登録日:2010/01/29(金) 23:53:46
更新日:2023/08/07 Mon 15:15:19NEW!
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組織 終わりのクロニクル アメリカ 愛すべきコンビ 悪臭 オドー ロジャー 夢砂 機竜 間違った日本の知識 やっぱり熱いモブキャラ ucat
終わりのクロニクルに登場する組織
文字通りアメリカにあるUCATの一つ
Low-Gにおいて機竜の開発技術が最も発達している。
作中ではリチャード・サンダーソンを助けられなかった事と、5th-Gの全竜交渉の為に日本UCATを乗っとる為に、ヒオ・サンダーソンの回収に登場した。
正義と自由を重要視し、仲間になろうとする者に半ば押し付けようとする行動もとる。
作中では比較的まともに見えたが……
米国UCAT関係者
〇オドー
米国UCAT大佐
本名は「リチャード・ディビス」
しかし、彼の持つ賢石の為か、親を失った後に引き取られた先で虐待を受け続け、本名を捨てオドー(悪臭)と名乗る様になった。
そして、己の名を信じる為に左腕に刃物で消えない様に深く名前を彫った。
典型的な米国UCAT至上主義者で、当初は日本UCATを敵視していた。
言葉の冒頭を二回繰り返す口癖がある。
実はヒオ・サンダーソン唯一の肉親で、いつも彼女を大切にしようと思っている。
そのため、ダン・原川をよく思っておらず、一度腹いせとして徹底的に痛め付けた事もある。
そして何とディアナ・ゾーンブルクの夫でもある。
しかも、書類上の関係なため、未だにキスすらしてないと言うプラトニックを通り越した人類史上初の快挙を成し遂げた凄い人。
ロジャーの影響で間違え過ぎた日本文化を吸収しつつある。
最終的には「ヒオはこんな国にいて大丈夫なのか?」とまで言い出す程。
◆オドー(賢石)
オドー大佐の持つ賢石にして重力系概念による攻撃
アンクレットに嵌め込まれた状態で肘に装備されており、指を鳴らして(所謂指パッチン)発動する。
5th-Gの劣化複製概念で「周囲の敵意を感知し、オドー自身の敵意を物理化して対象の頭にぶつける」と言うもの
攻撃時に「悪臭を叩き込む」と言う事が多い。
本気を出せば1km離れた所にも攻撃出来る。
左腕は利き手では無いので逆に加減が出来ず強い。
威力はかなり高く、機竜にも通用したり、Top-Gの武神を一撃で葬る程。
また、不可視な攻撃なため回避が困難。
〇ロジャー
米国UCAT大尉。全竜交渉時には少佐に昇格した。
戦闘能力自体は低いので専ら補佐として行動する。
オドーの副官で彼の暴走を止めている。その際、間違い過ぎた日本文化を植え付ける。
何やかんやで仲の良い(?)凸凹コンビ。
旧日本UCATに所属していた事があり、関西大震災の生き残りでもある。
そして、UCAT空白期を知る数少ない人物。
そしてSfにビルから突き落とされた事がある。
◆夢砂
ロジャーの使用する情報収集の概念
1st-Gの劣化概念をベースにした賢石を砕いた粉末と砂を合成したもの。
「砂は全ての情報を集める」と捉えて砂の動きからあらゆる情報を読み取る。
また、夢砂に触れた相手に幻覚を見せる事も出来る。通常なら最低でも三十分は持つ。
ただし、「幻覚」と認識すれば解けるので洞察力の高い相手にはあっさり破られ易い。
また、寝ている人間には効かないので、出雲は発動直前に寝ると言う斬新な解決法を見せた。
名(迷)言集
オドー「小さな、小さい人間だな、お前は。米国人たる者、大志と寛容の心を持っていなければならん。――と、何だこのジャムは!甘すぎるな!!責任者を呼んでこい!!」
オドー「まだか?まだこの打撃を超えられないか?――このオドーの“悪臭”を」
オドー「コニチワコニチワー」
オドー「ドモドモ、シャッチョサンゲンキナイネー」
オドー「ロジャー、ロジャー、どう思う?この戦場を。そろそろ終わりのようだが我々は間に合ったのか?」
ロジャー「Tes.オドー大佐、私の記憶によれば戦いはまだまだ続行中かと。何故ならば日本では自爆を超える最後の武器として竹槍を持つ筈ですが、それがまだ出ておりません」
オドー「何?竹槍?竹槍だと?奴らはエコロジーを実戦段階にまで漕ぎ着けているのか?」
ロジャー「カモフラージュとして、日本では夏に小型迎撃ミサイルとしての笹を刈り、そこにZENのパワーによる呪言を書いた札を掛けるほどであります」
オドー「恐ろしい、恐ろしい東洋文化の塊だなこの国は!ヒオの脳は大丈夫だろうか?」
オドー「ディアナ、ディアナ!君の名誉を正すために言うが、今の君の方法には誤りがある」
「ディアナ、子供というのはな、――キャベツの中から生まれるものだ」
オドー「ロジャー、ロジャー、会議とはいつもこう騒がしいのか?」
ロジャー「いえオドー大佐、今日はMATURIの日であります。MATURIの日はIKKIと言う民族芸が横行するシキタリ。今の騒ぎはIKKIのマントラの作用かと」
オドー「IKKI?IKKIとは何だ?」
ロジャー「IKKIとは皆が酒を瓶で一息に飲み干しながら上訴だ上訴だと大軍で公的施設を襲ってNENGUの軟化を求めるもので、最近ではCMなどで禁止が訴えられております」
オドー「大規模な、大規模な武力民事訴訟か!中世時代そのままだなこの国は!」
「なあ」
「概念空間に入る前、横田から映像来たろ。過去の英雄の曾孫娘の」
「ああ。大佐の保護したあの娘が……、ずっと悪魔憑きだと言われていた娘なんだってな」
「もうそんな心配はないって、言ってやれるかな、俺達」
「大丈夫だ、
あの、怖いけど俺達を心配していた大佐に言ったろう? 最前線は俺達に任せろと。あの大佐にそれだけ言ってやれて、一人の少女に格好つけれない筈が無い」
「力がない?そんなことはない。そんなことはないさ。それとも――」
ああ、と誰かが、荒れた大地の震動に跳ねながら言う。
「――俺達は貴官の力になれないものでありますか。米国UCAT監査」
誰もが攻撃を行う。
誰もが防護を固る。
誰もが疾走を続け。
誰もが意思を募る。
そして誰もが叫ぶ。
「全くもって独立戦争で捨てきれなかったものがある」
「知ってる知ってる。レディーファーストってやつだ」
「だったら力を見せろよ野郎共」
「場違いな木造のお嬢さん達が俺達の姫様に寄ってくるぜ」
「そしてボディーガードは壁が御仕事」
「経験前歴一切不問、必要資格は、――マグナム弾も通さぬ己の身体さエスコートサービス」
おい、と一人が銃弾をばらまきながら原川に叫んだ。
「急げよ!彼女を戦場に連れて行くのは俺達の仕事じゃない。彼女の手を取って戦場を踊るのもな!」
※最終巻のやり取り
「今度は俺達が守るんだ…」
「――お前、あの場所にいたのか?」
「俺もだ。見ていたよな。空を彼女が行くのを」
「すげえ速いんだ。振り向くのが間に合わないくらい」
「お前がフラレるのよりも早いな」
「――堪えろ!」
「あの眼下の光は俺達の旗だぞ!守れずして何が自由の国か!」
「諦めるな……!」
「我が自由の祖国において、誰も諦めたことなどない!!」
オドー「そうだ!そうだとも!
諦 め る も の な ど い な い
Nobody give it up!
解るか!?
空 与 え る
――upをgiveする者など我が国にはいない!!」
「呼びかけはいい!呼びかけは無用だ!何故ならば私は大佐で私はここいにる!呼びかけなどせずとも、確認などせずとも、君らの知る私はここにいる。――だから戦え諸君!」
「空は!
自 由 の 空
No give upは!
――我らが守ると昔から決まっている!!」
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