登録日：2021/07/16 Fri 23:18:15
更新日：2024/05/30 Thu 13:50:32NEW!
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何があっても、やってやりますよ
●目次
【概要】
種族：人間
性別：男性
英語版CV：Freddie Prinze Jr.
Mass Effectシリーズの登場人物。初登場のME3でノルマンディーに搭乗し、最初の部隊メンバーとなる。
ゲームでの初登場はME3だが、ME2の時代における活躍がスピンオフで描かれている。
以下、ネタバレを含む。
【人物】
アシュリーとケイダン以来の正規の軍人である部隊メンバーで階級は大尉。
地球の太平洋に面した国で生まれ育った彼は、軍人だった叔父の影響を受けて兵士を志したという。
銃火器の扱いに精通している一方で機械いじりは苦手らしく、精密機械であろうとも機械類は大体雑に扱う。
基本的にノリの良いお調子者で、多くの仲間を自分で勝手につけたあだ名で呼ぶ*1。
艦長であるシェパードのことも"ボス"と呼び、一応敬意を払っている。
女性シェパードならば、DLC「シタデル」で上手くフラグを立てられればロマンスが可能である。
また彼の最大の特徴はその素晴らしい筋肉で、戦闘時以外のときはピチピチの白いＴシャツを着ている。
肉体を鍛えることが好きなようで、普段待機しているノルマンディーのドッグには彼の私物と思われるダンベルやサンドバッグが置いてある。こうした要素から同性愛者プレーヤー達からの人気は非常に高い。もう1度言うが、彼は男性シェパードでは落せない。
彼は肉体を鍛えることが好きなだけで特殊な性癖は持っていないし男にもなびかない。
ただし、浮気は絶対に許さないタイプで、他の連中とのロマンスは絶対に許してくれない。
他に目を向けて彼を小隊メンバーに毎回入れる事も必須、公私共に彼女として彼を立てるような行動を求められる。
しかし過去の経験から心の中に少し闇を抱えており、自分の命を顧みないような危うさも持ち合わせている。
【過去】
ME2の時期に、シェパードと同様に彼も地球連合の兵士としてコレクターと交戦していた。
テルミナス宙域の某コロニーにてコレクターに遭遇したジェームズの部隊は、未知の敵の猛攻にさらされて壊滅寸前であった。
そんな中で隊長のトニという人物にコレクターに関する情報を託されたジェームズは、その情報を司令部に届けるようにトニに促され、情報を持ち帰るために一人で離脱することを決意する。
ジェームズ以外の部隊員は全滅し、一人生き延びた彼は司令部に情報を渡すことに成功。
しかし丁度同時期に、シェパード率いるノルマンディークルーたちがコレクター基地を制圧し、コレクターの事件を解決してしまった。
これにより、彼が持ち帰ってきたコレクターの情報はタイミング悪く「用済み」となったのである。
仲間達を置いて一人離脱し、その結果残ったものが役立たずな情報だけだったという結末はジェームズに深い影を落とした。
そしてこの戦果によって不本意ながら昇進したことも、一連の出来事がぬぐい切れない闇として彼の心に残り続ける原因となってしまうのであった。
この一連の出来事は劇中でジェームズの口から語られる他、彼が主役を務めるスピンオフ作品のアニメ映画『Mass Effect：Paragon Lost』にて描かれている。
【主な活躍】
●プロローグ
軟禁されていたシェパードとはすでに顔見知りだったようで、アンダーソン提督とともに上層部の元へ出頭するシェパードを見送る。
そのすぐ後にリーパーがついに地球に到達し、次々と都市部を破壊していく様子を目の当たりにする。
アシュリー／ケイダンと共に行動していたジェームズはノルマンディーに乗船し、アンダーソン提督の名の元に正式に軍に復帰したシェパードを拾う。
他の種族の増援を引き連れてくるためにシタデルへ向かうことを指示するシェパードに対し、アンダーソン提督と共に地球に残って戦うべきだと反抗的な態度をとる。
しかしシェパードに説き伏せられ、最終的にハケット提督の指示によって火星に向かうこととなった。
●火星
リアラと合流した後はシャトルに戻るように指示され、不満そうに施設を後にする。
その後、シェパード達が本性を現したドクターエヴァを追跡しているタイミングでシャトルに乗って登場。
ドクターエヴァが乗り込んだサーベラスのシャトルに向かって体当たりをかまし、逃走を妨害することに成功した。
しかしダメージを受けてエンドスケルトン機械の肉体を剥き出しにしながら生きていたドクターエヴァの攻撃によってアシュリー／ケイダンは重傷を負ってしまう。
直後にシェパードの手によって完全に機能が停止したドクターエヴァを回収し、とても雑な扱い方をしつつノルマンディーに持ち帰った。*2
火星から脱出し、シェパードがシタデルでの用事をこなしている間は適当に観光して待っていた。
そして観光を済ませたあとはノルマンディーに戻り、貨物室にやって来たシェパードと「ダンスとおしゃべり」をしてコレクターの事件についての一連の出来事を話した。
●ミネー
シェパード＆リアラと共にパラヴェンの衛星であるミネーに上陸し、シェパードの指示で通信設備の修復を行った。
ギャレスが合流した際にも友好的に接し、以降も高火力コンビとして活躍する。
そしてリアラがノルマンディーに戻った後も引き続きシェパードのお供をした。
ミネーから帰還した後はシタデルに赴くようになり、バーで兵士たちと酒を飲んでいたりドッグの連中とポーカーで遊んでいる。
その後も部隊メンバーとしてシェパードと共に多くの戦いに身を投じていく。
●ノルマンディー
ノルマンディーではドッグが定位置となっており、以前から親交のあったコルテス中尉との絡みが多い。
たまにキッチンで料理をしたり、ギャレスと武勇伝を語り合ったりしている。
またN7の推薦を受けたようで、シェパードの自室を訪れてN7のプログラムに参加することを要請された際の心境についてシェパードに質問をした。
●シタデル：DLC
シェパードが謎の傭兵部隊「CAT-9」の待ち伏せ攻撃を受け、釘付けにされた際に救援として登場*3。
ミサイルランチャーをぶっ放してシャトルごと傭兵たちを吹っ飛ばした。
またシェパード一味に協力してくれるブルックスが好みだったようで、彼氏がいるのか気にしていた。
そしてシタデルの巨大なアーカイブに乗り込む直前にピザの宅配をこっそり注文しており、ヴォルスの宅配人がマンションにやって来た際には流石のシェパードも呆れていた。
またノルマンディーのハッチを外から開けるときは蹴りを入れて無理矢理開けた。
事件解決後はコルテス中尉と共にシェパードのマンションを訪問し、アサリのスポーツ観戦をした。
その後も一人で訪問し、N7の勧誘を受ける決意の証としてN7のタトゥーを背中に刻んだことをシェパードに報告した。
報告した後はそのまま帰るかと思いきや、いい感じのサンドバッグが置かれていることに気づいてしまい、しばらくの間居座って身体を動かしていくことに。
ここでサンドバッグの隣にある鉄棒で懸垂ができる。ジェームズの記録は連続182回で、この記録に挑戦することも可能。
パラゴンアクションかレネゲイドアクションのどちらかがランダムに表示され、タイミング良くボタン入力するという作業をリアルに182回以上ボタンを入力しなくてはならない。
ボタン入力をミスるとその場で終了になってしまうが、182回やるとなると現実の時間で15分くらいかかる。
●シタデル：パーティー
パーティーではリアラ、ジャヴィック、カスミと共にポーカーに興じていた。
そのほかにはリアラと「身体能力とバイオティック能力のどちらが勝るか」という議論を繰り広げていた。
議論の後にはジェイコブやケイダンと腕立て伏せで競っていたが、カスミが背中に乗っかったことで流石に潰れてしまった*4。
その後はやたらとキレの良いダンスを披露したり、アシュリーと良い雰囲気になっていた。
●地球
シェパードと共に地球に上陸し、リーパーの軍勢と交戦。
コルテス中尉のシャトルが墜落して彼が死亡した場合には激しい怒りを燃やしていた。
ハーヴィンジャーが防衛しているシタデルへのワープ装置への突貫では、途中で負傷して戦線を離脱。最後までシェパードのお供をする事はできなかった。
最後の突貫で生き延びれば(バッドエンド以外ならば)どのエンディングでも最後まで生存。
他のノルマンディークルーたちと共に再び宇宙へと飛び立っていった。
【戦闘能力】
地球連合の精鋭部隊であるN7の一員として推薦を受けており、少なくとも地球連合の中では優秀な兵士であることがわかる。
そしてウエポンマスターという肩書が与えられていることから、銃撃戦のスキルはクルーの中でもトップレベルだと思われる。
また仲間キャラとしても優秀。クローガンが部隊メンバーにならない３のタンクポジションを担当する。
使用武器はアサルトライフルとショットガンで火力は十分。レヴナントやタイフーンといった重火器が良く似合う。
そしてアビリティも良いものが揃っており、ファイヤ爆破を自前で起動できるほか味方の体力を強化できるなど、インセイン攻略でも大活躍してくれる。
仲間キャラとしての強さは、歴代部隊メンバーの中でも間違いなく上位に入るであろう。
アビリティは以下の通り。
●アビリティ一覧
- フォーティフィケーション
フーコー電流をアーマーに纏わせて防御力を強化する。解除時に格闘攻撃が強化できるという効果もあるが空気
タンクポジションの彼には必要不可欠。
カーネージの回転率と防御力のどちらを重視するかはプレイヤー次第。
- フラググレネード
普通のグレネードを投げる。
高威力かつ広範囲だが弾薬が有限なので使いどころに注意。
- インセンディリーバレット
被弾した敵を燃やす焼夷弾を装填する。
有機生命体に対して効果大で、ファイヤ爆破の仕込みに使える。
- カーネージ
爆風を叩き込んで敵を粉砕する。
インセンディリーバレットを組み合わせてファイヤ爆破を起こし、敵を爆殺しまくろう。
- ウェポンマスター
ジェームズ自身のHP／シールドや武器の威力を強化する。
レベル６ではミッションに連れていくと、シェパードを含む部隊メンバー全員の体力を強化できるようになる。
だが、もう一方の選択肢ではジェームズ一人の体力を強化して更に頑丈にすることも可能なので、どちらを取るかはお好みで。
【主な台詞】
- 「俺は下層階に向かいます。本当の現実を感じられる場所ですから。時間があるときに探しに来てください」
- 「酸素よりアドレナリンの方が好きですかね」
- 「ははっ、入れ食い状態だ！」
「何だって？」
「地球人の慣用句さ！入れ食い状態！！」
- 「モーディンはすげぇな。喋ってるときなんて早口過ぎて干からびたカエルみたいだ」
- 「世も末となれば誰でも多少おかしくなるもんですが」
- 「何をしている？」
「料理ですよ。ばあちゃん秘伝のサルサ入りスクランブルエッグが食べたくなって。これ何の卵か分かんないけど…まあ大丈夫だろ」
- 「クォリアンは故郷の奪還に300年も掛かった。俺たちはもっと早く取り戻せることを願います」
- 「戦争が始まる前にセッシアに行っとくんだった。だって青い肌の美女だらけなんですよ？まさに銀河の神秘ですよね」
- 「やれやれ。少佐、死人を出さずにパーティーに出席することすらできないんですか？」
- 「珍プレー集には外せない場面だな」
- 「俺が言いたいのは…つまり、この力こぶを見てくれってことさ。バイオティック能力はこういう素敵な武器を与えちゃくれない。これぞ身体能力の極みさ」
- 「アシュリー、tu con tantas curvas, y yo sin frenos*5」
- 「少佐と任務に就けて光栄でした。ボス、無事を祈ります」
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*1 リアラは博士、コルテス中尉はエステバン、タリはスパークスなど*2 このドクターエヴァの肉体はEDIに利用されることとなる
*3 レックスが生きている場合はレックスが救援に駆け付ける
*4 シェパードがリアラのバイオティック能力を支持した場合、ジェームズは彼女のバイオティックを体感することに
*5 スペイン語で、相手の容姿を褒める口説き文句の一つ。
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