狼王 クルトー

ページ名:赤毛のコートード

動物名: イベリアオオカミ(推定)

愛称: クルトー

所属: ホッカイエリア

管理権限: 2

アニマルガール概要:クルトーは、タイリクオオカミの亜種イベリアオオカミがアニマルガール化したと考えられる個体です。しかしホッカイエリアにイベリアオオカミやその関連物品が持ち込まれた形跡はなく、赤毛である事、他のオオカミのアニマルガールと比べ尻尾が切られたように短い事などから、1420年代末のフランス、パリで猛威を振るい、狼王ロボと同じく『シートン動物記』に描かれた『狼王クルトー(コートード)』だと推測されています。
彼女の周囲には常に40頭近いイベリアオオカミとみられる狼がいます。これは後述する野生解放と考えられます。

基本的には誰に対しても友好的ですが、時折「獲物を見るような目で見られた」といった報告がされることがあります。この事を本人に尋ねると「隠してるつもりなのにな」といった内容の返答が得られましたが、詳細は不明です。
また、彼女は満月・新月の日のみ、人間の生活圏から離れて過ごします。その理由は不明ですが、上述の報告が満月・新月の日と相前後していることから、これらと関連性がある可能性があります。

普段はホッカイエリアの降雪地帯を中心に生活しており、新月・満月でなければ温泉街などにもやってきます。(その際オオカミたちは待機させるようです) 寒がっている人間やアニマルガールに出会うと群れのオオカミたちに押しくらまんじゅうのように密着させて暖をとらせるといった行動も確認されています。
また、過去にはホッカイエリア███████地区で発生したアニマルガールに対する強盗事件を独自に調査し、(主に嗅覚を駆使して)犯人を突き止め捕縛するなど、オオカミとしての特性と「群れの力」を生かして行動する事もあり、総じて「ホッカイエリアの番人」といった評価もあります。

 

野生解放:アニマルガールの中でも珍しい『常時解放型』の能力であり、周囲に『かつての群れの仲間』が40頭近く存在しています。この狼たちは実体こそありますがけものプラズムで出来ており、他の人間やアニマルガールに与えられた場合を除いて通常食事を必要としません。また、狼たちはそれぞれ個別に意思を持っているらしく、しばしばクルトーと会話したり、クルトーの行動に影響を与える事もあります。なお、クルトーと狼たちは(狼の方は喋りませんが)基本的にフランス語で意思疎通をしています。
これほどの数の実体を維持するためには通常膨大なサンドスターが必要なはずですが、クルトーからも実体からも検出されたけものプラズムの量は微弱でした。その原理や原因はわかっておらず、現在も研究が続いています。

 

これは本当に野生解放なのか?あまりにも異例すぎる。
少なくともこれまでに観測された例はないが、彼女にはこれとは別に野生解放があると推測する。
―研究員█████

 

 

動物名: イベリアオオカミ ( Iberian wolf

学名: Canis lupus signatus

分布: イベリア半島北部

IUCNによる保全状況:危急(VU)

動物概要:イベリア半島に生息するタイリクオオカミの亜種です。
ヨーロッパでは中世から近世にかけてオオカミは駆除の対象であり、その数は中世から大きく減少しました。イベリアオオカミも例外ではなく、中世ではイベリア半島全域に生息していたとされますが、現在は北部の保護地域一帯などに生息域が狭まっています。

 

交友関係

狼王ロボは同じくシートン動物記に書かれた、北アメリカの狼王です。ロボがホッカイエリアを訪れた際に出会ったようで、クルトーはロボの事を「決して人間に自ら直接手を出そうとしなかった気高き王」と尊敬しているようです。
出会った際にロボお気に入りの炭酸飲料を勧められたようですが、炭酸が苦手なためかそこまで気に入っているわけでもないようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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執筆:Type-ZERO

アニマルガール ホッカイ 哺乳類 ネームド

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