カイコガ「とと」

ページ名:カイコガ-とと

 

「ーーととの……おせわーーーーしてくれる………のーー?」

概要

絹糸の生産に一役買っている虫として名高い、チョウ目カイコガ科カイコガ属カイコガのフレンズ。キョウシュウエリアにあるクリミヤ昆虫自然博物館出身で、「とと」という個体名を持つ。

人間の飼育下環境でしか生きられないというカイコガ本来の特徴をフレンズ化に伴い大きく受け継いでしまった影響で、常に誰かしらの介護が無いと動けない身体になってしまっている。フレンズの中でもかなり大きい翅を持つもパタパタと動かせるだけで飛ぶことはできず、何かにしがみつかないと歩くことも立つことすらも難しいほどである。また、握力も極端に弱く物を掴むことも困難なため、食事をさせる際はちゃんと食べ物を直接口に持っていってあげる必要がある。そんなひ弱体質である彼女だが、それでも性格はかなり好奇心な方で、特に食に関しては圧倒的な興味と信頼を寄せている。桑の葉はもちろん与えられた食事は何でも食べてみようとするが、何故か卵と肉を使った料理に対しては見るだけで極度な嫌悪感を示すため、扱いには注意するように。

元々はクリミヤ昆虫自然博物館の養蚕施設で飼育されていた成虫の一匹だったが、ある時にサンドスターと接触しフレンズ化。以降は同博物館内にあるホテル「繭のゆりかご」の一室を住居として使い、複数人のスタッフやアニマルガール達にお世話をされながら生活している。部屋の外へ出る際は必ず誰かを付き添いとして連れて行き、車椅子で移動する。未だに博物館の外へと出たことがなく、部屋の外へ出る機会も多くはないため、博物館内でも彼女を知る者は少ない。そんな箱入り娘っぷりからか「お嬢様」「おとと様」などと呼び可愛がる人もいるとかなんとか。

彼女の口調はとてもか細く途切れ途切れで、言葉選びも支離滅裂なので、彼女の意思を汲み取るには慎重に会話を重ねるようにしよう。

外見

カイコガの頭部を模したようで鱗粉のようにボサボサした髪型と、一対の大きい触角を持つ。触角は常に綺麗にすることを心掛けているらしく、指先でつまんでいじっている様子を頻繁に見ることができる。マフラー、ポンチョ、ニーハイなど、身に付けている服装の殆どがシルクのような質感をしており、光の下ではキラキラと光沢が輝く。背中には大きな翅、腰には元動物の腹に当たるけものプラズムを持つが、どちらも鱗粉のようなサンドスターに覆われており、動かすたびに抜け落ちる。

野生解放

「ーーわたしの……しあわせーーーーだめーーずっと…………」

野生解放すると翅が肥大化し、白金色に強く輝く。何かに怯えるように翅を大きく震わせるが、そこから周囲に舞う鱗粉状のサンドスターが細い糸のようなけものプラズムを形成するようになる。この時にのみ発動できるスキル「御白様之繭衣(おしらさまのまゆごろも)」は、彼女の周囲を巨大で堅い半球型の繭で覆い、意識を失うまで自身をひたすらに護り続ける。

そしてその力は、彼女の今ある日常にただ縋り付き続けたいという「依存」により解放される。


アニマルガール キョウシュウ クリミヤ昆虫自然博物館 節足動物

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コメント

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名無し

アメリカンビーバー(アニメ版)の建築能力を参考にすると、野生解放を持たないけど一人工場と言える紡績、裁縫能力と生産力にした方が良いのではないでしょうか。パークが廃墟(アニメ版)になってからセルリアンから身を守れないけど自力で食事と歩く事は出来る様になった。

返信
2018-03-23 22:02:17

isume

内容に基づき「アニマルガール」「キョウシュウ」「クリミヤ昆虫自然博物館」「節足動物」のタグを付与しました。

返信
2018-03-01 21:25:26

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