永遠の切り札(仮面ライダー剣)(削除審議中:著作権違反の恐れ)

ページ名:永遠の切り札_仮面ライダー剣_(削除審議中_著作権違反の恐れ)

登録日:2012/01/31 Tue 09:42:28
更新日:2023/08/10 Thu 16:34:39NEW!
所要時間:約 9 分で読めます



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仮面ライダー剣 剣崎一真 最終回 ライダーエピソード項目 衝撃のラスト いつか、どこかで 涙腺崩壊 會川昇 會川昇の本気 伝説の最終回 メリーバッドエンド ビターエンド 長石多可男 ネタバレ項目 伝説の最終決戦 ダブルジョーカー 切り札は君の中 バッドエンド ←視聴者にとっては ハッピーエンド ←剣崎にとっては 奇跡、切り札は自分だけ 永遠の切り札 ラストバウト



※推奨BGM:「ELEMENTS


最終回予告


仮面ライダー剣 最終回!



アンデッドは、全て封印した……お前が最後だ、ジョーカー!


俺とお前は、戦うことでしか分かり合えない……!



変身!!


[#include(name=テンプレ2)]





俺は運命と戦う――そして、勝って見せる……!





「永遠の切り札」とは、特撮TV番組『仮面ライダー剣』の第49話(最終回)である。
厳密には同番組にはサブタイトルは存在せず、この題は新聞掲載時に便宜上掲載されたもの。
シナリオ上は「運命の切札」というサブタイトル。


放映日:2005年1月23日
脚本:會川昇/監督:長石多可男


以下ネタバレにつき注意!





【あらすじ】

橘の身を呈した行動によってギラファアンデッドが封印され、遂に52体のアンデッドの封印を成し遂げる。
その直後、始が行方不明なると同時に大量のダークローチが出現し、世界は破滅の一途を辿る。
ジョーカーがバトルファイトの勝利者になってしまったのだ。
始の意思も関係なく増え続けるダークローチ達に挑み、疲弊し始める剣崎達。
睦月は破滅を止めるためにジョーカーを封印しようとするも、ジョーカーの圧倒的な力に敵わず惨敗。戦えるのは剣崎だけになってしまう。
そして剣崎は破滅を止めるためにある決意をする。
それは……



【概要】

メインライターが會川昇氏に交代以降、大いに盛り上がりを見せた『仮面ライダー剣』の最終回。


剣崎が世界と始の両方を救うために取った行動はハッピーともアンハッピーともとれない衝撃的な内容ながらも、
ストーリー・演出共に『仮面ライダー』原作の石ノ森章太郎テイストが強く打ち出されており、仮面ライダー史上最高の最終回と評する者も多い。


【登場人物】

剣崎一真/仮面ライダーブレイドジョーカー

(0w0)
常に増え続けるダークローチ達との戦闘で疲弊しながらも戦い続ける。
世界と始を救うため、使用する度にアンデッド化が進むキングフォームを乱用。
始との決戦でジョーカーとなったことでアンデッドが2体存在し、新たに決着をつける必要が生じることになり、破滅が止まる。
統制者にバトルファイトの再開を言い渡されるが、剣崎はこれを拒否し、姿を消した。



相川始仮面ライダーカリスジョーカー

(<::V::>)
バトルファイトの勝利者になってしまったことで始の意思とは関係なく、ダークローチが発生し始める。
世界のために封印されることを望み、剣崎との決戦で封印されようとするも、剣崎がジョーカーとなったことでアンデッドが2体になり、破滅が中止される。
剣崎が姿を消した後はハカランダで人間として生き続ける。
とある公園のベンチで微笑む剣崎を目撃するが……。



橘朔也

(0M0)
ギラファアンデッドと相打ちになったと思われたが、所長に危ないところを助けられ生存していた。
疲労からダークローチに苦戦する剣崎の窮地を救う。
ブレイバックルを持ち出そうとしていたので、剣崎の代わりにブレイドに変身するつもりだったようだ。
所長に剣崎はジョーカーになるつもりだろうと告げられ、それを止めようと剣崎と始が戦う山奥に向かおうとするがダークローチが妨害。
ローチが消えたことで睦月と始と合流するが、剣崎の姿は既に無かった。



上城睦月/仮面ライダーレンゲル

(0H0)
ダークローチに剣崎と共に挑む。
ジョーカーが勝者となったことでリモートによるアンデッドの開放も行えず、始を封印しようとするが、圧倒的な力の前に敗北。
病院で意識を取り戻し、侵入してきたローチに襲われるも、剣崎がジョーカーになったことでローチが消え、難を逃れる。
橘、始と合流するが、剣崎の姿は既になかった。
その後は学校に復帰した。



いつかどこか遠い場所で

君の笑顔出会えるなら

涙さえも隠して歩けるよ

今の自分迷わず



【解説】


この回のラストに表示されたラウズカードは裏面である。それを意味するものは一体…。


キングフォームのジョーカー化リスクなど、これまでの展開が巧みに生かされているが、
脚本を担当した會川昇氏曰く、剣崎のジョーカー化という展開は最終回のプロット制作時に思い付いたものだという。


プロデューサーサイドから「結末は劇場版とは変えて良い」と言われていたものの、この展開を思い付くまで會川氏の中で始を封印せざるを得ないという考えが根強かったとの事だが、會川氏の中で「剣崎が何処かに去って行く後ろ姿」というイメージが兎に角強く残っていたといい、
石ノ森原作らしい雰囲気で終わらせたい思いから、それらを成立させるためにこのラストを思い付いたという。


曰く、そのイメージの源流は石ノ森原作の『人造人間キカイダー』のラストと『イナズマンF』最終回の準原稿との事。
『イナズマンF』最終回の準原稿は、最後に一人生き残った渡五郎が渋谷の街を歩いていると、イナズマンの東映まんが祭りをやっている看板を見付けるも何の感慨も見せずに去って行くシーンで終わるというものであり、
その影響で『剣』最終回の準原稿でも、剣崎がブレイドのゲームをプレイする子供を見ているシーンを入れていたという。
しかし、長石監督からその意図を見抜かれ「お前がやりたいのは分かるけど、俺、こういうのが一番嫌いなんだよ」と反対されて削られている。
後述の『たそがれ』では仮面ライダーという特撮番組が作られ続けていることが語られ、ライダー人形で遊ぶ子供の描写がある。


演出は會川が長年に渡って敬愛していた長石多可男監督。そのことが會川氏にとっても強いプレッシャーであったという。
叙情的な画作りやセンチメンタルなムード感など、長石監督の個性が色濃く発揮されており、石ノ森原作らしい雰囲気をより担保している。




【その後の展開】

書籍「愛蔵版 仮面ライダーブレイド 超全集」では後半メインライターの會川昇が執筆した後日談小説『たそがれ』を収録。
この作品では天音が老婆となった時代となっており、剣崎・始・橘・天音を除いたレギュラーキャラは鬼籍入りしている。
剣崎は本作でも異形の姿ながら内戦地域で子供を救い出したり、始が本編と同じ姿で天音と邂逅するなどの描写が描かれている。
橘さんがまだしぶとく生きてるのは、剣崎を人間に戻す為の研究を自ら実験体として行っている為。
後に別のムックにも再録された。


また、講談社キャラクター文庫より刊行された宮下隼一の『小説 仮面ライダーブレイド』も存在。
こちらでは本編最終話より数百年後を舞台に、剣崎と始、そして新たなギャレンとレンゲルがTVシリーズで終ぞ決着の付かなかった「統制者」に挑む物語が綴られている。


2019年には『仮面ライダージオウ』のブレイド編に剣崎、始、天音がオリジナルキャストで登場。
こちらでは白ウォズの企てに巻き込まれた事で3人が再会を果たし、また違う決着を迎えることに。前述した通り、仮面ライダー史上最高の最終回と評する者も多いため、賛否両論となっている。



追記・修正は、最終話後の剣崎と始に想いを馳せてお願いします。


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ついに来た!


驚天動地の―――ニューヒーロー!!


その名は―――





[[ぶわぁっくしゅん!!!>ヒビキ(仮面ライダー響鬼)]]






※推奨BGM:「輝」


新番組


[[仮面ライダー響鬼>仮面ライダー響鬼]]










仮面ライダー響鬼 一之巻「響く鬼」



乞うご期待!!


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  • 剣崎にとっては自身の願いがかなっているわけだから、ハッピーエンドなんだけど視聴者にとってはなぁ・・・ -- 名無しさん (2013-07-09 21:27:57)
  • 金居を封印する前に嶋さんなり虎姐さんなりリモートして5人で共闘しておけば万事おkだったんじゃね?と思うのは野暮なのだろうか -- 名無しさん (2013-07-09 21:52:26)
  • クウガ以来の神最終回だと思う。 あの当時は衝撃だったな。 -- 名無し (2013-07-17 16:11:17)
  • ギラファ封印前はリモート出来ないってのは分かっていなかったから…。まあ、剣崎ジョーカー後にって思ったけど、今度はジョーカーの闘争本能が邪魔するんだろうな -- 名無しさん (2013-08-05 23:21:52)
  • 平成ライダーとしては珍しい、ラスボス戦が最後のライバル対決 -- 名無しさん (2013-08-24 14:56:41)
  • 「俺達は会うこともない、触れあうこともない、それで良いんだ。」可哀想過ぎる。オンドゥル語とか、ドゥキドゥキ!プディキュア!とか言われるけど、俺はクウガと剣がすきだ -- 名無しさん (2013-12-08 22:57:50)
  • よく剣崎が姿を消した後にリモート使えばいいんじゃないかって聞くけど、たぶん正規のバトルファイトじゃなくてサドンデス的な感じだから使えないんだろうなぁ… -- 名無しさん (2013-12-08 23:10:42)
  • 最初見たときは泣いたなあ。仮面ライダー、それも散々ネタにしてきた剣に泣かされるとは思わなかった -- 名無しさん (2013-12-09 01:29:35)
  • ブレイドってブルースペイダーで始まってブルースペイダーで終わったんだよな -- 名無しさん (2013-12-14 15:18:23)
  • 通ぶるにわかローチの皆さんからは「剣は最終回が最高。他はグダグダの糞」だそうです。………バーニングザヨゴとたい焼き名人スペシャルターボ忘れんな -- 名無しさん (2014-01-11 20:38:29)
  • 間違えた。たい焼き名人アルティメットフォームな -- 名無しさん (2014-01-11 20:41:53)
  • ( 0M0)ゲゲゲ――――!!!!!!!! -- 名無しさん (2014-01-11 21:23:23)
  • そもそも劇場版と最後の最後までつながりを見せてたのも熱かった -- 名無しさん (2014-01-17 18:14:07)
  • この後にあるのがあの小説版剣だとは思いたくないなぁ・・・剣崎も始も可哀想すぎる -- 名無しさん (2014-02-06 23:59:30)
  • ↑たった独りで300年・・・そりゃ死にたくなって、死ねなくて記憶喪失にもなる。始は剣崎に救ってもらった結果だと考えてるだろうから辛くても前向きだった気がする。 -- 名無しさん (2014-02-07 00:22:36)
  • ↑×2  小説はパラレルと考えればおk。作者が會川さんじゃないし。 -- 名無しさん (2014-02-20 17:17:36)
  • 割と対決は正統派なんだよな。 -- 名無しさん (2014-02-28 18:25:45)
  • 破滅を避けるためのもっともよい方法は、やはりギラファとジョーカーが残ってたときに嶋さんを解放することだったよな -- 名無しさん (2014-03-11 22:14:36)
  • ↑そうなったらまたスパイダーアンデットが暴れそうだ --   (2014-03-11 22:18:17)
  • ちなみにラストシーンで始が買った花の名前はグラジオラスという花で、語源はラテン語の剣を意味する。花言葉は「愛の祈り、思い出、努力」 -- 名無しさん (2014-03-11 22:40:18)
  • 剣崎と始って平成ライダーでもトップクラスの親友どうしじゃないか -- 名無しさん (2014-04-19 10:45:46)
  • ↑中の人も親友らしいからさらに演技にぐっとくるものがある -- 名無しさん (2014-04-19 12:52:50)
  • ただの切り札じゃなくて『永遠の』切り札っていうね・・・ 幼心にもくるものがあったよ。 -- 名無しさん (2014-04-25 07:03:57)
  • THE仮面ライダーで椿くんが「この終わりから様々な剣崎の物語が広がりました。」と言ってたな。彼曰く、小説は一つの帰結なだけとか -- 名無しさん (2014-04-25 07:51:06)
  • 映画と最終回って両方「犠牲になってない」方にとってはバットエンドなや味謔ヒ。 映画はEDの性で悲壮感薄れるけどw -- 名無しさん (2014-06-16 12:27:50)
  • 当時幼稚園児だったけどよく理解できずにいて気付いたら明日夢君のミュージカルが始まってた -- 名無しさん (2014-07-01 22:37:35)
  • ↑ よう俺。当時の視聴者からするとあの温度差はマジで酷かったなあw -- 名無しさん (2014-07-05 21:32:14)
  • 多分リモートを使っても統制者が戦いを望んでいたと思うから、嶋さんでも無理なんじゃない -- 名無しさん (2014-07-13 10:09:32)
  • ブルースペイダーに乗って一本の轍が続いてたのが泣ける -- 名無しさん (2014-12-13 16:58:49)
  • ↑ベルトとカードは置いて行ったけどバイクはそのまま使ってるのな -- 名無しさん (2014-12-13 17:13:53)
  • 「橘さんがまだしぶとく生きてる」で草 -- 名無しさん (2015-01-15 21:48:11)
  • ↑×2 どっかで見たけど、アレは「この後待ち受ける辛い運命にも負けず立ち向かい続ける剣崎」 -- 名無しさん (2015-01-26 12:04:15)
  • を象徴しているらしい。 途中投稿しちゃった、もうしわけない・・・。 -- 名無しさん (2015-01-26 12:04:45)
  • よく考えたら 人間に戻せる研究が完成した なら始も人間にしてバトルファイトの結末回避できるのかな? -- 名無しさん (2015-01-26 12:33:10)
  • ↑ ただそうすると、剣崎と始を同時に人間に戻さないといけないよな -- 名無しさん (2015-01-26 12:34:46)
  • 小説版でハッピーエンドになって、よかったー。 -- 名無しさん (2015-02-05 17:04:16)
  • 当時ちゃんと本編を見れていなかったにもかかわらずボロ泣きし、この最終回だけはずっと覚えている -- 名無し (2015-03-14 04:16:52)
  • 解放しろという意見多すぎるけど解放しようと思った時にはもう手遅れだしバトルファイト勝手に再開させていいように利用した人間の業を良い蜘蛛だからって嶋さんに押し付けるのはどうかと。子孫の蜘蛛が一部の人間に嫌われてるの見続けなきゃいけないことになるんだぞ... -- 名無しさん (2015-07-03 07:49:49)
  • ↑そもそもあの時点でモノリスも解放されちゃってる状態だしな。あんな状況で解放できたとしても、統制者によって劇場版みたいに無理やり凶暴化させられてたかもしれないし -- 名無しさん (2015-10-01 10:56:09)
  • エターナル!ジョーカー! -- 名無しさん (2016-02-21 12:55:30)
  • 当初は映画と同じく始封印エンド予定を剣崎の中の人が「今度は始を助けてあげて」意見でTV最終回になったと聞いて、リアル剣崎(椿氏)じゃなきゃ始を救えなかったんだと泣いた -- 名無しさん (2016-05-03 00:25:06)
  • マジで剣崎は永遠に地図も時計さえも意味を持たない所へ言ってしまった・・・ -- 名無しさん (2016-05-18 15:57:27)
  • このテラフォーマーズ大量発生回の前日はネクサスノスフェル篇最終話が放送されていた。 -- ● (2016-06-05 13:46:12)
  • 他のシリーズの似たような人物の光太郎や雄介と違って本編だと剣崎や始って下手すりゃ永遠に生き続けるしかないんだよな。光太郎は万年単位だが寿命があるし雄介は最悪自殺出来るけどこちらは人に戻れない(なれない)とまた世界破滅だし -- 名無しさん (2018-03-21 21:24:21)
  • 始が剣崎の幻を見た場所 = 明治神宮外苑の銀杏並木 -- 名無しさん (2018-06-09 11:41:28)
  • まさに「終わりの無いのが終わり」ED -- 名無しさん (2020-10-23 08:40:51)
  • 小説版では最終的にガチで運命に勝利するからなぁ… -- 名無しさん (2021-12-15 15:58:43)
  • 此れ始はスピリットのカードが有るから問題無いけど、剣崎の方にはそんなもん無いからどんどん理性がジョーカーに食い潰されていくんだよな…それでも正気を失わずに人助けしてるのとか正に剣崎って感じはするが -- 名無しさん (2021-12-15 16:01:44)
  • ↑スペードのカード達が頑張って理性がジョーカーに食い潰されてるのを抑えてるとかありそう -- 名無しさん (2021-12-15 16:03:02)
  • ↑キング辺りが何だかんだ言いながら協力してそう -- 名無しさん (2021-12-15 16:04:00)
  • ↑4 そういう世界もある、ということが示されただけでも良いですね -- 名無しさん (2022-02-19 10:53:38)
  • 周りの人達にとってはバッドエンドだけど、剣崎にとってはハッピーエンドって言うね… 賛否両論だけども個人的にはジオウで剣崎達が救われてよかったなって思ってる -- 名無しさん (2022-02-26 12:46:44)
  • 主要キャラに誰一人死者がでない最終回なのに損失感が半端じゃない。始と剣崎は実質お互い永遠に会えない存在になってしまったからなぁ… -- 名無しさん (2022-07-26 14:10:27)

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