登録日:2024/12/27 Fri 03:12:01
更新日:2025/02/04 Mon 05:30:11NEW!
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『土井半助』失踪、
『天鬼』襲来。
忍たま史上、最強。
『劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師』は、『忍たま乱太郎』の劇場用アニメ第3作目。
2024年12月20日公開。上映時間は90分。
原作(ノベライズ版)・脚本は阪口和久、監督は藤森雅也。
【概要】
前作『忍術学園全員出動!の段』以来13年ぶりで、実写版も含めれば『忍たま』の劇場版では通算5作目。
全員ほぼ平等にスポットが当たっていて特定の主人公はいないと言えたこれまでの劇場版とは異なり、今作では摂津のきり丸、及び土井半助が事実上の主役を務める。
2013年に発売された原作のノベライズ作品『小説 落第忍者乱太郎 ドクタケ忍者隊 最強の軍師』を原作としており、小説版が持つ良い意味で『落乱』らしくないシリアスな雰囲気は残しつつ、小説版では出番の少なかった一年は組の活躍シーンの増量、メインキャラ「天鬼」のキャラクター性を若干変更するなど、アニメ版『忍たま』ならではの要素を追加して制作された。
また、中盤の六年生と天鬼の対決以降は大筋は同じながらオリジナル展開が増えている。
これは原作小説が六年生が活躍するため、彼らのファンには嬉しいものになっているが、ファミリー映画として見た場合、
「一年は組が映画で活躍せずに終わってしまうのはどうか」ということもあったため脚本を組み直したことがあるという。
(参考:アニメイトタイムズ内 藤森監督インタビュー記事(外部リンク)
小説版を踏まえないと劇場版が理解できないということはないが、同作を読んだり、後述のプロモーションとして放映されたエピソードを視聴したりしておけばより楽しめるだろう。これらを経なくても、最低限「きり丸は戦災孤児で身寄りが無く、そんな彼に土井は同じような境遇だった自らを重ねており気に掛けている」という背景だけでも押さえておくと良い。
お約束のギャグ描写はもちろん健在。
だが一方でシリーズ初となる直接的な流血描写に始まり、作中の時代がやはり戦乱のさなかであることを印象付けるとともに貧困に喘ぐ民の惨状も少しだけとはいえ取り上げられるなど、過去の『忍たま』映画とは雰囲気が大きく異なっているのが特徴。
また、作中ではたびたび曼珠沙華(彼岸花)で血飛沫を、様々な服装や状態で火に包まれるかかしを死体のメタファーとし、とある人物の回想・心情とする描写が挟まれるなど、全年齢向けとはいえ全体的に大人向けな作風となっている。
加えて、作品の雰囲気に合わせて普段よりも頭身が上げられているなどの様々な調整が行われていて、かなり苦労した模様。
【プロモーション】
2024年2月22日(忍者の日)に初報解禁。
以降公開までの間には、X公式アカウントにおいてティザービジュアルなどが、YouTube公式チャンネルにおいては順次PV及び今作の主役二人の関係性をフィーチャーした『土井先生ときり丸の段』が無料公開された。
アニメ放送枠でも、土井の過去や六年生が彼を慕うようになった理由を描くエピソードである第32期64話『若い人の段』がオンエアされている。
公開後は週替わり入場者特典の配布も行われている。なおその中には、本作終了後の一コマを描いたイラストカードの裏にその場面のト書きが書かれているものもあるが、外袋にも印刷されているようにその性質上ネタバレを含むので初見・未鑑賞の方はその点にご注意を。回避したい方は一度でも本作を見た後に開封するのがおすすめ。
更に、キーパーソンの苗字繋がりということか、料理研究家の土井善晴が本作を鑑賞したコメントを寄せるというユニークなものもある。
その他特別興行として、日時によっては応援上映や4DX版の上映も行われている。
【ストーリー】
ある日、タソガレドキ忍者隊の諸泉尊奈門から今日も今日とて果たし状を受け取った土井は、無益な戦いを終わらせるため果し合いに応じることにした。
しかし、戦闘中諸泉に投げ飛ばされた際、土井は崖の中腹からその下に流れる川へ飛び込んだ拍子に流れてきた何かに頭を強打して気を失い、しかもそのまま行方不明となってしまう。
諸泉の上司である雑渡昆奈門から事情を聞いた山田は、は組の授業を雑渡と諸泉に任せ、雑渡の配下らとともに土井の捜索を始める。しかし、学園長の命で六年生達も捜索に参加するも、一向に手がかりは見つからなかった。
そんな折、タソガレドキ忍者隊の調査でドクタケに新たな軍師が現れ、不穏な動きを見せているという情報が入る。
調査を進める六年生達がドクタケ領に潜入しようとした時、ついにその軍師「天鬼」が姿を現す。
なんとその顔は、土井に瓜二つだった――!
【用語】
- ドクタケ城
おなじみ『忍たま』のヴィラン組織。
北にタソガレドキとチャミダレアミタケ、東にスッポンタケと接する。
スッポンタケとの戦の準備をしており、チャミダレアミタケと密約を交わしているが、その動きはいつものドクタケのそれではなく……。忍者隊は中盤で誰得なミュージカルを披露する。更にそれを無表情かつ無反応でじっと見つめる天鬼の様子は本作きってのシリアスな笑いを誘う場面かもしれない。
- ドクタケ忍者隊の本
読んで字のごとく。
中身はというと、忍術学園の面々をくのたま達も含めて極悪人に描き、一方で自分達ドクタケ忍者隊は8頭身に伸ばし正義の忍者と美化・喧伝しているトンデモ本。
- タソガレドキ城
雑渡昆奈門と諸泉尊奈門が仕えている城で、城主は黄昏甚兵衛。
西にオーマガトキ、東にチャミダレアミタケ、南にドクタケと接する。
- チャミダレアミタケ城
戦に強い城で、城主は武術好きの茶乱網武。
ドクタケと協定を結び、タソガレドキへ攻め入ろうとしている。
- スッポンタケ城
ドクタケ同様の悪者とされている城。
ドクタケとはドクタケ山という険しい山で遮られているが、ドクタケはそこに一夜で砦を築いたため慌てて戦の準備をしている。
【登場人物】
【忍術学園】
一年は組
おなじみの良い子達。授業の成績は悪く手裏剣を投げても明後日の方向に飛んでいくが、実戦経験は豊富。
愛する先生の奪還のため、各々の強みや特技を活かして協力し合いながらドクタケの中枢へと迫っていく。
由緒正しいヒラ忍者の家系の主人公。
きり丸が何か思い悩んでいることにしんべヱと同じく気が付き、は組の皆と情報を共有。一晩帰らず、帰ってもすぐに出ていこうとするきり丸を引き留め、事情を聞くためしんべヱとともに「私達が聞いてあげる」というきり丸の心を特にくすぐるフレーズでもってその本音を引き出したのち、一年は組全員でドクタケへ向かうことを提案。
そしてきり丸から事情を聴き出した際「そんな大事なこと一人で抱え込んでたの?」と彼を慮り、その後の「だったらみんなで行こう」と、は組の面々を鼓舞した時の高山さんの演技は素晴らしいため是非聞いてほしい。これに続くセリフ「土井先生に会いに……いや、土井先生を取り返しに!」の宣言は作品中の大きな転換点である。
今作のキーパーソンその1にして真の主人公とも言える守銭奴の少年。
当初は土井が出張していると思い込んで普段通りに振舞っていたが、アルバイトの帰りに偶然六年生達の話を聞き土井が生死不明になっていたと知ってしまう。
それからは元気が無くなり、土井のことで頭がいっぱいで心細くなるも彼の生存を信じて日々を送る。
小説版では偶然ドクタケとスッポンタケの戦のことを聞き付け、乱太郎達と共に合戦場で商品を売り歩こうとする。
劇場版では六年生達を見かけて後を尾行したところ、覆面が外れた天鬼の素顔を見て彼が土井その人に違いないと確信。しかし、六年生らと帰還してことの次第を学園長と山田に報告するも「天鬼のことは四年生以下には内密にな」とクギを刺される。
天鬼が自分を覚えていないと知りショックを受けつつ、それでも探しに行こうとした際、クラスメイトに勘付かれて真実と「俺は、土井先生に会いたい!」という胸のうちを明かし、結局は組全員でドクタケの砦へ潜入。紆余曲折を経て天鬼とついに対面を果たすが……。
本作では、土井が身元引き受け人になる前に戦災孤児として必死に生きようとしていたころの姿が原作やアニメに先駆けて描写されている。また、土井の帰りを待ちながら彼との住まいである長屋の掃除にアルバイトを全てキャンセルしてまで無心に励むシーンはいじらしいの一言で、終盤で天鬼に涙ながらに訴えかける様子も必見。
- 福富 しんべヱ(CV:一龍斎貞友)
家がお金持ちな乱太郎ときり丸のルームメイト。
メインビジュアルではおでんを食べていたが、もちろん劇中でも食べる。ただ、雑渡が臨時教師になった際にはさすがに食事が喉を通らなかったようで、痩せてしまうのではないかと思うほどに食事量が減った(※本人基準)。
乱太郎と同じく、きり丸の様子がおかしいことにはいち早く気が付いていた。
アニメでは3作目の今劇場版でも相変わらずの性格だが、特に潜入を開始する中盤あたりから地味ながら活躍を見せ始める。
例を出すと
- 敵の前線基地に運搬されている兵糧が偽物だと見破る
- 敵地で部隊長の懐に侵入し相手の特性を逆手にとって尋問、軍事機密を的確に引き出すことに成功
- 捕縛状態から単独で道具を使わずに牢屋を破壊し脱出、仲間ともども逃走を成し遂げる
- 敵の首領が潜む隠し扉を発見し、その先に続く迷路状の通路を同年代二人を担いだ状態で迷わず突破して居所へ辿り着き、しかもその場所を仲間だけに通じるもので指し示す
と、やっていることだけを挙げれば上級生にも負けない体力と諜報のエリート忍者ぶりを見せている。
(※嘘は書いていません。具体的に何があったのか知りたければ劇場へ!)
- 黒木 庄左ヱ門(CV:東サオリ)
いつも冷静な一年は組の学級委員。
雑渡達が受け持ちとなった状態でも勉強を続けつつ、変わってしまった状況に疲弊していく組の面子を励ましている。
また、諸泉に「(教科も実技も今ひとつで)お前達の先生は何を教えてきたのやら」と恩師を貶された際には「僕らの行いが悪いと先生達が悪く言われる!」とクラスメイトを鼓舞してみせたほか、雑渡達が作中で初めて教室に姿を見せたシーンでは真顔で「クソタレガキ城の……」と言っている。
その後、きり丸から天鬼の話を聞かされ、乱太郎の提案で救出へ向かう。調子の良い時のきり丸ならば、荷物の運搬具合などで事態を推測できたかもしれないが(『全員出動』の戦の真の狙いの時のように)今回土井が心配でいつもの調子を崩していたきり丸は解らなかったので、庄左ヱ門が天鬼の居場所=戦が行われる砦だと考え、大量の荷物が運び込まれているスッポンタケ近くの砦だと推察する。
- 加藤 団蔵(CV:江森浩子)
一年は組のサブリーダー。
初代、2作目と目立っていたが、今作では砦に荷物が運ばれていることを知り、直ぐにその場にいた荷運びの男と交渉して手伝いを申し出て砦へ向かう手はずを付けてくる。
実家が馬借*1を営んでおり、若旦那と呼ばれている団蔵は交渉も見様見真似で覚えたのかもしれない。
- 笹山 兵太夫(CV:むたあきこ)
- 夢前 三治郎(CV:江森浩子)
おなじみからくりコンビ。
団蔵が交渉した荷運びには「人手は三人だけ」と言われてしまったが、兵太夫と三治郎が中に人が入れるように樽を改造。
物に化けて運ばれることによって、他のは組の面々も砦に連れていくことに成功する。
小説版では天鬼について何も知らず、活躍シーンも無かったが、劇場版では全員でドクタケの砦に乗り込む。
ちなみに喜三太は今回はナメクジたちを連れて来なかったが、後にあることを知って、連れて来なくて良かったと安心している。
砦に乗り込んだものの、スッポンタケ側のそれは囮で大黄奈栗野木下と遭遇し捕らえられてしまうが、彼がは組の面々を八方斎がいる砦へと送ったことで、八方斎がいるところ→天鬼がいるところではないかということが判明し実働部隊がすぐに到着できた。
そして捕らえられてもは組の連携は強く、体を張って追っ手を足止めし、乱太郎達に土井のことを託して先に行かせている。
〖一年は組に関するちょっとしたネタバレ〗
予告編できり丸以外のは組の面々が全員物凄い顔芸で仰天しているシーンが公開されているが、実はあのシーンは天鬼の正体に驚いているのではなく、きり丸がバイトを全キャンセルしたことに驚いている様子。
四年生以下・くのたま達
今作の非常事態は四年生以下には知らされていないので、ほとんどはセリフも無くイメージシーンや背景にしか登場していない。
おなじみ滝夜叉丸先輩。ノルマとファンサのためには組の妄想の中で少しだけ喋る。そしてやっぱり「いけ好かない」とか「思い出したら腹立ってきたけど……!」とかけちょんけちょんに言われているのだった。
- 浦風 藤内
- 三反田 数馬
三年は組の生徒たち。
セリフは無いが食堂のシーンに後ろ姿のみで登場。
- 鶴町 伏木蔵
一年ろ組の生徒。
セリフは無いが、雑渡が殺気を放つシーンにおいては組だけでなくろ組にまで届き、担任や他のクラスメイトがそれに気圧されている中、伏木蔵だけはそんな周りの様子を不思議そうに見ているカットがある。保健委員会に所属しており伊作と行動を共にすることが多い分既に雑渡と交流があるため、影響を受けなかったのかもしれない。
- ユキ
- トモミ
- おシゲ
くのたま三人娘。
直接登場はせず『ドクタケ忍者隊の本』に鬼娘のような容貌で描かれていた。
五年生
- 久々知 兵助(CV:小田敏充)
- 尾浜 勘右衛門(CV:渋谷茂)
- 不破 雷蔵(CV:金丸淳一)
- 鉢屋 三郎(CV:山崎たくみ)
- 竹谷 八左エ門(CV:東龍一)
複数の場所で戦の構えをしているドクタケの本命(=天鬼の居所)を探るため、砦への荷物輸送の状況調査に駆り出される。
またその際、ドクタケの一味が携えている密書らしきものに目を留め、退屈しのぎも兼ね一芝居打って奪うことに成功するが、それを読んで一年は組が捕らえられ移送されるのを偶然知り、山田と六年生に報告した後に救出に向かう。
小説版では前述のような出番は無いが、三郎、勘右衛門、八左エ門がエピローグで忍務に駆り出されている。
一方、劇場版のエピローグでは勘右衛門のみが学園長達にとあることを報告しに来ていた。あと、エンディングでの兵助は信頼と安定の豆腐絶対食わすマンぶりを見せている。
六年生
一年は組や土井に次ぐ本作の準メイン格。学園長から土井捜索の忍務を与えられる。天鬼との戦闘シーンも本作の目玉の一つ。
メインビジュアルでは全員、何かを取り戻さんとしているかのように一様に同じ方向へ手を伸ばしている。
実は六年生達が一年生だった時の担当の先生が土井先生だったのと、土井先生にとっても六年生達が初めての生徒でもあることが、映画公開前に明かされている。
エンディングでは本作オリジナルキャラの桜木と若王寺に挨拶する様子が描写されており、現在の最上級生である六年生達の後輩としての面を見ることができる。
- 潮江 文次郎(CV:成田剣)
忍術学園一ギンギンに忍者している男。得意武器はありあわせの棒に剣先を取り付けて組み立てる「袋槍」で、今回は近くの木の枝を切り落として組み立てている。
序盤では聞き込みの結果が芳しくないことから、土井の生存を信じる長次と留三郎に対して「忍者なら最悪の場合も想定して」捜索するよう主張し、元からの彼との不仲も相まって一触即発の空気になりかける。
その後、小平太が得てきた情報でドクタケへ乗り込もうとするが、潜入を察した天鬼と戦闘になるもなすすべなく翻弄され撤退を余儀なくされる。なおその直前、天鬼の素顔が見知った相手のそれだった安心感から気が緩んだのか、自らが忍術学園の者だとうっかり口を滑らせるポカをしでかしてしまった。
その他クライマックスでは、長次の「もそ……」の意味するところを理解し通訳できる小平太に「なんで『もそ……』だけでそこまで解るんだよ!」と、少なからぬ視聴者が思っているだろうことを代弁している。
- 立花 仙蔵(CV:保志総一朗)
サラサラヘアーを誇る、クールで頭の回る六年生のリーダー。得意武器は火薬類全般。
半月聞き込みをして回ったのに有力な手掛かりが得られていない状況を踏まえ、前述の説を唱える文次郎の肩を持つ。
天鬼との戦闘では敵わないと見て取ると、焙烙火矢に偽装した煙玉で牽制し、次いで本物の焙烙火矢で足止めして撤退を成功させる。ちなみに、天鬼の素顔を見て真っ先に口布を外したのは仙蔵だった。
終盤ではさすがに火薬類の手持ちを切らしてしまうが、そんなところで更に所望され「私は奇術師か?」とツッコんでいた。
- 中在家 長次(CV:渋谷茂)
学園一口数が少ない寡黙な男だが、いつも「もそ……」と小声で喋る長次には珍しく、「最悪の事態」を口にする文次郎と仙蔵に声を荒らげ、慟哭するシーンも。
得意武器は縄の先に棒手裏剣状の刃物を付けた縄鏢で、これを使って天鬼が得物としている『ドクタケ忍者隊の本』を奪い忍術学園に持ち帰り、彼がドクタケ忍者隊の軍師に仕立て上げられた経緯と原因に見当を付けることに貢献する。
- 七松 小平太(CV:神奈延年)
学園一のイケドン体力バカ。忍者の基本装備である苦無を好む。
土井の捜索ではドクタケ忍者達が人間を担いで走っていた情報を入手する。
終盤では崖から天鬼がいるところへ侵入する際、他のメンバーがロープを括り付けて下に降りていっていたが、小平太だけ苦無でロッククライミングをして侵入しようとしていた。
- 善法寺 伊作(CV:置鮎龍太郎)
不運委員と呼ばれる、保健委員会委員長で学園一の不運男。一方、小説版では「不運が無ければ六年生一かもしれないほどの技のキレ」と紹介されている。
得意武器、というより得意戦術は、その場にあるものを武器に転用して場を凌ぐ「乱定剣」。
土井の捜索を始めるにあたっては、保健委員らしく「どこかで動けなくなっているといけない」と心配している。
天鬼との戦闘でも近場の石を使った正確な投擲で牽制する……が、こんなところでもやはり不運体質が発動し、天鬼が弾いた石が投げた伊作自身に全て返ってきて顔面に命中、鼻血が出て顔もアザだらけになってしまうのだった。
しかし、そんな状態となり伊作自身を含めた全員が負傷してなお、他の5人はこの土井捜索の忍務を降りる気は無いと言い張るため、見かねた山田は伊作に保健委員として彼らに休むよう促させるも、なんと彼まで「全員かすり傷です!一晩寝れば治ります!」と戦線離脱を拒む。事態が事態だったとはいえ、普段の伊作とは思えない言葉が飛び出すこの場面は、本作のシリアスさを象徴する一幕である。
なお伊作役の置鮎氏は、本作のバリアフリー音声も担当している。
- 食満 留三郎(CV:鈴木千尋)
学園随一の武闘派で、文次郎とは犬猿の仲。
得意武器は鉄製のヌンチャク「鉄双節棍」。
長次と共に仙蔵に反論するが、彼の正論の前に反論できなくなってしまう。
その後ドクタケの砦に潜入してからは、足軽に化けて敵陣を撹乱するとともに、捕らえられていた乱きりしん以外のは組の面々を山田の指示通り伊作とともに逃がそうとする。しかし、は組の心意気に胸を打たれて……?
小説版では学園長からの忍務で忍術学園周辺にある城に忍び込むくだりがあったが、劇場版ではカットされている。
教職員・関係者
今作のキーパーソンその2。一年は組の教科担当。
尊奈門の果し合いに応じ、当然彼に遅れを取るはずもないが、その途中近くに鳥の巣があることを見て取りそれを傷付けないように動くも、そのスキを突かれて投げ飛ばされ崖下に落下。
壁面に足をこすりつけて勢いを弱めたり、木の枝に掴まったりしつつしたあと崖下の川に飛び込んだが、その拍子にとあることに見舞われて行方不明になってしまう。
後に、鋼を仕込んだ出席簿や煙幕の発動に用いている黒板消しがボロボロの状態で発見されているが、本人は依然として見つからずじまい。
なお不在となってからは、四年生以下の生徒達には坂東への長期出張をしていることにされている。
また、きり丸の回想では、忍たま長屋が長期休みの際閉鎖するとき、行く当ての無い彼に”ある言葉”をかけて自分の住む長屋へと連れ帰る様子が描かれる。名場面だが、このころが書かれている『一緒に帰るの段』によると、『忍たま』においてきり丸はそこで汚部屋を見ることになるのだった……。
一年は組の実技担当。
土井が行方不明になったため、授業を雑渡達に任せて捜索に乗り出す。
かつて抜け忍として追われていた土井を一家で匿い一緒に暮らしていたため、彼は同僚であると同時にもう一人の息子も同然なのでもちろん人一倍心配していて、今作では折に触れて下の名前で呼びつつ無事を祈っている。
また、土井が豊富な知識を持つのは、同居していた頃に山田が集めていた兵法書を読み尽くしたためだったと明かされた。
なお小説版ではお馴染みの女装の場面があったが、劇場版ではカットされている。
- 大川 平次 渦正(CV:浦山迅)
学園長で天才忍者と呼ばれた老人。
コメディリリーフ的な平時とは打って変わって、雑渡の話を聞き山田や六年生達に土井の捜索を命じると共に、雑渡に一年は組の授業を担当させる。雑渡から臨時の担任を引き受けるという言葉を引き出すための「フリ」のセリフが見どころ。
また、きり丸が六年生達と天鬼の戦闘を見て事情を知った際には他言無用と優しく言い渡す、天鬼の正体を把握した雑渡の動きに気を付けるよう山田に伝えるなど、威厳と抜け目の無さを見せる。
- ヘムヘム(CV:島田敏)
学園長の忍犬。いつも通り鐘撞きのお役目を果たしている。
- 小松田 秀作(CV:山崎たくみ)
「鬼の追跡者」の二つ名を持つ事務員でサイン絶対もらうマン。学園の日常の象徴でもある。
きり丸がアルバイトに出た後で見送った後、門限を破ったことに怒る。
土井を取り返すためには組がきり丸のアルバイトを手伝うという名目で外に出る際には彼に怒っていたものの、は組一同の「きり丸をちゃんと家に帰す」という言葉と、出された外出届(なお、このシーンでは個性的なは組の字が見られる)を受け取り彼らを見送る。
そしてエンディング近くでは、彼らを出迎えながらも𠮟り付け、山田と土井に宥められているのだった*2。
- 斜堂 影麿(CV:鈴木清信)
一年ろ組・二年ろ組の担任。
冒頭では受け持ちのクラスに遁術についての解説をしようとしていた。2回目の情報共有のシーンにも一瞬だけ登場する。
- 安藤 夏之丞(CV:小形満)
一年い組の担任。
冒頭では殺気を放っては組を慄かせる雑渡に「物騒な殺気は控えていただきたいっ!」と注意しに来ていた。ちなみにこのセリフは、安藤が忍術学園に着任して間もないころの土井に向けて言ったこととほぼ同じ。
斜堂と同じく、やはり2回目の情報共有のシーンにも一瞬だけ登場する。
食堂の主でお残し絶対許さないウーマン。
食堂のシーンの背景としんべヱのイメージシーンにのみ登場しセリフは無い。なお、あのおなじみのフレーズはポスターで表現されている。
- 山本 シナ
くのたまクラスの担当教師。
教職員らが捜索結果の情報共有をするシーンに参加しているがセリフは無い。
【タソガレドキ忍軍】
- 雑渡 昆奈門(CV:森久保祥太郎)
顔を包帯で隠した忍び組頭。36歳。「ちょっとこなもんさん」でも「ジェットコンロさん」でもない。
かつて伊作に助けられたのをきっかけに、彼だけではなく忍術学園自体に恩義を感じていて、今作では諸泉のしでかしたことの責任を取(らせ)るべく、部下達に土井の捜索を手伝わせつつ、自身は土井・山田の代理として一年は組の担当をすることになる。
授業を諸泉にさせて自分は生徒役に回り質問責めにしたり、私語を挟むは組を諌めるために殺気を放って黙らせたりするなど、独特の緊張感が漂う授業を行うシュールなコミカルさを発揮。
……が、天鬼の存在と正体を知ってからは始末すべく暗躍し始め、利吉らを手加減しつつ難無く退けるし、エピローグでは食えない一面を覗かせてもおり、プロの忍としての抜け無さも随所で見せ付けている。
- 諸泉 尊奈門(CV:代永翼)
一方的に土井をライバル視し、雑渡を慕う若い忍び。「しょせんそんなもん」でも「そえもん」でもない。19歳。
諸泉が冒頭でまたまた土井に果たし状を送ったことで今回の事態を招いてしまった、謂わば今作の元凶。
……にも関わらず自らの非をイマイチ理解せず反省もあまりできていないのか、軽率な言動*3をしては、その度に雑渡に嗜められる。
そのせいか、前述したは組の授業の際には雑渡から圧迫面接じみた仕打ちを受けたり、曲者揃いのは組の面々に振り回されたりする*4。
さらには捜索と情報共有が進み事態が明らかになってくるにつれ隅で俯き気まずそうにしているなど、散々な目に遭うことになる。ある意味天誅というか自業自得。
しかし、エンディングでは懲りずにまたも……。
実際のところ……
数々の授業中のひどい仕打ちは、雑渡が諸泉に対してヘイトコントロールをしていたとも取れる。
実際、は組一同がきり丸の口から土井が行方不明になったことやその原因を聞いた際、金吾は「ぎたぎたにしてやりたい」と憤っていたが、授業中に諸泉がされていた数々の仕打ちで既に「ぎたぎたに」されているじゃないか、ということですぐに怒りを鎮めている。
更には尊奈門にも指導者としての経験をさせて成長の機会を与え、土井の立場に立つことで学園と子供たちに与えた損害を自覚させる指導も行っている。
- 押都 長烈(CV:中村悠一)
諜報部隊である「黒鷲隊」の小頭。顔を覆面で隠している。
領地を隣にするチャミダレアミタケとドクタケ、スッポンタケの動向を探る。
【ドクタケ城】
- 天鬼(CV:関俊彦)
今作のキーキャラクター。ドクタケ忍者隊に新しく入った軍師。
白い装束に身を包み、半眼の鋭い冷え切った目つきをしている長髪の男。その顔は土井に瓜二つで……?
セミプロで各人種類の違う得物や戦法を用いる六年生全員を同時に相手にしても単独で優位に立ち回る圧倒的な実力と、したたかな軍略を練る頭脳を誇る。鋼鉄を仕込んだ「ドクタケ忍者隊の本」を主な武器としているが、剣術や体術にも非凡なものを見せる。
小説版では冷え切ったような感情の無い声で話し、自他ともに厳しく接する冷酷な人物として描写されている。
劇場版では、少なくとも味方に対する情を持つ人物であることが端々に見て取れる。例えば、商人に変装した乱きりしんが聞き込みをした女中たち曰く「規則にうるさかった」らしいが、そんな彼女たちも「(ここにはもういないけど)私たちは天鬼さんに残ってほしかったけどねえ」「居場所を知ってたら追いかけてるわよ〜」と笑いながら言い合うくらいには悪く思われてはいないようだ。
〖ネタバレ〗
正体はもちろん土井本人。
崖から川へ飛び込んだ際、偶然崖下の川に潜って水練を行っていた八方斎と頭をぶつけ合ったせいで失神、記憶喪失に陥る。
これを利用した八方斎によってドクタケへ連れていかれ、ドクタケが正義で忍術学園が悪と教え込まれ、ドクタケ忍者に仕立て上げられてしまったのだった。
(とはいえ、優秀な忍者を育成・輩出する忍術学園は、言い換えれば「各地に忍者を送りだして周囲のパワーバランスを調整するという形で、ある意味では戦乱を長引かせている」と取れるところもあるが)
ついには捕らえられ、自身の前に引き出されてきたきり丸達を八方斎の命により斬り捨てさせられそうになるが……!?
監督いわく、幼少期の悲惨な状況のままドクタケ忍者隊に拾われていた場合の姿で、心の中に虚無を抱え、八方斎の理想に縋り付いているらしい。
リミッターが外れていることにより非常に強く、策にも長けている。
- 稗田 八方斎(CV:間宮康弘)
おなじみドクタケ忍者隊の首領。
今回はどこかいつもと違う様子で、メインビジュアルでは不敵な笑みを浮かべている上に作中でも冷酷な悪党としての面が強く描写されており、天鬼の策を使ってドクタケの領地を広げるべく暗躍する。
〖ネタバレ〗
実は土井と頭をぶつけた際に八方斎にも異常が発生していた模様。
最終的に元に戻った際には逆にそれまでの記憶を忘れてしまっていた。
小説版では正気のままで、土井が記憶を失ったのを良いことにこき使おうとしていたが、全てにおいて部下達の上を行く実力に自分が部下に恵まれていないことを改めて悟り、本気で土井を部下にしようとしていた。
天鬼に乱きりしんを切り捨てさせようとしたのも、土井の居場所を学園から奪い、永遠にドクタケに縛り付けるため。
- 大黄奈栗野木下 穴太(CV:佐藤正治)
ドクタケ忍者隊部隊長。小説版では登場しない。
童謡『大きな栗の木の下で』のリズムで歌うとつい口を滑らせてしまう癖がある。
今回は囮であるスッポンタケ側の砦にいたが、乗り込んできたは組にその癖を利用されてしまった。
- 風鬼(CV:大友龍三郎)
ドクタケ忍者隊の忍者。ドクたまのふぶ鬼の父親でもある。
最初こそいつもと様子の違う八方斎を「冴えててかっこいい」と賞賛していたが……?
〖ネタバレ〗
終盤、天鬼に対して乱きりしんを斬れと命令する八方斎の様子に珍しく動揺を見せていた。一児の父として、敵とはいえ子供、しかも自分の息子とも親しくしている相手を手に掛けるさまを目の当たりにすることになりそうで抵抗があったのかもしれない。
また、かねてより軍師となった天鬼(土井)を心配しており、一連の出来事が解決した後は捕縛されつつも乱きりしんと土井が無事だったことにほっとして嬉し涙を流していた。
- 木野 小次郎 竹高(CV:土師孝也)
戦好きなドクタケ城の城主。
天鬼の立てた作戦を元に戦の準備を進める。
【その他】
- 山田 利吉(CV:岡野浩介)
伝蔵の息子でフリーの忍者。なお利吉自身は忍術学園の卒業生ではない。
先述の通り、土井は山田一家に世話になっていたことがあるので、彼は利吉にとっては兄のような存在。
今回もとある城からの依頼を受け、清右衛門・勘兵衛と組んでドクタケの軍師について調査していた折、偶然父に出くわす。天鬼について知らないかとカマをかけたものの、「お前が天鬼の正体を知って冷静でいられるわけがない」と返され実際そうなっている。知ってからは元の依頼に対しては軍師の名前だけ教え正体は不明としておいた。
そして父と合流後、天鬼を暗殺しようとする雑渡の足止めを引き受けるが……?
終盤に土井のためにとった数々の行動と、彼にかけた言葉は必見。
- 桜木 清右衛門(CV:大西流星)
- 若王寺 勘兵衛(CV:藤原丈一郎)
ゲスト声優枠キャラで、忍術学園の卒業生。中の人は両名とも主題歌を歌ったなにわ男子のメンバー。
桜木は優男に見えて武闘派で、鎖分銅を仕込んだ杖を得物とする。在学中は体育委員長を務めていた。
若王寺は快活な頭脳派で、隠し武器の棍平の扱いに長ける。先代の図書委員長だった。
利吉と共に調査中、他の城の忍者と判断した山田に情報を吐かせるために襲撃されてしまうが、その後は利吉と共に雑渡の足止め役を引き受ける。ちなみに山田と再会したのは卒業以来のことのようだ。
デザインは原作者によって起こされており、若王寺には歌舞伎の要素を取り入れているという。
また、豪華版パンフレットでは六年生達が桜木と若王寺について振り返るスピンオフ小説『受け継ぐ者の段』が収録されている。
この話は小説版で六年生達が忍務で城に忍び込んだ後、学園に帰還するまで間のエピソードに該当し、そのまま本編に繋がるようになっている。
【余談】
- 題材が非常にシリアスだが、情報の導線、ヘイトコントロールが綿密に組まれており、キャラクターが下げられることがあってもすぐに何かで補填されるようになっている。
- 一年、五年、六年の忍たまたち、プロ忍と出てくるが各々に出番があり、また実力差も描写されている。
雑渡さんは体幹おばけ。
- 本作の上映前には、土井/天鬼役の関俊彦氏が冷酷な鬼の首魁役を演じる他作品の予告編が流れており、本作での優しい土井と件のキャラクターを同じ声優が担当していると知ってその落差や演技の幅広さに驚く人もいるようだ。
主題歌
『勇気100%』なにわ男子
『ありがとう心から』なにわ男子
「しかし困ったのお。土井先生ばかりか山田先生までいないとなると、追記修正が滞る。どうしたものかのお」
「はあ、確かに……。では私はやはり……」
「いやいや、山田先生は捜しに行ってもらってかまわない。こんな時、土井先生がどう行動するかは、山田先生がいちばん知っているだろうしな」
「いやいや、どうしたものかのお」
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▷ コメント欄
- 八方斎も山田先生並みの実力者だから、今回の事件は(偶然がありながらも)てっきり彼の本気が見られるのかと思ったが、終盤の展開で妙に様子がおかしかったのはそのせいだったのか…。それはともかく、子供たちの始末に戸惑う風鬼はやはり一児の父親なんだなと思わせて好きだったなぁ -- 名無しさん (2024-12-27 06:05:31)
- ツイッターのTLの人が次々に語り始めて、このままジャンル変更しちゃわないかハラハラしてる。 -- 名無しさん (2024-12-27 07:47:01)
- 忍術学園のお笑い爺さんの学園長がほとんどボケずに忍者の頭領のような威厳に満ちた態度を貫いた何気にすごい作品。 -- 名無しさん (2024-12-27 08:35:37)
- 六年生が天鬼に一方的にボコられた時より、八宝菜が子供達を殺させようとする冷酷さを見せた時より恐ろしい雑渡さんの素人質問連打 -- 名無しさん (2024-12-27 10:25:23)
- 土井先生って原作だと実技は今ひとつという評価じゃなかったっけ? -- 名無しさん (2024-12-27 11:05:41)
- ↑あくまで「山田先生と比べて」今一つなんだと思う 山田先生は作中最強クラスだし -- 名無しさん (2024-12-27 12:42:50)
- すごい大人気らしいな、100億いける? -- 名無しさん (2024-12-27 14:28:46)
- 雑渡さんが最後に天鬼を殺そうとしたとき、「土井先生に忍たまを手にかけさせるくらいなら、すべての恨みを自分が請け負ってでも殺して止める」という思いがあったんじゃないかと思う。 -- 名無しさん (2024-12-27 20:12:55)
- 父親に天鬼の正体探ろうとカマかけるけど、お前が正体知ってたら平気でいられるわけないだろって初っ端から見抜かれてて、実際に正体聞かされたら死ぬほど動揺してた利吉くん好き -- 名無しさん (2024-12-27 20:46:59)
- 最初こそ土井先生と頭を打ったことにより頭が冴えてかっこいいと言っていたけど終盤乱きりしんを斬る様命令するようになって動揺する風鬼が結構好きだった -- 名無しさん (2024-12-27 23:59:46)
- この映画をまだ見てないけど、まさか小説がアニメ化したとは、思わなかった!例えで言うとゲームがアニメ化したのがたくさんある!デジモンイナズマイレブンロックマンエグゼ等 -- 名無しさん (2024-12-28 08:22:00)
- ↑なんて? -- 名無しさん (2024-12-28 15:26:46)
- おい!忍たまの項目荒らしめ!みんなー!こいつを荒らし報告せよ!! -- 名無しさん (2024-12-28 17:21:43)
- ↑9 「実技に自信がない」って本人が言ったことはあるけど、確か本人以外に実技に劣るみたいなことを言った人はいないはず。比較対象が山田先生じゃそりゃ自信なんて持てないわな -- 名無しさん (2024-12-28 21:24:28)
- ↑2 いや、なんて? -- 名無しさん (2024-12-29 12:15:38)
- 「涙腺崩壊,たまに腹筋崩壊」←このタグいります? -- 名無しさん (2024-12-29 21:03:52)
- 観に行ってみて、いるかどうか判断すれば? -- 名無しさん (2024-12-29 21:33:54)
- ↑ ミス、どうも他の人が付けたタグをやたらと消したがる人がいるからなぁ…(過去には「鬱展開」等のタグがあったが消されている) -- 名無しさん (2024-12-29 21:36:28)
- OBキャラはオリキャラで声優が本職の人じゃないから公開前は不安だったけど、原作キャラの出番食わない程度の出番だったし大西さんと藤原さんの演技も良かった -- 名無しさん (2024-12-31 16:50:03)
- 尊奈門はおちょくられてるみたいで嫌なんだろうが、チョークであの命中率なら土井先生が武器持ったら良くて重症、悪くて死亡。お互いの力関係考えても碌なことにならん。 -- 名無しさん (2025-01-06 13:32:17)
- この映画の問題点は、先輩キャラにハマっても本編登場の確率は限りなく低いところであろう… -- 名無しさん (2025-01-07 01:31:24)
- ↑忍たまはキャラが多すぎるのでそれを言うと大抵のキャラがそうなるし、6年生とかなら2,5次元が大丈夫ならミュージカルがあるな -- 名無しさん (2025-01-07 11:06:26)
- 絶妙に「子ども向け」と「大人向け」のバランスを取ってるあたり、さすがとしか言えない。 -- 名無しさん (2025-01-09 13:37:56)
- 見終わって気づいたんだが、今回女性キャラで登場したのはモブのみで唯一例外の山本シナ先生は台詞すらなかった -- 名無しさん (2025-01-12 23:22:25)
- ↑女性声優さんはかなり参加してるんだけどね。絵柄も可愛いし中性的な子が多いから気にならないけど。 -- 名無しさん (2025-01-13 10:13:39)
- 普段年長者ポジになる6年組が1年組と同じ生徒・教え子ってポジになっててちょっと新鮮な感じ -- 名無しさん (2025-01-13 14:06:05)
- 原作で6年生が出たころあたりからリタイアしてたのに、なん情報もなく映画を見に行ったんで、なんかすんごいタイムトラベル感があった。土井先生、あんなに強かったんだ・・・ -- 名無しさん (2025-01-18 01:36:29)
- 作中随所に見られる筆文字は書道家による手書きらしい。EDでも名前が載っている -- 名無しさん (2025-01-23 10:36:00)
- ↑2 実力者描写は今までもチラホラあったし、忍術学園の先生はレベルが高い。ただ土井先生は相手を傷つけるのを嫌がるスタンスってのを冒頭でハッキリ見せたのが上手いよね。優しい人から優しさとっぱらったらそりゃねえ… -- 名無しさん (2025-02-04 01:45:43)
- ぶっちゃけ諸泉が天鬼に前に勝ったからと挑んで殺されそうになる場面があるかと思ってたけど、さすがに原作劇場版共にそんなシーンは無かったか -- 名無しさん (2025-02-04 03:17:50)
#comment(striction)
*2 いくら事情を知っていたとはいえ、は組の面々は二日近くもの間帰って来なかったので仕方がないとも言える。
*3 他言無用となっているはずの土井の消息についてうっかり漏らしかけるなど。
*4 もっとも、は組の面々からは経緯が経緯なので諸泉を喜んで受け入れられるわけもない上に、は組の授業態度や彼らの担任を貶したことも要因。いずれにしてもあまり同情できるものではない。
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