登録日:2020/09/29 Tue 16:00:00
更新日:2024/05/23 Thu 10:31:51NEW!
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ff4 どうしてこうなった セシル テラ ヤン シド むさ苦しい ジジイイケメンハゲジジイ オジスキーホイホイ 漂うおっさん臭 伝説のパーティー これはこれであり 野郎集団 平均年齢42歳
伝説のパーティーは、ゲーム『FF4』のラスボスを倒したパーティー...ではなく、中盤で登場する味方パーティーのことである。
ストーリー的な成り立ちと特徴
四天王の一人、水のカイナッツォを撃破したセシル一行。
しかし、カイナッツォの最後の執念により、ミシディアの魔導士であるパロム、ポロムの2人が犠牲になってしまう...
彼らの代わりに、飛空艇技師であるシドが加入するのだが、それによってパーティーの面々は...
セシル(20歳、男)
テラ(60歳、男)
ヤン(35歳、男)
シド(54歳、男)
明確な性別設定が無かったFF1やリメイク前の3を除けば、パーティーの半数以上が中高年男性で占められているという、FF史上初の事態に陥る。
(平均年齢は42歳、しかも4人中3人がヒゲである。)
FF4はストーリー展開の都合上、仲間キャラが頻繁に入れ替わりやすい。(SFC版やDS版では永久離脱してしまうキャラも大勢いる。)
そんな中、女性陣は長期離脱中、若い男性陣もセシルを除き離脱(1名が未登場)という中盤で、このパーティーは完成する。
古典的な物語の流れで言えば、老練な男性を複数人連れて旅をすることは何も問題はない、むしろ知識や技術面で大いに助けになる……はずなのだが、FF(というかゲーム全般)での仲間キャラと言えば10~20代の美男美女というのがほぼ通例であるため、そのむさ苦しさが話題を呼んだのである。
*1
ストーリー的には、トロイアから磁力の洞窟を攻略~ゾットの塔でのゴルベーザ戦までが、このパーティーで戦う期間となる。
飛空艇を入手した直後で行動範囲が結構広がっているため、寄り道などをしていると実期間より長く感じてしまうが……
そしてこのパーティー、もう一つ問題点が存在する。
パーティーバランスが絶妙に悪いのである。
4人中3人が(一名は回復魔法が使えるとはいえ)前衛、後衛である賢者のテラも年がたたってか、MPはたったの90で息切れしやすい。*2
しかもこの時点ではMPを増やすアイテムも手に入らないため、テラのMPは常に90*3。
直前のカイナッツォ戦までがセシルとヤンの前衛二人、賢者のテラ、それぞれ黒、白魔法の使い手パロムとポロムという比較的バランスのいい(やや魔法寄りな)パーティーだったのもあって、戦闘スタイルの大幅な見直しをしなければならなくなるのも、初心者には辛いところ。
念願の飛空艇が手に入り、行動範囲が広がってヒャッハー!し、勢い余ってエブラーナ城の宝箱モンスターに突撃、返り討ちにされた少年たちは多いと思われる……
対処法としては
- テラのMPは補助に回す
最高位の白、黒魔法は威力こそ高いが、テラのMPでは連発はできない。
しかし属性攻撃ならば爪を付け替えることでヤンも担当できるため、テラを思い切って補助魔法の係にしてしまうのも手である。
消費MPの少ない補助魔法で味方を強化、あるいは敵を無力化すれば、力押しで攻めるより戦闘を楽にすることもできる。
ブリンク、バーサク、ヘイスト、スロウ、ストップ、ブレイクなど、少ないMPで使える魔法にも強力な物は多い。
- アイテムやセシルの白魔法を活用する
このパーティーで向かうことになる磁力の洞窟は、ボス戦中のイベントまで金属系の武器、防具が使用できなくなる。
当然前衛であるセシル、シドはまともに戦う手段が限られ、ヤンとテラが主力になる。
そんな状況では、ポーションや「クモの糸」「銅の砂時計」などの回復、補助系アイテムが生命線である。
また回復量こそ少ないもののセシルのケアル、ケアルラも貴重な回復手段。
できることの少ないシドはただ攻撃するだけでなく、アイテム係にすることも考えよう。
いっそボス戦までは逃げに転じて危なくなったら回復、宝箱は帰り道に回収してもよい。
いずれにせよ、一見パーティバランスが悪く使いづらいこのパーティーにも、発想を転換させれば意外とできることは多い。
また初見殺しと悪名高いエブラーナ城のモンスターたちも、このパーティーで攻略することは十分可能である。
ある意味この癖のあるメンバーを使いこなせるか?という点が、初心者を卒業できるかどうかの分かれ目なのかも知れない。
余談
パーティーの性別、年齢が偏っているという事態は、何も4だけに限った話ではなく、次作5のラストメンバーは男主人公にうら若き女性3名という、今作とは真逆のハーレムパーティーとなる。
10-2にいたってはOPからEDまでずーっと女性3人という華やかなPTに(インターナショナル版ではその限りではないが)。
また6も、マッシュ編において一時パーティーは前衛の男性キャラ(26歳、50歳、13歳)ばかりになるが(しかも途中までは、30代半ばの男性や幽霊まで加入している可能性がある)メインキャラであるマッシュの爽やかさもあってか、4ほどはネタにされない。
さらに7でもクラウドとティファが離脱している期間中、ユフィを仲間にしていなければパーティーは男所帯(実年齢50代のヴィンセントを入れればさらに平均年齢が上がる)となり、15に至ってはメインキャラ4人は全員男である。もっとも、15はメンバー全員が20代の若者で構成されているためムサさはあまり無い。
SFC版の攻略本『ファイナルファンタジーIV 戦闘解析編』)では「直接攻撃に命をかける戦う男たちのパーティー」と紹介されていた。
リメイク版では、2のSORで男ばかりのパーティーを動かすことになる。しかし後付けだからか話題にはあまり上がらない……
近年では、FFと双璧を成す巨塔RPG11作目で、勇者(青年)、パラディン(おっさん)、旅芸人(オネエ)、老賢者(勇者の祖父)という、ある意味伝説の再来というべきパーティーも登場した。
ここへさらに記憶喪失の青年を加えることもできる。
(そのRPG風に言うなら、FF4の編成は勇者、戦士、武闘家、賢者だろうか?)
ちなみにそちらの4作目でも勇者(青年)、戦士(おっさん)、魔法使い(爺さん)、商人(おっさん)というムサいパーティを組む事が出来るのだが、こちらは意図的に選ばないとこの組み合わせにはならないため、他のタイトルほど話題にはならなかった。
また、PS版以降はパーティを野郎共で固めると称号『おやじ好み*4』を得られるという要素が追加されたが、必要なメンバーは戦士(おっさん)、魔法使い(爺さん)、僧侶(青年)であり、何故か2人目のおやじである商人がハブられている。
また、4続編の月の帰還でも似たようなパーティーを組むことが可能。(ゴルベーザ、フースーヤ、シド、ヤン、ザンゲツ、長老からお好みで)
追記、修正は中高年の男性で旅をしてからお願いします。
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▷ コメント欄
- ファイナルファンタジー大辞典のネタからまんま持って来てない?4だけならともかく他のFFのネタまであるから余計にそう見える -- 名無しさん (2020-09-29 17:07:06)
- 4部分だけなら良さそうだけど、大辞典やらpixiv、ニコニコ大百科で見たような文章でまとめるのはちょっとね。。これは要相談かな? てかこれって主観項目にならない? -- 名無しさん (2020-09-29 17:22:30)
- 15も20前後の兄ちゃん四人。極端すぎやせんか? -- 名無しさん (2020-09-29 18:00:31)
- 他にいい項目名なかったのとも言いたい -- 名無しさん (2020-09-29 18:04:43)
- FF4やったことあるけどこんな呼び方初めて聞いたわ。 -- 名無しさん (2020-09-29 18:31:29)
- 内容はともかく、何をもって「伝説」なのかはちゃんと明示してもらわんとな -- 名無しさん (2020-09-29 19:23:59)
- 残念だが、これはFF大辞典wikiでなければ通じないネタだろう…いち利用者としてそう思う。 -- 名無しさん (2020-09-29 20:14:06)
- ちゃんとひそかにネタにされたDQ11を追記してあるのはいいと思う。内容をもう少し丸写し感減らしてDQ11は余談として残せば十分かと。 -- 名無しさん (2020-09-29 20:35:30)
- 最後の4TAのとこ、最終パーティに入れられないモップと長老が書かれてるのはダメでしょ -- 名無しさん (2020-09-29 21:47:39)
- ↑FF大辞典の同項目にその組み合わせについて書いてあったなそいえば。やっぱりまんまFF大辞典のネタ引っ張ってきただけでは? -- 名無しさん (2020-09-29 21:53:43)
- ↑3 FF大辞典にもその件書かれてるぞ> 奇しくも最新のナンバリングタイトルにて勇者、おっさん、オネエ、爺(祖父)という平均年齢こそ及ばないものの一時期、ある種似たようなPT構成になる。 -- 名無しさん (2020-09-29 23:13:16)
- 項目名見ておっ?となったけど、FF大辞典で自分が書いた内容(DQ11の件)が丸ごと載っててがっかり。 -- 名無しさん (2020-09-30 01:18:26)
- FF15の男だけパーティのご先祖様…な気がする。 -- 名無しさん (2020-09-30 01:46:23)
- ↑そもそもFF1や3(FC)だと性別や年齢の設定そのものがありませぬし(FF3の導師? 知らんなぁ) -- 名無しさん (2020-09-30 02:12:47)
- FF辞典と比べて、変な横槍が入っていない分見やすいとは言える -- 名無しさん (2020-09-30 02:33:05)
- そもそもなんで伝説なんだ? -- 名無しさん (2020-09-30 11:16:57)
- 逆に女オンリーのパーティはFF10-2くらいか? -- 名無しさん (2020-10-01 10:40:07)
- 当時の攻略本(確か『ファイナルファンタジーIV 戦闘解析編』)には「直接攻撃に命をかける戦う男たちのパーティー」なんて紹介をされてたね -- 名無しさん (2020-10-01 12:17:34)
- セシルをレベル1のままにする場合当然ながらさっさとクリアしたいがテラ以外は経験値分配によるレベルアップ速度上昇の恩恵を受けるので悩ましい所。ゲームバランスとゲーム機本体へのダメージを考慮しないなら吟味に抵触しない範囲でオートレベルアップでレアアイテムザックザクという手も(エッジがしばらく戦力外になるが) -- 名無しさん (2021-01-14 12:49:01)
- ↑3 FF6は4席は埋まらないけど3人女性だけはいける。FF4Aなら男女どっちもめっちゃキャラ数多いから普通に組める。ストーリー上で強制的にだと10-2くらいかも? -- 名無しさん (2021-01-14 13:23:50)
- DQの職業風に言ったら、ロト紋の勇者+三人のケンオウと構成は同じだったんだね。こっちの一人はケンオウじゃなくてゲンノウだからちょっと惜しかった。 -- 名無しさん (2024-02-14 10:12:04)
- MP90でやりくりしなきゃならない上に直後のダンジョンが攻略に工夫を要する磁力の洞窟ってところで脳死プレイが全くできない、そんなパーティーだからこそプレイヤー達の記憶に強く残りいつまでも語られ続ける、って意味で文字通りの伝説になってるという説をでっちあげてみる。 -- 名無しさん (2024-02-14 13:27:35)
- FF7が4人パーティならシドがリーダーの時、バレット、レッド、ケットシーで組めたのにな -- 名無しさん (2024-02-20 22:48:57)
- テラに限らず、今作ファイガとかガ系魔法がいまいち使いにくいかも。弱点を付けないのなら低燃費で無属性、発動が早いバイオが便利だし、リディアは強力な召喚魔法があるし -- 名無しさん (2024-02-20 23:11:10)
- 試練の山で一気に大量の魔法を覚えてしまうのも分かりにくい要因の一つ。パロポロの居る間はテラが雑にMPを浪費しようが十分戦えるのだが、この間にテラの各魔法の使用感を把握しておかないと磁力の洞窟でのMPのやりくりに一気に苦労する事に。 -- 名無しさん (2024-05-12 12:18:20)
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*2 例として、最上位の黒魔法であるファイガ、ブリザガ、サンダガは消費MP30。3発撃てばもうガス欠である。白魔法のケアルガに至っては40なのでたったの2回で……
*3 DSのみこの限りではないが、LVをかなり上げないといけない
*4 DS版以降は『ちょいワルおやじ隊』
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