マスト細胞(はたらく細胞)

ページ名:マスト細胞_はたらく細胞_

登録日:2018/09/30 (日) 00:38:37
更新日:2024/03/25 Mon 13:53:57NEW!
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アタシ、マニュアル通り仕事しただけだもん!!



出典:はたらく細胞、第5話『スギ花粉アレルギー』より、2018年7月8日から9月30日まで放送、
david production、アニプレックス、講談社、
©清水茜/講談社・アニプレックス・davidproduction。


概要

「マスト細胞」とは人間の体の中に存在する細胞であるが、
ここでは細胞擬人化作品、「はたらく細胞」に登場するキャラクターについて解説する。



CV:川澄綾子



マスト細胞(別名:肥満細胞)は免疫細胞の一種で、過剰に作られたIgE等の刺激に対して、ヒスタミン等の物質を作り出し、
血管内皮細胞の間隔を広め、白血球の遊走性を高める(移動経路を確保する)のが仕事。


なお、名前とは裏腹に肥満とは特に関係ない、細胞の形が大きく膨れ上がっているからそう呼ばれているだけである。



重ねて言うが、肥満とは関係ない。



ちなみに白血球の好塩基球はヒスタミンを放出しアレルギー反応を起こすのでマスト細胞の近縁と思われていたが、どうも違うようだ。
役割としてはマスト細胞は組織にいてヒスタミンを放出、好塩基球は血液をパトロールしながら問題個所を発見しヒスタミンを放つ。



細胞が擬人化された本作ではマスト細胞は白衣を着た黒髪ロングの女性として描かれている。そして黒タイツ。
いかにも理系美女といった感じである。(しつこいようだが、太ってはいない)


だがマニュアル至上主義なところがあり融通が利かず、
他の細胞に被害が出ても構わず仕事をする(というより彼女の仕事の性質上ある程度の犠牲が伴う)ため、周囲との口論が絶えない。
その上癇癪持ちで自らの名前にコンプレックスがあり「肥満細胞」「ヒステリー細胞」と呼ばれるとキレる。


本作における細胞達の中では地位は高い方なのか、専用の個室で仕事をしている。
これは前述の通り組織内にいるため*1だろう。



人間関係

  • B細胞

免疫細胞の一種、上述のIgEを放出してトラブルを起こし、よく言い争っている。



同じくヒスタミンに関わる仕事をしているためか、悩むマスト細胞に彼なりの回りくどいアドバイスを贈っている。
マスト細胞の方は突然モニターに写った彼に驚いているため、それまでに会ったことはない模様。



本編での活躍

初登場は1話の扉絵から。


本格的に登場したのは「スギ花粉アレルギー」であり、記憶細胞、B細胞と共にメインを張る。
スギ花粉アレルゲンの襲来でB細胞が散布したIgEに反応、ヒスタミンを大量放出し*2、血球達が押し流されてしまう。


更に分泌中枢を刺激し、免疫システムが作動、くしゃみ(ミサイルの大量誤射)、鼻づまり(地殻変動)、涙(ダムの決壊)を引き起こし、
体内は未曾有の大災害に見舞われる。


そのせいで細胞達が部屋まで押しかけてきて責任を追及されるも、「元はといえばB細胞が悪い」と突っぱね、彼と責任のなすりつけ合いに発展。
実際の所は皆が各自の役目を果たしただけなのだが、騒ぎを引き起こす結果となってしまった。
彼らの喧嘩を見ていた白血球も、「どんな事情があろうと、職務放棄は許されない。それが俺達の宿命」と嘆いていた。
最後は赤血球が運んできた「ステロイド*3」の無差別攻撃に巻き込まれて吹っ飛ばされた。


次に登場したのは16話の『デング熱』
あまりに問答無用でヒスタミンを出すもんだから、それに巻き込まれた一般細胞と赤血球たちにクレームを入れられる。


その後デングウイルスに感染したランゲルハンス細胞が大暴れしている姿を見てヒスタミンを出そうとしたが、
先のクレームを気にしてヒスタミンを出すのを躊躇っていた。


しかし何処からか部屋のモニターをジャックした好塩基球の「自分の信じる道を進め(意訳)」という助言に背中を押され、ヒスタミンを放出。
これにより免疫細胞たちが現場に駆けつける経路が確保され、ウィルスを制圧することに成功した。



余談

読み切り版にもちょっとだけ登場し、髪型は同じだが上着は作業着っぽい物を着用しマスクを着けている。




はたらく細胞フレンド

はたらく細胞フレンド4巻からマスト細胞が登場する。はたらく細胞フレンドに登場する細胞たちは本家とよく似た別人で基本性別は本家と同じだが、マスト細胞だけは目隠れの男性に性別が変わっている。美少女系スマホゲーム重課金者であり「ヒスタミンをじゃぶじゃぶ出した日はガチャでSSRが出る」と豪語し他の細胞に迷惑をかける事しばしば。







マニュアル通り追記・修正すればいいの。



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  • 知的な美人さんなんだけど、とにかく想定外に事態に弱い。でもまあ体の仕組みなんてそんなもんだからね・・・ -- 名無しさん (2018-09-30 09:32:38)
  • 残念な美女。 -- 名無しさん (2018-10-02 09:44:56)
  • あんなに仲悪そうだったのにアニメ二期の冒頭でB細胞が彼女の近くで飲み物飲んでたのが意外だった(身体の仕組み的になにか意味があるのかもしれないけど) -- 名無しさん (2023-03-29 23:26:23)

#comment

*1 血管を道路に、各組織を建物に見立てている
*2 量の設定はダイヤル式であり、かなり大雑把に回していた
*3 外の人が服用したステロイド剤。本作では無慈悲な戦闘ロボットとして描写される

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