マギルゥ

登録日：2017/05/05 Fri 20:30:00
更新日：2024/02/06 Tue 11:04:19
所要時間：約 10 分で読めます

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toz tobe toz-x 災禍の顕主御一行 魔女 奇術師 佐藤聡美 マギルゥ 対魔士 刻遺の語り部

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ま、どーでもいいがの♪

CV:佐藤聡美

『テイルズ オブ ベルセリア』の登場人物。

プロフィール

年齢：？？？（外見年齢は10代）
性別：女性
身長：160cm
戦闘タイプ：魔女
ブレイクソウル：スペルアブゾーバー
出身：？？？

概要

「魔女」を自称する胡散臭い少女（？）。
大きなとんがり帽子と派手で奇抜な装束が特徴。
フルネームは「マジギギカ・ミルディン・ド・ディン・ノルルン・ドゥ」で「隣の客はよく柿食う客だ」の「カキクウ」のイントネーションでマギルゥとのこと。

監獄島に収監されていたところ、ベルベット・クラウ達が起こした騒動に乗じて脱獄。
暇潰しと称してその後も同行するようになる。

ロクロウ・ランゲツと共にベルベットの最初期からの同行者だが、戦闘に参加するようになるのは序盤の終わりからで非常に遅い。
元々ノルミン聖隷のビエンフーと共に旅芸人・奇術師として旅していたのだが、ドが過ぎる扱いの過酷さから脱走されてしまう。
おまけに聖寮から詐欺師として容疑をかけられ監獄島に囚われていた。

ビエンフーはエレノア・ヒュームの使役聖隷となっており、ローグレス離宮での大司教暗殺の際に無理やり再契約し元鞘に収まった。

聖隷を使役するため事実上の対魔士のはずだが、本人は頑なに否定し「魔女」だと言い張っている。
見た目・言動・行動の全てが胡散臭さMAXなので、ベルベット達からスルーされることもしばしば。
ただし聖寮や聖隷について現役対魔士のエレノアや聖隷のアイゼンに匹敵する程の知識を持っており、業魔病の正体も知っている。
中盤ではマギルゥの助言を頼りに行動方針を決めることもあった。

性格は上述の通りいい加減で大体適当。「どーでもいい」が口癖の皮肉屋でもある。
一人称が「儂」で語尾に「～のじゃ」をつける老人口調なのも一層胡散臭さを掻き立てる。
パーティの中ではムードメーカー的ポジションに相当するが、言動の殆どが演技がかっており本性を隠している。
周りが見えなくなるベルベットに対し非情とも言える正論を投げかけて現実に引き戻す等、重要かつ黒い面を見せることも。

ビエンフーの語る昔話や、その真名等から昔は純粋で夢見がちな性格だったことがうかがえる。
本人は黒歴史として無かったことにしたいらしい。

服装が奇抜で、特に腰に下げた大量の魔導書がスカートのようになっている。
魔導書を上げると必然的にスカートを捲るような図となるので、エレノアからは「公序良俗に反している」「ライフィセットの教育に悪い」と怒られた。

ビエンフーとは幼い頃からの付き合いで固い絆で結ばれている……のだがその愛情は相当歪んでおり、虐待同然の扱いをして非情に恐れられている。
ただし、ビエンフーの性格自体相当癖があるので、それを上手く制御できているとも言える。

ビエンフー

CV:永澤菜教

マギルゥの使役するノルミン聖隷。
顔を覆う程の大きなシルクハットが特徴。
年齢は150歳で聖隷としては若い…というか幼い部類に入る。

スケベな性格な上に空気が読めないため、殆どの場面で女性陣からぞんざいに扱われている。
ライフィセットに対しては先輩を気取っているが、筋金入りのKY振りのおかげで全てが台無し。
あんまり同情できない残念なマスコット枠。

本名は「ノルミン・ブレイブ」だが完全に名前負けしているので名乗りたがらない。
シルクハットの下はノルミン聖隷随一のイケメンだとか。

真名はマギルゥと出会った頃につけられた「フューシィ＝カス」。
マギルゥはブタザルの意味だと言い張っているが、実際の意味は「可愛い帽子♡」。マギルゥェ…
なお、エレノアと契約していた頃の真名は「イジューム＝ハイ＝リィ＝エジャム（理想のための試練）」。ビエンフーェ…

キャラクター性能

ライフィセットと並ぶ後衛魔法使い型。
装備は式神で、歴代作品のパロディネタが豊富。
歴代の一部の術士と同じく詠唱が適当で、疑問形のものが多い。
何と言っても最大の特徴は後述のスペルアブゾーバー。
前作『テイルズ オブ ゼスティリア』では敵術士が異常なまでに強力で批判対象の一つになっていたが、これはそれに対する解答と言える。
実は術を使うより肉弾戦の特技「霊揺（たまゆら、通称なっがれぼしー☆）」が高性能すぎるので、これを4連発していた方が強い。

ブレイクソウル「スペルアブゾーバー」
敵の詠唱をキャンセルし力を吸収、専用ゲージがMAXになるとランダムで様々な秘術を放つ。
発動した時点で詠唱されている術全てをキャンセルする上に秘術は全て強力、おまけに味方の詠唱時間を短縮する効果もある。
チートに片足を突っ込んでいるが、高難度でプレイしようとするとこれがなければやっていられない。
特定条件達成で強力な秘術 「フォースデトネイター」を習得する。
なおこれとなっがれぼしー☆連打による回復ループも強力だったりする。

秘奥義

今じゃー！

• 光翼天翔くん

伸びろ！伸びろー！

第一秘奥義。消費BG：3。
天高く伸ばした式神を敵めがけて振り下ろす。
『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリ・ローウェルの第二秘奥義「天翔光翼剣」のパク…パロディ技。
残念ながら威力を百倍にはできない。

• グッド・ホールディング

ふーっと吹けば、飛び出すぞー！
わんさか来るぞー！じゃんじゃん行くぞー！

第二秘奥義。消費BG：4。発動条件：8連携以上。
増殖させた式神で敵をお手玉した後、突撃させて花火を打ち上げる。

• フォーティナイン・ノルン

我が許に来たりしは四十九の軍勢！
この雨霰耐え得るか！いやいっそ楽になれ！
フィニッシュじゃー！

第三秘奥義。消費BG：5。発動条件：フォースデトネイター発動中。
ビエンフー含むノルミン聖隷49体を突撃させる。HIT数もちゃんと49HIT。

• ペネトレイト・エクセリオン

念には念のビッグフュージョンじゃー！

エレノアとの合体秘奥義。消費BG：5（2人とも）。発動条件：連携中にスイッチブラストで相方と入れ替わる。
エレノアが投擲した槍をマギルゥが巨大化させ、敵を貫いた後に上空に打ち上げる。

劇中での活躍

ベルベット達と監獄島から脱獄し行動を共にするが、戦えないので聖寮に囚われて情報を喋ったり足を引っ張ることも。
ローグレス離宮の一件でビエンフーと再契約し、元鞘に収まる。

導師暗殺に失敗した後の行動方針として、カノヌシに関する古文書解読のためノルミン聖隷のグリモワールを訪ねることを提案。
古文書解読、及びハリル村の一件で各地脈点に配置された喰魔達を引き剥がして保護していくことになる。

ベルベットの故郷であるアバル村に向かった際、幻術に囚われていることに感付いていたがベルベットの選択を見たかったため敢えて言及しなかった。
この時に遭遇した特等対魔士メルキオルに対し意味深な反応をする。

本名は「マギラニカ・ルゥ・メーヴィン」
メルキオル・メーヴィンの養女でS-4の階位に列せられる欠番の特等対魔士。
高い霊応力故に幼い頃から聖隷を見ることができたため、それを気味悪がった両親に見世物一座に売り飛ばされた過去を持つ。
奴隷同然の扱いで働かされていたところ、マギラニカの才能に目をつけたメルキオルが一座を事故に見せかけて始末し養女として迎えられる。
メルキオルの後継者として次代の筆頭対魔士の影となるべく英才教育を施されたが、10年前に最後の試練で失敗した結果見限られ、幻術で心を壊された上で放り出された。
その後はグリモワールの元に身を寄せ、ビエンフーの献身もあって立ち直り、旅芸人として生きる術を身に着けた後に旅に出た。

聖寮に動きが読まれる事態が発生し、内通者の存在が疑われていたが、何とその内通者はビエンフーだった。
マギルゥとの契約術式の上から行動を強制する術式を掛けられており、改めてメルキオルの悪辣さを認識する。

監獄島に現れたカノヌシの地脈に引きずり込まれた際一人だけ脱出に成功し、聖寮の極秘施設ザ・カリスで待ち受けていたメルキオルから地脈の裂け目を守る。
心を完全に破壊される寸前まで追い詰められたところで、真実を知って尚前に進むことを決めたベルベット達が到着。
その覚悟を見たことで改めて「マギルゥ・メーヴィン」を名乗って聖寮と敵対することを決める。

キララウス火山での特等との決戦では、直前に現れたメルキオルに対し、彼らの掲げる理想世界を「気色悪い」と一蹴し「看取ってやる」と宣言。
火山頂上のメルキオル戦では、土壇場で幻術を使って体勢を崩させ勝利に貢献した。

最終決戦後は「刻遺の語り部」として世界の真実を伝承するための旅に出る様子が描かれた。

テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス

監獄島に収監されていないばかりか、式神に乗って島に飛んでくる。
ベルベット達とのやりとりこそゲーム版と同様だがドラゴンとの戦いにも参戦しており、ビエンフーとの契約が切られていない模様。

刻遺の語り部としては数百年前にローランス帝国のドラゴニア家に1000年前の戦いと穢れについての真実を伝え、誓約を解いた結果死亡した。

ゲーム版と比べて童顔に描かれているのでちょっと可愛い。

余談

マギルゥが失敗した最後の試練とは、「幻術で再現された今は亡き故郷を壊す」こと。
自分を気味悪がって売り払った両親が幻術の中では優しく接してくれることに感激し、試練をクリアできなかった。
この結果心を壊されたが、グリモワールの推測では慕っていたメルキオルに見限られたことが決定的な要因だった模様。

最後まで年齢不詳だが、所属していた見世物一座の事故について中年くらいのモブが「俺の若い頃にあった」と話している。
その後のマギルゥの反応も踏まえると、おおよそ三十路らしい。
外見年齢こそ10代だが身長はそれなりにあるし、妙にリアルな年齢なのでロリババアとも言えない絶妙な設定である。
なお、歳を取っていないのはメルキオルを超えるために早い段階から「身体的成長と引き換えに霊応力を強化する」誓約を行ったため。
それを差し引いても、どことは言わないが可哀そうなほど貧相である…多分成長期に栄養を十分得られなかったのだろう。代わりに腋がいい。

『TOZ』でメーヴィンから語られた、刻遺の語り部の役割を創始した「始まりのメーヴィン」はマギルゥのこと。
始まりのメーヴィンが犯した罪が「災禍の顕主に従い、導師を倒して理想世界を破壊したこと」になると思われる。
また、マギルゥのものかは不明だが「女吟遊詩人メーヴィン」の墓を訪れることができる。
ちなみにメーヴィンという名前は「看取る者」を意味する。

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▷ コメント欄

• 初期設定は巨乳キャラだったらしい -- 名無しさん (2017-05-05 21:09:29)
• マギンプイ！ -- 名無しさん (2017-05-05 21:24:40)
• 最近ベルセリアの項目が増えつつあるな　このままゼスティリアも・・・？ -- 名無しさん (2017-05-05 22:08:42)
• ビエンフーは猫型ノルミンだったな -- 名無しさん (2017-05-06 12:25:43)
• マギリュちゃんかわいい -- 名無しさん (2017-05-06 17:15:04)
• 箒に乗って空を飛ぶのは好かんらしいがアーチェの衣装がある人 -- 名無しさん (2017-05-07 11:03:29)
• マギンプイ♪by三十路女←これは酷い… -- 名無しさん (2017-07-01 13:20:14)
• だがそれがいい -- 名無しさん (2019-03-20 12:16:00)
• テイルズオブシリーズの中でもトップクラスに好きなキャラ -- 名無しさん (2019-05-23 01:36:32)
• ただのギャグキャラかと思いきや、ベルベットに次いでメンバー中トップクラスに闇が深い子 -- 名無しさん (2020-01-07 08:57:05)

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