エンシェントワールド

ページ名:エンシェントワールド

登録日:2023/05/10 Wed 11:08:46
更新日:2024/07/05 Fri 13:23:51NEW!
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バディファイト フラッグ 神話 ワールド 異世界 フューチャーカード バディファイト 古より伝わる エンシェントワールド





「古の竜よ、目覚めて世界に嵐をもたらせ!」




【概要】

エンシェントワールド〉とは、トレーディングカードゲームフューチャーカード バディファイト』に登場するカードの一種「フラッグ」の中の1枚であり劇中に存在する異世界「ワールド」の内の1つ。
始原たる竜の神達が所属する太古と伝承からなるいわば竜達だけの神話の世界であり、所属する竜は大きく、恐怖というよりも畏怖を抱かせる外見をしているため、
リアルなデザインのモンスターが多くそのスペックは他に比べ高く、
【ソウルガード】や【2回攻撃】カード能力を持つものが多い……が、
その強さの代償として「このモンスターが場を離れたとき書かれた分のダメージを受ける」というデメリット効果、【ライフリンク】を持つ。
また、その初期魔法の多くは四字熟語に竜を混ぜた名を持つものが多い。
担当角王は「四角炎王 バーンノヴァ」
リアルでは第4のパック「不死身の竜神」より登場(その前に1枚だけ先行収録されていたが)。
ロマン性が強くデッキ調整が難しく、構築済みデッキも発売されていないため使いにくい&作りにくいワールドだったが、
当時のスペックではその強固さから相手にしたくはないほど強力なワールドだった。
さらに「神」で登場した2属性は他のインフレを置き去りにするほどの恐ろしいスペックを誇っていた。



【主な属性】

  • ドラゴンロード
デュエルズィーガー “テンペスト・エンフォーサー” レア/超ガチレア/究極レア/バディレア
モンスター/サイズ3
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴンロード
攻撃力:12000 打撃力:3 防御力:12000
■【コールコスト】君の場の「デュエルズィーガー“スパルタンド”」が破壊された時、「デュエルズィーガー“スパルタンド”」の『ライフリンク』を無効化し、ゲージ3を払う。
『ライフリンク即死』(このモンスターが場から離れた時、君はゲームに敗北する。)『貫通』『3回攻撃』

氷竜王 グラキエス 並/デッキ商品
モンスター/サイズ2
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴンロード/水
攻撃力:3000 打撃力:3 防御力:4000
■【対抗】【起動】“氷結弾”相手のターンの攻撃中、君の場にサイズ3のモンスターがいるなら、手札のこのカードを捨て、ライフ1を払ってよい。そうしたら、その攻撃を無効化する。
『ライフリンク1』

古より伝わる竜の神が所属する属性。サイズが大きめのものが多く初代のエンシェントWのモンスターのメインカードの殆どがこちらの属性に所属していた。
純粋に高いスペックを誇る者、『2回攻撃』などの強い能力を持つ者等、『ライフリンク』を持つ理由も幅広かった。
なお初パックから既に『ライフリンク即死』が実装されていた。
また、手札からコストを払い捨てることで効果を発揮するモンスターも多かった。


  • ネイキッドドラゴン
次元魔竜 ラディス・ザ・タイラント ガチレア/究極レア
モンスター/サイズ3
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴンロード/ネイキッドドラゴン
攻撃力:7000 打撃力:3 防御力:6000
■【コールコスト】ゲージ3を払う。
■【対抗】【起動】 手札の《ネイキッドドラゴン》1枚を捨ててよい。捨てたら、次の2つから1つを選んで使う。
・ライフ2を払い、そのターン中、次にこのカードが破壊される場合、場に残せる!
・ゲージ2を払い、相手が使ったその魔法を無効化する。
『2回攻撃』

竜羅万象りゅうらばんしょう 上
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴンロード/ネイキッドドラゴン
『設置』(このカードは場に置いて使う)
■【使用コスト】ゲージ1を払う。
■君の場に『ライフリンク』を持つモンスターが登場した時、君のライフを+1する。
■「竜羅万象」は君の場に1枚だけ『設置』できる。

自然の力を宿す竜。火や水、地などそれぞれが別の属性を持つことも多い。
ドラゴンロードほど尖った能力を持たず、
サイズに見合わない攻撃力と打撃力を持つものが【ライフリンク】を持つ。
「次元魔竜 ラディス・ザ・タイラント」の能力を使うためにデッキに入れることが多く、メインを張れるモンスターがあまりいない。


  • 怒羅魂頭どらごんヘッド
炎王の舎弟 リッキー ガチレア
モンスター/サイズ0
ワールド:エンシェントW 属性:怒羅魂頭/火
攻撃力:4000 打撃力:1 防御力:1000
■君の場にサイズ3の《怒羅魂頭》がいるなら、コールできる。
■【起動】ゲージ1を払う。払ったら、君の場の他の《怒羅魂頭》1枚を選び、そのターン中、攻撃力を+5000し、『貫通』を与える!
■【起動】“舎弟の心意気”君の場にサイズ3の《怒羅魂頭》がいるなら、ゲージ2を払う。払ったら、ドロップゾーンのこのカードを手札に加える。「舎弟の心意気」は1ターンに1回だけ使える。

天上天下竜我独尊てんじょうてんげりゅうがどくそん 並
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:怒羅魂頭
■『設置』(このカードは場に置いて使う)
■君と相手はセンターにモンスターをコールできない。

兄貴について行く舎弟とその兄貴が所属する属性。
その多くが二足歩行であり炎を纏うものが多いが、それはおそらくこの所属のトップである角王が炎王であることに由来する。
他の属性と比べても【ライフリンク】を持つモンスターが多い。
またこの属性のとある魔法はお互いにセンターにモンスターが置けなくする効果を持つため、インフレした硬いモンスターの対策に使用できた。


  • 竜王番長
舎弟見習い ゴーゴー・剛 超ガチレア/デッキ商品
モンスター/サイズ0
ワールド:エンシェントW 属性:竜王番長
攻撃力:3000 打撃力:1 防御力:1000
■“理想の番長像”このカードが登場した時、君のデッキの上から3枚を見て、その中の《竜王番長》かサイズ3のモンスター、1枚までを手札に加え、残りのカードをドロップゾーンに置く。「理想の番長像」は1ターンに1回だけ発動する。
『ライフリンク1』

海の漢にして学園番長のように学ランを纏う2足歩行する竜達。
リアルなイラストを持つカタカナ+漢字一文字の名前と、
デフォルメされたような可愛らしいモンスター、
そして海の武神である「デュエルイェーガー」が所属する。
ソウルガードを持つモンスターが多い。
アイテムはセンターに竜王番長がいても攻撃できるものが多い。
主なカードは「舎弟見習い ゴーゴー・剛」


  • 絆竜団
満腹 ハラハラ 超ガチレア
モンスター/サイズ1
ワールド:エンシェントW 属性:絆竜団
攻撃力:4000 打撃力:1 防御力:4000
『D・シェア』(君の場の『D・シェア』を持つカード全ては次の『D』を得る)
『D』このカードが攻撃した時、君のライフ+2!

マサトを慕い、集まった絆で繋がる竜達。
複数のモンスターをコールするエンシェントWでは珍しい属性であり、
常にセンターは埋まっているためアイテムはセンターにモンスターがいても攻撃できる。
能力『D・シェア』と『D』を持ち、
モンスターやアイテム達は『D・シェア』を持つモンスターに『D』として書かれた能力を共有することができる。
そして絆竜団で「キングアギト」が唯一持つ「スパイラルD・シェア」は
ソウルにある『D』全てを習得できるという強力なものになっている。


  • 最強竜
覇竜紋章オーバー・クレスト レア
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:最強竜
■『設置』■「覇竜紋章」は君の場に1枚だけ『設置』できる。
■君の場に《最強竜》のモンスターがいるなら、君はサイズの合計が6まで場における。
■君の場のカード全ては相手のカードの効果で能力を無効化されない。
■お互いのターン終了時、君の手札か君のドロップのサイズ4以上の《最強竜》1枚を、【コールコスト】を払ってコールしてよい。

天上覇王 ゼルベリオス・ロスト ガチレア
モンスター/サイズ6
ワールド:エンシェントW 属性: 最強竜/ロストベイダー
攻撃力:40000 打撃力:5 防御力:30000
■このカードは《最強竜》の効果以外でコールできない。
■【コールコスト】君の場のサイズ5の《最強竜》1枚をドロップに置く。
■“一騎当千”君の場のモンスターが1枚なら、君の場のカード全ては相手のカードの効果で、破壊されず、手札に戻せず、レストされない。
『貫通』『4回攻撃』

一騎当千の進化する覇王の竜。
ただ1体のモンスターだけで戦う.。
「覇竜紋章」を設置しているとターン終了ごとにバディが進化していき、
その都度サイズが上がり、最終的にはサイズ6となる。
その火力、その防御力は最強と言うに一切の問題が無く、
最終形態はなんと攻撃力4万、防御力3万、打撃力5、『貫通』『4回攻撃』と
相手のターンに登場した瞬間の絶望感は恐ろしいものがあった。


  • 原初龍
原初の左腕 レフティス レア
モンスター/サイズ0
ワールド:エンシェントW 属性:原初竜
攻撃力:10000 打撃力:2 防御力:1000
■このカードは君の場に「原初の巨竜 ビッグバン・ドラゴン」がいないならコールできず、レフトにしかコールできない。
■【コールコスト】君のデッキの上から3枚をソウルに入れる。
■このカードが攻撃した時、相手の場のカード1枚を破壊する。
『3回攻撃』『ソウルガード』

原初の右腕 ライティス レア
モンスター/サイズ0
ワールド:エンシェントW 属性:原初竜
攻撃力:10000 打撃力:2 防御力:1000
■このカードは君の場に「原初の巨竜 ビッグバン・ドラゴン」がいないならコールできず、ライトにしかコールできない。
■【コールコスト】君のデッキの上から3枚をソウルに入れる。
■このカードが攻撃した時、相手にダメージ1!
『3回攻撃』『ソウルガード』

センターに本体と言える巨大な竜を、
レフトライフに文字通り手となる竜をコールして戦う。
センターのモンスターはレフトライトを破壊しないと破壊できず、
本体もさることながらレフトライトのもまた高い攻撃力と攻撃回数を持つため、
防御だけでなく攻撃も両立する。
なおセンターのモンスターは『ライフリンク即死』を持つ。



【汎用カード】

竜王伝りゅうおうでん レア/スーパーレア/デッキ商品
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴン
■君のデッキの上から1枚をゲージに置き、君のライフを+1し、カード1枚を引く。「竜王伝」は1ターンに1回だけ使える。

ターンに1回使える、1ゲージ1ドロー1回復という強力な魔法。
初代のパックから封入されていたが他のワールドに登場することはない……と、
思われたが、『X』『神』にかけてほぼ全ての配られることとなった。
それでも効果を説明するときこのカードの名を言えば通じるほどファイターの記憶には強くこのカードが刻まれている。


天竜開闢てんりゅうかいびゃく レア/ガチレア/スーパーレア/デッキ商品
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴン
■【使用コスト】ライフ2を払う。
■カード2枚を引く。「天竜開闢」は1ターンに1回だけ使える。

ライフ2支払うことで2枚ドローする魔法。
コストがなかなかに重いがシリーズ当初はドローカードは貴重だったためかなり長いこと使用されていた。


竜枯盛衰りゅうこせいすい 上/デッキ商品
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴン
■【使用コスト】ライフ2を払う。
■【対抗】君のデッキの上から4枚をゲージに置く。「竜枯盛衰」は1ターンに1回だけ使える。

ライフ2を支払うことでゲージを4増やす魔法。
エンシェントWはコストにゲージを多く使うため、
コストこそ重いもののこの1枚で増やせるゲージの多さから終盤でも多く使用された。


四角炎王 バーンノヴァ 超ガチレア/究極レア/デッキ商品
モンスター/サイズ3
ワールド:エンシェントW 属性:怒羅魂頭/火
攻撃力:9000 打撃力:2 防御力:8000
『角王』
■【コールコスト】相手のターン中、君のライフが0になるなら、ゲージ3を払い、君のライフを1にし、そのターン中、君はダメージを受けない。
■このカードが登場した時、君の手札全てを捨て、このカード以外の君の場のカード全てをドロップゾーンに置き、そのターン中、このカードは破壊されない。
『3回攻撃』

相手ターン、ライフが0になったときゲージ3払えばライフを1にしてコールできるモンスター。
このモンスターが出たターンはダメージを受けず、
手札と場の他のカードが0になるかわりにそのターン破壊されない。
つまりこのモンスターがいる状態で確実にもう1ターン確保でき、
攻撃力9000・打撃力2・『3回攻撃』と逆転の1手となりうるスペックを持つ。
最後の切り札として全ての属性で念の為採用…‥というか、『角王』なので持っているなら全てのフラッグに1枚入れられていた。


喧嘩竜等けんかりゅうとう PR
魔法
ワールド:エンシェントW 属性:怒羅魂頭
■【使用コスト】君の手札のサイズ3のモンスター1枚を捨て、ライフ1を払う。
■カード2枚を引く。「喧嘩竜等」は1ターンに1回だけ使える。

手札のサイズ3を捨てると2枚ドローできる魔法。
手札のサイズ3が無駄にならなくて済むのでサイズ3の多いエンシェントWでは欠かせられないカード。


偽りの邪竜 デモニカ 並/レア/PR
モンスター/サイズ2
ワールド:エンシェントW 属性:ドラゴンロード
攻撃力:5000 打撃力:2 防御力:4000
■【対抗】【起動】相手が魔法を使った時、君の場にサイズ3のモンスターがいるなら、手札のこのカードを捨て、ゲージ2を払い、ライフ1を払ってよい。そうしたら、相手が使ったその魔法を無効化する。
『ライフリンク1』

場にサイズ3のモンスターがいるならゲージ2ライフ1で手札から捨てて相手の魔法を無効化できるモンスター。
たいていのエンシェントはサイズ3がいるので使いやすい。
事故ったときにあまり強くはないがコールもできる。



【主な使用者】

  • 轟鬼ゲンマ

清風会団長にして相棒学園最強の男。
雄叫びのようなドローとその強さは記憶に残りやすい。
使用属性は《ドラゴンロード》《怒羅魂頭》。
バディ以外のモンスターや必殺技を使うこともあったが、
主なファイトスタイルは倒されるたび強くなって復活する不落の要塞、
不死身の竜神と称されるバディを用いてライフを奪いとるというもの。
ライフリンクの解釈は「上に立つものの痛み」「一心同体」。
バディは「武神竜王 デュエルズィーガー」。
洗脳されたときのバディは「裏・四角炎王 ヴェノムノヴァ」。


  • 祠堂孫六

本気の本気のデッキを選んだ生徒会長。
使用属性は《ネイキッドドラゴン》《ドラゴンロード》。
ファイトスタイルは切り札であるモンスター「次元魔竜 ラディス・ザ・タイラント」をコールしそれを攻めれる盾として戦う。
ライフリンクの解釈は「嫌な能力」。
バディは「シルバードラゴン アデイラード」。


  • 炎魔バン

ナウなヤングにバカウケな百鬼ハンターヤンキー。
使用属性は《怒羅魂頭》《ドラゴンロード》。
ファイトスタイルは舎弟であるモンスターをコールし、
自身もアイテムを装備し戦う。
またそのライフが0となったとき現れる角王は怒涛の3回攻撃を叩き込む。
……が、たいてい最後の1発はバディが可愛く決めていた。
ライフリンクの価値観は「絆」。
バディは「ドラゴンキッド リッキー」。


  • 海道大

海のように広い心を持つ海の番長。
使用属性は《竜王番長》。
ファイトスタイルはバディの大量ソウルによる高耐久と、高攻撃力、
そしてその上に新たなカードを乗せてバディを進化させ、さらに強化する。
自身もセンターにモンスターがいても攻撃できるアイテムで共に戦う。
バディは「武神番長 デュエルイェーガー」


  • 陸王マサト

運動の神。
使用属性は《絆竜団》。
ファイトスタイルは互いの能力を共有し合う能力『Dシェア』を使いこなし、
全てのモンスターが『貫通』『2回攻撃』『ライフ回復』を持つ状況すら作り出す。
さらに切り札となるモンスター「キングアギト」をコールし、
必殺技でフィニッシュを決める。
バディは「アギト」


  • 蔵屋敷大志郎

財閥の御曹司にしてロストワールドの力を手にしたファイター。
使用属性は《最強竜》。
ファイトスタイルはターンごとに進化する一騎当千のバディモンスターのみをコールし、
その圧倒的な攻撃力、打撃力、攻撃回数、貫通によっていかなる防御も捻じ伏せる。
バディは「王覇 ゼルベリオス」


  • 一番星ヒカル

ナルシストなモデルファイター期待の超新星。
使用属性は《原初竜》。
ファイトスタイルはセンターにバディ、レフトライトに手を模した竜を召喚し戦う。
バディは左右のソウル3枚持つモンスターを倒さないと倒せないという圧倒的場持ちを誇り、その3体全ての火力も馬鹿にならない。
さらにそれが突破されそうになったときは魔法でソウルを増やすという手段で対処も見せた。
バディは「原初の巨竜 ビックバン・ドラゴン」





「追記、修正……」
「お願いしまぁぁぁぁぁす!!」


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