかし未だに野生解放並みの能力を発揮したことがなく、全力を出した際の詳細は不明なままです。一説には区域レベルで作用する巨大な幻術を用いる、多くの呪術を行使できるともされますが、確証はありません。
或いは、既に我々が化かされている可能性もあるのでしょうか...? ―███
動物情報
動物名: おさん狐
動物概要: おさん狐は、美女に化けて妻帯者や恋人のいる男へ言い寄ってくる狐の妖怪で、西日本、特に中国地方に多く伝えられています。
痴話喧嘩を好み、嫉妬深い一面があるとされ、鳥取県に伝わるものでは谷口與忽平という男が美女に化けたおさん狐に化かされそうになり、火であぶって正体を暴き、二度と悪さをしないことを条件に逃がしたといいます。このおさん狐は後に伊賀山中に現れて旅人に「與忽平はまだ生きているか」と尋ね、生きていると答えると「やれ恐ろしや」と逃げたといいます。
広島県にはお三キツネと伊像の与三郎タヌキが化かし合いをして、大名行列の殿様にお三キツネが斬られたという話があり、さらにこの類話もいくつか伝わっています。また同じ広島県の中区江波地区、皿山公園付近に棲んでいたおさん狐は年齢80歳、500匹の眷属を操り、京参りをしたり、伏見に位をもらいに行ったりと風格のある狐で、決して人を殺めることはなく、地元では愛される存在だったとされており、終戦の頃には子孫とされる狐が町の住民に食料を分けてもらっていたとも伝わっています。
この他日本各地におさん狐の逸話は存在し、多くが「美女に化けて男女の仲を裂きにくる妖怪で、嫉妬深く男が手を焼く」という話のようです。
- 関連イラスト
Caracalさんより
執筆:Type-ZERO
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