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目次
日本パフテム株式会社とは[]
日本パフテム株式会社はウレタンの原材料を自社で配合し、製造、販売を行う企業です。ウレタンに特化している点が特徴です。
ウレタンと聞くと、身近な存在には感じないかもしれません。
しかし、実はウレタンは生活の中に深く入り込んでいます。例えば、住宅、ビル・マンションの断熱材、システムキッチン、システムバスユニットの壁や浴槽など数え上げれば切りがありません。
こうした生活に欠かせないウレタンを供給する日本パフテム株式会社とは、いったいどのような企業なのでしょうか。
日本パフテム株式会社の企業概要、事業内容について調査してみました。
日本パフテム株式会社の会社概要[]
会社名：日本パフテム株式会社
本社所在地：〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町1丁目5番地二引ビル5階
電話番号：03-3255-8260
設立：1990年4月4日
資本金：4,500万円
日本パフテム株式会社の公式サイト[]
https://www.puftem.co.jp/
日本パフテム株式会社の沿革[]
日本パフテム株式会社の創業は平成2年（1990年）にまで遡ります。
平成4年（1992年）には、完全ノンフロンウレタンによる金属サイディング製品化に成功、翌年1月には完全ノンフロンウレタンスプレー工法を実現しました。
その後も、完全ノンフロンウレタンを使用した製品の製造に成功し、平成9年（1997年）には「平成9年度中小企業研究センター賞」技術開発奨励賞を受賞しています。
この間に新工場も設立し、事業は拡大の一途を辿っています。
このように、ウレタン業界で発展をし続ける企業、それが日本パフテム株式会社なのです。
日本パフテム株式会社の事業内容[]
日本パフテム株式会社はウレタンに特化した企業ですが、複数の事業分野を持っています。大きく分野を区分けすると以下の通りとなります。
・木造住宅分野
・建築分野
・工場内生産品
・冷凍・冷蔵分野
・特殊分野
木造住宅分野[]
木造住宅分野に関しては、ウレタンは断熱材として使用されています。日本パフテム株式会社はウレタン商品として、モコフォーム、パフピュアーエースウォームという2つの商品を取り扱っています。
モコフォームは吹き付け型断熱材で、建築中の住宅の壁面に対して吹き付けを行います。このウレタンは吹き付け後100倍にも膨張するため、低コストである点が魅力的な点であると言えます。吹き付け型のため、密着しやすく、隙間にも入り込みやすいというメリットもあります。
更に、断熱性で言えばクラス最高を誇る断熱性を持ち、吹き付け元となる下地がコンクリートでも鉄筋でも木材でも何でも良いという万能性を発揮します。もちろん防湿層の施工も不要です。このようにメリットが非常に多い製品を提供しています。
一方、パフピュアーエースウォームに関しても、モコフューム同様、優れた断熱性、下地を選ばない、防湿層の施工不要など同等のメリットがあります。
大きな違いは熱伝導率で、モコフュームが0.040W/(m・K)以下なのに対し、パフピュアーエースウォームは0.026W/(m・K)以下と値が小さくなっています。つまり、断熱という観点で言えばパフピュアーエースウォームの方が良いという事になります。高断熱であるがゆえに、パフピュアーエースウォームは東北以北の住宅の断熱材に適していると言えます。
建築分野[]
建築分野においては、パフピュアーエースウォームとパフピュアーという商品を提供しています。
パフピュアーは熱伝導率が若干パフピュアーエースウォームより高いものの、モコフォームよりも低く、0.034W/(m・K)以下となっています。更にパフピュアーは難燃材料としてISO05660に基づく発熱性試験を実施しており認定を受けています。つまり、非常に燃えにくいという点が実証されているのです。JIS規格適合性認証も受けています。
この難燃材料はビルやマンションの吹き付け型断熱材に使用される事が多くなっています。名前の通り、硬めのウレタンのため、耐久性が高い点も特徴です。
加えて、JIS規格品のため、公共構築物に使用される事も多くなっています。
工場内生産品[]
工場内生産品の例としては、外壁金属サイディングを挙げる事ができます。サイディングとは外壁材の一種で、外壁の仕上げに使用される事が多くなっています。このサイディングボードは工場で生産されるため、工場内生産品として取り扱われています。その他、ユニットバスの保湿剤としても使用されています。
冷凍・冷蔵分野[]
冷凍・冷蔵分野の断熱材としてはパフピュアーエースアールエフという商品を提供しています。
硬質ウレタンフォームのため、貨物用大型冷凍倉庫、大型冷蔵倉庫の壁面剤として使用されています。
特殊分野[]
特殊分野としては、地盤沈下が起きた際の沈下集成材の役割を担い、ブイへの注入、船舶への使用、牧場のサイロへの吹き付けなどに使用されています。
このように、ウレタン素材は様々な分野で利用されています。この供給を一手に担うのが日本パフテム株式会社なのです。
日本パフテム株式会社の特色[]
日本パフテム株式会社はウレタン供給事業を行うにあたり、技術開発も行っています。自社開発したウレタン製品にこだわりを持ち、お客様からのご要望、ご相談に対して解決策を打ち出すために日夜研究開発を行なっています。
ウレタンは配合処方によって様々な特性を引き出す事ができるため、配合分量、配合時の処方について研究を行っています。最新の評価、分析機器を取り揃え、素原料を分析しウレタンの可能性について日々探求しています。
製造工場に関しても、業界トップクラスの工場を要しています。茨城県に2つの生産工場を持ち、月間3000トンものウレタンを製造しています。
このようにウレタンに特化した日本パフテム株式会社の今後の事業展開、並びに新たなウレタンの可能性について片時も目を離す事ができません。今後、私たちの生活にとって必要不可欠なウレタン製品が新たに生まれ続ける事でしょう。
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