ゲゲ(機界戦隊ゼンカイジャー)

ページ名:ゲゲ_機界戦隊ゼンカイジャー_

登録日:2021/11/28 Sun 18:42:41
更新日:2024/06/14 Fri 13:47:19NEW!
所要時間:約 13 分で読めます



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機界戦隊ゼンカイジャー スーパー戦隊シリーズ キカイトピア王朝トジテンド 鈴木達央 福西勝也 怪鳥 あれ、ちょっと見ん内に前と雰囲気変わったとちゃうか? 不気味 側近 戦隊悪役 マスコット メカ 翼竜 参謀 ペット 巨体 幹部 ミストバーン 策士 乗っ取り トリックスター 策略家 色気 ある意味被害者 傀儡 操り人形 道化 機械生命体 巨大メカ怪鳥 ぼっこわうすぅ~ ゲッゲッゲッ 特徴的な笑い声 ゲゲ 哀れな傀儡 傾国の鳥





ね~え、ボッコワウス? このしぶとい世界は、トジルギアにせずにストレートに侵略したらどう?


領地も増やせると思うんだ~



ゲゲとは『機界戦隊ゼンカイジャー』に登場する敵キャラクター。


CV:鈴木達央(第21カイ!まで)→福西勝也(第25カイ!以降)


●目次

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【データ】

身長345cm
体重:518kg
世界:キカイトピア


【概要】

本作の敵組織「キカイトピア王朝トジテンド」の一員であり、首領・ボッコワウスの側近にして参謀である紫色のキカイ怪鳥。
彼もキカイトピアに生息する機械生命体の一種である様だが、動物に過ぎない為か扱いはあくまでペットである。
一人称は基本的には「僕」だが、時折「俺」に代わる。


普段はボッコワウスの左側に空いている穴の中に鎮座しており、事ある毎に彼に寵愛されており、実際に幹部格ではゲゲだけボッコワウスの怒りを買うような様子もない。
喋り方は非常にねっとりとした雰囲気であり、ボッコワウスの前やステイシーと個人的に話す時には柔らかく甘い口調で喋るが、謁見の間でボッコワウスと共に幹部以下に接する時には一転して低く高圧的な口調になる。はっきり言って声と喋り方の時点で非常に不気味な鳥である。


シルエットはセッちゃんとよく似ているが、これは単にメタ的に同じ金型を使ったというだけで、作中で両者が似ているといった設定は一切ない*1。実際に共通しているのは首から下と翼の形状でくらいであり、頭部の形状は全く異なり正確には鳥というより翼竜に近い。また、背中にはセッちゃんにはないもう一対の翼がある(羽ばたく時には使用しない)。そもそもセッちゃんがロボットなのに対して、ゲゲは機械生命体なので本質的には全く異なる存在である。
さらにサイズがかなり異なり、公式の説明では「巨大メカ怪鳥」と紹介されている通り、ボッコワウスが大きいせいで普段はあまり大きさが目立たないが、実際は成人男性を超える程の巨体を持つ*2。この手のマスコットキャラとしてはかなり珍しいパターンである。



【人物】

ボッコワウスがほぼ唯一寵愛を与えている存在で、作中では唯一ボッコワウスに対してタメ口かつ呼び捨てで接しているが、それでも一切怒られないなかりか、むしろボッコワウスは怒っている最中でもゲゲに話しかけられると一転してご機嫌になる有様である。その様は完全に孫を溺愛しているおじいちゃんのそれである。
ゲゲもまた、ボッコワウスに溺愛されている自分の立場に自覚があり、ボッコワウスの前では猫撫で声で甘えながら、さり気なく作戦を誘導する事もあり、甘い声で囁きながらボッコワウスを誘導するその姿は、まさに悪魔の誘惑のようである。


その一方で、ボッコワウスの寵愛を受けている立場を利用して、イジルデ達幹部には常に上から目線で非常に高圧的な態度を取る等、かなり二面性が強くて強かな性格。公式によると、ゲゲはボッコワウスのペットという立場だが、ゲゲの方はむしろボッコワウスを自身のペットとして認識しているらしく、この話からもゲゲの本性がうかがえる。


イジルデやバラシタラは「所詮はボッコワウスのペット」としか思っておらず、内心では見下しているのだが、ゲゲの方はそんな彼等の心情などどこ吹く風で、虎の威を借る狐の如くあくまで尊大な態度で接するので滅茶苦茶嫌われている。CV:ギアダリンガー「ゲゲのくせに生意気だ!
その為、自分が提案した作戦が失敗した際には、二人から揃ってここぞとばかりに嫌味を言われたのだが、丁度ボッコワウスの機嫌が悪かった時期だったので、逆に「でも僕が手を出したことで、ボッコワウスの機嫌が直ったと思わない?」とあっさり論破してしまい、それどころか「君たちはこれからも、自分のやりたい事を試してごらんよ。また僕が機嫌を取ってあげるからさぁ」と、逆に二人が作戦を進めやすい環境作りを約束する事でさらなるマウントを取ってみせた挙句、トジテンドが回っているのは自分のお陰だと言わんばかりに幹部達の前で高笑いしながら飛び回っていた。
これに対して実際にそれでボッコワウスの怒りが収まったのも、ゲゲが機嫌を取った方が作戦をやりやすいのも事実なので、イジルデもバラシタラもそれ以上は何も言い返せなかった。
その次々カイでは自分がそうやって焚きつけたせいで、レンアイワルドによるカオス極まる作戦が実行された事に困惑していたが…?


ちなみに言うまでもないが、彼の作戦失敗はボッコワウスからのお咎めは一切無し。それどころか「色んなギアが使えて楽しかったよ」と喜ぶゲゲの事を、デレデレになりながら可愛がる始末である*3。ボッコワウスにとってゲゲの失敗は失敗にはならないらしい。


なお一時期は担当声優の事情もあってめっきり喋らなくなった上、口を開いても「ゲーッゲッゲ…」という笑い声しか出さなくなった。再び喋るようになったのは「ヒドケイワルドの歴史改変の影響」と一部では言われているとか



【指揮官として】

戦略眼に優れたトジテンドの実質的なというか他が色んな意味でアレなので唯一と言っていい参謀格であり、そもそもトジルギアへの封印に失敗したゼンカイジャー達がいる人間界を、武力によって侵攻する方向へと切り変えたのも彼の進言によるもの。


彼の作るワルドはイジルデが作る純粋に殺傷力の強いワルドと、バラシタラの作る精神攻撃や搦め手に長けたえげつないワルドの丁度中間点といったところであり、実行する作戦もまさに両者の良いとこ取りをしたような内容でとてもバランスが良い。
イジルデのような詰めの甘さや、バラシタラのように感情や権力闘争に引きずられる指揮官としての致命的な欠点も無く、実際にワルドを作って作戦を指揮した事は少ないものの、彼の作戦時にはいずれもゼンカイジャー達は大きな苦戦を強いられている。


特にジシャクワルド戦は、ゾックスが半ば脅迫してステイシーを無理矢理協力させていなければ本当に詰んでいた


レトロワルド
ジシャクワルド
SDワルド
ニンジンワルド
サファイアワルド
コウモリワルド



【謎】

実は、本作でも最も謎に包まれた腹の底が知れない不気味なキャラであり、普段は常にボッコワウスの側にいて参謀然として振る舞っているが、時折不穏な行動を見せる。


混血児という身の上からトジテンド内では疎ましく思われ、軽んじられているステイシーの事やその動向を、トジテンド側では唯一何故か気にかけているキャラであり、ステイシーと二人だけで個人的に話す時には、ボッコワウスに話しかける時に近い柔らかい口調で話しかけている。
第16カイ!では、自身の配下であるジシャクワルド討伐に彼が協力した事を察していながら、その上で何故か幹部達に報告せずに「『今は』黙っておいてあげる」と言ったり、第23カイ!では瀕死の重傷を負ったステイシーをわざわざ助けるだけでなく、その後はイジルデの元に運んで治療を依頼している*4


そして、サカサマワルドの能力でステイシーと入れ替わった介人(inステイシーの身体)が、トジテンドパレスに潜入した第32カイ!では、最初は謁見の間に現れた介人を一目でステイシーではないと看破して追及し、追い回される事になった彼に今度は並行世界間ゲートの位置を教えてこっそり逃がすという、先程までとは言動が真逆な上に、明らかにボッコワウスの利にならないような不可解な行動をした
これについては、当然介人からも不審がられ、元トジテンドの構成員であるブルーンに「ゲゲは双子ではないのか?」と尋ねていた*5


さらに第39カイ!で、イジルデがボッコワウスの指揮下でハカイザーの強化改造計画に入った際には、謁見の間ではその事を気にするステイシーとバラシタラに高圧的な口調で「余計な詮索をするな」と告げていたにもかかわらず、後でステイシーの前に現れるとこっそりハカイザーとイジルデの居場所を教えて、訝しむステイシーに「これからのトジテンドでどうなりたいか、よ~く考えてからにしなよ」というアドバイスまで残して飛び去った。
これについては、イジルデがボッコワウスの作戦を任されたのが気に入らず、こっそりイジルデの様子を探っていた途中で影から話を聞いていたバラシタラも、「あの鳥先程とは真逆の事を…」と不審に思っており、これ以降バラシタラは明確にゲゲへの不信感を強めている。


そもそもステイシーとゲゲには、一人称が「僕」で紫がメインカラーのキャラであり、どちらも幹部達等からは下に見られている*6、加えてどちらも本作の作風であるゼンカイ脳に一切染まっていないシリアス担当キャラであるなど、意外に共通点が多い。
そして何より、ステイシーザーの専用武器・ギアトジンガーはゲゲがデザインモデルの武器というメタ的な前振りがある*7。 


これらの事から「ゲゲはステイシーを利用して下剋上を企てているのでは?」と考察する視聴者が多い。ボッコワウスが「態度はでかいが頭脳面では今一つな上、頭の良い側近に懐柔されている」という典型的なダメ首領なのもこの説を後押ししている。
あるいはボッコワウスはただのハリボテで、ゲゲが真の黒幕である可能性もある…とも思われていたのだが、ボッコワウスと二人しかいない時にも普通に会話していた為、この線は薄いと思われる。


いずれにせよゲゲの目的や正体については、物語が後半に差し掛かっても未だに謎が多くて全容が見えず、ファンの間では様々な考察が盛んにされている。



【終盤の動向】

そして第40カイ!では、ハカイザーをゼンカイジャーに奪い返されてボッコワウスが怒り狂う姿を見て、「『ここ』もそろそろ潮時かな?」と呟いており、いよいよ不穏な空気を見せ始めている。
また、この言葉からゲゲは様々な場所を渡り歩いてきた存在なのではないか、という考察も新たにされている。


更に第42カイ!ラストでは、反逆者として拷問された上で投獄されていたステイシーの前に現れると、両目を光らせて何らかの干渉を行い、ステイシーの身体を乗っ取ってしまった。


さらに公式サイトによると、ゲゲの声は明確に初期段階から「色っぽい甘い声」と「クールな低い声」の2種類に演じ分けるように両声優に対しても指導されていたらしく、台本でもゲゲの台詞の前には必ず「甘く演じる」「低く演じる」といった風に細かく指示が追加されていたとの事だが、これが意味するものとは一体…


これは完全に意識を移し換えたというよりは、遠隔操作端末のように操っている状態であるらしく、ゲゲ本体は第43カイ!以降も引き続きトジテンドパレスにて、ボッコワウスの元で何食わぬ顔で活動している。しかもボッコワウスに対して「ステイシーが自力で脱走したとは思えない、別の内通者がいるかも知れない」という事をわざわざ吹き込んで内部対立を煽っており、第39カイ!の件以降ゲゲに不信感を抱いているバラシタラからも、疑いの目を向けられていた。  


一方で、ゲゲに乗っ取られたステイシーの方は、乗っ取り直後はゲゲの声がエコーのようにかかっていたが、第43カイ!以降は身体に馴染んだのか完全にステイシーの声になった。ただし、喋り方はゲゲの柔らかく甘い口調になっており、やたらと朗らかで友好的に接してくるなど、その言動はそれまでのステイシーの言動や性格を考えても非常に不気味である。
乗っ取り後はトジテンドパレスから脱走し、本人曰く「トジテンドの打倒」を目的にしているらしく、その為にゼンカイジャー達と手を組もうと持ち掛けてくるが、介人達にその言動からステイシーではないと見破られてしまい、協力を断られて警戒をされている。しかしそれでも仲間になる事を諦めていないらしく、ゾックスに対しては「次は手土産でも持ってくるよ」と不気味に囁いており…。
ちなみにゲゲに乗っ取られたステイシーの事は、ファンの間では「ゲゲイシー」と呼ばれている。当初は非公式なものだったが、第45カイ!振り返りにおいて公式からも呼称された。


更に不可解なことに、第44カイ!で侵略が進まないことやステイシーの裏切りで完全に意気消沈するボッコワウスに、甘えてこないことを嘆かれた際には、例の如くそれまでのクールな言動から何時もの甘えん坊になったのだが、その際にはステイシーを洗脳した時の如く目が光り、まるで人格そのものが変わったかのような演出がなされた。




白状するしかないか。実は僕…全ての世界を作った神様なんだよね



ボッコワウスに甘える人格の正体…それは、今作に登場する全ての並行世界を創り出した神だった。
第1カイ!よりゲゲは上記の通り「馴れ馴れしい猫撫で声」と「威圧的な低い声」の二つの声色で話していたが、これは声を使い分けていたのではなく本当に人格が入れ替わっていたというのが事の真相。
このうち後者の「威圧的な低い声」で喋っているほうが彼本来の人格である。ちなみに素の彼の一人称は「俺」
彼は「神」のようにボッコワウスに露骨に甘える事こそないものの、作戦失敗に怒り狂う彼を宥めたり、オイル圧の高さを気遣ったりするなど、「神」と違い本心からボッコワウスを慕っている事が随所からうかがえる*8


後のステイシー同様、ゲゲ自身は自分が何者かに意識を乗っ取られているという自覚は一切無い。
従って、自分でステイシーを逃がしておきながらスパイの存在について触れる等の、前述通りの数々の矛盾した言動は、別に内紛を煽ろうとした訳でも何かを目論んでいた訳でもなく、ゲゲは本当に何も知らず、ゲゲ自身が率直に疑惑を口に出しただけに過ぎない。
また、レンアイワルドやSDワルドの作戦展開時にボッコワウスからの賛辞に煮え切らない反応を返したのも、同じようにボッコワウスに褒められるような働きをした覚えがなく、純粋に戸惑っていた為である。
つまり、作中最大のトリックスターとして謀反を考えているかに思われたゲゲすらも、神に体と地位を良い様に使われていた最大の道化に過ぎなかったのである。


神自身は世界そのものを自由に作ったり、逆に砂に変えて消滅させてしまう事もできたりと、凄まじい権能を有している一方で、逆にそれ以外の力はほぼ何も持っておらず、自分自身だけでは何もできないという極端な存在である。
自分自身の身体すら持っておらず、誰かの身体を借りなければ各世界に直接干渉する事はおろか、住民達と意思疎通する事すらもできない。それ故にトジテンドで活動する上での器として選ばれたのがゲゲだったのである。


因みにゲゲが選ばれた理由としては、前述した通りゲゲの地位と頭脳に目を付けたというのもあるが、同時に介人inステイシーを瞬時に別人だと見破ったゲゲの勘や洞察力を警戒したというのもあったと思われる。つまり自分の正体に気付く恐れが高い不穏分子のゲゲに憑依する事で、ゲゲ自身を封じようと目論んだのである。
神は頭脳面を含めた全般的なスペックも、基本的に憑依した器に依存している事から、作中で見せた参謀としての能力の高さもゲゲ自身のスペックだったと思われ、ボッコワウスを支え彼から寵愛される頭脳としての能力は間違いなくあった事が分かる。


神については「トジテンドに蹂躙された世界をあるべき姿に戻す」事が目的だと語り、表向きは介人達の味方を自称している。
しかし、その裏で予言と称して何度もマッチポンプを実行したり、更には並行世界間ゲートを弄ってセキリュティを解除したまでは良かったものの、それを利用して一般のキカイノイドを半ば辻斬りのようにキカイトピアに戻す謎の行為を繰り返している。
そもそも本当に世界を元の姿に戻したいのであれば、トジテンドの侵略を煽る必要もなく、もっと早くゼンカイジャーに協力を求めれば良かった筈なので、それが本当に目的なのかも、ましてや善意による行動であるのかも非常に疑わしい。


果たしてその真の目的とは…?


そして、ゼンカイジャーが神の手引きでトジテンドパレスに突入した事で自身も参戦。



そうはさせん!ボッコワウスは、俺が守る…!!



と、ボッコワウスへの忠誠心を見せつつ、ボッコワウスに攻撃を仕掛けようとしたゼンカイジャーを果敢に襲おうとするも、シンケンジャーギアの力で巨大化したセッちゃんと空中で激闘を繰り広げた。
しかし、苦戦するゼンカイジャーを見かねた神が介入してゲゲの肉体に再び憑依してしまう。
挙句ボッコワウスの急所である背中の存在を伝えた事で、ボッコワウスはゲゲが裏切ったと思い込んで逆上。
衝動的にゲゲを拳で粉砕した事で、ボッコワウスを慕っていたゲゲはあっけなくスクラップ(死体)と化してしまい、後には羽しか残らなかった……。


乗っ取られた時の記憶はなかった為、己の自我と肉体を奪われたまま利用され、主君に殺された事を認識せずに済んだ事がせめてものの情け…かもしれない。



おぉ…何と言う事だ…ワシの可愛いゲゲがこんな姿に…
あぁ……ワシの可愛いゲゲ……これからもワシを助けておくれ……


父上達の様に、共に反乱分子を…抹殺しようぞぉぉぉぉ!!



しかし、自らの手でゲゲを抹殺したにもかかわらず、ゲゲの死を心から嘆くボッコワウスは、そのままゲゲの亡骸を自身のグレイブモノリスに吸収する。
ボッコワウスの一部となり、ボッコワウスは怒りのバトルモードへと変貌した。



【余談】

  • スーパー戦隊シリーズの悪の組織側のマスコットキャラクターは、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のバエ以来。
    尤もバエはあくまで捕虜にされていただけで、厳密には悪の組織側のマスコットではないのだが。

  • 基本的に戦隊シリーズのこの手の悪のマスコットキャラは、あくまで組織内での立場もマスコット程度であり、ゲゲのように首領に取り入って幹部以上の地位にいる者は非常に珍しい。ましてや首領を操って組織自体を動かせる者など間違いなく初である。

  • 初代声優の鈴木達央は『特命戦隊ゴーバスターズ』でウサダ・レタスの声を担当していた。
    福西勝也は本作が戦隊シリーズ初出演であるが、前任の鈴木達央に声質はかなり近く、交代後も違和感は殆どなくゲゲの声をしっかりと演じている。

  • 上記の通り胴体や翼はセッちゃんの色違いだが、これについては「ゼンカイジャー側のナビゲーターが鳥ロボットなので、トジテンド側もそれに合わせた」以上でも以下でもないとの事。よって設定上セッちゃんと繋がりがあるわけではなく、事実作中で二羽が似ていると言及された事もない*9

  • トジテンドは女性の構成員が皆無な歴代でもかなり珍しい悪の組織だが、前任の鈴木達央はゲゲについて「ゲゲが女幹部のように見えてきた」とコメントしており、ゲゲについては公式サイトでも首領を手籠めにして組織を動かすその様から「傾国ノ美姫」と評されている。ゲゲの演技についても「美人秘書を目指して演技させた」と明かしている。

  • 名前の由来は『下の下』を捩ったと思われる。その他にもボディの色合いから蓮華の古い呼び方の『ゲンゲ』を捩ったのも有り得るのかも知れない。


君たちはこれからも、自分のやりたい追記・修正を試してごらんよ


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  • 第32カイでステイシーと入れ替わった介人を一発で見破ってた -- 名無しさん (2021-11-28 19:53:59)
  • あの回普通に介人外に逃がそうとしてたし、未だに目的がよくわからんよなぁこいつ -- 名無しさん (2021-11-28 20:26:29)
  • ウルトラマンクロニクルZのベリアル(CV:宮迫)同様、急遽喋らなくなったことがネタにされてるな…w -- 名無しさん (2021-11-28 22:22:22)
  • 実はボッコワウスを操る真の黒幕…なんてのはベタかねえ。何にしても、未だに謎多きヤツだ。 -- 名無しさん (2021-11-28 23:55:33)
  • でかいのはわかってたのにステイシー介人の目に前に現れたときはビビった -- 名無しさん (2021-11-29 00:47:21)
  • 壁一面サイズのボッコワウスの肩に乗ってるんだから小さいはずはないんだけどセッちゃんがいるし鳥モチーフだからなんか小さいイメージあったよね うお、デッカ…(ステイシーin介人とほぼ同サイズ) -- 名無しさん (2021-11-29 01:12:52)
  • ↑3逆にこっちが真のボッコワスという説はどうかね -- 名無しさん (2021-11-29 08:23:15)
  • トジテンドの事実上トップ。ボッコワウスのペットという立場だけど、ゲゲがボッコワウスの飼い主という構図にしか見えない。ボッコワウスとの関係の真相が気になるけど、自分を全肯定してくれる存在が欲しくてゲゲがボッコワウスを作った…なんてことはないかね -- 名無しさん (2021-11-30 13:41:06)
  • ボッコワウスの先々代(祖父?)ってコイツなんじゃないかと思えてきた 体は崩れ去っても魂は鳥ロボットに移して生き長らえてたという -- 名無しさん (2021-12-09 10:14:14)
  • 香村脚本は側近キャラの最期には直接間接問わず首領が関わってるのがお約束だけど、こいつは寧ろボッコワウスに何かしそうで怖い -- 名無しさん (2021-12-21 20:07:41)
  • 「ここ「も」そろそろ潮時」って発言から、セレブロみたいにいろんな世界の組織を渡り歩いてるのかも。今日発表された新戦隊のアイテムがセンタイギアと連動してたりするから、コイツは続投可能性あり。 -- 名無しさん (2021-12-22 17:27:14)
  • ↑そうなるとアクマイザー3→超神ビビューンの大魔王ガルバーみたいな感じか? -- 名無しさん (2021-12-26 21:02:23)
  • もしかして、次の戦隊でも続投しちゃったりする? -- 名無しさん (2021-12-26 21:29:34)
  • 最新話でまさかのステイシーの身体に乗り換え。マジでセレブロじみてきた。 -- 名無しさん (2022-01-09 16:43:37)
  • ↑2普通に今作で倒すんじゃね 今ゲゲ以外にラスボスやれるキャラもいないし -- 名無しさん (2022-01-10 18:21:36)
  • そろそろラスボスっぽく見えてきたけど、結局こいつ何者なのやら。描写的にイジルデが造ったわけじゃなさそうだしそうなるとせっちゃんと似てるのは偶然てことになるし……お前何者だよほんと。 -- 名無しさん (2022-01-11 19:23:08)
  • ↑キカイ野菜とかがあるんだからゲゲ自体は普通にキカイトピアに住んでる鳥なんじゃね 問題はその中身が何者なのかってことだ -- 名無しさん (2022-01-11 22:22:46)
  • ステイシーを乗っ取ったけど相変わらず何を考えているのか分からんな、とりあえずバラシタラ以外には一瞬でステイシーじゃないって見抜かれたけど -- 名無しさん (2022-01-18 10:56:57)
  • SDワルドと海賊トピア解放で戦力削いだつもりだろうけど、視聴者側は悪手としか思ってないのが草。 -- 名無しさん (2022-01-23 13:47:47)
  • ゾックス達の性格からしてSDの呪い解けたら普通に戻ってきそうだもんなあ。登場初期のまだ殺伐としてた頃に実行するならともかく -- 名無しさん (2022-01-23 16:11:27)
  • 思ったよりやばいなこいつ… -- 名無しさん (2022-01-30 10:00:33)
  • しれっと正体明かしたけど、あのゲゲと本来の人格のゲゲがいるんだよなステイシー見てると。1話からゲゲはずっと乗っ取られてたってことでいいのか? -- 名無しさん (2022-01-30 10:08:02)
  • 公式サイトで神の方がゲゲに乗り移ってずっと操っていたって明言されてるよ。 -- 名無しさん (2022-01-30 10:22:46)
  • この神様、なんか凄い目的があるのかそれともロンと同じなのか。 -- 名無しさん (2022-01-30 10:39:08)
  • これつまり猫撫で声のほうが神様(仮)で、低いドスの利いた声のほうが素って事なのかな。だからレンアイワルドの事で褒められてもピンと来てない反応してたと -- 名無しさん (2022-02-06 15:35:03)
  • 次回本当にゾックス帰ってくるから、どんな顔(?)するのか楽しみ。 -- 名無しさん (2022-02-06 18:55:51)
  • 神様は大神龍的な存在なのだろうか -- 名無しさん (2022-02-06 19:41:07)
  • ゲゲ本人にしてみれば「何か身に覚えのない事でちやほやされてる」っていう居心地の悪い感じなのか。一応オイル圧について心配したのは本心っぽいけど -- 名無しさん (2022-02-06 19:43:34)
  • ゲゲ....最終回の方で「 セッちゃんと姿が酷似してた理由 」が明らかになるのかな?それとも、裏設定か没案とかがあったのかな? -- 名無しさん (2022-02-20 10:55:10)
  • 素のゲゲは無愛想だけどそれなりに忠義はあった。改めてみると可哀想すぎるな -- 名無しさん (2022-02-20 15:51:21)
  • ゼンカイジャーとトジテンドの戦いそのものが、神がトジテンドを排除しつつその技術を奪うための壮大なマッチポンプだったりするのかな -- 名無しさん (2022-02-20 23:56:12)
  • ただの八手三郎でダメだった -- 名無しさん (2022-02-27 10:15:13)
  • ボッコワウスに粉砕されちゃうとき「ゲッ」って悲鳴をあげてるから、主君に殺されたことはギリギリ認識できちゃったんじゃないかな…… -- 名無しさん (2022-03-02 23:31:03)
  • ゼンカイジャーvsキラメイジャーvsセンパイジャーに登場するトジテンドの残党?らしき怪人物....胸に「 鳥のような手のような 」マークがあるから、「 ゲゲが( ボッコワウスの最期のパワーか、自力の怨念パワーとかで )人間体へと強化復活・転生した姿 」じゃないかと思っている。 -- 名無しさん (2022-03-02 23:41:51)
  • ↑2カエルが潰された時の鳴き声みたいに肺(に相当する機関)が潰されて出た音だと信じたい -- 名無しさん (2022-03-04 20:55:18)
  • 敵側の存在だけど神に良いように利用されてたのは可愛そうだった・・・なにかしら救済されてほしかったな -- 名無しさん (2022-03-04 21:01:40)
  • 正体が分かってからだと、呼び捨てにしてたのは「ボッコワウスを見下してたから」じゃなくて「ボッコワウス『大王』じゃなくてボッコワウス『個人』に付いてたから」と想像が働いてしまうという -- 名無しさん (2022-03-06 01:17:20)
  • その内項目が神様と分かれそう -- 名無しさん (2022-03-09 04:30:11)
  • 結局なんでボッコワウスの側近になれたのかは分からなかったな -- 名無しさん (2022-06-09 20:15:16)
  • こいつ自体は普通にボッコワウスのこと普通に慕ってたと思うと悲しい末路 -- 名無しさん (2024-03-22 19:30:42)

#comment(striction)

*1 実際に作中で両者が似ているといった言及や説明は一切ない
*2 巨体のボッコワウスの顔面とほぼ同じサイズで、ステイシーより一回り大きい。
*3 この時にトジルギアの開発者であるイジルデをゲゲがさり気なく持ち上げた事で、ボッコワウスのイジルデへの株はある程度持ち直した。
*4 イジルデには、ボッコワウスの命令と偽って治療をさせた。
*5 ブルーンはゲゲの事をよく知らなかったので、返答に窮していたが
*6 とはいえボッコワウスに取り入って、実質幹部より上の立場を築いているゲゲとステイシーでは、扱いは雲泥の差だが。
*7 これ自体は作中でそうなった理由は、イジルデによるボッコワウスへの忖度なのだろうが…
*8 前述通り、初期の頃からしっかりと神と素で声は演じ分けられていたので、後から見直してもどの場面のゲゲが神か素かはすぐに分かるようになっている
*9 間違われやすいが、33カイ!冒頭での介人の「トジテンドの鳥って双子なの?」という発言もセッちゃんと比較したわけではなく、「介人の正体を看過したゲゲ(=ゲゲ本人)」と「介人に並行世界間ゲートの場所を教えて逃がしたゲゲ(=ゲゲに憑依した神)」が同一個体だと結びつかなったための疑問である。

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