リンウェル(テイルズ)

ページ名:リンウェル_テイルズ_

登録日:2021/10/09 (土) 22:09:55
更新日:2024/06/06 Thu 10:54:42NEW!
所要時間:約 3 分で読めます



タグ一覧
toarise テイルズ テイルズオブシリーズ リンウェル 原紗友里 魔法使い フルル 学者 魔導書 人間不信 本当は優しい人 結構重い過去持ち 被害者 お人好し 善人 苦労人 復讐←最後はそれを乗り越えた トラウマ持ち 民族浄化の被害者 純血種 復讐者になり損ねた女 数奇な運命を背負った女 ロウの嫁 人間不信←最終的に克服





頑張るよ。この力があるのが自分だって認めて、仲間を守って、未来も守る。




リンウェルとは『テイルズ オブ アライズ』の登場人物である。



CV:原紗友里


【プロフィール】


性別:女性
年齢:14歳
身長:158㎝
種族:ダナ人


【概要】


アルフェンとシオンの前に、行き倒れ同然で現れたダナ人の少女。
彼らが成し遂げたカラグリアの解放を聞き、シスロディアの抵抗組織の救援を求め、2人と行動を共にすることになる。
相棒としてダナフクロウのフルルを連れている。


ダナ人でありながら、レナ人にしか扱えないとされている星霊術を使える「魔法使い」一族の末裔。
「魔法使い」一族は遥か昔からダナ人に迫害され隠れ住んでおり、レナの侵攻の際にも見つからずに済んだ。
星霊術の知識に加え、レナ人によって剝奪されたダナの歴史や遺物についても一族から教育を受けており、パーティ最年少ながら学者キャラでもある。
時期は不明だが本編前に一族の里で起きた「とある事件」のため、シスロディア抵抗組織「銀の剣」に身を寄せており、レジスタンスとして活動していた。




【人物】


迫害されてきた一族の出身故に疑い深い。
出会った当初はフルル以外に心を許すことは殆どなく、所属しているシスロディア抵抗組織「銀の剣」にも一歩距離を置いて接している。
レナ人による長年の支配やダナ固有の文化の剝奪に加え「とある事件」によりレナ人に対する怒りは深く、仲間になった後もシオンやテュオハリムに対するあたりはかなり強かった。特に意図的に周囲に壁を作っていたシオンとは険悪の仲である為、一部のプレイヤー達から色々と誤解されやすいが、自分の中でなかなか割り切れないだけで、彼らが自分に危害を加えるようなことをしないという理解はあるため、そこまで輪を乱すようなこともしない。
なので、間違っても彼女を安易な気持ちで叩くのは絶対に避けてほしい。


旅の中で様々な人々に出会い、成長することでレナ人に対する偏見を緩和させていき、シオンやテュオハリムとも打ち解けていく。
また年相応の女の子らしい感性や悩み、もともと持っていた知識欲を見せるようになる。
ロウとよく言い合いしたり、シオンとキサラと女子トークで盛り上がったり、遺物でテュオハリムと意気投合して展覧会を開く話をする場面もある。
料理は人並みにこなせるようで、甘いスイーツが大好物。


本編前に住んでいた隠れ里をレナ兵に襲撃されてしまい、両親含む同胞を失い一族の研究成果も奪われてしまった。父に隠されたリンウェルは殺されずに済んだものの、レナ兵を率いていた者の中に額に浮かぶ紋章が見えた事で相手が領将だとわかり、仇の領将を探す為に「銀の剣」に身を寄せるようになる。当初は故郷シスロディアの領将ガナベルトだと思っていたが、対峙した時に紋章が違う事に気付き、本当の仇を探す為にアルフェンたちに目的を言わないまま同行するようになった。


リンウェルのレナ嫌いはこれらの出来事から来ており、同時に自分の力を忌み嫌っていた。アルフェンたちにも当初はその力を見せようとしなかったが、ジルファには短い間ながらも父の面影を見ており、ジルファがロウにトドメを刺されそうになった時に止めようとして星霊術を発動させた事で周知となる。
その後リンウェルの両親を殺害した張本人であるアウメドラと対峙した時に、憎しみのままに殺そうとするものの、感情にまま突っ走って後悔した経験のあるロウに止められる。アウメドラを憎む気持ちとの折り合いに悩みながらも彼女なりの答えを出し、改めてアルフェンたちの仲間として同行する事になる。
同時にシオンたちレナ人に対する態度も軟化。特にアウメドラと再び対峙した際にダナ人を愚弄する彼女に対し、怒りを見せたテュオハリムがリンウェル達を「友人」と呼んだ事で完全にレナ人という大きな括りで見るのをやめ、シオンから憎しみを心の支えにする生き方に対して諭されたのを切っ掛けに生き方を見つめ直す。
アウメドラ戦からシオンとの距離も近づき「友達」と言えるようになり、誰にも触れ合う事ができないシオンの壮絶な孤独を心配するようになる。


ダナ人でありながら星霊術を使える自分を「ダナ人でもレナ人でもない存在」として忌み嫌っていたが、後に元々ダナには大勢の星霊術使いがいた事、その殆どが本物のレナ人に拐われて改造を施され現在のレナ人になった事が判明。
リンウェルは改造を施されていない唯一の星霊術使いであり、星霊に対する感受性がシオンたちよりも高い。特にダナの星霊と接触してからは本人も自分の力には意味があったのだと徐々に前向きに捉えるようになった。




【容姿】


髪型は黒のセミショートで、真ん中で分けている。
服装は大きなフードの付いたノースリーブの上着に緑のインナー。
腕にはアームカバーと手袋を付けており、下は黒のカボチャパンツと青のニーハイソックスを履いている。
また、髪飾り等に蝶をモチーフにしたようなものがあしらわれている。
いつも携帯している本は星霊術を行使する為の触媒の様なものらしいが、無くてもスケベ大魔王を(無自覚に)懲らしめるくらいのことはできる。






【フルル】


CV:野中藍


リンウェルと行動を共にするダナフクロウ。
ダナフクロウは育った地域によって色が変わるが、フルルはまだ子供なので白色。
非常に賢く人の言葉を理解できるが、フルルの言葉はリンウェルにしかわからない。
当初はリンウェルにしか懐かなかったが、旅を続けるうちに他のメンバーとも仲良くなっていく。


マップ上ではダナフクロウが近くにいると反応し、見つけるとこでアタッチメントが入手でき、見つけた数が増える毎にとある場所でアイテムがもらえる。



【キャラクター性能】



武器は魔導書で、上述したように星霊術を操って戦う魔導士タイプのキャラクター。
火・水・風・光の4属性の術技を習得でき、相手の弱点に合わせて使い分けていく。


特性はマジックチャージで、詠唱した術を発動せずに溜めておける。
やり方は術技ボタンを長押しして発動を止め、通常攻撃ボタンでチャージする。


そしてチャージした術は次の攻撃で発動でき、チャージ中の術を詠唱すれば未収得でも上位の術を発動することができる。
更に特定の組み合わせで発動できる術もある。


また、自分の周囲に電撃のサークルを展開する「雷陣」を大型モンスターの至近距離で使うと、
多段ヒットしてとんでもない火力を出せる。
しかし魔法使い故に撃たれ弱いため、危険と隣り合わせの戦法である。CPに限りのある本作では使いどころを慎重に見極めたい。


他にも、二段ジャンプから空中で「氷牢」や「天槌」を連打することで、AGが続く限り安全性の高い場所から一方的に攻撃できる(完全な安地ではない)。スキルやアクセが十分揃っていないうちは主力戦法になるだろう。


後半になり、AG系や連携時詠唱時間短縮などのスキル、詠唱時間短縮orAG消費半減などのアクセサリが揃ってくると
開幕に出の速い術で連携を発生させることで、上級術をとんでもない回転速度で連発できるようになる。
しかもAGが足りなくなったらブーストアタックを挟んだり回避を連発することで連携を維持したまま安全圏に逃げ、そこから再び上級術連打につなげられる。
ディバインセイバーやタイダルウェイブを切れ目なく打ち続けたり、シューティングスターやメテオスウォームを数珠つなぎで落としたりという荒技により、パーティの中でもダントツの殲滅力を発揮する。


他のキャラクターがどれだけ装備やスキルを整えても、敵の攻撃をかい潜りながらコンボを繋いで敵をブレイクさせ、
ブーストストライクや秘奥義を成立させて漸くまともな火力を出せると言う本作のシステムを逸脱できない*1のに対して、
装備スキルが整ったリンウェルは敵の攻撃が当たりにくい位置から弱点属性と範囲攻撃と手数と言う全く別の手段で火力を発揮していると言っても過言ではない。
しかも後半の敵やエンドコンテンツの敵ほどブレイクしづらいため、他キャラ操作では火力も出しづらい回避も忙しいと二重苦になりがちなところ
リンウェル操作ではとりあえず殲滅力に関しては維持しやすく、何なら他のメンバーを回復と防御に全振り*2してもダメージレースで優位に立てる。


ぶっちゃけここまで来ると決まった術を連発し決まったブーストアタックでダウンを取りとほぼほぼ戦闘をパターン化できてしまう。
ジャスト回避やカウンター、コンボによるアクションゲーム的な爽快感と引き換えに、エンドコンテンツの難易度を劇的に下げる救済キャラクターと位置づけられるかもしれない。


ブーストアタックは「マジックキャンセル」
敵の詠唱を妨害して自分にチャージすることができ、相手は術が使えなくなりダウンする。
詠唱最中の敵にしか効果がなく、他のキャラクター(空を飛んでいる、足の速い敵なら常時etc)に比べるとダウン条件が厳しいため運用難易度高め。
しかも詠唱モーションに入っているように見えても詠唱バーが出る前だと空振りになるため、敵の詠唱速度によっては余計にタイミングがシビアとなる。



星霊力を! 叩き込む!!


  • S・エレメンツアルター with アルフェン

リンウェルが浮かせた風水光の3属性を、アルフェンが炎の剣に乗せて叩き込む技。
複数属性を伴うためかダメージ属性は無属性であり、相手に関わらず安定した運用が可能。


星霊力全開! 行っけえぇー!!

  • エクステンドゲート with シオン

リンウェルが水の星霊力のゲートを作り出し、シオンがゲート越しに銃撃。
ゲートで強化された銃撃は極太のレーザーとなる。
この技でトドメを刺した後の会話は、2人の関係が険悪な初期の頃から友人となる後半になるにつれて複数種類存在し芸が細かい。


ジェネシック! オレオーラム!!

テュオハリムが闇属性の星霊術で敵を拘束し、リンウェルが光属性の星霊術で上空から"刺す"。
オレオーラムは恐らくAUREOLE(光輪)+RAM(衝角)。その名の通り彼女の方が対象に突っ込む珍しい技。
なお見た目と名前に反して発生するダメージは闇属性。


コッチコチ! ハンマー!!

キサラの武器に大量の氷を纏わせ巨大なハンマーと化して叩きつける水属性の技。
ただ、キサラ的には実は炎のほうが良いらしい。


魔! 閃光牙!!

リンウェルが星霊力を打ち出し、ロウが追いついてその星霊力を纏いながら殴りかかる。
全身金色に輝くオーラにロウはご機嫌だがリンウェルは少々呆れ気味。ただ技を撃つ直前のポーズは彼女も結構ノリノリに見える。




任せてよ!これでどうだっ!神鳴!!



  • 白薙・神鳴(しらなぎ・かんなり)

第一秘奥義。
相手を竜巻に閉じ込めた後、光の柱を展開して貫く。




永遠の水獄に刹那の滅光を!



アクエリアスダムネイション!!



  • アクエリアスダムネイション

第2秘奥義。
敵を荒波に閉じ込め、落雷で攻撃する。









得意料理は甘味系。固有効果は効果量が20%減る代わりに効果時間が50%増えるというもの。
食材の調達が難しい序盤に活きる効果だが、奴隷解放と言う道すがら序盤は余り甘味系のレシピが集まらない。
後半に入ると甘味系のレシピも充実してくるが同時にアーティファクト等の効果で十分すぎるほど効果時間が伸びるので、わざわざ効果量を減らしてまで彼女に料理当番を任せる機会は少ないかもしれない。
一応称号に関わる料理スキットが発生する料理もあるので、余裕があれば任せてみて欲しい。




追記・修正お願いします。



[#include(name=テンプレ2)]

この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,10)

[#include(name=テンプレ3)]


  • 温泉での覗きを阻止しつつ他の女性陣にはバラさないであげる優しい子 シオンに幻滅されたくない&シオンの裸を見られたくないから覗きを渋ったアルフェンも巻き込まれたのはドンマイ -- 名無しさん (2021-10-09 22:26:53)
  • アライズのプレイ日記上げてる人、この子にメガネかけてることが多い気がする。確かに似合うけど。 -- 名無しさん (2021-10-09 23:29:32)
  • フルル可愛いよフルル -- 名無しさん (2021-10-10 12:02:20)
  • 男が彼女にプレゼントを渡そうとしているサブイベではしゃいでて年相応の女の子 -- 名無しさん (2021-10-10 14:05:07)
  • シリーズで10代前半の女の子って割とブッ飛んでるきや -- 名無しさん (2021-10-10 20:37:31)
  • ↑訂正。シリーズで10代前半の女の子って割とブッ飛んでるキャラが多いけど、知識量は大人顔負けながらも物事の見方は割と年相応な子って結構珍しい気がする -- 名無しさん (2021-10-10 20:40:20)
  • あんなにギスってたシオンと徐々に仲良くなっていく過程が実に尊い。 -- 名無しさん (2021-10-10 21:43:53)
  • まぁ、普通のダナ人にとってはレナ人って完全に加害者だし、最初にああいう反応取るのも仕方ない気がする -- 名無しさん (2021-10-11 02:01:13)
  • ↑他の仲間がいい奴らだってのもあるけど、とりあえず抑えることができてるってだけでもたいしたもんだよね。 -- 名無しさん (2021-10-11 04:06:53)
  • この子とロウとの絡みが大好きなんだよなぁ、今回サブカプにも力入ってて良き -- 名無しさん (2021-10-11 14:07:26)
  • 操作してて一番楽しい 忙しいけど -- 名無しさん (2021-10-11 14:09:37)
  • 中の人的に野営が似合ってる -- 名無しさん (2021-10-11 15:21:05)
  • 最年少ながら個人は個人っていう理性と種族への恨みという感情の落差が最も激しくてかわいそう。それでも自分を律しきれたのはジルファの教えとかシオンやテュオ個人の人の良さに助けられたんだろうなって -- 名無しさん (2021-10-12 08:59:34)
  • 殺意の高いコチコチハンマー -- 名無しさん (2021-10-12 14:19:51)
  • 眼鏡ずっとつけさせてたから俺の中で勝手に眼鏡キャラとして認識してた(笑) -- 名無しさん (2021-10-17 03:16:54)
  • 個人ではなく「レナ」と括っての偏見や差別意識が中盤まで続くので、まだ14歳なうえにレナを憎む理由はあるにせよシナリオの割を食ってるキャラともいえるか。というか寧ろあの世界ではアルフェン、ジルファ、ロウが理解ありすぎている -- 名無しさん (2021-10-18 07:55:14)
  • 加入して割とすぐくらいに魔法の練習してるところをアルフェンに目撃されて魔法について色々解説してくれるスキットがあったけど、そのときに練習と称して詠唱してた内容が世界の真相に迫る内容っぽいのが意味深。リンウェルは聞かされてなかった(成長したらおいおい教えてく予定だった?)けど、魔法使いの一族は世界の真相に気がついてた可能性があるよな -- 名無しさん (2021-12-14 11:48:52)
  • ↑「万物形象の源は六つの精髄に拠りて例外なし。されど我ら闇を欠き、彼ら光を欠く。すなわち全きを得んとすれば――」ってやつだね。続く言葉が気になる。 -- 名無しさん (2022-03-19 13:53:32)
  • ↑禁領の最深部でヴォルラーンがボソボソ詠唱してたヤツが怪しいと思ってる。声が小さすぎて聞き取りづらいけどあれも結構意味深 -- 名無しさん (2022-03-19 20:44:51)
  • スキル習得やアクセ厳選が進むと連携詠唱短縮と上位魔術の習得により範囲攻撃アタッカーになる。コンボゲーになりがちな他キャラとは一線を画す運用になるので、コンボ組み立てが苦手な人にも使いやすい。ただし秘奥義演出で連携詠唱短縮が途切れやすいので、実は秘奥義を乱発するロウとは相性が悪い。 -- 名無しさん (2022-05-09 00:53:47)
  • 個人的には前半の時期のが見てて面白かった レナ憎しのせいで発想とか理論が無理矢理過ぎたりしてて -- 名無しさん (2022-05-26 16:38:28)
  • 味方のブーストアタックでAGを補給しながらシューティングスターを連打するのが超楽しい -- 名無しさん (2022-10-06 14:44:36)
  • 実際合体技とか加入初期から使えるあたり、リバースのアニー(和解までユージーンとの合体技が使用不可)に比べて、まだ柔らかいよね -- 名無しさん (2022-10-07 02:03:10)
  • 中の人的に野営が似合ってる。 -- 名無しさん (2022-10-07 03:32:25)
  • まぁブチ切れた時は皆アウメドラの所業に怒ってたし自分が先行しても咎めないだろうとも思ってたってのもありそう。 -- 名無しさん (2023-09-26 20:29:52)
  • この子の境遇的に、出会って少しくらいしてからアルフェンに惚れててもおかしくなかったよね。それでシオンを意識するアルフェンに気づいて嫉妬という面からシオンを嫌うというのもあって良かったかも -- 名無しさん (2023-10-13 23:40:48)

#comment(striction)

*1 例外がいるとするならば、フラムエッジによるHP削りバフと瀕死時バフをかけ合わせてバ火力を発揮するアルフェン
*2 フロント:シオン、テュオハリム、キサラ。控えBA要員:アルフェン

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。

コメント

返信元返信をやめる

※ 悪質なユーザーの書き込みは制限します。

最新を表示する

NG表示方式

NGID一覧