登録日：2018/09/17 (月) 10:29:58
更新日：2024/03/22 Fri 12:58:50NEW!
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踊る大捜査線 深津絵里 警察 警視庁 湾岸署 刑事課 所轄 巡査部長 刑事 女刑事 主任 正義感 トラウマ持ち 故人？ 恩田すみれ 青島の嫁 ピンクサファイア
刑事はヒーローじゃない。公務員。
恩田すみれとは、テレビドラマ『踊る大捜査線』の登場人物である。
演：深津絵里/大嵐浩太郎(ひとり踊る大捜査線)
プロフィール
生年月日：1971年（昭和46年）1月11日
血液型：O型
現住所：東京都江東区江葉町
本籍地：東京都江東区亀戸
特技：長距離走、似顔絵
人物
警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係に所属している刑事。
階級は巡査部長で、『THE MOVIE3』で盗犯係主任に昇進している。
青島俊作より3学年ほど年下であるが、彼女のほうが警察官として先輩であるため、青島の事は「青島君」と呼んでいる。
気の強そうな顔立ちをした女性。とある理由により夏でも半袖を着ないようにしている。
美少女アニメ『宇宙戦士 ピンクサファイア』のキャラクターに似ているらしい。
盗犯係所属だが、青島が所属する強行犯係の手伝いをする事も多い。
女性を取り調べる時に立ち会う事もあり、その度に青島に食事の約束等を強引にとりつけている。
先輩として青島に所轄の刑事の現実等を教え、「刑事はヒーローではなく公務員」等と冷めたようなところを見せる事があるものの、今の仕事にはやり甲斐を感じており、それなりに充実した日々を送れている模様。
青島と何度か事件の捜査で組むうちに良きパートナーとなり、『THE FINAL』でからあげ屋を営む夫婦に青島と扮した際には息の合ったところを見せていた。
もはや夫婦と言っても何ら違和感のない関係となっているが、2人の間には浮いた話が一切なかったりする。
女刑事という肩書きでは男は寄ってこないらしく、合コンでは「スチュワーデス」と嘘をついて参加している。
現在は江葉町の自宅で1人暮らし。両親は大分県に住んでおり、祖母と弟もいる。
「東京都」出身であるはずのすみれが大分弁で話すシーンがあるが、これはスタッフがすみれの本籍地を忘れていたために起きた演出ミスである。
後に「両親は共に大分出身で、東京在住時にすみれを出産。現在両親は仕事の都合で大分に戻っている。家で大分弁を使っていたので彼女も覚えてしまっていた」という設定が追加され矛盾は解消された。
性格
非常に正義感が強く、相手が大柄な男であっても臆する事無く立ち向かい回し蹴りや背負い投げをお見舞いする。
曲がった事が大嫌いであり、子供や女性等の弱者を傷つけるような犯罪者は決して許さない。
また相手が間違っていると思えば、たとえ警察や省庁の幹部が相手でも決して怯む事なく凛とした態度で立ち向かう。
事件が権力で揉み消される事も非常に嫌っており、政治家の息子が起こした窃盗事件の捜査に圧力がかかると聞かされた時には「現場に政治を持ち込まないで!!」と怒りを露にしていた。*1
口癖は「こりゃ失敬」。
クールで強い女性のイメージが強いが、過去にストーカー被害に遭った事で心に深い傷を負っており、それ以来背後に立たれたり、事件のあった火曜日の夜に1人でいる事に恐怖を覚えるようになっている。
この時の経験から、弱者を巻き込む卑劣な犯罪者を絶対に許さないという強い意志を持つようになった。
恋愛よりも食事が好きな健啖家で、彼女のデスクには大量のカップラーメンが常備されている。
また捜査会議が行われる度に、本庁の刑事だけ特注の弁当を食べられる事を羨ましがっている。
能力・特技
優秀な刑事であり、作中ではその手腕で何度もスリや窃盗犯を検挙している。
『THE MOVIE』と『THE MOVIE2』の間の5年間には、1都5県に跨る大規模なスリグループを一斉検挙し、警視総監賞を受賞していた。これ以外にも過去に4回ほど賞を受けているらしい。
刑事なので体術の心得があり、柔道は2段の腕前である。
お見合いで着物を着ていた時にも、犯人を取り押さえるためにそのままの格好で回し蹴りをお見舞いしていた。
似顔絵を描くのが得意なので、目撃者の証言から似顔絵を作成して殺人事件等の捜査に協力する事もある。
経歴
1989年。
東京都立城東高等学校卒業後に警視庁巡査を拝命。
1990年に三日町警察署地域課に配属される。
1991年に同署交通課に異動となるが、1993年に警視庁総務部婦人留置係勤務を言い渡される。
だが本庁ではまともな仕事をやらせてもらえず、飲み屋で上司の酒をついでいるほうの時間が長かったため、今でもその事を根に持っている。
1994年に巡査部長に昇進。湾岸署勤務となり、刑事課盗犯係に配属される。
本庁にいた時よりも充実した日々を送り、とある男性と婚約までしていたが、アニメオタクの男に「ピンクサファイアに似ている」という理由だけで付きまとわれるようになる。
そのストーカー男をひったくりの容疑で逮捕する事は出来たものの、彼に襲われた時に右腕に傷を負ってしまう。
そしてその傷を理由に婚約を解消し、傷を隠すために夏場でも長袖を着るようになる*2。
ストーカーに襲われた事は今でもトラウマになっており、これ以来自分の背後に立たれる事に恐怖するようになった。
1996年にストーカーの男が刑期を終えて出所する。
それ以来、毎週火曜日に男にストーキングされるようになり、自分の身を守るために火曜日の夜は極力1人にならないようにしている。
活躍
1997年。
湾岸署に配属された青島と出会い、先輩として所轄の刑事の現実を教える。
暴走しがちな青島に釘を刺す事もあるが、青島に負けないほど正義感は強いため、彼と協力して様々な事件を解決していった。
金曜日の深夜に帰宅していた際、ストーカー男に襲われ負傷。
再び男に襲われた事で過去の記憶が蘇り思わず怯えるが、都内各所で同一犯の仕業と思われる傷害事件が発生したので、危険を承知で囮になり男を誘き寄せる。
襲われそうになっていたところを青島に助けられ、事件の決着をつけるために自分で犯人を確保。
そして今も尚すみれをピンクサファイアと思い込み話しかけてくる男に、ピンクサファイアの必殺技「サファイアキック」を食らわせ黙らせていた。
『秋SP』では、容疑者の女性の動機が男性の暴力である事を知り、彼女に自首を勧める為に接触を図る。
だが待ち合わせ場所には本庁の捜査員が集結していたので、ここでようやく今までずっと青島と和久平八郎に監視されていた事に気づく。
そしてその依頼者が室井慎次だと知ると彼に嫌悪感を抱き、仕事への情熱もなくなってしまった。
これを機に警察を辞めようとまで考えるが、青島の言葉を受けて辞職を思い止まった。
『THE MOVIE2』では、銃を振り回す犯人から子供を守ろうとして銃撃され、左肩を負傷する。
出血多量で病院に運ばれるが幸い命に別状はなく、5日後には元気に動き回り病院内にいた窃盗犯を逮捕している。
だが『THE MOVIE3』で「前に撃たれたところがキリキリ痛む」と左肩に痛みを感じており、『THE FINAL』で残留物によって後遺症が残っている事が発覚する。
これにより刑事としての肉体的な限界を感じ、辞職して両親のいる大分へ戻る事を決断した。
青島に別れを告げた後で大分行きの夜行バスへ乗り込むが、その車内で青島が辞職の危機に晒されている事を知る。
そして和久伸次郎の連絡で青島が犯人を追っている事を知ると、青島を助けるために運転手達を下ろして夜行バスで現場へ急行した。
現場到着後はバスごと倉庫に突っ込むが、倒れたバスから何とか這い出てくる。
その後は青島と抱きしめあい恋人のような会話を交わしていた。
その他
『THE FINAL』の青島と抱きしめあうシーン以降、彼女の出番は一切ない。
またバスから這い出てきた時には、一瞬だけだがすみれの体が透けているように見えるところがある。
これは監督の本広克行が「もし恩田すみれが既に亡くなっていたとしたら」という前提でこのシーンの撮影に望んだからであり、すみれの体が透けているように見えるのも「あれは幽霊か幻」と思わせる為の演出であるらしい。
但しこれはあくまで裏設定であり、本広氏もインタビューにおいて「すみれは死んだ」という明確な答えは出していない為、すみれが死亡しているか否かは今でも謎のままとなっている。
追記に大きいも小さいもない。修正は修正!!
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▷ コメント欄
- 撃たれた負傷がたたって死んだのかな? -- 名無しさん (2020-06-16 22:59:44)
- あの後冒頭で夫婦役やってたみたいに本当に青島さんと結婚しててほしい… -- 名無しさん (2021-07-03 12:29:16)
- 真下の息子送ってきたなら生きてんじゃない？エピローグの写真はインナーの色違うみたいだし。ただ青島君刑事やめるかねって言うのはネックだけど -- 名無しさん (2023-08-09 01:19:57)
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*2 『踊る大ソウル線』では半袖を着ており傷もなくなっているが、これは情報特番のようなものなので気にしなくていいものと思われる。
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