NHK教育テレビジョン<NHK-E>

ページ名:NHK教育テレビジョン<NHK-E>

目次

変更日時OPCL
1959年1月10日?考える人モノクロフィルム版OP?考える人モノクロフィルム版CL?
考える人カラーフィルム版OP考える人カラーフィルム版CL
1989年頃考える人VTR版OP・旧ロゴ型考える人VTR版CL・旧ロゴ型
1995年4月考える人VTR版OP・たまごロゴ型考える人VTR版CL・たまごロゴ型
2001年考える人VTR版OP・エンヤ型DTV専OP考える人VTR版CL・たまごロゴ型DTV専CL
2003年12月1日芽吹きOP芽吹きCL
2006年1月芽吹きOP芽吹きCL
2006年4月芽吹きOP・国歌省略型
2009年1月Mr.脳OPMr.脳CL
2021年3月29日開く、いちにちOP閉じる、いちにちCL

開局?~2005年12月(アナログのみ)

作曲は古関裕而。オープニング・クロージング(クロージングはCD『懐かしのNHKテレビ主題曲集』に収録されている)とも、ロダン「考える人」の彫像。

オープニング

後ろを向いている「考える人」の彫像が、徐々に回転していき、しばらくしたらNHKロゴ(白抜き)が右上からでてきて、左下によるようにズームされ(「教育テレビジョン」の文字は入らない。クロージングも同様)、「考える人」の彫像が、左斜めを向いたら止まる仕組みとなっていた(1995年4月以降は左斜めを向いたらNHKロゴが1文字ずつ出てくるようになった)。

2001年(平成13年)から音楽が変わり(エンヤの歌を使用)、NHKロゴがカットされ、そのあと君が代の演奏をバックに日章旗を映し出す映像に変更された。

なお、開始時の各局IDは現在は放送開始直前(月-金曜5:30前、土・日5時前)であるが、1990年代初め頃までは放送開始7分前に一度各局IDを放送→テストパターン→上記開始映像を放送して正式な放送開始となった。

クロージング

左斜めを向いた「考える人」の彫像から始まり、しばらくするとNHKロゴが現れ、ロゴが縮小していき、消えると画面が白くなり(現ロゴ変更の1995年4月以降はNHKロゴが縮小していく場面がなくなった上、画面も白くならなくなった代わりに、画面左下にNHKロゴが出るようになった)、そのあと君が代の演奏をバックに日章旗と地球儀を映し出していた。

総合テレビや衛星放送とは異なり、「教育テレビジョン」との表示はこの当時はなかった。

放送終了が24時だった時代に放送終了が24時を超えた場合(1989年まで)はそれらはカットされ「これで教育テレビジョンの放送を終わらせていただきます。放送開始は午前6時です」というテロップとアナウンスが流れていた。

開局当時から長らくフィルム映像だったが、1989年(平成元年)頃からVTRに変更された。そのためVTR映像に移行と同時にフィルム時代は音声がモノラルだったのがステレオで流れている。

1990年(平成2年)以後は放送終了時間に関係なく1999年(平成11年)頃まで、毎日深夜の放送終了時に「考える人」→日章旗などの映像と音楽が演奏されていたが、2000年(平成12年)4月からは24時間放送のため、放送休止となる時(前述)に演奏される以外は用いられなくなった。

2006年1月(デジタルは2003年12月1日)~2008年12月31日

オープニング

デジタル放送では2003年(平成15年)12月1日の放送開始時から、またアナログ放送も2006年(平成18年)1月以後は、デジタル放送仕様に改めて収録したものが採用され、内幸町のNHK東京放送会館時代から続いた「考える人」の彫像と地球儀の映像は使用されなくなり(ただし2006年3月まで、地域による個別休止によっては放送される場合もあった)、代って森林の樹木の芽吹きの模様→日章旗(新撮)の映像を使っている。

なお、芽吹きのシーンで使われるBGM(中村幸代「Afternoon」)は、大阪・朝日放送テレビのデジタルテレビ用オープニングでも使用されていた。

2006年(平成18年)1月から、開始前の音楽とテストパターン等が廃止された(放送開始5分前からカラーバー、2分前からテストパターンの映像となっていた)。2006年4月からは、オープニングは森林の息吹の映像のみで、日の丸・君が代がカットされた(クロージングは変更されていない)。

クロージング

オープニングの映像に加えてランドサットから写した日本列島の映像を使っている。この頃からNHKのロゴの下に「教育テレビジョン」の表示が開始された。これは2011年6月にEテレに呼称変更されてからも変更されていない)。たまごマーク廃止に先駆け、2020年3月頃からNHKロゴが現行のものに変更された。

年またぎなど24時間放送が行われる場合のみ短縮版であるファンファーレバージョンが存在したが、深夜休止の拡大により2008年(平成20年)で廃止された。

コールサインの取り扱い

経費削減策の一環として教育テレビは2006年(平成18年)4月から深夜の一部時間帯が放送休止となり、連日、オープニング・クロージングが放送されている。

オープニング・クロージング映像の後、コールサインを読み上げているが、北海道地方ではコールサインの読み上げは行わず、代わりに札幌局から出される北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一画面まとめて表示し、アナウンスも「NHK教育テレビジョンです。」、「NHK教育デジタルテレビジョンです。」のみとなる。

コールサインのアナウンスは、「(呼出符号)」及び「NHK+(設置場所の地名)+教育(デジタル)テレビジョン(です)。」である(例:「JOAB-DTV、NHK東京教育デジタルテレビジョンです。」あるいは「JOBB-TV、NHK大阪教育テレビジョンです。」、北海道の場合は前述の通り(呼出符号)と(設置場所の地名)が省略される)。ちなみにアナウンスの担当は、ラジオ第2放送のコールサインの読上げと同じアナウンサーである。

  • 総合メンテナンス停波による終夜放送実施の場合は以下のパターン。
    • 通常クロージング
    • 君が代をカットして「終夜放送のお知らせ」
    • フィラー番組放送
    • 通常オープニング→コールサインID
  • 2008年(平成20年)12月29日の9時間限定放送時は、休止告知については事前広報や番組における告知を徹底したため、特別バージョンの放送は無く、ただ定刻に通常パターンで放送されただけであった。

2009年1月~2021年3月28日

2009年(平成21年)1月10日に50周年を迎えてからは、森林の樹木の芽吹きが「ETV50 学ぶ冒険」のキャラクター“Mr.脳”のアニメーションに置き換えられた。放送開始(起床)・終了(就寝)に合わせたものになっている。

オープニング

Mr.脳が起床するアニメ。

2010年(平成22年)3月29日から、NTSC(アナログ)もレターボックス16:9の映像で放送していた。

クロージング

Mr.脳が眠るアニメ→国歌→ランドサット映像。

現在は各局のコールサイン終了後、数分間「緊急ニュースがある際には、総合テレビがお休みの地域ではご覧のチャンネルでお伝えします(一部地域を除く)。」の文字を表示後、アナログ放送は砂嵐、デジタル放送は黒画面(「受信できません」といったメッセージの表示)、大阪放送局は白画面を出してからカラーバーで停波となる。

2011年3月14日から3月19日 震災に伴う省エネ対策での放送休止時は国歌・国旗の放送はなく、24時の放送終了時はグレーバックの映像のみ放送される(但し、震災放送を担当したアナウンサーが「教育テレビと衛星第2テレビは大震災に伴う節電に協力するため休止します」との説明があった)。またこの期間は「緊急ニュースは総合テレビがお休みの地域は教育テレビで伝えます」の字幕は放送されなかった。

新聞・デジタル受信機の番組表にも「教育テレビ・衛星第2テレビは今回の地震による節電に協力するため午前0-5時の放送を休止します」というお知らせが掲載された。

2021年3月29日〜現在

作曲:上水樽力 映像:牧野惇

NHK公式YouTubeチャンネルでも視聴可能。

変更されるに伴い、メイキング番組「Eテレオープニング+クロージング映像はこうして作られた」が放送された(公式YouTube配信)。

オープニング

クロージング

各局のID

2020年度より各局グリーンバックに統一された。なお、北海道の道内コールサイン一括表示はデザイン変更しつつ継続中。
2019年度以前は以下の通り。

  • NHK放送センター(関東広域圏)・大阪放送局など大半の地域は卵型に水色バックでコールサイン表記(全国共通のフォーマット)。
    • テレビ放送開始当初から、少なくとも1980年代前半までは、全国各放送局共通で、モノクロの1枚画が使われ、ブーメランを2枚重ねたような絵に白文字でコールサイン(JO○○)その横に黒でTV、更にその下に白文字で各放送局の親局のチャンネル番号(東京3、福岡6、名古屋9、札幌・大阪12など)と、黒で当時のNHKロゴ、更にその下に(○○教育テレビジョン)と表示されていた。これは総合テレビジョン、および開局当初の衛星放送でも共通だった。
      また、本局とは別にコールサイン持ちの支局があった場合、支局のコールサインも併せて表示し、双方を読み上げる措置を取っていた。[1]
    • また、ワンセグの試験放送が行われていた時期にはデジタル教育に限り「(一部地域では)携帯端末向けサービスの試験電波発射中」[2]との字幕も添えられていた。
    • 北海道内の7放送局…北海道の図形に道内7放送局のコールサインを一括表示(デジタルは全国共通のフォーマットに北海道の図形と道内7放送局のコールサインを一括表示)。そのため、函館・旭川・帯広・釧路・北見・室蘭の各放送局も総合テレビとは違い、札幌局送出のものをそのまま流している。
  • 90年代~2000年代にかけて、各局で独自のID画面が多数制作された。以下はその一例。
    • 山形放送局…文翔館をバックにコールサイン表示。コールサインは左下に表記。
    • 福島放送局…草競馬の映像。
    • 秋田放送局…額縁に収められた海岸の写真。
    • 長野放送局…美ヶ原の電波塔群の写真。
    • 甲府放送局…ブドウにコールサイン、隣り合うモモにチャンネル番号。
    • 静岡放送局…アナログ放送終了で浜松支局のコールサインが廃止されるまで、2局の局名とコールサインを表示していた。
    • 福井放送局…福井県の図形バックにコールサイン。
    • 大阪放送局…シャボン玉が浮かぶ森のイラストを背景にコールサイン。
    • 徳島放送局…武士とコールサイン。
    • 山口放送局…空を背景にコールサイン。
    • 佐賀放送局…ターコイズブルーを背景に黄緑色の四角9つとコールサイン。
    • 大分放送局…温泉に入ったニホンザルの映像をバックにコールサイン。
    • 宮崎放送局…海岸とフェニックスのイラストをバックにコールサイン。
    • 鹿児島放送局…局舎をバックにコールサイン。アナログ時代はマーブリング模様を背景にコールサイン。
    • 沖縄放送局…カラーのブーメラン2つ(上記のモノクロ1枚画と同一デザイン)とシーサー。

特別版

オイルショック

オイルショックの影響による放送時間短縮の時代(1974年の一時期)には以下のようなアナウンスがあった。

  • (日中の休止前)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK教育テレビジョンの放送は5時半まで休ませていただきます。(総合テレビジョン)、ラジオ・FMは放送しています。ご了承下さい」(日によって教育テレビの放送が中断中にも総合テレビの放送が行われた時もあった)
  • (日中の放送再開時)「お待たせいたしました。NHK教育テレビジョンの放送を再び始めます。この後5時半からは(再開直後の番組名)を放送します」
  • (放送終了時)「電力節減に伴う臨時の処置として、NHK教育テレビジョンは放送時間を短縮し、今日の放送はこれをもって終わらせていただきます。なおラジオ・FMは放送しています。明日の放送は午前6時からです。どちら様も火の元をお確かめの上お休みください。」

「今夜は早寝!ETV」(2008年7月6日)

NHK地球エコ2008の連動企画である。当日は明くる7月7日に「七夕ライトダウンキャンペーン」(環境省主催)の実施に合わせ、23時で放送終了した。

『ETV特集』終了後、冨永愛を起用した「ライトダウン」を呼びかける30秒の公共広告(数年前のもの)を流した。23時から、1分間の特別エンディングが放送された。右上に「地球エコ2008明日のエコではまにあわない。」とNHKの環境キャンペーンロゴが表示され、JAXAの月周回衛星「かぐや」が撮影した“地球の出”の映像を流した後、ランドサットから撮影した地球の映像に「ライトダウンキャンペーン」開催を伝える字幕を重ねて放送。そしてホワイトアウトし、趣旨を説明した文言字幕(「NHK教育テレビはこのキャンペーンに参加し、今夜の放送はこの時間で終わります」)を表示した。その後は通常のエンディングを放送してアナログでは数分間グレーバック映像を放送し停波。

その他

  • 時折、クロージングにてコールサインが書かれていない「NHK 教育テレビジョン」とだけ書かれたIDを表示する事がある。このIDが表示されるときは通常のIDの遷移と若干異なる時があるものの、基本的には通常のIDと変わらないタイミングで表示される。[3]内容からおそらく東京から全国へ送出されているものと思われるが、切り替わる条件は不明。全国高等学校野球選手権大会の中継が行われると放送される確率が高いとも言われている。

註釈

  1. 長崎放送局と佐世保支局などが当てはまる。
  2. 参考写真
  3. 通常は君が代BGMの曲終わりから4秒以内にIDへ切り替わるが、コールサインなしの場合は5秒ほど無音が続いた後画面がフェードアウトし、暗転を挟んでから表示される事があった。


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