西九条灯花(Rewrite)

登録日：2012/09/29(土) 11:22:20
更新日：2023/08/11 Fri 10:12:57
所要時間：約 7 分で読めます

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あらあら、天王寺君は現実主義者ね。チョメ☆

西九条にしくじょう 灯花とうかとはkey制作のゲーム「Rewrite」の登場人物。

CV:田中涼子
身長:167cm
体重:54kg
3サイズ:88/61/87

風祭学園に勤める新任教師。常に微笑を絶やさない能天気で天然で優しい性格。
糸目なのは目を開いた時の表情が怖くて子供に怖がられたからという理由らしい。

ヒロインの1人である中津静流と同じ時期に転任してきたらしく彼女とは旧知の間柄で、先生も静流を溺愛している。
やたらと抱きついたり胸に顔を埋もれさせたりと中々に過激なスキンシップを繰り広げている。
うらやましいぞ、静流そこ代われ。

いつもニコニコと優しいことに加えて知識も豊富で、勉強に関するあらゆる質問に丁寧に答えてくれることから生徒間での人気は非常に高い。
担当科目は不明だが本人の口から国語、数学、美術ではないことは語られている。

風景画を描くのが得意だったり学校に捨てられていた子犬を拾おうとしたりと可愛らしい一面も。
気配を消すのが得意で知らぬ間に瑚太朗や静流のすぐ近くにいることもよくある。

以下、ネタバレ含む。

私たちはガーディアン、人類の守護者。

その正体は超人集団であるガーディアンという組織に所属するエージェントの1人。
同時期に学園に来た静流と彼女の親友である此花ルチアもガーディアンの同胞であり、
敵対組織であるガイアの内情を探るべく潜入調査のために風祭学園に来ていたというのが事の真相である。
エージェントという立場もあり本来の彼女は冷静で時に無情な判断をすることもあり、必要なら他者を殺める覚悟も持ち合わせている。

とはいえ同じガーディアン陣営である静流、ルチアの個別ルートではエージェントとしての厳しさを見せることもあるものの、
基本的には共通ルートでの天然な態度でいることが多く、心強くも場を和ませてくれる頼もしい味方となる。
反面、ガイア陣営に属するちはや、朱音のルートに入った場合は恐ろしい敵として立ちはだかることも。
特にちはやルートでは顕著であり、殺戮者モード時の声質は完全に某姉御である。

狩猟系の超人で、投擲した物質にレーザーを纏わせて相手にぶつけるという能力を持つ。殺傷力は非常に高く黒犬程度の魔物なら瞬殺出来る。
曰く「多を同時に操り効果を成すもの」

◆朱音ルート
ガイアの聖女のしもべである朱音の私的護衛として働く瑚太郎と学校前で再会。
人間がたとえ傲慢で独善的だとしても人が人を犠牲にすべきではないと瑚太郎の説得を試みるも、
この時点のでの瑚太郎はガイアの思想にどっぷり浸かっており、先生の説得に対して真っ向から反論。
その姿を見て相容れない明確な敵だと判断した先生も自分の考えをぶつけて、最後に「千里朱音は世界を滅ぼす」と忠告して姿を消した。

◆ルチアルート
自分たちの正体を知られた後、冷徹な態度で瑚太郎に対して自分達のことを口外しないようにと釘を刺したかと思いきや、
逆に瑚太郎が提案してきたルチアに対する変態的な条件をいつものニコニコ顔で「命令」という形でルチアに無理やり飲ませるといったお茶目な一面も。

また、このルートではガーディアンという組織も決して一枚岩ではないということが明らかとなり、
自己利益にばかり走る他国のガーディアン機関に呆れ気味に毒づいている。
特にルチアを好き勝手に弄り回した挙げ句、自分達の目的の為に彼女を利用しようとするブレンダに対しては、
マッドサイエンティストと蔑み激しい怒りを露にしていた。

全てが片付いた後は風祭市内での事件の真相を口外するということを盾にガーディアン本部の教団を脅迫。組織内の膿を吐き出させ実質的な改革に成功する。
更には瑚太郎とルチアの安全を確保させた上に莫大な資金まで手に入れていた。
会話内容によるとセーフハウスの名目でフロリダにプール付きの豪邸を購入したらしい。

◆小鳥ルート
特に目立った出番は無い。

◆ちはやルート

「そして決めた。やはり殺す」

恐らく西九条先生が一番怖いルート。

強力な魔物使いであるミドウを退けた瑚太郎の力を危険視し、
ガイア陣営であるちはやの味方である以上、ガーディアンに敵対する者と決めつけていきなり殺しにかかってくる。

このルートでの先生は妙にガーディアンの思想にどっぷりと浸かっている印象があり、
やたらと機械的に殺すという単語を連呼したり、
#center(){「ガイアかガーディアンどちらかが滅ぶまで戦いは終わらない」
といった危険なことを平気で口にしたり、
魔物とはいえちはやの家族である咲夜のことを徹底的に化け物呼ばわりして侮蔑し、親友が目の前にいるという状況で静流に協力させて咲夜を罠にはめて、
ちはやや瑚太郎もいる中で冷徹な笑みを浮かべて動けない咲夜を痛めつけるなどといった凶行が目立つ。

先生曰く「道具として扱われるこいつらに、多くの同胞が殺された」とのことだが、
そうだとしてもあまりに一方的なやり方に静流にすら間違っていると反論される。
更には咲夜を庇おうとしたちはやにまでケガを負わせた所為で瑚太郎の逆鱗に触れ、彼を暴走させることになってしまう。

最終的には暴走する朱音や咲夜を止める為に瑚太郎たちと協力することになるものの、
咲夜を止める為にルチアの猛毒能力を使うことを提案するなど、どうにも彼女らしくない面が目立つルートとなっている。

◆静流ルート
ちはやルートとは対照的に先生が最も輝くルートとなっている。
自身の記憶消失能力の所為でずっと苦しんできた静流の家族の複雑な事情も熟知しており、そんな静流の側にいる瑚太郎との恋仲を応援する。
その際静流と一緒にいたいという瑚太郎の覚悟を見届けた上で、前線向きではない瑚太郎の為にガーディアンの裏方仕事にまわる様に勧めたりもしていた。

ガイアが追っている世界の救済を担う存在である鍵を破壊するべく瑚太郎や静流と共に奔走。
愛車のクーパーを爆走させながら「はぁ～い♪」と軽いノリで返事をしながらも、
背後から迫る追っ手を次々と自身のレーザー能力で撃退するなど凄まじい戦闘能力を披露する。

そして鍵を見つけ出すも、鍵は既に人類を見定めた上で救済を始めてしまっていた為に手遅れとなっていた。
それでも先生は「奇跡は最大限までやりきった人間が起こすものだ」と、最後まであきらめずに鍵に対して攻撃を続ける。
耐えうるスペック以上の攻撃に体がどんどん傷ついていく中、柔らかな笑みを浮かべて瑚太郎に自分の理想を語り、
そして自分の肉体を特大のレーザーへと変換して鍵に特攻し散っていった。

「…天王寺君」

「あなたに教えてあげられなかったのが、残念」

「きっといい生徒になってくれたと思うの」

「たとえば、私が不良生徒にいじめられてたとしてもね、君は助けてくれるの」

「卒業式の日、あなたやルチアちゃんを見てたら、多分、先生泣いちゃうと思うの」

「…きっと、それは多分、素敵な日々だったでしょうね」

以下、最大級のネタバレ含む。

最終章であるTerra編では若かりし日の先生が登場。
ガーディアンに入りたての頃は今宮、長居、そして瑚太郎の同期で共にチームを組んでいた落ちこぼれ組。
今の彼女とは真反対の無口で無愛想な野心的な人物であった。
各ヒロインのルートでも伏線が張られており、瑚太郎と音楽の嗜好が似通っていたり、瑚太郎の過去を知るような言動や気遣う態度もそこに繋がっている。

同期の瑚太郎がどうして普通の高校生として生活しているのかはTerra編のバッドエンドにて明らかになる。

…何回くらいで追記できそうだ？　自己申告があれば、それ以下で苦しまぬように修正してやる。

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▷ コメント欄

• アニメ化した場合、ちはやルートでの演技は期待できそう。 -- 名無しさん (2013-12-19 21:15:32)
• Hfでルート追加あるって期待してたのに……リラクエにすら不参加だなんて(泣) -- 名無しさん (2013-12-25 22:39:54)
• ↑あれ、俺いつ書き込んだっけ・・・？最終章でフラグっぽいのも立ててたし期待していたのにチクショウ -- 名無しさん (2013-12-25 23:38:30)
• 俺が沢山居る・・・若手時代現代含め一番好きなキャラだ・・・なんで√無いんだよおおおお -- 名無しさん (2015-09-25 09:13:14)

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