登録日:2026/03/29 Sun 16:06:06
更新日:2026/06/12 Fri 21:29:39NEW!
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カード おもちゃ 玩具 セガ sega カードメイト カードパワー タイコ・トイズ
カードメイト/カードパワー(海外名:Pocket Power)
1980年代末にSEGAとタイコ・トイズが世に放った「名刺サイズのケースに全部詰め込んだミニチュア玩具シリーズ」である。
「カードゲームかな?」と思ったそこのあなた。
違う。
カードの形をした箱に、ガチの玩具が詰まっているのだ。
●目次
概要
セガ・エンタープライゼスが発売したカードサイズ玩具シリーズ。
1980年代後半は「カード型=未来的・スマート」という価値観が強かった時代。
当時の「カード社会」ブーム(テレホンカード、名刺、カード型電卓など)に乗り、
電卓、辞書、ゲーム、ツールまで何でもカードサイズにという時代の空気から、セガもその流れに乗って玩具をカード化した。
いわば「カード文化×玩具ギミック」の交差点に生まれたシリーズ。
1975年~1987年のトミーのポケットメイトと並ぶ携帯玩具文化の一角と言われる。
厚さは 8~15mm 程度の超薄型。ポケットに入る携帯性が売り。玩具業界でカードサイズ玩具を本格商品化したのはセガが初。
カード型ゆえに集めやすく、男子のコレクター心を刺激。
BBガンが、レーシングカーが、ヘリコプターが、ベーゴマが、バイクが‥‥
名刺サイズの黒いケースに収納されている。
この薄さでここまでやるか。昭和のセガ、どうかしてる。
1988年、カードメイトとして全6種が780円で発売。
突然現れた忍者よりもカードメイトの方が面白いというサプライズニンジャ理論を絵に描いたようなCMで覚えている人も多いだろう。
日本名と海外名を合わせると他者の同種のシリーズになるせいか翌1989年にカードパワーとして500円でリニューアル。
基本構造は同じだが、デザインやパッケージが刷新。
ラインナップも増え、コロコロコミックの広告ページに鈴木重春によるカラーコミックが毎月載っていた。
ライバル誌で同じ登場人物がポケットアミューズの宣伝をしていることを知らないと普通に連載陣の一つだと思っていた読者も多いだろう。
知名度はあったはずなのだがネット上でも情報が少なく、検索性も芳しくない。
カードメイト版とカードパワー版が混在し、同じ玩具でも名称違いが存在するため混乱してたりもするようだ。
ラインナップ
カードメイトのみ
カードパワーへのリニューアルに入らなかったラインナップ。
ウージー(Rapid Fire)
――ポケットに入るモデルガン
カードメイトの顔。
名刺サイズのケースから突然銃が出てくるという昭和の倫理。
BB弾は小さい。だが飛ぶ。飛ぶどころか、本気で探さないと二度と見つからない。
コルトカスタム(Target Master)
――照準器が弾倉になる狂気の設計
ウージーの兄弟。
だがこちらは照準器が外れて弾倉になるという、昭和のセガが炸裂したモデル。
撃つときはトリガーではなく指ガード全体を引く。
つまり、銃の形をしているのに銃の撃ち方をしてはいけない。それがカードメイト。
アクションシリーズ
走らせたり飛ばしたりするシリーズ。セガのゲームタイトルがモチーフとなっているものもある。
バトルトップ(Top Fight)
――ベーゴマは不動の人気
タカラのぷよぷよコマではない。
カードメイトのCMでもおなじみカードサイズのランチャー(発射装置)でダイキャスト製コマを回す、携帯型ベーゴマ玩具。
ベーゴマは3個を収納する。1セットで対戦形式にできる。
それぞれ星マークのデカールが貼られており、ポイント制のゲームにするなど遊びの幅が広い。
コマには 左右に小さな突起が付いている。ランチャー側の爪にコマの突起を引っ掛けて固定する仕組み。
パワーラック(引き抜き紐)を差し込み、引き抜く瞬間に指で軽くコマを押してやるとスムーズに落下しながら回転する。
爪と突起でしっかり固定されるが、指を使わないと、コマがランチャーに残ってしまうことが多い
パワーラックは正しい向きで差し込む必要がある。差し込み口を間違えると回転しない。正しく差し込むと、非常に強い回転が得られる。
コマは金属製で重みがあるため、非常によく回り、長時間スピンが持続する。
ハングオン(Roadblaster)
――ポケットに入るバイクレースゲーム
1985年のアーケードゲームがモチーフのパワーラックで走るバイク。
後輪がダイキャスト。ハンドルが折りたためる。
ただし、カタパルトは信用してはいけない。
直接パワーラックを差し込んだ方が速い。
カードメイトは、説明書より経験が勝つ世界。
サンダーブレード(Thunder Blade)
――ポケットに入るシューティングゲーム
1987年のアーケードゲームがモチーフのパワーラック式ヘリコプター。
飛ぶ。
ちゃんと飛ぶ。
これをポケットから出して飛ばし、紛失した昭和の子どもは多い。
バギーショット(Indy Racer)
――最後のカードメイト
ケースを開けると、そこには小さなレーシングカー。
スプリング式の発射台で本気で飛ぶ。
樽も倒せる。
ジャンプもできる。
カードメイトの中でもトップクラスの完成度。
昭和の技術者が“本気で遊んでいた”ことが分かる逸品。
ホバークラフト(Hovercraft)
――地球ゴマも不動の人気
パワーラックがベース周囲に巧妙に収納、
中身は「ケースに入ったコマ」。その回転を利用してホバーリング感を再現。
側面・機首のどちらで立てて回転させても意外とよく回る(ただし角度をつけすぎると倒れる)。カタパルトからの発射は不安定。
カタパルト裏面にはガイドレール。折りたたみ式でディスプレイスタンド内蔵。裏面の足を立てて傾斜をつけられる。
ホバークラフトをベースからスライドして取り出し、パワーラックを差し込み、カタパルトのスタンドを展開。
ゲートを開けてパワーラックを引き抜くと床を滑走する。
重りを左右どちらに付けるかで旋回方向が変わる。
右側なら右回り、左側なら左回り、ウェイトなしならランダムな方向へ進む。
重りは砲塔の形というこだわりで宇宙船っぽさを演出。
エアロホーク(Turbo Prop)
――ポケットに入る垂直離陸機
尾部の巨大プロペラが特徴。
見た目は不安定だが、飛ぶと安定。
UFOより素直に飛ぶという謎の性能。
カードパワーは、見た目で判断してはいけない。
ユーフォー(UFO)
――ポケットに入る未確認飛行物体
パワーラックで飛ぶ。
垂直に飛ぶ。落ちてくる。
そしてまた飛ぶ。
カードパワーの飛行系は、昭和の空気抵抗を無視している。
ドラッグスター(Top Fueler)
――ポケットに入るドラッグレース
ドラッグカーが名刺サイズに収まるという事実がまずおかしい。
走らせるとさらにおかしい。
めちゃくちゃ速い。
カタパルトは信用できないが、車本体は信用できる。
ウォーターガン(Trick Squirt)
――ポケットに入る水の罠
前・上・後ろに撃てる水鉄砲。
ジョーク玩具としての完成度が高い。思わぬところを撃って友達を驚かせよう。
ただし、後ろ撃ちは角度が高すぎて自分に当たらない。
カードパワーは、時々優しい。
パワーボート(Speed Boat)
――ポケットに入る水上バイク
地上を走る。
水上も走る。
沈まない。
内部にフォームが入っている。
カードパワーの中でも技術力の塊。
アウトラン(Lamborghini)
――ポケットに入るドライブゲーム
1986年のアーケード用体感ゲームがモチーフ。
色は同じ赤だがゲームの方の筐体はフェラーリ、こちらの車自体はランボルギーニがモチーフ。
車両側にプルバックゼンマイが内蔵されておりフロントを展開すればランボルギーニが発進する。
スケボー(Skate Board)
――ポケットに入るカリフォルニア気分
パワーラック式。
逆立ち走行やウィリーもできる。
ランドサブマリン(Submarine)
――ポケットに入る陸上潜水艦
プルバック式。
潜水艦なのに陸を走る。
パワーボートの仲間だが、意味は分からない。
カードパワーは、意味を求めてはいけない。
ダイナミックフット(Dynamic Foot)
――ポケットに入るモンスタートラック
車系カードパワーでは珍しく巨大なタイヤを車体に取り付ける工程が必要。
カードの厚みに収まらないマジックタイヤでデコボコ道を走破する。
フィギュアシリーズ
スケールトン(Glo-Bones)
――ポケットに入る死者
唯一のアクションフィギュア。
蓄光で光る。武器が多い。関節が動く。そして名刺サイズのケースに入る。
なぜスケルトン戦士をポケットに入れようと思ったのか?
その答えは、昭和の空気にしかない。
ツールシリーズ
ボーイズギア(G.I. Supply)
――ポケットに入る砲座
軍事モチーフの文房具セット。
文房具としてより 武器基地として遊べる筆箱玩具。
小さな台座に多くのギミックが詰まっており、ミニチュアの妙が光るアイテム。
各パーツが色々な文房具になっていて、カード台座部分は型抜きと小型定規が刻まれ、手榴弾型鉛筆削り、バズーカ型ボールペン、ロケット弾型消しゴムが数個収納されている。
バズーカはただのペンではなく、スプリング射出ギミックを搭載。消しゴムを弾として装填、バネの力で発射できる。
昭和スプリングでかなり飛ぶ。
台座には複数の凹凸があり、組み立てて迫撃砲遊びができる。
バズーカを旋回させたり、角度を変えたりできる。
消しゴムを盾のように取り付けることも可能。
ペンとしての実用性は低いが、ギミックの面白さ、組み立て遊び、スプリング射出など、玩具としての完成度は高い。
筆箱として公然と学校に持っていけることも売りの一つのようだが、広告漫画では玩具としての機能を先生に見抜かれて没収されていた。外見が文房具に見えないものを持っていく時点で無謀である
サバイバルギア(Survival Kit)
――ポケットに入る遭難セット
望遠鏡、水平器、方位磁石、ホイッスル、ミラー。
全部本物。
カードパワーの中で最も実用的すぎるアイテム。
これこそ学校に持って行っても文句を言われないであろう。
ゲームシリーズ
ベースボール(Baseball)
――ポケットに入る野球盤
ボールは金属球。投球は磁石。
バットはスプリング。ランナーはピン。
名刺サイズの中に、野球のすべてを詰め込んだ狂気のミニチュア。
ボーリング(Bowling)
――ポケットに入るレーン
ピンが立つ。
ボールが転がる。
スコアが取れる。
カードパワーの中でも謎の完成度。
これがカードメイトだ、スゴイだろう。
私が忍者だ、スゴイだろう。
突然現れた忍者は気にせず追記・修正をお願いします。
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▷ コメント欄
- 某所からの代理作成です。 -- 名無しさん (2026-03-29 16:06:53)
- 以前作成された項目でもコメントしたんですが、wiki内の依頼じゃなかったら別に代理作成と書かなくてもいいんじゃないでしょうか。もし初稿で内容に不備があった時に作成者自身が内容を書いたわけではないとなると責任の所在が曖昧になって対応が面倒になりかねませんし、やるにしても内容面のトラブルの責任は(確認してないですが某所の元の依頼者?ではなく)dairisakuseiさんが全て負うものとそちらで決めた上でやはり代理作成の旨はコメントしない方が良いのではないでしょうか -- 名無しさん (2026-03-30 03:19:45)
- こちらへどうぞリンクを貼ろうと思って調べてみたらカードゲームでのカードパワーを説明した項目ってないっぽい? -- 名無しさん (2026-03-31 22:39:59)
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