魔界塔士Sa・Ga

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『魔界塔士Sa・Ga』(まかいとうし さが)は、1989年12月15日に、スクウェア(現スクウェア・エニックス)からゲームボーイ (GB) で発売されたロールプレイングゲーム。サガシリーズの第一作目であり、スクウェア初のミリオンセラー作品である。ワンダースワンカラーでも、「スクウェア マスターピース」シリーズの1つとして2002年3月20日にリメイク版が発売された。

2007年7月2日よりiアプリ版の配信が開始された(NTTドコモFOMA900iシリーズ以降。2日配信は903i以降及び703i用のメガiアプリと902i用で、7月6日に901i、7月11日に900i用が配信された)。704i用のメガiアプリとしても、7月23日より順次対応を開始した。11月29日より905i対応。12月13日には、EZアプリ版の、2008年3月12日には、Yahoo!ケータイ版の配信が開始された(EZアプリ版はauW3Xシリーズの一部、W4Xシリーズ以降。Yahoo!ケータイ版は、703SH以降)。

北米版のタイトルは "The Final Fantasy Legend" で、このシリーズをファイナルファンタジーシリーズの外伝として扱う。

目次

ゲーム登場-時代背景[]

ファミリーコンピュータでファイナルファンタジーを大ヒットさせたスクウェアが、ゲームボーイ初のロールプレイングゲームとして発売した作品が本作である。

ファミコンに比べ、ゲームボーイはスペックの貧弱な媒体だった。そのため、白黒画面で出来る限りのゲーム性を表現することや、短い電池消費時間の中で楽しめる作品が求められた。その結果、ゲームバランス・シナリオ・音楽に優れ、約6~10時間でエンディングに到達する、ゲームボーイの可能性を最大に引き出した作品となった。この作品により、スクウェアの名声は高まり、続編『Sa・Ga2 秘宝伝説』『時空の覇者 Sa・Ga3』や、後のロマンシング サ・ガシリーズ、サガ・フロンティアシリーズの大ヒットにつながった。もちろん、ファイナルファンタジーの続編や、聖剣伝説・クロノトリガーを生み出す契機になったと言っても、過言ではない。

ゲームシステム[]

キャラクター成長システム[]

本作のキャラクター成長システムは、スクウェアが1988年末に発売したファイナルファンタジーIIの熟練度による成長システムを発展させたものである。

ファイナルファンタジー2は、従来のRPGで用いられていた経験値レベルアップ制を廃し、戦闘中にとった行動にあわせて随時能力が変わる熟練度によるキャラクター成長システムを採用した。これは、他のRPGには見られない斬新なシステムだった。その斬新さが仇となりファイナルファンタジーシリーズの続編では採用されなかったが、斬新性を追求する指向で企画されたSaGaシリーズで発展的に採用されることになった。このシステムは、Sa・Ga3など一部の作品を除き、後のシリーズ作品にも採用された。

各種族の特徴と成長方法[]

種族には人間、エスパー、モンスターの3種があり、人間、エスパーにはそれぞれ性別がある。よって主人公をこれら5つの中から選ぶことができる。仲間は「アドベンチャーズギルド」で無料で雇うことができる。最初の世界のギルドでは、初期能力は主人公に劣る。後半の町にあるギルドほど仲間にできるキャラは強くなるが、その時点で出現する敵と同等か、少し弱めの能力設定となっている。ゲーム開始時は主人公1人だけだが、仲間を3人雇わないとイベントが進まなくなる。また、一度仲間に雇うと、生きている限りパーティーから外せない(従って、仲間は死ぬか、意図的に殺さない限り最初以外のギルドを使う機会はなく、また主人公は絶対に外すことが出来ない)。ただし、WSC版以降では主人公一人旅も可能。また、全てのキャラクターに「ハート」というパラメータが存在し、死亡したキャラクターを復活させることで消費される。ハートはどのキャラクターも初期ステータスとして3つ所持しているが、無くなると復活することはできなくなり、ハートを高額で買うかギルドで別の仲間と入れ替えるしかなくなってしまう。しかし、アイテム「いきかえり」を使うと、ハートを消費することなく復活させることが可能。

にんげん (にんげん おとこ / にんげん おんな)アイテムを合わせて8個まで装備可能。「ちからのもと」「すばやさのもと」「HP200」などの成長用アイテムを使って成長させる。このため早い段階で能力値をMAXにすることも可能である。ただし魔力を上げることがほとんどできない。エスパー (男:エスパーマン / 女:エスパーギャル)アイテムを合わせて4個まで装備可能。これとは別に、特殊能力欄が4個ある。戦闘後の突然変異によりHP、ちから(こうげき)といったステータスが上がったり、特殊能力が変化する。これらは戦闘後に告知されないため、こまめにステータス画面で確認する必要がある。成長用アイテムは使えない。男女で成長しやすい能力が異なる。モンスターアイテムは一切装備できない。戦闘終了後に倒した敵が落とす肉を食べると別のモンスターに変身し、そのモンスターのステータスや能力に変わる。変身の結果、変身前よりパワーダウンすることもある。この「肉を食べて強くなる」というシステムもGB版Sa・Gaシリーズの大きな魅力であり、斬新なシステムと呼ばれる所以の一つである。勝利の時に流れるファンファーレが「Eat the meat」という楽曲名なのは、これに由来。高位のモンスターになるほど能力が高くなり、特殊能力も強力となっていく。

アイテム[]

アイテムは、一部のものを除いて回数制限があり、回数を使い果たしたら最後には無くなってしまう。エスパーやモンスターの特殊能力も同様だが、こちらは宿屋で休むことで残り使用回数が回復する。アイテムの詳細は外部サイトを参照。パーティー共用のアイテム欄は、8個まで所持できる。

武器[]普通の武器威力が力に依存する武器、素早さに依存する武器、魔力に依存する武器がある。基本的に攻撃範囲は敵1体。力系武器には属性を持った物もある。敵の弱点属性を突くとクリティカルヒットが発動し、敵を一撃で死に至らしめられる。(「キングのつるぎ」は全属性を持ち、弱点属性を持つ全ての敵に対してクリティカルヒットが発動する。)銃火器一定の範囲のダメージを与えるが、敵の防御の値に影響を受ける。敵の反撃能力を無効化する。武器により攻撃範囲は異なり、強力なものほど使用回数も少なくなる。弓矢から核爆弾まで幅広い。魔法の本・杖威力は魔力に依存。基本的に攻撃範囲は敵1グループ。属性を持っており、敵の弱点を突けば大きなダメージを与えられるが、耐久力を持つ属性の魔法ではダメージを与えられない。格闘技パンチ、キック、地獄車など。威力は素早さに依存するが、使い続けて、残り使用回数が少なくなればなるほど威力が上がる。防具[]

盾を除く防具は、装備している限り効果があるため、使用回数制限は無く、戦闘中に使用もできない。

鎧、兜、小手、靴各種類1つずつ装備可能。但し、全身鎧扱いの防具は、盾以外の他の防具との同時装備不可。盾盾のみ武器と同様戦闘中に使用することが出来る。また、武器と同様使用回数がある。端的に言えば、武器と同じ扱いと考えてよい。使用したターンには敵から受ける物理ダメージが半減し、物理攻撃をかわしやすくなる(WSC版では回避効果がないものの、素早さが一時的に上昇する)。また、盾によってはバリアを張って特定の特殊攻撃を防ぐものもある。その他のアイテム[]HP回復アイテムポーションなどの定量回復アイテム及び「ケアルの書」などの魔法の本・杖に分類される、回復量が魔力に依存するものがある。装備することで戦闘中にも使用可能。状態異常回復アイテム毒やマヒ、死亡などの異常を回復する。成長用アイテム上述の通り、人間種族を成長させるためのアイテム。イベントアイテムストーリーに関わるアイテム。

テンプレート:ネタバレ

世界観[]

世界の中心に23階建ての塔がそびえ立ち、塔の頂上には楽園が広がっている。第1階層・第5階層・第10階層・第16階層には比較的大きめの世界が広がっているが、それらの世界では玄武・青龍・白虎・朱雀といった四天王が人間を苦しめている。第23階層では四天王を牛耳るアシュラが、楽園へ向かう人間の最後の砦として待ち構えている。この他にも、小世界が広がっている階もある。上の階に行けば行くほど退廃的なムードに包まれる(核シェルターや核爆弾など)。

主となる4つの階層の扉には封印が施されており、先に進むには対応するクリスタルが必要。

第1階層は「大陸世界」とよばれる。剣の王・鎧の王・盾の王の三者が英雄の像の剣・鎧・盾をそれぞれ持ち合い、この世界の覇権を賭けて争っている。戦争が続き、人心は荒れ果てている。大陸中心で、山や川もある、もっともオーソドックスな地形。塔を上ってこの世界を出るには、黒のクリスタルが必要。

第5階層は「海洋世界」とよばれる。海の中に島が点在しており、浮き島を使わなければ移動できない。海底の竜宮城には四天王の一人・せいりゅうがいる。先に進むには、青のクリスタルが必要。

第10階層は「空中世界」とよばれる。雲の上に広がる世界で、グライダーを使わなければ移動できない。世界を牛耳るびゃっことレジスタンスが対立しているが、レジスタンスは壊滅寸前となっている。先に進むには、白のクリスタルが必要。

第16階層は「都市世界」とよばれる。朱雀によって壊滅させられた都市世界である。暴走族がすざくを倒すべく立ち上がっている。この世界には「アキバ」「シンジュク」「アメヨコ」など東京の地名が付され、塔は東京タワーのような外観である。先に進むには、赤のクリスタルが必要。

登場人物[]

大陸世界[]

たてのおう(盾の王)英雄の像のアイテムの一つ「キングのたて」を所有。猜疑心が激しく、城に来る者は誰であっても追い返す。大臣の謀反で殺される。だいじん(大臣)盾の王の大臣。王を殺しキングの盾を奪った上に、主人公達に罪を被せようとするが返り討ちに遭う。なお、大臣の能力は、本作に登場する敵の中で最低である。つるぎのおう(剣の王)英雄の像のアイテムの一つ「キングのつるぎ」を所有。殺人鬼と噂され、城に来る者は皆殺しにしてしまう。主人公達に戦いを挑み倒される。よろいのおう(鎧の王)英雄の像のアイテムの一つ「キングのよろい」を所有。南の村の美人に求婚するが、盗賊に脅されている美人は応じない。そこで主人公達が盗賊を倒すと、礼にキングの鎧をくれる。その後美人と結婚した。盾・剣・鎧の3人の王は覇権争いを展開していたが、結果的にはこの鎧の王が勝ち残った事になる。村一番の美人南の村の美人。村の住民はスライムばかりであり、彼女もスライムである。鎧の王と結婚。後に子供を身ごもる。とうぞく(盗賊)村一番の美人に求婚し、応じなければ村を焼き払うと脅した。正体はどくがえる。主人公達に倒される。

海洋世界[]

りゅうおう(竜王)かつて竜宮城に住み、この世界を支配していた。しかし、せいりゅうにその地位を追われ、地上で隠居している。なぞなぞを出題し、答の品を持って行けば重要な物をくれる。

空中世界[]

ジャンヌレジスタンスのリーダー。双子の妹・ミレイユと共に白のクリスタルの鍵を握る。親衛隊に襲撃されたところを主人公達に助けられ、ミレイユの救出を依頼するが、ミレイユはびゃっこにさらわれた振りをして寝返っていた。びゃっこに用済みとして殺されそうになったミレイユをかばって死亡。ミレイユジャンヌの双子の妹。弱いレジスタンスに失望してびゃっこに寝返り、姉を売ろうとする。しかし、皮肉にもその姉によって命を救われることになる。このことから『ライブ・ア・ライブ』のアリシア、『バハムートラグーン』のヨヨも含み、「スクウェア三大悪女」と称されることがある。

都市世界[]

そうちょう(総長)暴走族の総長。すざくのバリアを破壊するため「イレイサー99」を開発している。部品にプルトニウムが必要になり、原子力発電所に突入。殺人バリアを強引に打ち破って致命傷を負い、「ゾクのはちまき」を主人公達に託して死亡。さやか総長の妹。モンスターに襲われたところを主人公達に助けられる。その後、すざく達に襲撃され誘拐されてしまうが、主人公達に救出された。すざくが倒された後は、兄の後を継いで2代目総長となる。デスマシーン原子力発電所で、プルトニウムを守るロボット。核爆弾で攻撃してくる。ファイナルファンタジーIにも登場した。

四天王[]

げんぶ大陸世界に存在。普段は姿を見せないが、英雄の像のアイテムを揃えると襲い掛かってくる。しかし、最初だけあってそれほど手強くはない。せいりゅう海底世界を支配。竜王を追い出して竜宮城に住んでいる。びゃっこ空中世界を支配。レジスタンスのジャンヌ姉妹がクリスタルの鍵を握ると知り、主人公達を利用して手に入れようとするが…。すざく都市世界を支配。フィールド上でザコ敵の代わりにランダムエンカウントで出現する異色のボスキャラ。この時点ではほとんどの攻撃を受け付けなくするバリアを張っているため、プレイヤーはひたすら逃げるしかない(特定の攻撃で倒すことはできるが、何事もなかったかのようにその後も出現する)。バリアを中和する「イレイサー99」の入手後はランダムエンカウントで出現しなくなる。

その他[]

アシュラ四天王を支配する親玉。四天王を倒した主人公たちに、新たな四天王になるよう取引を持ちかけてくる。シルクハットの男方々で主人公達の行く手に現れ、アドバイスをしてくれる。

テンプレート:SpoilerH彼の正体は「かみ」であり、本作の黒幕。退屈しのぎとして塔の各層にアシュラ達を放ち、「塔の頂上に楽園がある」という噂を流した。テンプレート:SpoilerF

BGM[]

  1. プロローグ (電源を入れた直後。アレンジの違いはあるが、GB版サガシリーズ共通の曲)
  2. メインテーマ (第1階層・第5階層のフィールド)
  3. 街のテーマ (第1階層・第5階層・第10階層の町)
  4. 戦闘 (通常戦闘)
  5. Eat the meat (戦闘勝利時。アレンジの違いはあるが、GB版サガシリーズ共通の曲)
  6. 魔窟 (洞窟)
  7. Hurry up! (第10階層のフィールド)
  8. 激闘 (四天王戦およびアシュラ戦)
  9. レクイエム (ゲームオーバー時)
  10. 禁断の塔 (塔を昇っているとき)
  11. 涙を拭いて (悲しいシーン)
  12. 魔界塔士 (真の塔を昇っているとき)
  13. 最上階 (真の塔の頂上)
  14. 怒闘 (ラスボス戦)
  15. エピローグ (エンディングテーマ)

SFC、PS等の次世代機に土俵が移ってもなおSaGaシリーズを通してファンの心を掴んで離さない名曲中の名曲「涙を拭いて」が産声を上げたのも、本作でのことである。

ワンダースワンカラー版・携帯電話版の変更点[]

ワンダースワンカラー版[]

WSC版では、カラー化し演出や操作性を改善したリメイク版と、GB版の後期バージョンをほぼそのまま収録した復刻版の両方で遊ぶことができるが、著作権および商標権などを侵害する恐れのある一部の名称が変更されている。

  • 例:ビホールダー(元ネタはダンジョンズ&ドラゴンズに登場する魔物「ビホルダー」)→デスアイ、ねずみおとこ(元ネタはゲゲゲの鬼太郎)→ねずみおやじ、ねこむすめ(元ネタはゲゲゲの鬼太郎)→ねこおんな、モビルスーツ(元ネタはガンダムシリーズ)→モビルマシーン

その他のリメイク版の変更点は、以下の通り。

  • 多くのバグが修正された。
  • 白黒4階調から、256色カラーとなり、グラフィックは全面的に描き直された。また、容量の増加により、GB版では省略されていた戦闘時の背景が追加された。GB版では同じグラフィックで使い回されていたキャラクターも、幾つかは新たなグラフィックが用意された。
  • オープニング映像が追加された。
  • 宿泊時に、専用の効果音が流れるようになった。
  • シナリオは、演出面を除き変更・追加はない。ただし誤植は訂正された。
  • GB版では、パーティーが4人いないと進められないイベントがあるため、最初に4人揃える必要があった。本作では、一人旅で最後まで進められるようになった。ただし、人数による会話の変更がないため、1人旅だと4人分の台詞を一人芝居してしまう。
  • ゲーム進行に必要なイベントアイテムが、一般のアイテム欄とは別の「だいじなもの」欄に格納されるようになった。そのため、若干持てるアイテムに余裕ができた。
  • 種族・アイテム・特殊能力の簡易な解説が追加された。
  • 戦闘で、オートターゲットを設定できるようになった(従来の仕様も選択可能)。
  • モンスターの食肉で、変身後のモンスターが分かるようになった(従来の仕様も選択可能)。
  • GB版では食肉の意味がない、人間・エスパーでも食肉が可能だったが、できなくなった。これは、意味がないように見えてバグ技が存在したことへの対処と思われる。
  • 戦闘後、エスパーの突然変異が告知されるようになった。
  • 一部の武器・防具・道具などアイテムと、特殊能力の設定が変更された。
    • たとえば、炎・冷気・電気・毒・酸の属性を持つ特殊能力・魔法は威力が上がり、逆にフレアや破壊光線などは若干弱体化した。また、破壊光線がGB版で持っていた、敵の防御に関係なく一定のダメージを与える特性は失われ、防御の高い相手にはほとんど効かなくなった。
    • GB版では、盾を使うと敵の直接攻撃の回避率が上がり、回避に失敗してもダメージが半減されるというものだった。WSC版では、盾を使うと素早さが上がり、結果として回避しやすくなるよう変更された(ただし、素早さが影響する武器の威力には関係しない)。そのため、GB版では100%回避可能だった「イージスの盾」でも、必ず回避できるとは限らないようになった。
    • GB版では、蘇生させる時は「復活の館」以外の方法ならハートを消費する必要が無かったが、WSC版ではどのような方法で蘇生させてもハートを消費するようになった。
  • GB版では、設定レベルの関係で「あるくサボテン」など、変身できないモンスターがあった。そこでレベルを調整し、全てのモンスターに変身できるようになった(ボス及び、もともと変身できない機械兵・魔法使い・侍・覆面戦士系のモンスターを除く)。また、モンスター図鑑も追加され、変身したことのあるモンスターの能力を、いつでも見られるようになった。

携帯電話版[]

携帯電話版は、WSCリメイク版がベースだが、いくつか変更が加えられている。ただし、GB版の復刻版は用意されておらず、リメイク版のみとなる。

  • 本作で初めてメッセージに漢字が使用された(GB、WSCではハードの制約から漢字の使用がほとんど不可能であった)。
  • メガアプリ版とそれ以外の版で、演出が若干違う。メガアプリ版以外では、オープニング映像と一部のグラフィック・演出が削除または簡略化されている。
  • 購入したアイテムの使用・装備が、店頭で即座に行えるようになった。
  • ベーシックタウン(ゲーム開始時の町)に、解説役のじじいが追加された。
  • その他、ストーリーを変えない範囲で台詞が追加された。
  • モンスター図鑑は削除された。

備考[]

  • 前期(初期出荷)バージョンでは、さまざまなバグ裏技が存在する。ゲーム開始からすぐに主人公を最強にしてしまう裏技もあれば、第1階層の洞窟から第5階層へ、第5階層の竜宮城から第10階層へワープするなど、ストーリーをカットできるようなものもある。
  • 前期と後期のバージョンの簡単な見分け方は能力表示。ちから→前期・こうげき→後期。
  • ラスボスを「チェーンソー」一撃で倒せるというのはあまりにも有名になりすぎて、元来バグ(不具合)だったこの技は後の移植版では仕様となった。同じスクウェアの半熟英雄シリーズにはこのことに由来してチェーンソーを手にしたエッグモンスターが登場する。また、ロマンシング サガ -ミンストレルソング-には、『かみをたおしたおの』という絵本が登場し、ストーリーはこの有名な攻略法のセルフパロディになっている。さらにこの絵本の話に登場する「あかいおの」はゲーム中でも武器として登場しており、固有技が斧がチェーンソーに姿形を変えるというエフェクトだった。また、『ファイナルファンタジーVI』においては、エドガーの使用する機械に、敵を時々即死させる効果を持つ「かいてんのこぎり」がある。
  • ゲームクリエーターの田尻智は本作の成功を見て、「ゲームボーイでもアクションゲームじゃない分野を追求できるんだな」と気付き、『ポケットモンスター』の開発に乗り出したという(田尻智さん(ゲームフリーク)VS石原恒和さん(クリーチャーズ)対談 前編 b.ポケモンを作る前に)。
  • ゲームボーイ版の販売本数はおよそ110万本と、ファミリーコンピュータのファイナルファンタジーシリーズより先にスクウェア初のミリオンセラーとなった。
  • ラストバトル直前のラスボスと主人公の一連のやりとりは今もなお多くのファンを魅了しており、いたるところでパロディが作られている。
  • スクウェア・エニックスによる本作の商標登録は、従来「魔界塔士サガ」で登録されていた(現在も有効)。2006年12月5日、新たに「魔界塔士サ・ガ(・が付いている)」での出願がなされた。商標出願番号は2006-112449。出願追加が行われたことを理由に、将来の再リメイクについての期待も見られた(RPG News | Classic SaGa RPG Remake from Square Enix?、英語)。
  • 2007年4月25日、携帯電話でのリメイクが発表された(魔界塔士サ・ガ)。内容はWSC版がベース。5月12日・13日に幕張メッセで開催された「SQUARE ENIX PARTY 2007」で試遊できた。

主なスタッフ[]

  • 河津秋敏 - ディレクター、シナリオ、ゲームデザイン
  • 植松伸夫 - サウンド
  • 時田貴司 - シナリオ、グラフィック
  • 伊藤裕之 - シナリオ、カルトグラフィー
  • 石井浩一 - シナリオ、カルトグラフィー

サガシリーズ[]

外部リンク[]

  • スクウェア・エニックスによる紹介ページ(ゲームボーイ版)
  • バンダイによるワンダースワン版紹介ページ
  • 魔界塔士サ・ガ 携帯電話版公式サイト

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