レンジャー(千年戦争アイギス)

ページ名:レンジャー_千年戦争アイギス_

登録日:2018/03/26 Mon 23:53:15
更新日:2024/02/19 Mon 13:45:51NEW!
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千年戦争アイギス レンジャー クラス アイギス トラップマスター ハイレンジャー マスターレンジャー アークワーデン



レンジャーとは、DMMのブラウザゲーム千年戦争アイギスのクラスのひとつである。


レンジャー ―(CC)→ ハイレンジャー ―(第一覚醒)→ マスターレンジャー ―(第二覚醒)→ アークワーデン or トラップマスター



・クラスの特徴


ファンタジー作品におけるレンジャー(野伏)のイメージ通り、その手に持つ弓を使って射撃をする、アーチャーに続く第二の弓兵。
出撃コストや攻撃力、速度はアーチャーのそれと大差なく、空中の敵を優先的に攻撃することも同じである。


しかし、レンジャーはアーチャーと異なり空中の敵に対して攻撃力が上がらない
またCC、覚醒しても弾速が上がらず矢がフワッと飛んでいくため、無駄打ちが多くなりがちという弱点もある。


これだけではアーチャーの下位互換になってしまうが、それを補うためにレンジャーが持つ特性が、悪天候無効そしてトラップトークンである


悪天候無効は読んで字の如しで、悪天候による影響を受けない。
アイギスではマップによっては霧・豪雨・吹雪などが発生することがあり、それぞれ効果があるが大抵に共通することは、ユニットの射程が短くなることである。
遠距離殺しとも言えるこの効果を、レンジャーは自前で克服できるのだ。
(ただし悪天候が発生するのはイベントマップ限定で、あまり頻繁には来ないので持て余すことも少なくなかったり)


もう1つの特徴であるトラップトークンは近接マスに設置できるトークンで、見た目はまんまトラバサミ。
あらかじめ設置しておき、敵が触れた瞬間に起動して相手にダメージを負わせつつ少しの間足を止めさせる。
使い捨てだがその分たくさん所持でき、出撃枠を使わずに3つまで同時に設置できる。覚醒させた前衛軍師の力を借りると丁度0コストになるほどの軽さなので、どんどんトラップを設置するのがレンジャーを使いこなすコツだ。


――と、全体的に地上部隊への攻撃に重きをおいたアーチャーがレンジャーである。



実装は2015年3月とそれなりに古いが、ブラックの実装は2018年8月とかなり遅かった。
その代わりなのか、ブラックの1つ下のプラチナユニットは5人と多く、そのうち3人がイベント配布ユニットである。
これはソルジャーヒーラーローグウィッチ・・・など、いわゆる「基本職」に肩を並べる多さとなっている。



第二覚醒は悪天候メタ強化の「アークワーデン」とトラップ強化の「トラップマスター」となる。
アークワーデンは耐久を軸に強化され、射程も+40と大幅に伸びる。
また悪天候時は攻撃力が1.5倍になり、悪天候中のコストもレンジャー系の他のクラスよりも更に1下がる。
トラップマスターは非悪天候時の攻撃力がアークワーデンよりも伸び、敵の防御力を永続で50%下げる最上級トラップが設置可能になる。
罠にかかった敵はその場に4秒停止するように効果時間も伸びた。





・ユニット一覧


●シルバー


  • 帝国遊撃兵エリック

軽薄そうなニヤケ面が残念なイケメン、性格は男性版ツンデレとでもいうべきもの(男性向けエロゲーでやられても誰得感が漂う)
レンジャーで唯一の男性、唯一の銀レアリティ、男性ユニット唯一のトークン職と、オンリーワン尽くしのさりげなくすごい男
・・・・・・ではあるのだが、いかんせん開催が不定期な帝国ガチャであるため、すでに持っているであろう他の弓兵を押しのけて採用されるかというと・・・・・・


しかしスキルは攻撃アップしながらレンジャーの手数で即死もばら撒ける「暗殺」、レベル55アビリティは単純にダメージ期待値を上げる「影矢」と、シンプルながらも損をしにくい構成になっている。
帝国縛り・男性縛り・銀縛りマップがいつ来てもいいように、余裕を見て育成してみてはいかがだろうか?




●ゴールド


  • 緑森の番人フウカ

唯一の金ユニット。深緑のフードをかぶり、これから罠を仕掛けるかのように片膝を立てているいかにも森の民といった風貌。
初めて実装されたレンジャーで、以降レンジャーは「○○森の番人」という肩書きになることが多い。


スキルは「ダブルショット」で、単純ながらDPS向上に使えるスキル、防御高い相手にカキンされてしまうと無力なのはご愛嬌。
覚醒アビリティは「トークン所持数+3」そもそもレンジャーのトラップトークンはたっぷりあるため、このスキルの範囲に入るまで使い尽くせるかと言われたら難しいところ。
スキル覚醒で「レッグスナイプ」となりダブルショットは失うものの、攻撃力アップに加えて足止め効果が付く、攻撃アップによりカキンされにくくなるのは嬉しい。トラップと併せて足止めに特化する形か。


  • 破魔の森番フウカ

  • ちびロヴィニア

  • ちびローザ

●プラチナ


  • 聖森の番人リコラ

ポニーテールが眩しい少女、試練イベント「暗黒騎士と聖なる森の番人」で実装された最初のプラチナレンジャー。
オオカミが友達で常に連れている。


スキルは「隠密」
アーチャーのリタが持っているスキルと同一で、スキル時間中攻撃の対象にならない。
オマケ効果を持っていない分回転に優れ、最大50秒のスキル時間に対して30秒で再使用できる。


覚醒アビリティは「射撃優先」
飛行敵よりも遠距離攻撃をする敵を最優先で攻撃するようになり、攻撃力も微増。
隠密を持つリコラとの相性は良好で、射撃エネミー=遠距離マスにいる自分に攻撃できるエネミーを一方的に処理しながら残った敵部隊を安全に攻撃できるようになる。


スキル覚醒で「無影」となり、攻撃力が僅かに下がってしまうもののスキル時間が更に増加、65秒隠密の15秒リチャージという脅威の隠密性能を発揮する。
これはフィールドにいる時間の実に8割の間隠密状態でいる計算になる。
そのため、回復役への負担が少なく、他のユニットでは真似できない位置に配置するという独自の運用が出来る。




  • 神森の守護妖精スプラ

長く尖った耳、腰まであるブロンドヘア、穏やかな物腰、身の丈ほどある木弓に咲いた花・・・と、森エルフのお手本とでも言うべき姿をしている。非常に世間知らずで、寝室1ではまさかの展開に多くのプレイヤーの腹筋を破壊度肝を抜いた。
5人いるプラチナレンジャーの中で唯一、通常の神殿から出て来る(かもしれない)。


エルフ種族特有の低耐久高火力に加え、好感度ボーナスが射程に乗るなど攻撃性能では随一。
スキルは「ドリアードの妖精弓」
矢が当たった相手に蔦が絡むような演出が発生し、攻撃が弾かれなくなると同時に鈍足効果を付与という、手数で攻めるタイプのレンジャーにはありがたい効果。
また回転がそこそこいいので、スキル時間中は隠密状態になれる覚醒アビリティ「エルフの隠れ身」の恩恵を受けるのにも使える。


スキルを覚醒させると「シェイドの魔弓」となり、攻撃速度がとても遅くなる代わりに防御・魔法耐性貫通の範囲攻撃となる。
貫通範囲攻撃は魔界ストミやクラリーチェの使役する闇エレメントで知ってのとおり非常に強力だが、彼女の場合は攻撃力が据え置きの上に攻撃速度低下も重なるため火力はあまり出ない。どちらかと言うと足止めをしたい大物の周りの雑魚を諸共に潰すためのスキルという性格が強く、使用感は別キャラになるので注意しよう。




  • 闇の森の番人アイーダ

牧場イベント「魔蝿の森と呪われし番人」の報酬ユニット、顔にペイントをしヒョウ柄の衣装を纏っている密林の部族のひとり。
ストーリーやイベントにもたびたび敵として出てくる魔蝿ベルゼビュートのことを彼女の一族は信奉してきたが、騙されていたのだと真実を知り、王子軍に助けられたため仲間に加わった。


スキル「スピリットイーグル」はヴァンパイアハンターのスーのものと同じであり、高倍率の攻撃アップに相手の速度を下げる効果が付いている。
ブラックユニットのスキルだけあり、鈍足の効果時間が他に比べ強力なのがアイーダの個性、攻撃が続く限り相手は通常の速度で歩けない。
ただしその分か素の攻撃力は低め、スキルが強みなのでしっかり育てよう。デイリー復刻しているのでスー本人のスキル餌にもなれたりする。
覚醒アビリティは「トラップトークンの攻撃力+10%」、これによりトラップの攻撃力は900台に乗る、地味ながらもほぼ確実に発揮される効果でもある。


スキル覚醒は「魔蝿の祝福」(信仰は捨てたはずでは・・・?)
敵として出てくるベルゼビュートがやってくるように、周囲の敵の攻撃力を下げる、呪術師のような効果。
まるっきり別スキルになってしまうのでスキル覚醒するかは考えてからにしよう。




  • 帝国遊撃兵ローザ

エリックと同じく白の帝国所属の遊撃兵、帝国限定ガチャ出身なので入手機会は非常に限られる。
鋭い目つきに拒絶するような仕草で剣呑な印象を受けるが、こっそりとリスに餌付けをするなど可愛らしい趣味がある。
その趣味がきっかけとなって王子に屋外(自主規制)され軍の仲間とも打ち解けられたようだ。


スキルは火力上昇とまれに即死効果を併せ持つ「暗殺Ⅱ」、エリックの上位スキルである。(彼といい帝国軍遊撃兵は暗殺部隊も兼ねているのだろうか?)
覚醒アビリティは「帝国薬草術」で、効果は味方全体へのHPリジェネ。エンジェルの一部が持つそれとは違い、攻撃しながら回復も平行して行ってくれるので地味ながら確実にありがたい効果で、アイギス全体で見ても地味に貴重*1
ヒーラーの補助になるほか、毒や溶岩のスリップダメージの軽減にも活用できる。そのため彼女はレンジャーのクラススキルと併せて大体のマップ効果に耐性を持てていると言える。


スキル覚醒は「ヒュドラの矢毒」
元々短かったスキル時間をさらに縮めた代わりに攻撃倍率がさらに上がり、何よりも即死確率が「高確率」に変化する。
この表記がなされているのは現状ソードマスター=単発スキルでしか使えない剣士レイブンと、あとはこのローザくらいのもので、弓兵の攻撃速度から巻き起こされる即死エフェクトの嵐は非常に爽快
スキル時間中であれば、HPが妙に高くて苦労するデーモンだろうと、下手にHPを減らすと本気モードになるオークの群れだろうと、厄介な自動回復を持つトレントだろうと、攻撃力を激減させてくるベルゼビュートの眷族だろうと、皆一様にローザの前に屍の山を築くのである。
また攻撃力の倍率も即死のオマケとしてはなかなか高く、即死が通じない状況でも火力役としてそこそこ役立つのも嬉しい所。




  • 魔界森の番人リナリア

イベント「魔王軍の胎動」で加入した、割と新顔のレンジャー。魔王軍を追って魔界を進む王子軍のことを、自らの故郷である魔界の森を襲いに来た相手だと勘違いし、森を守るために立ち上がった。
他のレンジャーに比べてあどけない印象を受ける少女で、おとぎ話の王子様に憧れ、お姫様を夢見る女の子。とはいえダークエルフなので見た目どおりの年齢とは限らないし、彼女の足元から腐海にでも生えてそうな、おそらく魔界の植物が生えてきており、どこか不気味な印象も受ける。


覚醒前からアビリティ「魔界適正」を所持しており、これがリナリアの強みとなる。魔界ステージ特有の序盤のコスト&デバフ攻めにおいて、神器王子を出すまでの間の戦力としてインプ軍団の殲滅に頼れる存在である。
覚醒するとこれが「魔界森の加護」に変化し、魔界適正に加えてランダムで攻撃を無効化できるようになるが、心もとない確率なのであまりアテにならない。好感度ボーナスで多少補えるとはいえ、後衛ユニ+エルフ補正もあって非常にもろいため攻撃が当たるような配置にはしないほうが無難。


スキルは「エルヴンアロー」
これまでのレンジャー内でいそうでいなかった射程増加+もはやおなじみの鈍足効果。
射程増加と鈍足の相性はよく、早い段階から敵を足止めできるようになる、しかし鈍足効果はアイーダなどには及ばず、パイレーツの攻撃のように敵が一瞬ノックバックする程度。
スキル覚醒すると「闇エルフの速弓術」となり、スキル時間こそ下がってしまうものの、射程倍率と鈍足効果据え置き、攻撃力上昇が追加、弾かれ無効、弾即上昇と盛りだくさんの内容。
基本的にはスキル覚醒させるメリットが大きいだろう。


  • 真夏のいざないローザ

●ブラック


  • 陽炎の森番ロヴィニア

職の実装から実に3年以上かかって登場したガチャ黒レンジャー。世界樹の出身で、予言されている災厄に対抗できる戦士を探しているお調子者のお姉さん。
兎耳っぽい帽子をかぶっているが、種族はハーフエルフである。同郷のシュシュとキャロップは兎耳の獣人だが、何か関係があるのだろうか?


エルフ特性による高い攻撃力に加えて好感度ボーナスに硬直軽減を持ち、同職内ではトップの基礎火力を持つ。さすがは黒ユニといった所か。



スキルは永続で射程強化かつ隠密状態になり、自身への状態異常も無効化する「霧幻の弓矢」。
覚醒スキルは永続で攻撃力を強化し、トラップのストックを増やす「強弓の構え」。初回発動後はクールタイムを挟み、S覚醒前の霧幻の弓矢に変化する。


永続隠密で長射程の攻撃をばら撒き続けるという特性を持ち、適当に前線に置いておけば敵が出現する端からどんどん間引いてくれる。配置1秒で永続隠密なので敵の攻撃も気にする必要はないし、長射程のおかげで攻撃しない手隙時間が短いので総ダメージ量はなかなかのもの。
スキル覚醒すると物足りなかった攻撃力も上がり隙が無くなるが、隠密化に時間が掛かるようになるので敵の攻撃が激しいマップだと運用に工夫が必要になる。どちらが良いかはケースバイケースだが、難関マップでの起用機会や他の隠密持ちとの差別化を考えるとS覚醒の方が役割は持たせやすいか。


弱点は黒ユニの割に攻撃力が低く、連射スキルでもないのでDPSは大したことが無い点。ここはどうしようもないので対大物は他のユニットに任せよう。
またレンジャー故に弾速が遅く、長射程や硬直軽減と相まって無駄撃ちが発生しがちなのも玉に瑕。



アビリティ「世界樹の番人」は魔獣や獣人への攻撃力強化効果で、覚醒後の「神樹の霊験」は確率で攻撃力アップかつ獣へは100%発動するという獣特効持ちである。
ニッチな効果で役に立たないマップの方が多いが、獣の多いマップでは八面六臂の活躍を見せてくれる。
特に魔神バルバトスに対してはアビリティ、スキル、悪天候無効の全てがハマることから抜群に相性が良く、冗談めかしてバルバトスを狩るために生まれてきたユニットとか言われることも。


  • 陽炎の新入生ロヴィニア

●余談


森林で活動することが多いからか、殆どのユニットがナイフを携帯している、遠距離ユニットとしてこの共通点は珍しい。
なお、覚醒前後どちらでもナイフ所持はしていないのはエルフふたりであるが、代わりといわんばかりにスプラは大型のネコ科の獣、リナリアは得体の知れない魔界植物を従えている。
ちなみにリコラはナイフも持ってるし狼もいる。ロヴィニアは逆にナイフも獣もない。




追記・修整は罠を張りながらお願いします。




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  • レンジャーのブラックも実装されたけど所持率低いのかあんまり話題に出てこないねぇ -- 名無しさん (2018-10-19 23:00:43)
  • 実装時から対バルバトス特化って言われてたし、本番は来週の復刻バルバトスかもね。 -- 名無しさん (2018-10-19 23:34:33)
  • 悪天候マップではワーデンロヴィニアさんが猛威を振るうように。ガルダ戦や塔17階では居ると居ないじゃ大違い -- 名無しさん (2020-05-19 14:52:45)

#comment

*1 ビショップ第二覚醒先のパトリアーク、帝国のドルイドであるミステル、ブラックサモナーのファルネなど

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